JPS6041484B2 - インパルス性雑音除去方式 - Google Patents

インパルス性雑音除去方式

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JPS6041484B2
JPS6041484B2 JP13222776A JP13222776A JPS6041484B2 JP S6041484 B2 JPS6041484 B2 JP S6041484B2 JP 13222776 A JP13222776 A JP 13222776A JP 13222776 A JP13222776 A JP 13222776A JP S6041484 B2 JPS6041484 B2 JP S6041484B2
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JP
Japan
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switch
signal
circuit
noise
output
Prior art date
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JP13222776A
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JPS5356958A (en
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忠次 徳永
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はFM復調器におけるスレッショルド現象の原因
となるィンパルス性雑音を除去し、スレッショルドレベ
ルを改善するィンパルス性雑音除去方式に関するもので
ある。
FM復調器のスレッショルド現象の原因は、ィンパルス
性雑音の発生によることは良く知られている。
ィンパルス性雑音の発生原因はFM復調器の種類、即ち
位相同期ループ形とかIJミッター・デスクリミネター
形などによって異なるが、このィンパルス性雑音を検出
し、これを除去することによりスレッショルドレベルを
改善することができる。このことは従来より実験的にも
よく確められ、ィソパルス性雑音を検出する手段及びそ
れを除去する手段がいろいろ提案されてきた。特にFM
復調器が位相同期ループ形の可能には特願昭50−81
20ぴ号にてィンパルス性雑音発生原因を解析し、これ
を功妙に利用しィンパルス性雑音を適確に検出している
。しかしこの場合、ィンパルス性雑音は位相同期ループ
の同期はずれが原因であることに着目している為に、位
相同期ループ形FM復調器に限り有効な手段であり、リ
ミッタディスクリミネター形あるいは周波数負帰還周波
数検波形(FMFB形)のFM復調器には使用すること
ができなかった。
FM復調器の種類を問わず従来用いられてきたィンパル
ス性雑音除去の一つの方式は、ウィンドコンパレータ回
路を用いて、ィンパルス性雑音を検出し除去するもので
、第1図のように構成される。即ちFM復調器は入力端
子1に加えられ、FM復調器11により復調され、復調
信号2となる。復調信号2は2分岐され、その一方はウ
ィンドコンパレータ回路を用いたィンパルス性雑音検出
回路15に導かれ、復調信号2の絶対値が最初に決めら
れたある一定レベルを越えた場合はィンパルス性雑音が
発生したと判断される。前記2分岐された復調信号2の
他方は遅延回路12により遅延された後スイッチ13へ
供V給される。スイッチ13はィンパルス性雑音が存在
する時に前記ィンパルス性雑音検出回路15の出力によ
り断にされる。スイッチ13が切断されている時間幅は
大部分のインパルス性雑音の時間幅より、やや長く設定
され、また、スイッチ13が切断されている時刻に復調
信号2中のィンパルス性雑音がちようど一致する様に、
前記遅延回路12の遅延時間が設定される。スイッチ1
3を通過した復調信号は保持回路16を通ぞて低域通過
フィル夕14へ供給される。
保持回路16はスイッチ13が切断されている間、スイ
ッチ13の出力レベルはスイッチが切断される直前のレ
ベルを保持する。従ってィンパルス性雑音検出回路15
が動作し、ィンパルス性雑音が発生したと判断すれば、
そのインパルス性雑音は除去される。但しその間の信号
成分も失われ、直前のレベルで代用されるが、ィンパル
ス性雑音の除去が信号用低域通過フィルター4の前で行
われている為信号が切断保持される時間幅は短か〈、か
つ切断と保持による誘導雑音はフィル夕14を通過する
ことによって平滑されるのでその影響は小である。この
方式の欠点は、ィンパルス性雑音が発生したか否かの判
定基準が、ある一定なしベルに決められてしまっている
ことである。
第2図はFM復調器11からの復調信号2の波形を示し
ている。即ち元の復調信号が正弦波の場合でその復調信
号(復調信号成分)を正弦波4で示し、そこにィンパル
ス性雑音■〜■が重畳されている。第1図に示した方式
に於てィンパルス性雑音と判断する基準は正弦波4の正
のピークより大きいレベルa及び負のピークより小さい
cである。ィンパルス性雑音■及び■は検出レベルa又
はcを超えるからィンパルス性雑音であると判断される
が、ィンパルス性雑音がない時の復調信号(復調信号成
分)のピーク値を超えないィンパルス性雑音■■■■は
、ィンパルス性雑音として検出されない。従ってこの従
来方式ではスレッショルドレベル改善の効果が少ない。
本発明の目的はこの欠点を解決する為に、復調信号のピ
ーク値を超えないィンパルス性雑音をも検出し、これを
除去してスレッショルドレベルを更に改善しようとする
ィンパルス性雑音除去方式を提供するものである。
この発明によれば復調信号を2分し、これ等間に僅かの
時間差を与えて互に差をとることにより、信号成分はほ
とんど除去して、ィンパルス性雑音を検出することによ
り、ィンパルス性雑音のない時の復調信号のピーク値以
下のィンパルス性雑音をも検出して除去する。第3図は
本発明によるィンパルス性雑音除去方式の実施例を示し
、入力端子1より入ったFM復調波はFM復調器11で
復調され、ィンパルス性雑音を復調信号から打ち抜く為
のスイッチ13に供聯合されるが、このスイッチ13及
びその入力側において打ち抜くタイミングを調整する為
の遅延回路12と、スイッチ13が断の時に、断の直前
の復調信号を保持する保持回路16と低域通過フィルタ
回路14とが第1図の場合と同様に設けられる。この実
施例では復調器11の出力端子は遅延回路12に接続さ
れる以外に、差動増幅器17の一方の入力端子に直接接
続され、また遅延回路18を経てから差動増幅器17の
他方の入力端子に接続される。
この時の復調信号成分及びィンパルス性雑音を含んだ復
調信号の様子を第4図に示す。第4図にて実線は復調器
11の出力端子により直接差動増幅器17の一方の入力
端子に供給された信号波形であり、破線は遅延回路18
を経て差動増幅器17の他方の入力端子に接続された信
号波形である。遅延回路18による遅延時間(以下7,
8という)か大部分のィンパルス性雑音のパルス幅程度
の時間に設定される。ィンパルス性雑音のパルス幅は、
もちろんFM復調器によって異るが、復調信号の最高周
波数における繰返し時間よりもはるかに小さいのが普通
である。従ってィンパルス性雑音のパルス幅程度の遅延
時間をもつ遅延回路18の入力側と出力側との信号を引
き算すれば復調信号成分はほとんど出力することなく、
インパルス性雑音のみが検出できることになる。第4図
の実線の信号から破線の信号を引算した結果を第5図に
示す。↑,8がィンパルス性雑音のレベル幅より小さく
なると、復調信号成分ばかりでなく、ィンパルス性雑音
まで引き算してしまいインパルス性雑音の検出はできな
くなってしまう。
また丁,8がインパルス性雑音のパルス幅よりかなり大
きくなると、復調信号成分を引くことができない。従っ
て7・8はィンパルス性雑音のパルス幅程度に選ばれる
。復調信号2に含まれたィンパルス性雑音■■■■■■
は第5図にて■′■′■′■′■′■′の様に表わされ
ている。この時更に雑音■〜■が丁,8だけ遅れたィン
パルス性雑音■〜■も極性が反転されて■′〜■′とし
て検出される。ここで第5図に示された例えば■′■′
■′■′をパルス幅を考慮して拡大して示すと第6図の
ようになる。第6図では復調信号成分の残留分は無視で
きるものとして表現してない。さて、第5図あるいは第
6図に示した様な差動増幅器17の出力は、回路19に
供給される。
回路19では最初に両波整流することによりィンパルス
性雑音の極性を一方向に統一する。即ち第6図の波形は
第7図に示すように例えば正極性のみの波形に変換され
る。復調信号2に含まれていたィンパルス性雑音■■と
その丁,8だけ遅れたィンパルス性雑音■■は夫々■■
■■となる。スイッチ13を断続させ為の制御信号は■
及び■、又は■及び■でなくてはならない。スイッチ1
3を1回断とする制御信号を得るために例えば■と■の
ような2つのィンパルス性雑音検出の情報は必要ではな
い。そこで回路19では後で述べる方法により2つのィ
ンパルス性雑音検出情報を1つの情報にかえてスイッチ
13の駆動回路である単安定マルチパイプレータ回路2
川こ供給する。先に述べたように単安定マルチパイプレ
ータ回路20におけるスイッチ13を断にするための駆
動用パルスの幅はィンパルス性雑音のパルス幅よりもや
や大さめに即ち丁,8よりもやや大さめに選ばれこの様
にしてスイッチ13の断続が制御され、断の時復調信号
は直前のレベルで保持回路16により保持されその出力
は低域通過フィルター4を通って出力端子3に至る。
この出力信号は復調信号成分のピーク値よりも小さなィ
ンパルス性雑音も除去され、スレッショルドレベルが改
善された出力となる。次に前記回路19の説明をする。
考え方を簡単にする為に第7図において、インパルス性
雑音検出情報としては■と■を用いると仮定する。例え
ば第8図に示すように全波整流回路19aの出力を、抵
抗器及びコンデンサよりなり、充電時定数は比較的小さ
く、放電時定数は比較的大きい積分回路19bに供給す
る。従って第9図の破線に示すように、検出してィンパ
ルス性雑音は比較的急速に充電され「 その放電は比較
的遅くなり、その出力は判定回路19cに供給され、判
定回路19cはその入力がレベルgを越えると2つのパ
ルスが1つとなる様にィンパルス性雑音として検出でき
る。この場合、単安定マルチパイプレータ20を動作さ
せようとする駆動パルスを作るための判定レベル夕と積
分回路19bの時定数との関係からィンパルス性雑音検
出の限界が存在する。以上説明した様にこの発明によれ
ば復調信号のピーク値を越えないィンパルス性雑音も検
出することができるので従来より更にスレッショルドレ
ベルを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のィンパルス性雑音除去方式を示す系統図
、第2図はFM復調器の出力を示す波形図、第3図は本
発明によるィンパルス性雑音除去方式の一例を示す系統
図、第4図は第3図におけるィンパルス性雑音検出用差
動増幅器の入力波形を示す図、第5図はその差動増幅器
の出力波形図、第6図は第5図の出力波形の一部をパル
ス幅を考慮して書き直した波形図、第7図は第6図の波
形を両波整流した波形図、第8図は雑音検出回路19の
一部具体例を示す図、第9図は第7図の波形を積分回路
を通し時定数を付加した時の波形図。 1:入力端子、2:FM復調器の出力信号、3:出力端
子、11:FM復調器、12:遅延回路、13:スイッ
チ、14:信号用低域通過フィルター、15:ィンパル
ス性雑音を検出する為のウィンドコンパレ−・夕、16
:保持回路、17:差動増幅器、18:遅延回路、19
:雑音検出回路、20:単安定マルチパイプレータ、1
9a:両波整流回路、19b:積分回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第9図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 FM復調器の復調信号を分岐し、その分岐した信号
    の一方を、前記復調信号中のインパルス性雑音のパルス
    幅とほぼ同じ時間遅延し、これと遅延する前の信号との
    差の信号を取り出す回路と、前記差の信号より所定レベ
    ル以上の信号をインパルス性雑音として検出する雑音検
    出回路と、その検出出力により駆動される単安定マルチ
    バイブレータと、その単安定マルチバイブレータの出力
    により駆動されてその駆動中は上記復調信号を断にする
    スイツチと、そのスイツチの入力側に接続され、前記分
    岐した他方の復調信号を遅延してその復調信号に含まれ
    ている前記インパルス性雑音と前記スイツチに対する駆
    動とを一致させる遅延回路と、前記スイツチの出力が供
    給される低域通過フイルタと、前記スイツチが断の状態
    においてその断になる直前の復調信号レベルを保持して
    前記フイルタへ供給する保持回路とを具備するインパル
    ス性雑音除去方式。 2 雑音検出回路は上記差の信号を全波整流する全波整
    流回路と、その整流出力と積分する積分回路と、その積
    分出力や前記所定レベル以上であることを検出する判定
    回路とを有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のインパルス性雑音除去方式。
JP13222776A 1976-11-01 1976-11-01 インパルス性雑音除去方式 Expired JPS6041484B2 (ja)

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JPS5356958A JPS5356958A (en) 1978-05-23
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