JPS6041181Y2 - カ−ペツト - Google Patents
カ−ペツトInfo
- Publication number
- JPS6041181Y2 JPS6041181Y2 JP4639580U JP4639580U JPS6041181Y2 JP S6041181 Y2 JPS6041181 Y2 JP S6041181Y2 JP 4639580 U JP4639580 U JP 4639580U JP 4639580 U JP4639580 U JP 4639580U JP S6041181 Y2 JPS6041181 Y2 JP S6041181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- paragraph
- carpet
- inorganic filler
- polybutadiene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Carpets (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、カーペットに関するもので、その目的とする
ところは、熱賦型が容易で、遮音効果に優れたカーマッ
ト用のカーペットを提供することにある。
ところは、熱賦型が容易で、遮音効果に優れたカーマッ
ト用のカーペットを提供することにある。
従来、カーマット用カーペットとしては、基布にパイル
糸をタフトしたパイル布の裏面にポリエチレンフィルム
、あるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とし
た組成物よりなるバッキング材を貼合せたものが提案さ
れている。
糸をタフトしたパイル布の裏面にポリエチレンフィルム
、あるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体を主成分とし
た組成物よりなるバッキング材を貼合せたものが提案さ
れている。
しかしながら、前者は熱賦型は容易であるが比重が小さ
く遮音効果が充分でなく、一方、後者は遮音効果に一応
の皮果はみられるが、成型時の熱処理温度が高く、例え
ば基布にポリプロピレン織布を用いた場合は該織布が溶
融する等の支障を来し易い。
く遮音効果が充分でなく、一方、後者は遮音効果に一応
の皮果はみられるが、成型時の熱処理温度が高く、例え
ば基布にポリプロピレン織布を用いた場合は該織布が溶
融する等の支障を来し易い。
本考案は、これらの欠点に鑑みてなされたもので、パイ
ル布の裏面に次の(4)および(B)の組成物よりなる
バッキング材を貼合せたカーペットである。
ル布の裏面に次の(4)および(B)の組成物よりなる
バッキング材を貼合せたカーペットである。
いJ
(B)
ポリブタジェン20〜7唾量%。
無機フィラーおよびポリオレフィンワックスよりなる混
合物80〜3唾量%。
合物80〜3唾量%。
(但し、該混合物の構成成分重量比は、無機フィラー/
ポリオレフィンワックス=9515〜75/25) 以下、図面を用いて本考案を詳細に説明する。
ポリオレフィンワックス=9515〜75/25) 以下、図面を用いて本考案を詳細に説明する。
第1図は、本考案に一実施態様でカーペットの断面図で
ある。
ある。
パイル布1は、シュート粗布、ポリプロピレン不織布、
好ましくはポリプロピレン織布よりなる基布2にポリエ
ステル、ポリプロピレン、好ましくはナイロン6、ナイ
ロン6.6の巻縮加工糸からなるパイル糸3をタフティ
ングして得られる。
好ましくはポリプロピレン織布よりなる基布2にポリエ
ステル、ポリプロピレン、好ましくはナイロン6、ナイ
ロン6.6の巻縮加工糸からなるパイル糸3をタフティ
ングして得られる。
パイル糸の形態は、ループパイルでもカットパイルでも
よい。
よい。
以上の如く構成されたパイル布1の裏面に本考案では、
(4)ポリブタジェンと(B)特定の混合物との組成物
よりなるバッキング材4を貼合せ、本考案の目的を遠戚
せしめたものである。
(4)ポリブタジェンと(B)特定の混合物との組成物
よりなるバッキング材4を貼合せ、本考案の目的を遠戚
せしめたものである。
(4)ポリフタジエンは、バッキング材を構成する組成
物中、20〜7唾量%を占める必要がある。
物中、20〜7唾量%を占める必要がある。
20重量%未満では、組成物の軟化点が上昇し、熱可塑
性に乏しくなるためバッキング材4のパイル布1の裏面
への貼合せ、あるいはカーペット熱賦型(成型)が困難
となったり、得られる成型カーペットの柔軟度が減少し
バッキング材のひび割れ現象を生起しかねない。
性に乏しくなるためバッキング材4のパイル布1の裏面
への貼合せ、あるいはカーペット熱賦型(成型)が困難
となったり、得られる成型カーペットの柔軟度が減少し
バッキング材のひび割れ現象を生起しかねない。
一方70重量%を越えると経済的でなく、また(B)混
合物の占める割合が低下しすぎて遮音効果に乏しくなる
。
合物の占める割合が低下しすぎて遮音効果に乏しくなる
。
さらに好ましい割合は20〜4唾量%である。
使用に供されるポリブタジェンは、好ましくハ1.2ポ
リブタジェン、更に好ましくはシンジオタクチック1.
2−ポリブタジェンで1,2結合を90%以上含み、平
均分子量がW致方、結晶化度が15〜35%、密度0.
900〜0.915.メルトフローインデックス(AS
TMD1238) 1〜50g/10耽のものが適当で
ある。
リブタジェン、更に好ましくはシンジオタクチック1.
2−ポリブタジェンで1,2結合を90%以上含み、平
均分子量がW致方、結晶化度が15〜35%、密度0.
900〜0.915.メルトフローインデックス(AS
TMD1238) 1〜50g/10耽のものが適当で
ある。
かかるシンジオタクチック1,2−ポリブタジェンは融
点が75〜90℃と低く、柔軟性に富むため、(B)混
合物を含む場合でも得られるバッキング材の軟化点を1
00〜150°Cと従前のものに較べ低く抑えることが
できる。
点が75〜90℃と低く、柔軟性に富むため、(B)混
合物を含む場合でも得られるバッキング材の軟化点を1
00〜150°Cと従前のものに較べ低く抑えることが
できる。
また(B)無機フィラーおよびポリオレフィンワックス
よりなる混合物中、前者は、バッキング材の増量剤とし
て、あるいは遮音効果向上のために必須の成分であり、
また後者は、混合物に粘性を付与すること、およびかた
め剤としての作用を果す成分である。
よりなる混合物中、前者は、バッキング材の増量剤とし
て、あるいは遮音効果向上のために必須の成分であり、
また後者は、混合物に粘性を付与すること、およびかた
め剤としての作用を果す成分である。
無機フィラー/ポリオレフィンワックスの重量比は95
15〜75/25が適当である。
15〜75/25が適当である。
重量比が9515を越えると、混合物の粘性が低下し、
混合物の造粒化が困難となり、75/25未満では、ポ
リオレフィンワックスの量が増大して経済的でなく、ま
たバッキング材用増量ならびに遮音効果に乏しいことに
もなる。
混合物の造粒化が困難となり、75/25未満では、ポ
リオレフィンワックスの量が増大して経済的でなく、ま
たバッキング材用増量ならびに遮音効果に乏しいことに
もなる。
なお、無機フィラーとしては、炭酸カルシウム、硫酸バ
リウム、シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、酸化鉄または亜鉛末を挙げることができる。
リウム、シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、酸化鉄または亜鉛末を挙げることができる。
好ましくは炭酸カルシウムである。
また、ポリオレフィンワックスは、ポリエチレンワック
スおよび/またはポリプロピレンワックスである。
スおよび/またはポリプロピレンワックスである。
このようにしてバッキング材を構成する前記組成物は1
00〜150という比較的低い温度で溶融成型ができ柔
軟性に富むものである。
00〜150という比較的低い温度で溶融成型ができ柔
軟性に富むものである。
本考案のカーペットは、パイル布1の裏面に溶融された
前記組成物を公知の手段で付着せしめればよい。
前記組成物を公知の手段で付着せしめればよい。
例えば前記組成物よりなるフィルムをパイル布1に加熱
溶融圧着したり、溶融物をパイル布1の裏面に塗布する
手段が挙げられる。
溶融圧着したり、溶融物をパイル布1の裏面に塗布する
手段が挙げられる。
バッキング材としての組成物の目付量は200〜7.0
00g/dが好適である。
00g/dが好適である。
なお、本考案では基布にパイル糸をタフトしてなるパイ
ル布を対象としたいわゆるタフテッドについて詳述した
が、これに限定されるものではなく、本考案規定のパイ
ル布としてはその他編地、ニードルパンチ不織布も挙げ
ることができる。
ル布を対象としたいわゆるタフテッドについて詳述した
が、これに限定されるものではなく、本考案規定のパイ
ル布としてはその他編地、ニードルパンチ不織布も挙げ
ることができる。
以上の様に本考案のカーペットは、
イ パイル布裏面にバッキング材を溶融接着させる際、
比較的低温度で実施できる。
比較的低温度で実施できる。
ロ カーペットの熱賦型も比較的低温度で実施できる
ハ 熱賦型に失敗しても再度の熱賦型が可能である。
二 柔軟性があり、取扱いが容易である。
ホ ポリプロピレン基布が使用できる。
へ 遮音効果に優れる。
等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様でカーペットの断面図であ
る。 1:パイル&4:パッキンク材。
る。 1:パイル&4:パッキンク材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 パイル布の裏面に、下記(4)および(B)の組成
物よりなるバッキング材を貼合せたことを特徴とするカ
ーペット。 (4)ポリブタジェン20〜旬重量% (B) 無機フィラーおよびポリオレフィンワックス
よりなる混合物80〜30重量% ただし該混合物中における無機フィラーとポリオレフィ
ンワックスの量は無機フィラーが95〜75重量%ポリ
オレフィンワックスが5〜25重量%である。 2 パイル布が、タフテッド、編地または二−ドルパン
チ不織布である実用新案登録請求の範囲第1項記載のカ
ーペット。 3 ポリブタジェンが1.2−ポリブタジェンである実
用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載のカーペ
ット。 4 無機フィラーが、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、
シリカ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸
化鉄、または亜鉛末である実用新案登録請求の範囲第1
項または第2項記載のカーペット。 5 ポリオレフィンワックスが、ポリエチレンワックス
および/またはポリプロピレンワックスである実用新案
登録請求の範囲第1項または第2項記載のカーペット。 6 バッキング材の日付量が、200〜7.0OOP/
−である実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、第3
項、第4項または第5項記載のカーペット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4639580U JPS6041181Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | カ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4639580U JPS6041181Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | カ−ペツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56148284U JPS56148284U (ja) | 1981-11-07 |
JPS6041181Y2 true JPS6041181Y2 (ja) | 1985-12-13 |
Family
ID=29641425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4639580U Expired JPS6041181Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | カ−ペツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041181Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4391870A (en) * | 1982-04-05 | 1983-07-05 | Monsanto Company | Spray-suppression device |
JP2006045373A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Jsr Corp | 熱可塑性エラストマー組成物および成形品 |
-
1980
- 1980-04-08 JP JP4639580U patent/JPS6041181Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56148284U (ja) | 1981-11-07 |
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