JPS6040968B2 - エンボシングマ−クを有するプラスチツクカ−ドの作成方法 - Google Patents

エンボシングマ−クを有するプラスチツクカ−ドの作成方法

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JPS6040968B2
JPS6040968B2 JP9514975A JP9514975A JPS6040968B2 JP S6040968 B2 JPS6040968 B2 JP S6040968B2 JP 9514975 A JP9514975 A JP 9514975A JP 9514975 A JP9514975 A JP 9514975A JP S6040968 B2 JPS6040968 B2 JP S6040968B2
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JP
Japan
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embossing
mold
card
mark
marks
Prior art date
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Expired
Application number
JP9514975A
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JPS5218764A (en
Inventor
利夫 河俣
泰 稲葉
邦泰 城石
茂 森下
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はェンボシングマークを有するプラスチックカー
ドの作成法に関するものである。
一般にクレジットカード、キャッシングカード等には氏
名、識別番号等のェンボシングマークが施されていて、
このェンボシングマークの上にカーボン紙、感圧紙等の
伝票などを押しつけて上記のような個別データ−を写し
とるようになっている。
従来このようなェンボシングマークを有するプラスチッ
クカードを得るためには、ラミネート装置によってラミ
ネートされたカードを、さらにエンボシングマシンにか
けなければならなかつた。しかしながらこのような方法
では2度手間になるばかりでなく、従釆のェンボシング
マシンは列えばカードの表面に凸状のェンボシングマー
クを施すときにはカードの裏面に雄型を、表面に雌型を
押し当てプレスするようになっているから、表面にェン
ボシングマークが施されるのと同時に裏面にも表面の凸
部に対応する凹部が形成されてさまう。そのため裏面の
印刷部分がゆがんでしまうとももに、カードの表裏同一
箇所に別個のェンボシングマ−クを施すことができない
という欠点がある。さらに、寂来のェンボシングマシン
にかけるカードは既に硬化しているため、カードの材質
にからりの圧延性が要求され、したがって、カードの材
料として塩化ビニル系の材料しか使用できないという欠
点があった。
また、従来のェンボシングマシンでカードに密にェンボ
シングマークを施すと、カードがカールしてしまい、特
に磁気テープ付きのカードの場合に続み取り誤差を生ず
る原因となる。
本発明は上記のような、従来のェンボシングマークを有
するプラスチックカードの作成方法の欠点を除去した前
記のようなカードの作成方法を提供せんとするものであ
る。
本発明の方法か、識別番号等のヱンボシングマーク用の
凹凸を表面に施した互いに平行な板状部材によって、相
互に援着性のあるもし〈は接着剤を介して熱可塑性プラ
スチックシートを積層してなる積層体を加圧挟持し、か
つその積層体を加熱することによって、カードのラミネ
ートと同時にそのカードにェンボシングマークを施すよ
うにしたものである。
このように本発明の方法はラミネート特に軟化したカー
ドの表面の型枠によってェンポシングマークを施すよう
にしたことを特徴とするものである。
すなわち凸状のェンボシングマークを施す時には、積層
体のェンボシングマークを施すべき表面に接する板状部
材の表面に所望のェンボシングマークに対応する凹部を
設け、加圧加熱時にこの凹都内に軟化したプラスチック
シートを圧入することによって、ェンボシングマークを
プラスチックカード表面に形成するようにしたものであ
り、逆に凹状のェンボシングマークを施す時には板状部
村表面に設けた凸部を軟化したシートの表面に圧入して
、所望のェンボシングマークをカード表面に形成するよ
うにしたものである。したがって従来のェンボシングマ
シンによるのと異なり、カード裏面の影響を及ぼすこと
なく、ェンボシングマークをカード表面に形成すること
ができるから、裏面にゆがみのない、ェンボシングマー
クを有するプラスチックカードを形成することができる
またカードの表裏双方の同一箇所に別個のェンボシング
マークを有するカードを作成することもできる。また、
従来のェンボシングマシンによるのと異なり、カードの
材質が圧延性のよいものである必要がないから、材質の
選択に制限を受けることなく、ェンボシングマーク部分
の耐摩耗性の高い材質を使用することができるとともに
、カードのエッジ部分が感圧紙等に押しつける時に鮮明
に再現される。
また、ェンボシングマークを密に施してもカードがカー
ルすることがないから、従来の方法では不可能であった
社章、デザインマーク等の複雑なェンボシングマークを
有するカードの作成が可能となる。本発明の方法におい
てカードをラミネートする方法としては従来公知の熱板
プレス法および本出願人の既に出願中の高周波誘電加熱
法によるもの等種々の方法を使用することができる。
この時のラミネート条件も、ェンボシソグマークのない
プラスチックカードの場合と全く同機でよい。またェン
ボシング用の凹凸を施した板状部材(以後金型と呼ぶ)
としては金型自身に直接凹凸加工を施してもよいし、平
面状の金型の表面に薄い金属シートを貼付し、そのシー
トの表面に凹凸加工をしてもよい。金型自身に直接凹凸
加工をするのは大量生産の場合に適しており、金型の耐
久性は良いが、他のェンボシングマークと変える時には
金型自体を交換しなければならないという不利がある。
また金型の一部に共通のェンボシングマークを施し、他
の一部を着脱自在とし、その部分に個別のェンボシング
マークを施すようにすれば、一部共通のェンボシングマ
ークの場合有利である。さらにヱンボシングマークを施
す部分のみを着脱自在とすれば、カードの種類を変えた
い時には、この部分のみを光換すればよい。また金型の
表面に薄い金属シートを貼付する場合にはこの金属シー
トのみを交換すればェンボシングマークの種類を変える
ことができる。
以下このような金型の例を図面によって説明する。
第1図において本例の金型1は例えば富士写真フィルム
株式会社の身分証明書用カードを作成するためのもので
あり、社員の共通の社章用のェンボシングマーク2は金
型1の表面に直接設けられており、社員番号と氏名用の
ェンボシングマーク3は金型1の案内溝laに着脱自在
に嫁着されるプレート4上に施されている。
したがって前記プレート4を交換することによってそれ
ぞれ異なった氏名と社員番号のェンボシングマークを有
するプラスチックカードを形成することができる。なお
、前記金型1は一方の金型であり、他方の金型は平面状
の金型であってもよいし、他のェンボシングマークを施
した金型であってもよい、前述のように両方の金型の相
対向する面にェンボシングマークを施すことによって、
カードの両面の同一部にェンポシングマークを有するカ
ードの作成も可能である。また第2図に示すのは、表面
にェンボシングマークを施した金属シートを貼付した金
型の例である。
第2図において金型10‘ま平面状の表面を有する基板
11の表面に、ェンボシングマーク12を施した金属シ
ート13を接着剤14によって貼付したものであり、こ
の金属シート13を交換することによって種類の異なる
ェンボシングマークを有するプラスチックカードを作成
することができる。なお、以上2つの金型の例において
各ェンボシングマークはカード表面に形成されるべきェ
ンボシングマークの鏡像をなしており、また金型に設け
られるェンボシングマークが凹状であれば、カードに形
成されるェンボシングマークは凸状となり、逆に金型の
ェンボシングマークが凸状であればカード‘こは凹状の
ェンポシングマークが形成される。
また、金型の材質は使用目的に応じて選択することがで
きるが、鉄鋼、真鈴、鋼等が適している。
本発明に使用するプラスチックシートとしてはポリ塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリル樹脂、ポリウレ
タン、ポリカーボネート、ナイロン樹脂、セルo−スア
セテート樹脂、ポリエステル樹脂等が適当であり、これ
らのシートを鏡層してなる積層体の接着面には必要に応
じて接着剤を塗布してもよい。
なお、プラスチックシートの積層体間に写真等の被侠持
物を挟持しても何らさしつかえない。
以下本発明の具体的な実施例について、詳細に説明する
。実施例 1 トリァセチル樹脂シート(富士写真フィルム■製)(2
0×20弧)を厚み120仏、180仏、180ム、1
20〆の順序に積層し、それぞれの層間にはェポキシ系
の接着剤を使用した。
上記積層シートを、20×20肌の面積を有し、深さ3
00仏のェソボシングマーク(面積8孫)が施してある
上部金型と平面上の下部金型を用いて、温度13000
、圧力10k9/地時間15分の条件にてラミネートを
行なった。
加熱は電気加熱によった。得られたカードは高さ300
〃の所望のェンボシングマークを有するプラスチックカ
ードであった。実施例 2カード用シートの、中心層に
白色硬塩化ビニル樹脂シート(6×9弧)厚み500山
を用いその上下に厚み100〃の透明塩化ビニル樹脂シ
ート(6×9伽を積層し、7×10舷の板面を有し、こ
の積層シートを電熱ヒーターが内蔵され、しかも、蒸気
(水も含む)の循環が可能な鉄製金型で、350〃の深
さを有するデサインの固定ェンポシングマーク(1・5
の)と、着脱可能な幅9h/長さ9肌のェンボシングマ
ーク(深さ350〃)を持った金型平面状金型の間にセ
ットし、蒸気と翼塁熱ヒーターを併用し、温度150℃
、圧力8k9/地、時間15分の条件でラミネートを行
なった結果、ェンボシングマークのない部分のシートの
厚さ690ムの高さ350仏の所望のェンボシングマー
クを有するプラスチックカードを得た。
実施例 3 実施例2と同一の積層シートと、金型を用い、上下の金
型に、4位MHz、舷wの周波数と出力を持った高周波
発生機を接続し、圧力5k9/め、発振時間3秒、水冷
却時間1町砂の条件でラミネートを行ない、ェンボシン
グマークのない部分のシートの厚さ650仏、高さ35
0ムの所望のェンボシングマークを有するプラスチック
カードを得た。
実施例 4カード用シートの中心層に白色アクリル樹脂
シート(6×9仇)厚み250ムを2枚積層し、その上
下に厚み150仏の透明アクリル樹脂シート(6×9肌
)を重ね、金型として、水循環機構をもった平面状表面
の金型を用い、上型の金型には厚さ500一の鉄製シー
ト(6×9伽)ェンボシングマーク(15の)(深さ1
50〃)を施したものを、耐熱用接着剤を用い、(接着
剤の厚み200仏)貼付した、上下の金型に、実施例3
と同一の高周波発生機を接続し、圧力4k9/仇発振時
間5秒水冷却時間12秒の条件でラミネートを行ない、
その結果ェンボシングマークのない部分のシート厚み7
20r高さ150仏の所望のヱンボシングマークを両面
に有するプラスチックカードを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法に使用する金型の一例を示す斜視
図、第2図は他の例を示す斜視図である。 1,10・・…・金型、2,3,12・・・・・・ェン
ボシングマーク、4…・・・プレート、13・・・・・
・金属シート。 FIG.l FIG.2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 相互に接着性のあるもしくは接着剤を介して複数枚
    の熱可塑性プラスチツクシートを重ね合わせて積層体と
    し、該積層体を互いに平行な表面に氏名、識別番号等の
    エンボシング用の凹凸を有する板状部材によつて加圧挾
    持し、かつこの積層体を加熱し、各プラスチツクシート
    をラミネートすると同時に表面にエンボシングマークを
    施することを特徴とするエンボシングマークを有するプ
    ラスチツクカードの作成方法。
JP9514975A 1975-08-05 1975-08-05 エンボシングマ−クを有するプラスチツクカ−ドの作成方法 Expired JPS6040968B2 (ja)

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JPS5218764A JPS5218764A (en) 1977-02-12
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