JPS6040728B2 - パルス幅変調スイツチング増幅トランジスタのベ−ス駆動回路 - Google Patents

パルス幅変調スイツチング増幅トランジスタのベ−ス駆動回路

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JPS6040728B2
JPS6040728B2 JP10808878A JP10808878A JPS6040728B2 JP S6040728 B2 JPS6040728 B2 JP S6040728B2 JP 10808878 A JP10808878 A JP 10808878A JP 10808878 A JP10808878 A JP 10808878A JP S6040728 B2 JPS6040728 B2 JP S6040728B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、トランジスタを用いたスイッチング増幅器
の特性を改善するようにしたパルス幅変調スイッチング
増幅トランジスタのベース駆動回路に関する。
第1図はパルス幅変調信号によってスイッチングパワー
トランジスタを駆動する従来のベース駆動回路を示す回
路図である。
この第1図において、1は信号入力端子、2はパルス幅
変調回路であって、信号入力が音声信号の場合、パルス
の繰返周波数は通常7皿舷以上に選ばれている。また、
3は高速スイッチングトランジスタ、4はNPN形の電
力用スイッチングトランジスタ、5は正極性の電源、6
は負極性の電源、7,8はそれぞれ抵抗を示す。いま、
信号入力端子1に導入された信号入力はパルス幅変調回
路2でパルス幅変調をうけ、このパルス幅変調を受けた
パルスが高速スイッチングトランジスタ3のべ−スに加
えられると、そこで増幅されて、電力用スイッチングト
ランジスタ4のベースに加えられる。
そして、電源5の電圧と抵抗7とにより、電力用スイッ
チングトランジスタ4の最適な順方向ベース電流を与え
、電源6の電圧と抵抗8とにより、電力用スイッチング
トランジスタ4の定格内の逆方向ベース電圧および電流
を与える。ところで、現在利用できる電力用スイッチン
グトランジスタ4のスイッチング時間は無視できるほど
は小さくない。そのため、ベース駆動の条件も最小のス
イッチング時間を得るようにしなければならない。一般
的に、順方向ベース電流は大きいほどターンオン時間は
小さく、ターンオフ時間は逆方向ベース電流が大きいほ
ど4・さくなる。また、順方向ベース電流は十分4・さ
し、コレクタ飽和電圧を得る大きさが必要であり、逆に
、順方向電流が大きくなれば、逆方向電流も大きくしな
ければ、ターンオフ時間が大きくなってしまう。また、
逆方向電流を大きくするには、ベースの逆耐圧に制限が
あるため、駆動源のインピーダンス(第1図では、高速
スイッチングトランジスタ3のオン抵抗、電源6の内部
抵抗および抵抗8の抵抗値)を小さくするより他に方法
はないが、実現性の上では限度がある。したがって、順
方向電流は大きすぎない適当な大きさでなければならな
いが、その大きさはパルス幅によって異なる。
第1図の回路においては、パルス幅の広いところでの最
適な順方向鰭流はパルス幅の狭いところでは、オーバド
ラィブとなり、蓄積時間の影響で歪が増加し、電力用ス
イッチングトランジスタ4がオンする期間はある程度よ
り短くならす、また、パルス幅の狭いところでの最適な
瓶方向電流では、パルス幅の広いところでのターンオン
時間が大きくなり、かつ十分小さい飽和コレクタ電圧を
得ることができなくなる欠点があった。この発明は、上
記従来の欠点を除去するためになされたもので、ベース
駆動電流をパルス幅に応じて変化させかつその電流値と
その変化量を個々に設定することのできるパルス幅変調
スイッチング増幅トランジスタのベース駆動回路を提供
することを目的とする。
以下、この発明のパルス幅変調スイッチング増幅トラン
ジスタのベース駆動回路の実施例について図面に基づき
説明する。
第2図はその一実施例の横成を示す回路図である。この
第2図における9は高速電圧比較器である。この高速電
圧比較器9は2つの入力端子10,11を有している。
入力端子1川ま三角波の信号を入力するもので、入力端
子11は音声などの信号を入力するものである。この高
速電圧比較器9の出力端には三角波の周波数を繰返し周
波数とする幅変調を受けたパルス(パルス幅変調信号)
が現われるようになっている。また、12,13はそれ
ぞれバッファを兼ねたィンバータ回路であり、上記高遠
電圧比較器9の出力端に現われるパルスはこのィンバー
タ12を通して、ベース駆動回路14の一方の入力端C
に供給されるようになっている。
このベース駆動回路14の他方の入力端Dには、上記パ
ルスがインバータ12,13を介して入力されるように
構成されている。すなわち、インバータ回路12,13
により、ベース駆動回路14の入力端C,Dにコンブリ
メンタリなパルス信号を与えるようになつている。この
ベース駆動回路14はスイッチングパワートランジスタ
15のベースを駆動するためのものであって、第3図に
その回路構成の一例が示されている。
この第3図において、ベース駆動回路14は、入力端C
,Dの制御によって、端子Aの電圧(トランジスタ15
のベース順方向電圧)と端子Bの鰭圧(トランジスタ1
5のベース逆方向電圧)を出力端Eに切換え出力するア
ナログスイッチのごと〈に動作し、そのオン抵抗は非常
に小さい。そしてトランジスタQ,〜Q,抵抗R,〜R
4,コンデンサC,,C2,ダイオードP,〜P3とで
構成されている。ここで、説明を第2図に戻すと、ベー
ス駆動回路14の出力端Eはスイッチングパワートラン
ジスタ15のベースに接続されており、また、端子Bと
このスイッチングパワートランジスタ15のェミッタ間
にはコンデンサC3が接続されている。
スイッチングパワートランジスタ15のエミツ外まアー
スされ、コレク外ま電圧源糖函敷形のローパスフィルタ
25に接続されている。一方、16はバッファアンプで
ある。
このバッファアンプ16の電源端子には、正極性の電源
入力端子18が接続されており、この電源入力端子18
とアース間には、抵抗R5、可変抵抗21、抵抗R6の
直列回路が接続されている。バッファアンプ16の一方
の入力端と出力機間は直結され、アース端子はアースさ
れている。バッファアンプ16の他方の入力端はコンデ
ンサC4を介して可変抵抗20の可動端子に接続されて
いる。可変抵抗201ま入力端子11とアース間に接続
され、入力端子に加えられる音声などの信号電圧を所定
のレベルに設定するためのものである。上記可変抵抗2
1は同様に、電源入力端子18からの正極性の電源電圧
を設定するためのものである。バッファアンプ16の他
方の入力端はこの可変抵抗21の可動端子に抵抗R7を
介して接続されている。これにより、バッファアンプ1
6の他方の入力端には、可変抵抗20で設定された信号
電圧と、可変抵抗21で設定された電源入力端子18の
正極性の直流電圧とが重量されて印加され、その電圧は
電圧源として、F点に現われるようになつている。バッ
ファアンプ16の出力端はトランジスター7のベースに
接続されており、このトランジスタ17はNPNトラン
ジスタによりエミッタフオ。
ワであり、そのコレクタは上記電源入力端子18に接続
され、ェミッタは抵抗父8、コイルLを並列に介して上
記F点に接続されている。このF点はコンデンサC5を
経てアースされているとともに、抵抗22を介して上記
ベース駆動回路14の端子Aに接続されている。この抵
抗22と端子Aとの接続点、すなわちG点はコンデンサ
23を通してアースされている。抵抗22はスイッチン
グパワートランジスタ15の瓶方向ベース駆動電流を決
定する抵抗であり、またコンデンサ23はスピードアッ
プ用のコンデンサである。
また、19は負極性の電源入力端子であり、ベース駆動
回路14の端子Bに負極性の電圧を印加するようになっ
ている。
さらに、上記ローパスフィルタ25は抵抗26を通して
端子27に接続されており、この端子27とスイッチン
グパワートランジスタ15のコレクタ間には、ダイオー
ド24が接続されている。次に、以上のように構成され
たこの発明のパルス幅変調スイッチング増幅トランジス
タのベース駆動回路の動作について第4図の波形図を併
用して述べる。
まず、入力端子10‘こ、第4図に示す定振幅の三角波
28を加え、入力端子11には音声信号29を加えると
、高速電圧比較器9の出力端には出力波形30が得られ
る。この出力波形30はインバー夕回路12,13に加
えられ、インバータ回路12の出力端、すなわち、ベー
ス駆動回路14の入力端には出力波形30を反転した反
転信号31が加えられる。また、インバー夕回路13の
出力端、すなわち、ベース駆動回路14の入力端Dにお
ける信号はインバータ回路12の出力をさらに反転した
信号が印加され、出力波形30とほぼ同様である。その
結果、ベース駆動回路14の入力端C,Dにはコンブリ
メンタリなパルス信号が供給されることになる。また、
入力端子11の音声信号は可変抵抗20により設定され
たレベルとなって、この可変抵抗20、コンデンサC4
を通してバッファアンプ16の他方の入力端に加えられ
、この他方の入力端には、電源入力端子18からの正極
性の電圧を可変抵抗21により設定した直流電圧も印加
されており、この直流電圧と上述の音声信号が重畳され
た電圧がバッファアンプ16に加えられる。
このバッファアンプ16の出力はさらに、トランジスタ
17のベースに加えられる。これにともない、F点には
第4図における信号32が現われる。このF点の信号3
2は出力波形30、反転信号31と対比しても明らかな
ように、この出力波形30、反転信号31のパルス幅が
広くなれば、信号32の電圧は高くなる。いま、ベース
駆動回路14の入力端Cにおける出力波形30が低レベ
ルで、入力端Dにおける反転信号31が高レベルのとき
、このベース駆動回路14の出力端Eと端子Aの電位は
ほぼ等しくなる。
これとは逆に、ベース駆動回路14の入力端Cにおける
出力波形30のレベルが高レベルで入力端Dにおける反
転信号31のレベルが低レベルのとき、端子Aに流れ込
む電流は小さくなり、端子Aの電位とF点の電位はほぼ
等しくなり、スピードアップコンデンサ23に充電され
る。したがって、G点(または端子A)の電圧は第4図
における電圧波形33のようになる。ここで、スイッチ
ング/ぐワートランジスタ15のベースに流れる電流を
考えると、その電流は第4図の34のようになり、順方
向側のスパイクはスピードアップコンデンサ23の放電
によるものであり、ターンオン時間を短くするのに有益
である。
また、逆方向のスパイク電流はスイッチングパワートラ
ンジスター5の蓄積電荷によるものであり、ターンオン
時間を小さくするためには大きいほど効果があり、電源
入力端子19の負極性の電源の電圧はスイッチングパワ
ートランジスタ15の耐圧が許す範囲で大きくする。
そして、一般に、オ−バドライブをすることにより、タ
ーンオン時間は短くなることが知られているが、パルス
幅変調のスイッチングアンプでは、パルス幅の狭いとき
オーバドラィブとなりトかえって、特性が劣化する場合
が多い。第2図の実施例においては、スピードアップコ
ンデンサ23の充轟々圧もパルス幅に応じて第4図の電
圧波形33のように変化するため、適度なオーバドラィ
ブを行なうことができ、スピードアップコンデンサ23
の値を調整することにより、特性を改善することができ
る。
さらに、可変抵抗20,21を調整することにより、ス
イッチングパワートランジスタ15のベース電流の大き
さと変化量をパルス幅の直線性および効率の最適点に設
定することができる。なお、上記第1の実施例では、繰
返し周波数12歌HZ〜200KH2で出力150W、
変調度斑%、歪率0.5%以下と云う性能を抵抗26の
両端から入力に負帰還をかけた状態で実現している。
以上説明したように、上記第1の実施例では、スイッチ
ングパワートランジスタ15のベース電流を高速電圧比
較器9の出力端に現われるパルス幅に応じて変化させる
ことにより、パルス幅が狭いときでもオーバドライブに
ならず、スイッチングパワートランジスタ15のターン
オフ時間を短縮することができる。
また、パルス幅の広いときには十分なべ−ス電流を与え
ることができるので、低いコレク夕飽和電圧を得ること
ができる。さらに、可変抵抗20,21を調整すること
により、スイッチングパワートランジスター5の順方向
駆動電流の平均値と変化量を任意の関係に容易に設定す
ることができ、容易に最適な動作状態とすることができ
る。また、トランジスタ15のベースに与える逆バイア
スはパルス幅に無関係に一定電圧を与えるべく低インピ
ーダンスのベース駆動回路14でスイッチされるため、
トランジスタ15のターンオフ時間をパルス幅に関係な
く短くできる。
そのため、8項方向の電流を大きくすることが可能で、
トランジスター5の飽和オン電圧を小さくすることがで
き、出力のパルス幅変調波形の直線性やトランジスタの
損失の面でも改善できる。また、ターンオフ時にベース
の逆バイアスを低インピーダンスのベース駆動回路14
で与えることができるので、オン期間のベース電流を大
きくすることができ、安定なスイッチング動作が可能と
なる。
さらに、スピードアップコンデンサ23の充亀々圧をパ
ルス幅に応じて変化させることにより、スイッチングパ
ワートランジスタ15のターンオン時間を短くすること
ができる。
これらの効果はパルス幅が非常に狭いときと、非常に広
いときに著しい。
換言すれば、パルス幅のダイナミックレンジが広くなり
、ほぼ100%のパルス幅変調信号をパルス増幅するこ
とができる利点を有する。上話第1の実施例では、スイ
ッチングパワートランジスタ15のベース亀流を変調す
るために、トランジスタ17によるエミツタフオロワに
よる電圧源を用いた場合について例示したが、この発明
はこれに限定されるものではなく、第5図に示すごとく
、トランジスタによる電流源を用いても同様の効果が生
じるとともに、第1の実施例では、バックーレギュレー
タ形(BUCK−REGULATOR形)のスイッチン
グアンプの駆動回路であったが、プッシュープル・レギ
ュレータ・コ ン バ ー タ 形(PUSH− PU
LLREGULATORCONVERTER形)のスイ
ッチングアンプの駆動を第5図のように行なう場合でも
、同様の効果が期待できる。
この第5図において、35は音声信号入力端子、36は
パルス幅変調回路であって、音声信号入力端子35に音
声信号が導入されると、第6図のP,P,Q,Qに示す
ような逆位相のパルスおよびそのそれぞれのコンブリメ
ンタリなパルス出力を発生するようになっている。
パルス出力PとQのデューティ比は0から1/2まで変
化する。パルス出力PとPはベース駆動回路37の入力
端に供給され、パルス出力QとQはベース駆動回路38
の入力様に供給されるようになっている。このベース駆
動回路37,36の出力はプッシュープル・レギュレー
タ・コンバータ形のスイッチングアンプを構成するスイ
ッチングパワートランジスタ51,52のベースを駆動
するものである。スイッチングパワートランジスタ51
,52の出力はトランス53を介して整流回路54(ダ
イオード55,56による両波整流回路)に伝送するよ
うになっている。トランス53の1次巻線の中点には、
正極性の電源電圧が電源入力端子57から供孫舎するよ
うになっている。
整流回路54の出力端はローパスフィルタ40を通して
負荷RLに接続されている。一方、上記音声信号入力端
子35からの音声信号は第2図の実施例の場合と同様に
して、可変抵抗58でレベル調整されて、バッファアン
プ59の一方の入力端に加えられ、このバッファアンプ
59の他方の入力端には、電源入力端子60からの正極
性の電源電圧を可変抵抗61により調整した直流電圧が
印加されている。これにより、バッファアンプ59はこ
の直流電圧と音声信号とが童畳された電圧を出力し、ト
ランジスタ39に供艶造△する。このトランジスタ39
のェミッタは電源入力端子62より正極性の電圧が供給
されまたそのコレクタ定電流特性を利用した電流源とし
て作動し、その電流はベース駆動回路37,38に供給
するようになっている。ところで、ベース駆動回路37
,38はその出力でスイッチングパワートランジスタ5
1,52を駆動し、トランス53を介して整流回路54
にパルスを伝送するが、ベース駆動回路37,38の出
力のパルス幅はそれぞれパルス幅変調回路36の出力P
とQに等しいから、ローパスフィルタ40の入力端では
、デューテイ比0〜1の操返周波数が2倍になったR(
第6図参照)に示されるような波形となる。
そして、トランジスタ39のコレク夕より、ベース駆動
回路37,38には電流が供給されるが、その電流は入
力信号、すなわち、音声信号の振幅、さらに換言すれば
、パルス幅にしたがって変化するため、その変化量と電
流の大きさを適当な大きさに設定することにより、第1
の実施例と同様の効果が得られる。つまり、出力電圧は
ほぼOVまで振ることができる。これにともない、この
発明を利用したスイッチングアンプでは、非常に広いダ
イナミックレンジをもっており、非常に狭いパルスでも
動作するので、ラジオ放送機などのAM変調の変調器と
して使用すると、100%まで直線的に変調することが
容易であるとともに、操返周波数を高くできる。それに
ともない、応答の速いスイッチングレギュレー夕を実現
できるものである。以上詳述したように、この発明のパ
ルス幅変調スイッチング増幅トランジスタのベース駆動
回路によれば、スイッチングパワートランジスタなどの
スイッチング動作を行なうトランジスタのベースを駆動
するために、そのベース回路にベース駆動回路を設け、
このベース駆動回路により入力信号に応じてパルス幅が
変調されるパルスを出力して順方向、逆方向のバイアス
電流を切り換えるようにし、さらに、その日頃方向電流
をパルス幅に応じて強制的に変化させるようにしたので
、パルス幅が狭いときでもオーバドラィブにならず、上
記トランジスタのターンオフ時間を短縮できる。
また、パルス幅の広いときには十分なべース電流を上記
トランジスタに与えることができるので、低いコレク夕
飽和電圧を得ることができるものである。また、この発
明の装置によれば、入力信号と直流電圧とを第2の回路
で重畳させてスイッチングトランジスタのベース順方向
電圧を得ているので、前記第2の回路に対する前記入力
信号と直流電圧の入力レベルを調整する2つの可変抵抗
器により、順万向駆動電流の平均値と変化量を任意の関
係に容易に設定することができ、容易に最適な動作状態
とすることができる。
また、スイッチングトランジスタのベースに与える逆バ
イアスはパルス幅に無関係に一定電圧を与えるべく低イ
ンピーダンスのベース駆動回路でスイッチされるため、
トランジスタのターンオフ時間をパルス幅に関係なく短
くできる。
そのため、順方向の電流を大きくすることが可能で、ス
イッチングトランジスタの飽和オン電圧を小さくするこ
とができ、出力のパルス幅変調波形の直線性やトランジ
スタの損失の面でも改善できる。また、ターンオフ時に
ベースの逆バイアスを低インピーダンスのベース駆動回
路で与えることができるので、オン期間のベース電流を
大きくすることができ、安定なスイッチング動作が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の基本的なべ−ス駆動回路を示す回路図、
第2図はこの発明のパルス幅変調スイッチング増幅トラ
ンジスタのベース駆動回路の一実施例を示す回路図、第
3図は同上実施例におけるベース駆動回路の詳細な構成
を示す回路図、第4図は第2図の実施例の動作を説明す
るための各部の信号波形図、第5図はこの発明の他の実
施例の回路図、第6図は第5図の実施例の動作を説明す
るための各部の信号波形図である。 9・・・・・・高速電圧比較器、10,11・・・・・
・入力端子、12,13……ィンバー夕回路、14,3
7,38・・・・・・ベース駆動回路、15,51,5
2……スイッチング/ぐワートランジスタ、16,59
……バッファアンプ、17,39……トランジスタ、2
0,21,58,61・・・・・・可変抵抗、23……
スピードアップコンデンサ、25,40……ローパスフ
ィルタ、35……音声信号入力端子、36・・・・・・
パルス幅変調回路。 第1図 第2図 第3図 第5図 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号をその振幅に応じたパルス幅変調信号に変
    換する第1の回路と、前記入力信号および直流電圧がそ
    れぞれ別々の可変抵抗器を介して入力され、この両者を
    重畳させることにより、前記パルス幅変調信号のパルス
    幅に応じてレベルが連続的に変化する電圧を取出す第2
    の回路と、前記第1の回路から出力されるパルス幅変調
    信号により制御され、トランジスタのベース順方向電圧
    としての前記第2の回路の出力電圧と、これとは逆の一
    定のベース逆方向電圧とを選択的に出力する低インピー
    ダンスのベース駆動回路と、このベース駆動回路の出力
    電圧によりスイツチング動作を行うトランジスタとを具
    備してなるパルス幅変調スイツチング増幅トランジスタ
    のベース駆動回路。
JP10808878A 1978-09-05 1978-09-05 パルス幅変調スイツチング増幅トランジスタのベ−ス駆動回路 Expired JPS6040728B2 (ja)

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