JPS6041233B2 - フランシス形ランナの製造方法 - Google Patents

フランシス形ランナの製造方法

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JPS6041233B2
JPS6041233B2 JP52093908A JP9390877A JPS6041233B2 JP S6041233 B2 JPS6041233 B2 JP S6041233B2 JP 52093908 A JP52093908 A JP 52093908A JP 9390877 A JP9390877 A JP 9390877A JP S6041233 B2 JPS6041233 B2 JP S6041233B2
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JP
Japan
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blade
runner
band
area
divided
Prior art date
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JP52093908A
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English (en)
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JPS5428953A (en
Inventor
佐智雄 角田
敬造 早川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Hydraulic Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフランシス形ランナの製造方法に係り、特にポ
ンプ、水車またはポンプ水車などの水力機械に適用され
るフランシス形ランナを数片に分割して製造した後、分
割各片を再度結合して一体のランナを構成するフランシ
ス形ランナの製造方法に関する。
一般にフランシス形ランナは、第1図に示されるように
、クラウン1とバンド2と、これらの間に固定され、周
万向への懐きをもって円形翼列状に配置された複数枚の
羽根3とによって構成されている。
従来、このような構造のフランシス形ランナを製造する
には、先ずランナの全体構造を一体構造のものとして鋳
造し、鋳造後、グラィンダ仕上および機械加工仕上を併
用して完成させていた。ところが、高落差の水流に適用
されるフランシス形ランナは、羽根入口高さが低い偏平
な狭い羽根流路形状となり、そのために、クラウン1お
よびバンド2で被われているランナ内部の羽根間流路の
整形作業が極めて困難となるし、また、羽根を設計仕様
どうりに仕上げることが困難をなって水力性能的に信頼
性の高いランナを製作することが難しく、さらに、ラン
ナ内部の材質的欠陥の検出、補修溶接も困難である等の
問題を有していた。
そこで、本発明の目的は、ランナに作用する応力状況を
考慮し、強度的に合理的な構造を有し、かつランナ内流
路の整形作業あるいは補修作業が容易に行えるようにし
たフランシス形ランナの製造方法を提供することにある
しかして、上記目的を達成するため、本発明はクラウン
とバンドとの間に複数枚のランナ羽根を狭持してなるフ
ランシス形ランナの製造方法であって、上記ランナの羽
根出口端を起点とし羽根入口端を終点としてこの間を羽
根に沿って1僕等分し起点から終点まで順次目盛を付し
て侍定した場合、クラウン側では羽根出口端0から2.
0までの領域、バンド側では羽根出口端0から3.5ま
での領域内の羽根の一部に設定された分割線に沿って羽
根の一部を切り離して分割片とし、羽根の流路の検査、
補修、整形等の諸作業を施したのち、前記分割片を元の
位置におさめて結合し、一体のランナとしたことを特徴
とするものである。
また、他の本発明は、クラウンとバンドとの間に複数枚
のランナ羽根を狭持してなるフランシス形ランナの製造
方法であって、上記ランナの羽根出口端を起点とし羽根
入口端を終点としてこの間を羽根に沿って1僕等分し起
点から終点まで順次目盛を付して特定した場合、クラウ
ン側では羽根出口端0から2.0までの領域、バンド側
では羽根出口端0から3.5までの領域内の羽根の一部
およびバンドの円周方向に設定された分割線に沿ってバ
ンドおよび羽根の一部を切り離してリング状の分割片と
し、羽根の稀路の検査、補修、整形等の諸作業を施した
のち、前記分割片を元の位置におさめて結合し、一体の
ランナとしたことを特徴とするものである。
このような本発明によれば、羽根と羽根との間の流路の
検査、補修および整形作業をきわめて容易に行なうこと
ができ、羽根の形状を水力特性を考慮した設計仕様どお
りに製造することができる。以下本発明によるフランシ
ス形ランナの製造方法について説明する。
本発明によるフランシス形ランナ製造方法を説明するに
先立って、運転状態にあるランナ内に生ずる応力の発生
状況を述べておく。ランナに作用する応力はランナの回
転によって生ずる遠心力に基因したものがほとんどで、
クラウン1およびバンド2では半径方向応力は小さいが
周方向応力は大きいという応力状態にある。
一方、遠心力作用によりバンド2は外側に拡大変形しよ
うとするので「羽根3には、流水方向と直交する方向す
なわちクラウン1あるいはバンド2と直交する方向に羽
根3を曲げようとする力が主に作用し、この結果、第1
図に示すように、流水方向の応力〇,は4・さし、が流
水方向と直交する方向の応力。2は大きいという応力状
態となっている。ちなみに、このような応力。2は、応
力集中作用のため羽根3の付根の近傍においてもっとも
苛酷になる。
第2図は、クラウン1およびバンド2の側の羽根3の付
根近傍の応力。2の羽根出口から羽根入口に至る分布状
態を示したものであり、ここで機軸は、第3図に示すよ
うに、羽根3のクラウン側付根およびバンド側付根の各
々について、羽根出口端を起点(目盛0)とし、羽根入
口端(目盛10)を終点としてこの間を羽根に沿って1
僕等分した目盛によって羽根3の位鷹そ′Lを表わした
ものである。
一方、たて軸は、クラウン側羽根入口の付糠部の応力。
2。との比からなる応力比率02/〇2。〔%〕でもつ
て各位魔の応力02の大きさを表わしたものである。こ
の図より、高落差用ランナ(計算値;実線、実測値:○
印)と低落差用ランナ(計算値:破線L実測値△印)と
ではランナ形状が互いに異なるので相対的なずれは認め
られるが、相互にほぼ相似な応力分布状態にあることが
わかる。さらに、クラウン側およびバンド側とも羽根の
付根の近傍の応力け2 は羽根入口部と中央部では高い
が、入口部から中央部に至る部分では逆に低くなり、出
口部でも低くなるという応力状態にあることがわかる。
本発明はこのようなランナにおける応力の発生状態を考
慮し、応力の低い領域内に分割面の位置を定めている。
すなわち、羽根3については羽根3の付根近傍をさげて
分割し、またバンド2についてはリング状に分割するよ
うにしている。ところで、一体構造ランナの強度設計に
おいて、ランナに作用する最大の応力と考えられる羽根
3の入口のクラウン側の付根部の応力を菱頃十応力値と
して定め、他部分における発生応力はすべて上記設計応
力値以下とすることが必要である。分割面を溶接などで
縫合した場合、溶接結合部についても設計応力値以下に
抑えることが強度上安全な設計といえるが、溶接歪など
による残留応力の影響を考慮すれば、溶接部のない一体
構造の場合の応力に比べて少なくとも1.3音以上の応
力増加を予測しておくことが必要である。このことは、
第2図において、分割面の位置として、作用応力旭鰍計
応力値‘こ対して古5以下つまりひ2/〇2。が約67
%以下になる部分を選定すれば良いことを意味する。上
記。
2/り2。
が67%に相当するそ/Lを第2図によって求めると、
クラウン1の側では羽根出口端0から20までの領域、
一方、ハンド2の側では羽根出口端0から3.5までの
領域であることがわかる。したがって、分割面が上記領
域内に位置するようにして羽根3およびバンド2のいず
れか一方あるいは両方の一部を所定の分割線に沿って分
割し、羽根流路の整形補修等の作業を終了後に溶接結合
すれば良い。次に上述した本発明の具体的な実施例を第
4図乃至第7図を参照して説明する。
第4図ないし第6図に示した実施例は、羽根3の出口側
に近い一部を分割線5,6,7に沿って分割し、分割片
8を除去したのち、羽根の流路間の検査、補修、仕上等
の諸作業を施し、それらの作業完了後に分割線5,6,
7に沿って再度溶接結合してランナを製造する例である
なお、上記分割線5および6は、羽根3のクラウン1お
よびバンド2に対する付け根から離れた位置に設定され
、羽根3の付根に生じやすい応力集中による影響を防ぐ
ようになっている。
このような実施例によれば、分割片8の部分を作業スペ
ースとして利用できるから、羽根と羽根との間の狭い部
分の流路を設計仕様に合致するように整形する作業が可
能となり、さらに、分割片を羽根の本体から切離して機
械加工が可能となるから、水力特性を満たすような羽根
の形状が容易に得られる。
第7図に示した実施例は、羽根3の出口端の一部をバン
ド2を含めてリング状に分割するようにした例であり、
分割線5,7に沿って分割片8が切離され、分割片8は
、バンド2の内側の部分がリング状に分割される。
このようにバンドの円周方向に分割線を設定した場合に
は、半径方向の切断面が存在しないのでバンドに発生す
る主応力である周方向応力に対して十分な強度を維持で
きる。この実施例においても、ランナの羽根の間の流略
の検査、補修、整形等の所作業を実施したのち、分割線
5および7に沿って溶接結合すれば良い。この実施例に
おいても、分割線5は羽根3の上側の付け根よりも離れ
た位置に設定する必要がある。
また、分割片8をランナ本体に結合する手段としては、
溶接に根らず、第8図に示されるように、分割面の両側
にフランジ9,10を設け、ボルト11を使って繁締結
合しても良い。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ラン
ナの羽根およびまたはバンドの内側の−都であって発生
する応力の低い領域に分割線を設定し、この分割線に沿
って分割片をいったん切離したのち再度溶接等によって
結合して一体のランナを製造できるようにしたから、羽
根と羽根との間の流路の検査、補修および整形作業をき
わめて容易に行なうことができ、羽根の形状を水力特性
を考慮した設計仕様どおりに製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフランシス形ランナを示す縄断面図、第2図は
ランナのクラウンおよびバンドの付板に発生する応力の
分布状態を示す線図、第3図はランナの羽根に生ずる応
力を測定する位置を示したラソナを示す縦断面図、第4
図はランナの羽根の一部を切離す分割位置を示したラン
ナの縦断面図、第5図は分割位置を拡大して示したし図
、第6図は第5図のけ−の線に沿う断面図、第7図はラ
ンナの分割位贋の他の例を示したランナの縦断面図、第
8図は、分割片の組立て方の他の態様を示した断面図で
ある。 1…クラウン、2…バンド、3…羽根、5,6,7・・
・分割線、8・・・分割片、9,10・・・フランジ、
11・・・ボルト。 弟ヱ鰯 第2図 弟3図 弟4図 弟3図 弟6図 第7図 発a図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クラウンとバンドとの間に複数枚のランナ羽根を狭
    持してなるフランシス形ランナの製造方法であつて、上
    記ランナの羽根出口端を起点とし羽根入口端を終点とし
    てこの間を羽根に沿つて10等分し起点から終点まで順
    次目盛を付して特定した場合、クラウン側では羽根出口
    端Oから2.0までの領域、ハンド側では羽根出口端O
    から3.5までの領域内の羽根の一部に設定された分割
    線に沿つて羽根の一部を切り離して分割片とし、羽根の
    流路の検査、補修、整形等の諸作業を施したのち、前記
    分割片を元の位置におさめて結合し、一体のランナとし
    たことを特徴とするフランシス形ランナの製造方法。 2 クラウンとバンドとの間に複数枚のランナ羽根を狭
    持してなるフランシス形ランナの製造方法であつて、上
    記ランナの羽根出口端を起点とし羽根入口端を終点とし
    てこの間を羽根に沿つて10等分し起点から終点まで順
    次目盛を付して特定した場合、クラウン側では羽根出口
    端Oから2.0までの領域、バンド側では羽根出口端O
    から3.5までの領域内の羽根の一部およびバンドの円
    周方向に設定された分割線に沿つてバンドおよび羽根の
    一部を切り離してリング状の分割片とし、羽根の流路の
    検査、補修、整形等の諸作業を施したのち、前記分割片
    を元の位置におさめて結合し、一体のランナとしたこと
    を特徴とするフランシス形ランナの製造方法。
JP52093908A 1977-08-05 1977-08-05 フランシス形ランナの製造方法 Expired JPS6041233B2 (ja)

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JPS5428953A JPS5428953A (en) 1979-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5797073A (en) * 1980-12-08 1982-06-16 Toshiba Corp Production of francis type runner
JPS6067779A (ja) * 1983-09-21 1985-04-18 Toshiba Corp フランシス形ランナの製作方法

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JPS5428953A (en) 1979-03-03

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