JPS6040889Y2 - 雄ねじ - Google Patents
雄ねじInfo
- Publication number
- JPS6040889Y2 JPS6040889Y2 JP4723580U JP4723580U JPS6040889Y2 JP S6040889 Y2 JPS6040889 Y2 JP S6040889Y2 JP 4723580 U JP4723580 U JP 4723580U JP 4723580 U JP4723580 U JP 4723580U JP S6040889 Y2 JPS6040889 Y2 JP S6040889Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- base
- tapping screw
- screwed
- wall plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として建築物の壁板を軽量鉄骨の下地に止留
するのに使用する雄ねじに関するものである。
するのに使用する雄ねじに関するものである。
通常のねじ釘やボルトなどの雄ねじをもって建築物の壁
板を下地に止留した場合には、壁板が下地と強固に一体
化されるため、壁面に伝わった音が下地を通じ伝播して
遮音性能が劣る。
板を下地に止留した場合には、壁板が下地と強固に一体
化されるため、壁面に伝わった音が下地を通じ伝播して
遮音性能が劣る。
そこで、壁板を下地に対し遮音クリップをもって止留す
ることにより壁板を下地に浮動状態に止留する工法が一
般に行われているが、遮音クリップのみによると壁板が
石膏ボードのように比重の大きい場合には自重によりず
れを生じて壁面が彎曲するため、彎曲防止のために一部
にねじ釘を併用せねばならず、このねじ釘が遮音性能を
低下させ、また、多数の遮音クリップを使用する止音工
法はコスト高になるとともに作業性に劣るなど種々の問
題がある。
ることにより壁板を下地に浮動状態に止留する工法が一
般に行われているが、遮音クリップのみによると壁板が
石膏ボードのように比重の大きい場合には自重によりず
れを生じて壁面が彎曲するため、彎曲防止のために一部
にねじ釘を併用せねばならず、このねじ釘が遮音性能を
低下させ、また、多数の遮音クリップを使用する止音工
法はコスト高になるとともに作業性に劣るなど種々の問
題がある。
本考案は前記のような問題点を解決する目的の下に完成
された雄ねじに関するもので、図示の実施例に示すよう
に、軸部１の先端をタッピンねじ部として該タッピンね
じ部２と基方部の螺条部３との間に、該螺条部３がねじ
込まれる壁板をして該タッピンねじ部２がねじ込まれる
軽量鉄骨の下地に対し固定されない状態に保持するに足
る長さの無螺条部４を設けたことを特徴とするものであ
る。
された雄ねじに関するもので、図示の実施例に示すよう
に、軸部１の先端をタッピンねじ部として該タッピンね
じ部２と基方部の螺条部３との間に、該螺条部３がねじ
込まれる壁板をして該タッピンねじ部２がねじ込まれる
軽量鉄骨の下地に対し固定されない状態に保持するに足
る長さの無螺条部４を設けたことを特徴とするものであ
る。
なお、図中５は軸部１の基端に形成される頭部である。
このように構成されたものは、建築物の壁板を軽量鉄骨
よりなる下地に止留して間仕切を構成する場合、軸部１
の先端のタッピンねじ部２をもって壁板イを通じ下地口
に向けねじ込めば、第２図に示すように、軸部１の基方
部に形成された螺条部３および頭部は容易に壁板イに埋
め込まれた状態となるとともに該軸部１の先端のタッピ
ンねじ部２および該タッピンねじ部２と基方部の螺条部
３との間に設けた無螺条部４は該壁板イの裏側より突出
されて該先端のタッピンねじ部２は下地口に形成される
ねじ孔部ハを通じて無螺条部４がねじ孔部へに遊挿され
た状態となるものであるが、前記無螺条部４は螺条部３
がねじ込まれる壁板イをしてタッピンねじ部２がねじ込
まれる軽量鉄骨の下地口に対し固定されない状態に保持
するに足る長さとしたため、該壁板イは下地口に対し一
定の間隔二をもって固定されることなく保持されること
となるから、壁面に伝わった音が下地を通して伝播する
ことを適確に防止でき、優れた遮音性を備えた壁面が構
成されることとなる。
よりなる下地に止留して間仕切を構成する場合、軸部１
の先端のタッピンねじ部２をもって壁板イを通じ下地口
に向けねじ込めば、第２図に示すように、軸部１の基方
部に形成された螺条部３および頭部は容易に壁板イに埋
め込まれた状態となるとともに該軸部１の先端のタッピ
ンねじ部２および該タッピンねじ部２と基方部の螺条部
３との間に設けた無螺条部４は該壁板イの裏側より突出
されて該先端のタッピンねじ部２は下地口に形成される
ねじ孔部ハを通じて無螺条部４がねじ孔部へに遊挿され
た状態となるものであるが、前記無螺条部４は螺条部３
がねじ込まれる壁板イをしてタッピンねじ部２がねじ込
まれる軽量鉄骨の下地口に対し固定されない状態に保持
するに足る長さとしたため、該壁板イは下地口に対し一
定の間隔二をもって固定されることなく保持されること
となるから、壁面に伝わった音が下地を通して伝播する
ことを適確に防止でき、優れた遮音性を備えた壁面が構
成されることとなる。
しかも、壁板イが石膏ボードのような重量の大きい場合
でもこれに基方部の螺条部３および頭部を埋め込んでい
る軸部１を介して下地口に確実に支えられることとなる
ため、壁板イの自重によりずれを生じるおそれはないも
のである。
でもこれに基方部の螺条部３および頭部を埋め込んでい
る軸部１を介して下地口に確実に支えられることとなる
ため、壁板イの自重によりずれを生じるおそれはないも
のである。
さらに、施工は従来のねじ釘を使用した一般工法と同様
に進めることができるから、多数の遮音クリップを使用
する場合に比較して工事は簡単であり、工事費を大幅に
下げることができる大きな利点もあるものである。
に進めることができるから、多数の遮音クリップを使用
する場合に比較して工事は簡単であり、工事費を大幅に
下げることができる大きな利点もあるものである。
従って、本考案は建築物の壁板を軽量鉄骨の下地に止音
する従来の工法にみられた難点を解決できる雄ねじとし
て実用的価値極めて大なものである。
する従来の工法にみられた難点を解決できる雄ねじとし
て実用的価値極めて大なものである。
第１図は本考案の実施例を示す正面図、第２図は使用状
態を示す一部切欠正面図である。 １：軸部、２；タッピンねじ部、３：螺条部、４：無螺
条部。
態を示す一部切欠正面図である。 １：軸部、２；タッピンねじ部、３：螺条部、４：無螺
条部。
Claims (1)
- 軸部１の先端をタッピンねじ部２として該タッピンねじ
部２と基方部の螺条部３との間に、該螺条部３がねじ込
まれる壁板をして該タッピンねじ部２がねじ込まれる軽
量鉄骨の下地に対し固定されない状態に保持するに足る
長さの無螺条部４を設けたことを特徴とする雄ねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4723580U JPS6040889Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | 雄ねじ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4723580U JPS6040889Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | 雄ねじ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56148113U JPS56148113U (ja) | 1981-11-07 |
| JPS6040889Y2 true JPS6040889Y2 (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=29642234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4723580U Expired JPS6040889Y2 (ja) | 1980-04-08 | 1980-04-08 | 雄ねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040889Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-08 JP JP4723580U patent/JPS6040889Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56148113U (ja) | 1981-11-07 |
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