JPS6041597Y2 - ギタ−等の調弦補助装置 - Google Patents
ギタ−等の調弦補助装置Info
- Publication number
- JPS6041597Y2 JPS6041597Y2 JP18206780U JP18206780U JPS6041597Y2 JP S6041597 Y2 JPS6041597 Y2 JP S6041597Y2 JP 18206780 U JP18206780 U JP 18206780U JP 18206780 U JP18206780 U JP 18206780U JP S6041597 Y2 JPS6041597 Y2 JP S6041597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- string
- note
- fret
- tuning
- fingers
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Stringed Musical Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はギター等をはじめとする、さお部分にフレットを
備えた弦楽器の調弦補助装置に関するものである。
備えた弦楽器の調弦補助装置に関するものである。
第1図によりギターを例としてその調弦を説明すると、
先ず第(5)弦を調子笛等の基準音によりA音に合せ、
第(5)弦の第■フレットを押えてD音を得、そのD音
を記憶しつつ左手で第(4)弦の糸巻を回動し、第(4
)弦を第(5)弦の第■フレットのD音に正しく合せる
。
先ず第(5)弦を調子笛等の基準音によりA音に合せ、
第(5)弦の第■フレットを押えてD音を得、そのD音
を記憶しつつ左手で第(4)弦の糸巻を回動し、第(4
)弦を第(5)弦の第■フレットのD音に正しく合せる
。
以下同様に、第(4)弦の第■フレットにより得たG音
で第(3)弦を調弦し、第(3)弦の第■フレットで得
たB音により第(2)弦を調弦し、第(2)弦の第■フ
レットで得たE音により第(1)弦を調弦する。
で第(3)弦を調弦し、第(3)弦の第■フレットで得
たB音により第(2)弦を調弦し、第(2)弦の第■フ
レットで得たE音により第(1)弦を調弦する。
最後に、第(6)弦を第(1)弦の2オクターブ下のE
音に合せるのであるが、第(6)弦を調弦するための基
準音を第(5)乃至第(1)弦中に求める事はできない
ので、第(4)弦の第■フレットにより得られる1オク
ターブ上のE音を手がかりに第(6)弦を調弦するか、
又は逆に、第(5)弦の開放音Aによって、第(6)弦
の第■フレットを押さえた音を前述A音に合せる方法を
採る。
音に合せるのであるが、第(6)弦を調弦するための基
準音を第(5)乃至第(1)弦中に求める事はできない
ので、第(4)弦の第■フレットにより得られる1オク
ターブ上のE音を手がかりに第(6)弦を調弦するか、
又は逆に、第(5)弦の開放音Aによって、第(6)弦
の第■フレットを押さえた音を前述A音に合せる方法を
採る。
第1図に於て(IX2X31(4)(5X6)は弦の番
号、■■■■■■はフレットの番号を示す。
号、■■■■■■はフレットの番号を示す。
また、上方のEADGBEは各弦の開放音を示し、下方
の[F]■◎■■pは各フレットを押さえた時に得られ
る音を示している。
の[F]■◎■■pは各フレットを押さえた時に得られ
る音を示している。
Nはナツトを示し、各弦のための糸巻は便宜上図示され
ていない。
ていない。
第2図はさお部分の断面を示しており、各符号は第1図
に示されたものと同様で、Sはさおを示している。
に示されたものと同様で、Sはさおを示している。
以上の調弦手順は古来から行われてきたもので、最初に
調弦した第(5)弦から、(4X3)(2>(1)と各
フレットを押さえて得た次続の弦の音により合せ、最後
に第(6)弦を合せるのであるが、右ききの奏者の場合
、右手指は各弦をひくために専用し、左手指はフレット
を押さえて基準音を作るためど次続の弦の糸巻きを回動
するために使用するから、フレットを押さえて得た基準
音はすぐに消え、基準音の記憶によっては次続の弦を合
せなければならず、未熟な者は左手指をフレットと糸巻
の間で何度も往復させなければならない。
調弦した第(5)弦から、(4X3)(2>(1)と各
フレットを押さえて得た次続の弦の音により合せ、最後
に第(6)弦を合せるのであるが、右ききの奏者の場合
、右手指は各弦をひくために専用し、左手指はフレット
を押さえて基準音を作るためど次続の弦の糸巻きを回動
するために使用するから、フレットを押さえて得た基準
音はすぐに消え、基準音の記憶によっては次続の弦を合
せなければならず、未熟な者は左手指をフレットと糸巻
の間で何度も往復させなければならない。
本案はその様な問題を解決し、次続の弦のために調律者
が左手指でフレットを押える必要をなくし、左手指は糸
巻を操作する事に専念できるようにし、基準音を出す弦
と調弦すべき弦を同時にひき続ける事ができるようにさ
れている。
が左手指でフレットを押える必要をなくし、左手指は糸
巻を操作する事に専念できるようにし、基準音を出す弦
と調弦すべき弦を同時にひき続ける事ができるようにさ
れている。
第3図及び第4図によりその実施例を説明すると、Sは
ギター等のさお、Nはナツトを示し、このさおSの適当
なフレット(第3図の場合は第■フレット)に本案装置
が嵌着されている。
ギター等のさお、Nはナツトを示し、このさおSの適当
なフレット(第3図の場合は第■フレット)に本案装置
が嵌着されている。
ここに於て、1は弦押圧脚3或は4もしくはその両方を
備えた押圧腕、2はさおSをはさんで弦押圧脚3.4を
フレットに押圧するように設けた支持腕であり、両腕1
,2はブリッジ部6により弾力的に接続されている。
備えた押圧腕、2はさおSをはさんで弦押圧脚3.4を
フレットに押圧するように設けた支持腕であり、両腕1
,2はブリッジ部6により弾力的に接続されている。
5は当接するさおSを傷つけぬように支持腕2に設置さ
れたクッションを示す。
れたクッションを示す。
第3図の例では、すでに第(5)弦が調弦されそれに従
って第(4)弦も調弦された後、第(4)弦を利用して
第(3)弦を調弦する場合が示されており、弦押圧脚4
が第(4)弦の第■フレットを押さえるように装置が嵌
着されている。
って第(4)弦も調弦された後、第(4)弦を利用して
第(3)弦を調弦する場合が示されており、弦押圧脚4
が第(4)弦の第■フレットを押さえるように装置が嵌
着されている。
これにより得られるG音は第(3)弦の開放音であるか
ら、調律者は第(3)弦の糸巻を左手指で回動しながら
、右手指で第(4)弦と第(3)弦を同時にひきならし
、容易に正しく第(3)弦を調弦する事ができる。
ら、調律者は第(3)弦の糸巻を左手指で回動しながら
、右手指で第(4)弦と第(3)弦を同時にひきならし
、容易に正しく第(3)弦を調弦する事ができる。
上記の要領で第(1)弦まで調弦し終ったら、装置を再
び第3図の位置へ戻し、弦押圧脚3が第(6)弦の第■
フレットを押えるように嵌着する。
び第3図の位置へ戻し、弦押圧脚3が第(6)弦の第■
フレットを押えるように嵌着する。
この場合に基準となるのは第(5)弦の開放A音で、調
律者は第(6)弦の糸巻を左手指で回動し、右手指で第
(5)弦と第(6)弦を同時にひきならすことにより、
両者を正しくA音に合せた後、装置を取り外すと第(6
)弦は望ましいE音に調弦されている事になる。
律者は第(6)弦の糸巻を左手指で回動し、右手指で第
(5)弦と第(6)弦を同時にひきならすことにより、
両者を正しくA音に合せた後、装置を取り外すと第(6
)弦は望ましいE音に調弦されている事になる。
本案によると、左手指を糸巻操作のみに専念させると共
に、常に基準音を聴く事ができ且基準音と調弦中の音を
併せて同時にひきならし聴く事ができるので、調律者の
熟練の度合に関係無く、何人も容易且正確に全敗を調律
する事ができる。
に、常に基準音を聴く事ができ且基準音と調弦中の音を
併せて同時にひきならし聴く事ができるので、調律者の
熟練の度合に関係無く、何人も容易且正確に全敗を調律
する事ができる。
第3図に於て、弦押圧脚は一本でも足りるが、さおSに
嵌着した場合の安定度並に使い勝手を考慮して3,4の
二本が図示されている。
嵌着した場合の安定度並に使い勝手を考慮して3,4の
二本が図示されている。
以上の如く本案によると迅速確実な調弦が行える事は勿
論であるが、計測器等を使って調弦を行うものと異り、
常に音を聴きながら作業を行うものであるから、音を聴
きわける能力並に記憶する能力を向上せしめる点に於て
も利点が大きい。
論であるが、計測器等を使って調弦を行うものと異り、
常に音を聴きながら作業を行うものであるから、音を聴
きわける能力並に記憶する能力を向上せしめる点に於て
も利点が大きい。
第1図は調弦に使用する部分のギターのさおの概念的平
面図、第2図はさおの断面図、第3図は第一実施例の使
用状態にある正面図、第4図は第3図に示した本案品の
斜面図である。 1・・押圧腕、2・・支持腕、3,4・・弦押圧脚、5
・・クッション、6・・ブリッジ部、N・・ナツト、S
・・さお。
面図、第2図はさおの断面図、第3図は第一実施例の使
用状態にある正面図、第4図は第3図に示した本案品の
斜面図である。 1・・押圧腕、2・・支持腕、3,4・・弦押圧脚、5
・・クッション、6・・ブリッジ部、N・・ナツト、S
・・さお。
Claims (1)
- 弦押圧脚3及び弦押圧脚4を突設した押圧腕1と、弦押
圧脚に対向する面にクッション5を設置した支持腕2を
、ブリッジ部6により互いに接近するよう弾力的に接続
してなるギター等の調弦補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18206780U JPS6041597Y2 (ja) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | ギタ−等の調弦補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18206780U JPS6041597Y2 (ja) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | ギタ−等の調弦補助装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57105680U JPS57105680U (ja) | 1982-06-29 |
JPS6041597Y2 true JPS6041597Y2 (ja) | 1985-12-18 |
Family
ID=29980101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18206780U Expired JPS6041597Y2 (ja) | 1980-12-18 | 1980-12-18 | ギタ−等の調弦補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041597Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2527889Y2 (ja) * | 1989-03-28 | 1997-03-05 | 晃 小川 | 弦楽器の調弦器 |
JP4450110B1 (ja) * | 2009-06-17 | 2010-04-14 | 守 田辺 | 弦楽器 |
-
1980
- 1980-12-18 JP JP18206780U patent/JPS6041597Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57105680U (ja) | 1982-06-29 |
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