JPS6319913Y2 - - Google Patents

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JPS6319913Y2
JPS6319913Y2 JP17645781U JP17645781U JPS6319913Y2 JP S6319913 Y2 JPS6319913 Y2 JP S6319913Y2 JP 17645781 U JP17645781 U JP 17645781U JP 17645781 U JP17645781 U JP 17645781U JP S6319913 Y2 JPS6319913 Y2 JP S6319913Y2
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capacitor
circuit
fire
resistor
voltage
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JP17645781U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、火災検出部より所定レベル以上とな
る火災検出信号の出力が一定時間続いたときに火
災信号を出力するようにした蓄積型火災感知器に
関する。
従来、イオン化式もしくは光電式の煙感知器で
は、火災以外の原因により煙が流入して誤報が生
ずるのを防止するため、所定濃度を上回る煙検出
信号が一定時間続いたときに火災信号を出力する
蓄積機能をもたせており、例えば第1図に示す回
路が用いられている。
第1図において、1は検煙部に流入した煙の濃
度に応じた火災検出信号を出力する火災検出部で
あり、火災検出部1の出力は電界効果トランジス
タ2により高インピーダンス増幅した検出電圧
Viを、オペアンプを用いたコンパレータ3に入
力し、検出電圧Viが抵抗R1,R2で分圧した基準
電圧以上になるとコンパレータ3の出力がHレベ
ルとなり、抵抗R0を介してコンデンサC0を所定
の時定数に従つて充電し、コンデンサC0の端子
電圧が抵抗R4,R5で定まるPUT4のゲート電圧
を所定値だけ上回るようになる一定時間後に
PUT4がオンして火災信号を出力するようにし
ている。また、コンデンサC0を充電している途
中で検出電圧Viが基準電圧を下回つてコンパレ
ータ3の出力がLレベルに戻つたときにコンデン
サC0を速やかに放電して初期状態に戻すため、
抵抗R0と並列に放電経路を形成するためのダイ
オードD0を接続し、コンパレータ3の出力がL
レベルに戻つたときに、ダイオードD0及びコン
パレータ3を介して瞬時的にコンデンサC0を放
電リセツトしている。
また、回路コストの低減と簡略化を図るため、
第2図に示すように、コンパレータの代りに火災
検出出力をトランジスタ5のベースに入力し、ト
ランジスタ5のコレクタに接続した抵抗R2の両
端に検出電圧Viを生じさせ、この検出電圧Viに
より抵抗R0を介してコンデンサC0を所定の時定
数にて充電し、コンデンサC0の充電電圧が一定
時間後にツエナダイオードZDにより定まる所定
電圧に達したときに次段の回路部を作動して火災
信号を出力し、コンデンサC0の充電電圧が所定
電圧に達する前にトランジスタ5がオフして検出
電圧Viが断たれたときには、抵抗R2及び抵抗R0
に並列接続したダイオードD0を介してコンデン
サC0を速やかに放電するようにした蓄積回路も
提案されている。
ところで、第1,2図の回路で検出電圧Viが
断たれたときのコンデンサC0の放電は、次の検
出信号による充電に影響を及ぼさないためにでき
る限り速やかに行なうことが望ましいが、第1図
の実施例ではコンパレータ3を構成するオペアン
プ内の回路素子による放電抵抗分が数十オーム程
度あるため、この抵抗分で定まる時定数でコンデ
ンサC0の放電が行なわれ、一方、第2図の回路
では、放電経路に検出電圧Viを得るための抵抗
R2が介在し、充分な検出電圧Viを得るために抵
抗R2の値を無視できる程度に小さくすることは
できず、回路構成は簡単であるが、コンデンサ
C0の放電時間は第1図の回路に比べても長くな
り過ぎる。また、第1図の回路はコンデンサC0
の放電を早くすることが可能であるが、オペアン
プを使用しているため、コスト的に高価になり易
い。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、蓄積回路を構成するコンデンサ
の放電電流によるバイアスで自動的にオンしてコ
ンデンサの端子間を低インピーダンスに短絡する
スイツチング手段により、簡単な回路構成により
極く短時間にコンデンサの放電リセツトを行なえ
るようにした蓄積型火災感知器を提供することを
目的とする。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第3図は、本考案の一実施例を示した回路ブロ
ツク図である。
まず構成を説明すると、10はイオン化式検煙
部もしくは光電式検煙部等よりの火災検出出力に
応じた検出電圧Viを出力する電界効果トランジ
スタ等を用いた高インピーダンス回路であり、こ
の高インピーダンス回路10の出力にダイオード
D10及び抵抗R0を介して蓄積用のコンデンサC0
接続し、コンデンサC0の端子電圧をレベル判定
回路14に入力し、レベル判定回路14はコンデ
ンサC0の充電電圧が所定電圧に達した時に火災
信号を出力するように構成している。コンデンサ
C0の充電経路に設けられた抵抗R0と並列には、
コンデンサC0の放電経路を形成するためのダイ
オードD0が接続されている。一方、検出電圧Vi
が断たれた時のコンデンサC0の放電電流による
バイアスでオンするトランジスタ12がダイオー
ドD0を介してコンデンサC0の端子間に接続され、
トランジスタ12のエミツタとベース間にはバイ
アス抵抗R10が接続され、抵抗R10はダイオード
D11との直列回路をもつて充電経路に設けたダイ
オードD10に並列接続され、この抵抗R10、ダイ
オードD11を介して流れるコンデンサC0の放電電
流により抵抗R10の両端に生ずる電圧をもつてト
ランジスタ12を順バイアスしてオンするバイア
ス回路を形成している。
次に第3図の実施例の動作を説明する。
今、図示しない火災検出部より所定レベルを上
回る検出信号が出力され、高インピーダンス回路
10により検出電圧Viが出力されたとすると、
この検出電圧ViによりダイオードD10及び抵抗R0
を介してコンデンサC0が所定の時定数で充電を
開始する。検出電圧Viが抵抗R0とコンデンサC0
の時定数で定まる一定時間継続したとすると、コ
ンデンサC0の充電電圧がレベル判定回路14に
設定している基準電圧に達し、レベル判定回路1
4が作動して検出電圧Viが生じてから一定時間
後に火災信号を出力する。一方、レベル判定回路
14の基準電圧に到達する前のコンデンサC0
充電の途中で高インピーダンス回路10よりの検
出電圧Viが断たれてゼロボルトになつたとする
と、コンデンサC0の充電電圧は、まずダイオー
ドD0、抵抗R10、ダイオードD11及び高インピー
ダンス回路10でなる放電経路を介して放電さ
れ、この放電電流により抵抗R10の両端に電圧が
生じてトランジスタ12のエミツタ・ベース間を
順バイアスし、このためトランジスタ12がオン
する。トランジスタ12がオンするとコンデンサ
C0の端子間はダイオードD0及びトランジスタ1
2を介して低インピーダンスに短絡され、コンデ
ンサC0は急速に放電される。勿論、コンデンサ
C0の放電が終了するとトランジスタ12はオフ
となつてコンデンサC0の短絡状態を解除する。
このように第3図の実施例では検出電圧Viが
断たれた時の放電電流により、スイツチング素子
として作動するトランジスタ12を放電電流によ
るバイヤスで自動的にオンしてコンデンサC0
低インピーダンスで短絡して急速に放電するよう
にしたため、コンデンサC0の放電時間は極めて
短かい時間となり、放電経路に介在されるのは、
ダイオードD0及びトランジスタ12のオン抵抗
のみであることから、第1図に示したオペアンプ
を用いた回路に較べてもコンデンサC0の放電時
間は更に短かいものとなる。又、回路的には、ス
イツチング用のトランジスタ12と抵抗R10及び
ダイオードD10,D11を設けるだけで済むことか
ら回路構成も極めて簡単となり、コスト的にも安
価に実現できる。尚、トランジスタ12を流れる
放電電流を制限したい場合にはトランジスタ12
のコレクタ側に微少な抵抗を介在させれば良い。
第4図は、本考案の他の実施例を示した回路ブ
ロツク図であり、この実施例はスイツチング用の
トランジスタ12のバイアス回路として、トラン
ジスタ12のエミツタとベース間にコンデンサ
C0への充電経路を形成するダイオードD10と、コ
ンデンサC0の放電電流により、トランジスタ1
2をオンバイアスする抵抗R10とを並列接続した
ことを特徴とし他の回路構成は、第3図の実施例
と同じになる。尚、ダイオードD10は高インピー
ダンス回路10が検出電圧Viを出力した時にト
ランジスタ12のエミツタ・ベース間に逆バイア
スがかかるのを防止するために設けており、検出
電圧Viが5ボルト以下の時にはダイオードD10
設けなくても良い。勿論ダイオードD10を設けな
い時にはコンデンサC0の充電時定数は、抵抗R0
と抵抗R10とを加え合わせた抵抗値により定ま
る。
次に第4図の実施例の動作を説明するに、高イ
ンピーダンス回路10より検出電圧Viが一定時
間以上継続して出力されると抵抗R0を介して充
電されるコンデンサC0の充電電圧がレベル判定
回路14に設定している基準電圧に達し、この時
レベル判定回路14が火災信号を出力する。
一方、コンデンサC0の充電が行なわれている
途中で検出電圧Viが断たれると、コンデンサC0
は、ダイオードD0、抵抗R10及び高インピーダン
ス回路10を介してまず充電を開始し、この充電
電流により抵抗R10の両端に生ずるバイアス電圧
によりトランジスタ12がオンしてダイオード
D0を介してコンデンサC0の端子間を低インピー
ダンスに短絡し、コンデンサC0の放電を急速に
行なつて次に得られる検出電圧Viによる充電に
備える。尚、上記の実施例は、火災感知器の蓄積
動作を実現するための回路を例に取るものであつ
たが、一度充電したコンデンサの急速な放電を必
要とする積分回路、遅延回路等の放電リセツト手
段として本考案におけるコンデンサの放電電流に
よるバイアスで自動的にオンすることによりコン
デンサの端子間を低インピーダンスに短絡するス
イツチング手段を備えた回路をそのまま用いるこ
とができる。
以上説明してきたように、本考案によれば、火
災検出信号が一定時間継続した時に作動して火災
信号を出力するための蓄積回路を構成するコンデ
ンサの放電について、検出信号が断たれた時のコ
ンデンサよりの放電電流によるバイアスで自動的
にオンしてコンデンサの端子間を低インピーダン
スに短絡するスイツチング手段を設けるようにし
たため、簡単な回路構成により検出信号が断たれ
た時のコンデンサの放電を極く短時間に行なうこ
とができ、しかも回路のインピーダンスを下げる
ことなくコンデンサの充放電を行なうことが出
来、火災検出信号が継続して得られた時の検出信
号の継続発生時間の間隔が短かくとも次の検出信
号が得られるまでに確実にコンデンサの放電リセ
ツトが行なわれ、コンデンサの充電が完全に行な
われないことにより累積されるコンデンサの充電
電圧の上昇による誤動作を確実に防止することが
出来、蓄積型火災感知器の信頼性を向上すること
が出来るという効果が得られ、回路構成そのもの
も簡潔であるのでコスト的にも安価にできるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来例を示した回路ブロツク図、
第3図は本考案の一実施例を示した回路ブロツク
図、第4図は本考案の他の実施例を示した回路ブ
ロツク図である。 1……火災検出部、2……電界効果トランジス
タ、3……コンパレータ、4……PUT、5,1
2……トランジスタ、10……高インピーダンス
回路、14……レベル判定回路、C0……コンデ
ンサ、R0……抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 火災検出信号が一定時間継続して出力されたと
    きに火災信号を出力する蓄積型火災感知器に於い
    て、 上記火災検出信号を抵抗を介してコンデンサに
    充電し、上記火災検出信号が断たれたときには上
    記抵抗に並列接続したダイオードを介してコンデ
    ンサを放電する時定数回路と、 該時定数回路のコンデンサが所定電圧に充電さ
    れたときに火災信号を出力するレベル判定回路
    と、 上記火災検出信号が断たれたときの放電電流に
    よりバイアスされてオンし、上記ダイオードを介
    してコンデンサ端子間を低インピーダンスに短絡
    するスイツチング手段と を備えたことを特徴とする蓄積型火災感知器。
JP17645781U 1981-11-27 1981-11-27 蓄積型火災感知器 Granted JPS5881695U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17645781U JPS5881695U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 蓄積型火災感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17645781U JPS5881695U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 蓄積型火災感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5881695U JPS5881695U (ja) 1983-06-02
JPS6319913Y2 true JPS6319913Y2 (ja) 1988-06-02

Family

ID=29969469

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17645781U Granted JPS5881695U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 蓄積型火災感知器

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JPS5881695U (ja) 1983-06-02

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