JPS604139Y2 - 検知装置 - Google Patents

検知装置

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JPS604139Y2
JPS604139Y2 JP1364080U JP1364080U JPS604139Y2 JP S604139 Y2 JPS604139 Y2 JP S604139Y2 JP 1364080 U JP1364080 U JP 1364080U JP 1364080 U JP1364080 U JP 1364080U JP S604139 Y2 JPS604139 Y2 JP S604139Y2
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transistor
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JP1364080U
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JPS56126584U (ja
Inventor
義行 大岩
Original Assignee
株式会社ナブコ
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、人・車両・被搬送物等の通行体の接近あるい
は接触を検知する検知装置、例えば自動扉開閉装置にお
いて通行体を検知し扉駆動装置に扉開閉信号を付与する
為の検知装置に関する。
従来この種検知装置は、通行体の通過する通行面あるい
はその付近に設置した検知スイッチを有する検知部を設
け、前記検知スイッチへの通行体の接近あるいは接触に
よる前記検知部出力端の電圧変化を差動増幅しその差動
増幅出力や設定値以上の時に検知信号を出力するように
樹皮している。
しかしながら、上記検知スイッチとして、通行体の接近
あるいは接触により静電容量の変化する静電容量変化形
の検知スイッチまたは通行体の接近あるいは接触により
磁界の変化する磁界変化形の検知スイッチを使用した場
合に、特に、従来の検知装置は、誤動作を生じやすかっ
た。
というのは、通行体が検知スイッチに接近あるいは接触
することによって生じる静電容量変化・磁界変化は非常
に微弱なものであり、この微弱な変化は、検知スイッチ
の周囲条件例えば温度・湿度等が徐々に変化した場合で
もその変化に伴って生じるのであり、従って、検知回路
の出力重圧が変化し差動増幅出力が設定値に達してしま
う為である。
すなわち、従来のこの種検知装置は、周囲の条件変化に
よって誤動作を生じやすく、これに対する調整が度々必
要であるという問題があった。
′本考案は、上記問題点に鑑みて案出したものであり、
検知スイッチの周囲の条件変化による誤動作を防止し調
整を不要とした検知装置を提供することを目的とし、そ
の特徴とするところは、検知部の出力端の電圧変化を差
動増幅しその差動増幅出力が設定値以上の時に検知信号
を出力する検知装置において、前記検知部の出力電圧が
温度等の周囲条件のゆっくりした変化により徐々に変化
した場合に前記差動増幅出力を前記設定値に達しないよ
うに抑制する補正回路を設けたところにある。
以下、本考案を図示の実施例にもとづいて説明する。
図において、P−Eは電源(図示せず)に接続した端子
であり、該端子P−E間に検知部1を接続している。
検知部1は静電容量変化形あるいは磁界変化形の検知ス
イッチ(図示せず)を備え、人等の通行体の接近あるい
は接触を検知した場合その出力端Bの電圧が降下するよ
うに構成されている。
この検知部1には次に説明する差動増幅部2を接続して
いる。
前記検知部1の出力端Bに、ダイオードD1を介して増
幅器A□の非反転入力端およびコンデンサC1を接続す
ると共に、ダイオードD2を介して増幅器んの非反転入
力端および前記コンデンサC□よりも容量の小さいコン
デンサC2を接続している。
前記増幅器A□の反転入力端と出力端との間に抵抗RF
□、コンデンサCF1を並列に接続し、前記増幅器A2
の反転入力端と出力端との間に抵抗RF2を接続し、増
幅器A2の出力端を抵抗R1□を介して増幅器A1の反
転入力端に接続している。
又、前記増幅器A2の反転入力端には抵抗R■2、コン
デンサCI2を並列に接続している。
さらに、前記端子P−E間に低損Rzt R4を接続し
、その接続部Gに前記コンデンサC□、C2、抵初Br
およびコンデンサCI2を接続している。
而して差動増幅部2を構成し、該差動増幅部2には次に
説明する出力部3を接続している。
上記差動増幅部2の出力端(増幅器A1の出力端)に比
較器んの非反転入力端を接続すると共に、端子P−E間
に接続した可変抵抗VRに抵抗R5を介して比較器A3
の反転入力端を接続し、さらに、比較器んの出力端をツ
ェナーダイオード加、抵抗R6を介してトランジスタT
r4のベースに接続している。
又、トランジスタTr4のベースを低損B7を介して端
子Eに接続し、エミッタを端子Eに接続し、コレクタを
発光ダイオードLED、抵抗R8を介して端子Pに接続
している。
尚、前記トランジスタのコレクタをダイオードD3を介
して出力端子Oに接続している。
而して出力部3を構成する。
次に、補正回路4について説明する。
上記差動増幅部2の出力端と端子Eとの間に遅延回路5
を設けている。
該遅延回路5は、抵抗RT1とRT2を直列に接続し、
さらに抵抗RT2にコンデンサCTを並列に接続して成
る。
遅延回路5の抵抗RT□と抵抗RT2との接続部Hに第
1トランジスタTr□のベースを接続し、該第1トラン
ジスタTr1のコレクタを抵抗R1oを介して端子Pに
接続している。
前記接続部Hの電圧は、差動増幅部2の電圧上昇に対し
、抵功只T□、RT2およびコンデンサCTにより設定
した時間遅れを伴って上昇する。
この為、差動増幅部2の出力端電圧が第1トランジスタ
Tr、を導通させるに必要な電圧に達した時、第1トラ
ンジスタTr1は導通していない。
又、第1トランジスタTr1のエミッタに第2トランジ
スタTr2のコレクタを接続し、該第2トランジスタT
r2のベースを抵抗R□□を介して前記ツェナーダイオ
ードZDと抵抗R6との接続部Iに接続すると共に、エ
ミッタを端子Eに接続している。
この第2トランジスタTr2は出力部3が検知信号を出
力した時に導通する。
さらに、前記第1トランジスタTr1のエミッタと第2
トランジスタTr2のコレクタとの接続部Jに抵抗R1
2を介して第3トランジスタTr3のベースを接続し、
該第3トランジスタTr3のコレクタを抵抗R13を介
して増幅器A工の非反転入力端に接続すると共に、端子
P−E間に直列に接続した抵抗R14とR□5との接続
部Kにエミッタを接続している。
この第3トランジスタTr、は、第2トランジスタTr
2が導通している時即ち出力部3が検知信号を出力した
時に遮断し、第1トランジスタTr1が導通しかつ第2
トランジスタTr2が遮断の時に導通してコンデンサC
1の放電を促進する。
而して、遅延回路5と第1トランジスタTr1と第2ト
ランジスタTr2と第3トランジスタTr3とから補正
回路4を構成する。
次に、上記構成の検知装置の作用について説明する。
まず、人等の通行体が検知部1の検知スイッチ(図示せ
ず)に接近あるいは接触した場合の作用を説明する。
通常状態では検知部1の出力端Bは一定電圧であり、コ
ンデンサC1,C2は充電され、増幅器A。
の非反転入力端N□、増幅器A2の非反転入力端N2は
同電圧である。
従って、出力端子Oには検知信号は出ていない。
この状態において、通行体が検知スイッチに接近あるい
は接触すると、検知部1の出力端Bの電圧が急激に降下
し、それに伴い増幅器A1の非反転入力端N1、増幅器
A2の非反転入刃端N2の各々の電圧も降下するが、コ
ンデンサC1はコンデンサC2よりも容量が大きい為に
、前記入力端N2の電圧が直ちに降下するのに対し前記
入力端N1の電圧はゆっくりと降下する。
尚、この入力端N1.N2の電圧降下は、ダイオードD
1.D2、増幅器A□、A2、コンデンサC1,C2の
各々の漏洩電流とコンデンサC□、C2の容量とによっ
て決まる各々の時定数で生じる。
従って、前記入力端N1.N2間に電圧差が生じこの電
圧差に応じて差動増幅部2が出力する即ち入力端N1゜
N2間の電圧差が増加するに伴って差動増幅部2の出力
端2の出力端Mの電圧が上昇する。
該出力端Mの電圧が上昇し第1トランジスタTr□を導
通させるに必要な電圧に達した時、遅延回路5中の接続
部Hの電圧は末だ第1トランジスタTr1を導通させる
に必要な電圧に達しておらず、出力端Mの電圧上昇は急
激である為に、前記接続部Hの電圧が第1トランジスタ
Tr1を導通させるに必要な電圧に達する前に、出力端
Mの電圧は、出力部3の可変抵抗VRを調整して決定し
た設定値に達し、トランジスタTr、が導通ずることに
より出力端子Oに通行体検知信号を出力する。
この出力部3の検知信号により第2トランジスタTr2
が導通する。
この時、第3トランジスタTr3は遮断している。
第2トランジスタTr2が導通した後即ち出力端Mの電
圧が前記設定値に達した後に、前記接続部Hの電圧が第
1トランジスタを導通させるに必要な電圧に達して第1
トランジスタTr1が導通するが、この時第2トランジ
スタTr2が導通している為に、第3トランジスタTr
3は遮断状態を保持している。
前記入力端N1. N2の電圧降下が進むに伴って、入
力端N1.N2間の電圧差は増加するが、この電圧差は
ある時点から徐々に減少し始める。
従って、出力端Mの電圧が降下する。出力端Mの電圧が
可変抵抗VRを調整して決定した設定値まで降下すると
、出力部3の1点の電圧は零(出力端子Oに検知信号な
し)となり、第2トランジスタTr2が遮断する。
この時、前記接続部Hの電圧は第1トランジスタTr□
を遮断するに必要な電圧まで降下しておらず、第1トラ
ンジスタTr1は導通状態を保持している為に、第3ト
ランジスタTr3が導通し、コンデンサC□の電荷が急
激に放電され前記入力端N□、N2間の電圧差がさらに
減少し、差動増幅部2の出力端Mの電圧は急激に降下す
る。
この為に、コンデンサCTが放電を開始し、抵抗RT2
およびコンデンサCTにより設定した遅延時間経過後に
、前記接続部Hの電圧が第1トランジスタTr□を遮断
するに必要な電圧に降下し、第1トランジスタTr1が
遮断し、第3トランジスタTr3も遮断する。
通行体が検知スイッチから離隔すると、検知部1の出力
端Bの電圧は急激に上昇し元の電圧に戻る。
従って、コンデンサC□、C2は瞬時に充電され、増幅
器A工の非反転入力端N□と増幅器A2の非反転入力9
J2とは同電圧になる。
而してこの検知装置は元の通常状態に復帰し、次の通行
体検知に備える。
次に、検知スイッチの周囲の条件が変化した場合の本検
知装置の作用によいで説明する。
温度、湿度等の周囲条件が変化すると、検知スイッチが
この影響を受けて検知部1の出力端Bの電圧が降下しく
ただし、この場合の電圧降下は上述の通行体検知の場合
に比べ非常にゆるやかである)、増幅器A□の非反転入
力端N1と増幅器A2の非反転入力端四2の間には、上
述の通行体検知の場合と同様に電圧差を生じる。
従って、差動増幅部2の出力端Mの電圧はゆるやかに上
昇する。
出力端Mの電圧が第1トランジスタTr□を導通させる
に必要な電圧に達した時、遅延回路5中の接続部Hの電
圧は第1トランジスタTr□を導通させるに必要な電圧
に達していないが、出力端Mの電圧上昇は非常にゆるや
かである為に、出力端Mの電圧が出力部3の可変抵抗V
Rを調整して決定した設定値に達する前即ち出力部3が
検知信号を出力する前に、前記接続部Hの電圧が第1ト
ランジスタTr□を導通させるに必要な電圧に達し、第
1トランジスタTr1が導通する。
この時、第2トランジスタTf2が遮断している為に、
第3トランジスタTr3が導通する。
第3トランジスタTr3が導通すると、コンデンサC□
の電荷が放電され、前記入力端N□、N2の電圧差が減
少腰出力端Mの電圧は降下する。
すなわち、温度差の周囲の条件が変化した場合、差動増
幅部2の出力端Mの電圧は、可墨抵抗VRを調整して決
定した設定値まで達することはなく、比較器A3の出力
電圧はトランジスタTr、を導通させるに必要な電圧に
達せず出力端子Oに検知信号は出ない。
本考案は以上の通りであって、本考案になる検釦装置に
よれば、温度・湿度等の周囲条件の変化を検知部が検知
しても、出力部が検知信号を出力する前に捕正回路の第
1および第3トランジスタが導通して差動増幅部の出力
上昇を抑制する為に、周囲条件の変化に対する検知信号
は出す、通行体の検知スイッチへの接近あるいは接触に
対する検知部からの信号のみを検知信号として取り出す
ことができる。
すなわち、本考案になる検知装置は、検知スイッチの周
囲条件が変化しても誤動作することはなく、誤動作に対
する調整は全く不要という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案になる検知装置の一実施例を示す回路図で
ある。 1・・・・・・検知部、2・・・・・・差動増幅部、3
・・・・・・出力部、C1,C2・・・・・・コンデン
サ、4・・・・・・捕正回路、5・・・・・・遅延回路
、Tr□・・・・・・第1トランジスタ、Tr2・・・
・・・第2トランジスタ、Tr3・・・・・・第3トラ
ンジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通行体の接近あるいは接触を検知する検知スイッチを有
    する検知部と、該検知部に接続し互いに並列な容量の異
    なる複数のコンデンサの電圧差を増幅する差動増幅部と
    、該差動増幅部の出力が霞定値以上の時に検知信号を出
    力する出力部と、を備えた検知装置において、前記差動
    増幅部の出力端に接続した遅延回路と、該遅延回路に接
    続し毅定時間後に導通する第1トランジスタと、前記出
    力部に接続し検知信号にもとづいて導通する第2トラン
    ジスタと、前記コンデンサのうち容量の大きいコンデン
    サに接続し前記第1トランジスタが導通しかつ前記第2
    トランジスタが遮断している時に導通しまた前記第2ト
    ランジスタが導通した時に遮断する第3トランジスタと
    、から威る補正回路を設けたことを特徴とする検知装置
JP1364080U 1980-02-05 1980-02-05 検知装置 Expired JPS604139Y2 (ja)

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JPS56126584U JPS56126584U (ja) 1981-09-26
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