JPS6040905Y2 - デイスクブレ−キの引きずり防止装置 - Google Patents
デイスクブレ−キの引きずり防止装置Info
- Publication number
- JPS6040905Y2 JPS6040905Y2 JP1978178224U JP17822478U JPS6040905Y2 JP S6040905 Y2 JPS6040905 Y2 JP S6040905Y2 JP 1978178224 U JP1978178224 U JP 1978178224U JP 17822478 U JP17822478 U JP 17822478U JP S6040905 Y2 JPS6040905 Y2 JP S6040905Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc rotor
- pad
- disc
- brake
- pressurized air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブレーキ解除時にパッドをディスクロータから
確実に離間させるようにしたディスクブレーキの引きず
り防止装置に関するものである。
確実に離間させるようにしたディスクブレーキの引きず
り防止装置に関するものである。
保持部材によってディスクロータの板面に直角な方向に
移動可能に保持されたパッドを、アクチュエータによっ
てディスクロータに押圧してそのディスクロータの回転
を抑制するようにしたディスクブレーキにおいては、従
来、ブレーキ解除時にパッドをディスクロータから積極
的に離間させるための手段が施されていないのが普通で
ある。
移動可能に保持されたパッドを、アクチュエータによっ
てディスクロータに押圧してそのディスクロータの回転
を抑制するようにしたディスクブレーキにおいては、従
来、ブレーキ解除時にパッドをディスクロータから積極
的に離間させるための手段が施されていないのが普通で
ある。
従ってパッドとそれを保持する部材との摺動面、または
アクチュエータの摺動面の摩擦抵抗が錆の発生等によっ
て異常に大きくなった場合等には、パッドをディスクロ
ータから確実に離間させることができず、ブレーキ非作
動時にパッドがディスクロータに摺接したままとなる引
きずりと呼ばれる状態に陥ることがある。
アクチュエータの摺動面の摩擦抵抗が錆の発生等によっ
て異常に大きくなった場合等には、パッドをディスクロ
ータから確実に離間させることができず、ブレーキ非作
動時にパッドがディスクロータに摺接したままとなる引
きずりと呼ばれる状態に陥ることがある。
このようなブレーキの引きずりはエンジンに無駄な負荷
を負わせて燃費を悪化させるため、従来からその防止に
多くの努力が傾注されて来たが、未だ確実な防止手段は
存在しない。
を負わせて燃費を悪化させるため、従来からその防止に
多くの努力が傾注されて来たが、未だ確実な防止手段は
存在しない。
本考案はこのような事情を背景としてなされたものであ
って、その要旨とするところは、ディスクロータとパッ
ドとの摺接面間に加圧空気を供給し、それによってパッ
ドをディスクロータかう強制的に離間させることにある
。
って、その要旨とするところは、ディスクロータとパッ
ドとの摺接面間に加圧空気を供給し、それによってパッ
ドをディスクロータかう強制的に離間させることにある
。
以下、本考案の実施例を示す図面に基づいて詳細に説明
する。
する。
第１〜３図において、１はディスクロータ２の外周を跨
いで位置固定に配設されたマウンティングブラケットで
あって、ディスクロータ２の両側に配置されたインナパ
ッド３とアウタパッド４とをディスクロータ２の板面に
直角な方向に移動可能に保持している。
いで位置固定に配設されたマウンティングブラケットで
あって、ディスクロータ２の両側に配置されたインナパ
ッド３とアウタパッド４とをディスクロータ２の板面に
直角な方向に移動可能に保持している。
７はキャリパであって、全体としてほぼ鞍形をなし、一
方の垂下部にシリンダ７ａが一体的に形成され、他方に
一対の爪部７ｂ、７ｂが形成されており、ディスクロー
タ２及び両パッド３，４を跨いだ状態で配置されている
。
方の垂下部にシリンダ７ａが一体的に形成され、他方に
一対の爪部７ｂ、７ｂが形成されており、ディスクロー
タ２及び両パッド３，４を跨いだ状態で配置されている
。
キャリパ７は両側に突成された腕部７ｃ、７ｃがマウン
ティングブラケット１に螺着されたスライドピン８，８
に嵌合されて、ディスクロータ２の板面に直角な方向に
摺動可能に支持されている。
ティングブラケット１に螺着されたスライドピン８，８
に嵌合されて、ディスクロータ２の板面に直角な方向に
摺動可能に支持されている。
シリンダ７ａにはインナパッド３の裏金３ｂに対向する
ピストン９が嵌合されていて、オイルシール１０及びダ
ストシール１１によって密封されている。
ピストン９が嵌合されていて、オイルシール１０及びダ
ストシール１１によって密封されている。
以上は公知のディスクブレーキと同じであって、ピスト
ン９が制動液圧の作用によって第２図の左方に前進させ
られると、裏金３ｂに当接してインナパッド３をディス
クロータ２の一側の板面に押圧するとともに、その反力
によってキャリパ７を同図の右方に移動させ、爪部７ｂ
、７ｂが裏金４ｂに当接してアウタパッド４をディスク
ロータ２の他側の板面に押圧する。
ン９が制動液圧の作用によって第２図の左方に前進させ
られると、裏金３ｂに当接してインナパッド３をディス
クロータ２の一側の板面に押圧するとともに、その反力
によってキャリパ７を同図の右方に移動させ、爪部７ｂ
、７ｂが裏金４ｂに当接してアウタパッド４をディスク
ロータ２の他側の板面に押圧する。
それによって、両パッド３，４がディスクロータ２を両
側から締付けてその摩擦力でディスクロータ２の回転を
抑制し、ピストン９の制動液圧が除去されるとオイルシ
ール１０の弾性復元力によってピストン９が同図の右方
へ後退し、これにより両パッド３，４のディスクロータ
２に対する押圧力が解除されるように構成されている。
側から締付けてその摩擦力でディスクロータ２の回転を
抑制し、ピストン９の制動液圧が除去されるとオイルシ
ール１０の弾性復元力によってピストン９が同図の右方
へ後退し、これにより両パッド３，４のディスクロータ
２に対する押圧力が解除されるように構成されている。
しかして、本実施例においては上記した公知のディスク
ブレーキのインナパッド３及びアウタパッド４内のほぼ
全体に空気通路１２が連続して形成され（第３図参照）
、パッド３，４の上部に設けられた流入口１２ａ、１２
ａに、可視性チューブ１５．１５がコネクタ１４．１４
を介して接続されていて、図示しない加圧空気供給源か
ら空気通路１２に加圧空気が供給されるようにするとと
もに、両パッド３，４の摺接面３ａ、４ａに空気通路１
２の開口部として多数の小孔１３が穿設されており、各
小孔１３からディスクロータ２の両側の板面に向かって
加圧空気が噴出するようにしである。
ブレーキのインナパッド３及びアウタパッド４内のほぼ
全体に空気通路１２が連続して形成され（第３図参照）
、パッド３，４の上部に設けられた流入口１２ａ、１２
ａに、可視性チューブ１５．１５がコネクタ１４．１４
を介して接続されていて、図示しない加圧空気供給源か
ら空気通路１２に加圧空気が供給されるようにするとと
もに、両パッド３，４の摺接面３ａ、４ａに空気通路１
２の開口部として多数の小孔１３が穿設されており、各
小孔１３からディスクロータ２の両側の板面に向かって
加圧空気が噴出するようにしである。
ただし、各小孔１３は第２図から明らかなように摺接面
３ａ、４ａに直接開口させられており、これら摺接面３
ａ、４ａがディスクロータ２に密着した状態では各小孔
１３がディスクロータ２によって閉塞されるようにされ
ている。
３ａ、４ａに直接開口させられており、これら摺接面３
ａ、４ａがディスクロータ２に密着した状態では各小孔
１３がディスクロータ２によって閉塞されるようにされ
ている。
また、加圧空気供給源と空気通路１２との間にはエヤバ
ルブが設けられている。
ルブが設けられている。
このエヤバルブハ常には閉じており、ブレーキ操作機構
と連動してブレーキ解除直後の一定時間だけ開いて加圧
空気供給源から加圧空気が空気通路１２へ流れることを
許容するものである。
と連動してブレーキ解除直後の一定時間だけ開いて加圧
空気供給源から加圧空気が空気通路１２へ流れることを
許容するものである。
したがって、ピストン９の制動液圧が除去されたにもか
かわらず、なんらかの異常によってピストン９が後退せ
ず、またはピストン９が後退しても両パッド３，４がデ
ィスクロータ２から離間しなかった場合にも、各小孔１
３内に閉じ込められた加圧空気の圧力によって両パッド
３，４がディスクロータ２から強制的に押し離されるの
である。
かわらず、なんらかの異常によってピストン９が後退せ
ず、またはピストン９が後退しても両パッド３，４がデ
ィスクロータ２から離間しなかった場合にも、各小孔１
３内に閉じ込められた加圧空気の圧力によって両パッド
３，４がディスクロータ２から強制的に押し離されるの
である。
尚、小孔１３の開口面積はできるだけ小さくすることが
パッド３，４の摺接面積を大きくするうえで望ましいた
め、本実施例においては各小孔１３の面積は小さくされ
ているが、小孔１３がディスクロータ２によって閉塞さ
れると言っても、加圧空気の漏れが完全に防止されるほ
どのシール性能があるわけではないので、各小孔１３か
ら漏れ出た加圧空気が小孔１３の開口部周辺に溜り、こ
れが両パッド３，４をディスクロータ２から押し離す作
用をなすため、小さな小孔１３によっても十分にこの押
し離し力を発生させることができるのである。
パッド３，４の摺接面積を大きくするうえで望ましいた
め、本実施例においては各小孔１３の面積は小さくされ
ているが、小孔１３がディスクロータ２によって閉塞さ
れると言っても、加圧空気の漏れが完全に防止されるほ
どのシール性能があるわけではないので、各小孔１３か
ら漏れ出た加圧空気が小孔１３の開口部周辺に溜り、こ
れが両パッド３，４をディスクロータ２から押し離す作
用をなすため、小さな小孔１３によっても十分にこの押
し離し力を発生させることができるのである。
次に、本発明の他の実施例を第４図に基いて説明する。
本実施例においては、インナパッド２３とアウタパッド
２４の摺接面２３ａ、２４ａのほぼ中央に開口する夫々
一個の空気通路３３．３３が形成されていて、インナパ
ッド２３の空気通路３３は裏金２３ｂの裏面に螺着され
たコネクタ２７を介して可視性チューブ３５に接続され
、そのチューブ３５は裏金２３ｂ及びピストン９の上部
に形成された切欠２５ａ、９ａを通して窓穴７ｄからキ
ャリパ７の上方へ引出されており、一方アウタパツド２
４の空気通路３３は裏金２４ｂの裏面に螺着されたエル
ボ２８を介して可撓性チューブ３５に接続されている。
２４の摺接面２３ａ、２４ａのほぼ中央に開口する夫々
一個の空気通路３３．３３が形成されていて、インナパ
ッド２３の空気通路３３は裏金２３ｂの裏面に螺着され
たコネクタ２７を介して可視性チューブ３５に接続され
、そのチューブ３５は裏金２３ｂ及びピストン９の上部
に形成された切欠２５ａ、９ａを通して窓穴７ｄからキ
ャリパ７の上方へ引出されており、一方アウタパツド２
４の空気通路３３は裏金２４ｂの裏面に螺着されたエル
ボ２８を介して可撓性チューブ３５に接続されている。
上記以外の構成及び作用は前記第１〜３図例と同一であ
るので説明を省略する。
るので説明を省略する。
本考案は以上の説明によって明らかにしたように、パッ
ドに、そのパッドのディスクロータに対する摺接面に開
口し、その摺接面がディスクロータに密着した状態では
ディスクロータによって閉塞される空気通路を形成する
とともに、その空気通路に加圧空気供給源を接続したも
のであるので、ブレーキ解除時に何らかの異常によって
パッドがディスクロータから離間しなかった場合にも、
空気通路内に閉じ込められる加圧空気の圧力によってパ
ッドをディスクロータから強制的に押し離すことができ
て引きずりを確実に防止し得るとともに、パッドがディ
スクロータから押し離された後には空気通路の開口から
噴出してディスクロータとパッドとの間を流れる空気に
よってパッドとディスクロータとの摺接面が冷却される
ため、フェード現象の発生が抑制されてブレーキの効き
が向上し、更にパッドとディスクロータの摺接面に付着
するパッドおよびディスクロータの摩耗粉や土砂が加圧
空気によって外方へ吹き飛ばされるため、摩耗粉等がパ
ッドの表面に付着することによって生ずるブレーキの鳴
きを防止し得る等の優れた効果を奏する。
ドに、そのパッドのディスクロータに対する摺接面に開
口し、その摺接面がディスクロータに密着した状態では
ディスクロータによって閉塞される空気通路を形成する
とともに、その空気通路に加圧空気供給源を接続したも
のであるので、ブレーキ解除時に何らかの異常によって
パッドがディスクロータから離間しなかった場合にも、
空気通路内に閉じ込められる加圧空気の圧力によってパ
ッドをディスクロータから強制的に押し離すことができ
て引きずりを確実に防止し得るとともに、パッドがディ
スクロータから押し離された後には空気通路の開口から
噴出してディスクロータとパッドとの間を流れる空気に
よってパッドとディスクロータとの摺接面が冷却される
ため、フェード現象の発生が抑制されてブレーキの効き
が向上し、更にパッドとディスクロータの摺接面に付着
するパッドおよびディスクロータの摩耗粉や土砂が加圧
空気によって外方へ吹き飛ばされるため、摩耗粉等がパ
ッドの表面に付着することによって生ずるブレーキの鳴
きを防止し得る等の優れた効果を奏する。
また、パッドに形成した空気通路と、それに加圧空気を
供給する加圧空気供給源との間に、常には閉じており１
、ブレーキ解除直後の右足時間だけ開くエヤバルブを設
けたため、パッドはブレーキ解除直後に確実にディスク
ロータから離間させられ、また、そのために十分な圧力
および量の加圧空気を供給しても、その供給時間はブレ
ーキ解除時間はブレーキ解除直後の一定時間に限られて
いるため、加圧空気の全使用量は少なくて済む。
供給する加圧空気供給源との間に、常には閉じており１
、ブレーキ解除直後の右足時間だけ開くエヤバルブを設
けたため、パッドはブレーキ解除直後に確実にディスク
ロータから離間させられ、また、そのために十分な圧力
および量の加圧空気を供給しても、その供給時間はブレ
ーキ解除時間はブレーキ解除直後の一定時間に限られて
いるため、加圧空気の全使用量は少なくて済む。
また、エヤバルブは常には閉じているものであるため、
加圧空気供給源に蓄圧タンクを備えて加圧空気を蓄えて
おくことができ、前述のように全空気使用量が少なくて
済むことと相埃って小形の空気加圧装置を使用すること
が可能であり、それを作動させるための動力も少なくて
済む効果が得られる。
加圧空気供給源に蓄圧タンクを備えて加圧空気を蓄えて
おくことができ、前述のように全空気使用量が少なくて
済むことと相埃って小形の空気加圧装置を使用すること
が可能であり、それを作動させるための動力も少なくて
済む効果が得られる。
添付図面は本考案の実施例を示し、第１図は平面図、第
２図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第３図はパッドの一部切
欠正面図、第４図は他の実施例の断面図である。 １：マウンティングブラケット、２：ディスクロータ、
３，２３：インナパッド、４，２４：アウタパッド、３
ａ、４ａ、２３ａ、２４ａ：摺接面、７：キャリパ、７
ａニジリンダ、７ｂ：爪部、９：ピストン、１２．３３
：空気通路、１３：小孔、１４，２７：コネクタ、１５
，３５：可撓性チューブ。
２図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第３図はパッドの一部切
欠正面図、第４図は他の実施例の断面図である。 １：マウンティングブラケット、２：ディスクロータ、
３，２３：インナパッド、４，２４：アウタパッド、３
ａ、４ａ、２３ａ、２４ａ：摺接面、７：キャリパ、７
ａニジリンダ、７ｂ：爪部、９：ピストン、１２．３３
：空気通路、１３：小孔、１４，２７：コネクタ、１５
，３５：可撓性チューブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 保持部材によってディスクロータの板面に直角な方向に
移動可能に保持されたパッドを、アクチュエータによっ
て前記ディスクロータに押圧して該ディスクロータの回
転を抑制するようにしたディスクブレーキにおいて、 前記パッドに、該パッドの前記ディスクロータに対する
摺接面に開口し、該摺接面が前記ディスクロータに密着
した状態では該ディスクロータによって閉塞される空気
通路を形成するとともに、該空気通路に加圧空気供給源
を接続し、かつ、それら空気通路と加圧空気供給源との
間に常には閉じており、ブレーキ解除直後に一定時間だ
け開くエヤバルブを設け、それによって、ブレーキ解除
時に、前記パッドが前記ディスクロータに密着した状態
で前記空気通路内に閉じ込められる加圧空気の圧力によ
って該パッドを該ディスクロータから押し離すようにし
たことを特徴とするディスクブレーキの引きずり防止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978178224U JPS6040905Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | デイスクブレ−キの引きずり防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978178224U JPS6040905Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | デイスクブレ−キの引きずり防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5593739U JPS5593739U (ja) | 1980-06-28 |
| JPS6040905Y2 true JPS6040905Y2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=29188484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978178224U Expired JPS6040905Y2 (ja) | 1978-12-22 | 1978-12-22 | デイスクブレ−キの引きずり防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040905Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111108025A (zh) * | 2017-08-01 | 2020-05-05 | 塔拉诺技术公司 | 用于铁路制动系统的摩擦装置 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2492858C2 (en) * | 2011-12-06 | 2014-12-10 | Trevor Michael Mennie | Brake system |
| PL225371B1 (pl) * | 2012-10-26 | 2017-04-28 | Przemysłowy Inst Motoryzacji | Urządzenie do redukcji emisji pyłów powstających podczas hamowania pojazdu wyposażonego w hamulec bębnowy |
| WO2014199129A1 (en) * | 2013-06-12 | 2014-12-18 | Mennie Trevor Michael | Brake pad assembly |
| GB2516505A (en) * | 2013-07-25 | 2015-01-28 | Trevor Michael Mennie | Brake system |
| JP6502127B2 (ja) * | 2015-03-05 | 2019-04-17 | 日信工業株式会社 | 車両用ディスクブレーキ |
| GB201617506D0 (en) | 2016-10-14 | 2016-11-30 | Mennie Trevor M | Brake control system |
| FR3069831B1 (fr) * | 2017-08-01 | 2019-09-13 | Tallano Technologie | Ensemble a friction pour systeme de freinage ferroviaire |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5189957U (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-19 |
-
1978
- 1978-12-22 JP JP1978178224U patent/JPS6040905Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111108025A (zh) * | 2017-08-01 | 2020-05-05 | 塔拉诺技术公司 | 用于铁路制动系统的摩擦装置 |
| CN111108025B (zh) * | 2017-08-01 | 2022-07-05 | 塔拉诺技术公司 | 用于铁路制动系统的摩擦装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5593739U (ja) | 1980-06-28 |
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