JPS6040374A - 紙片類収納箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は紙弊などの紙片類を積重ねて収納するための紙
片部収納箱に関し、特に紙片類を本収納する前に一時的
に仮収納する型式の紙片収納箱の改良に関する。

〔発明の背景〕

近年、現金自動預金装部、紙弊整理収納装置、両替機、
自動販売機など、紙弊や有価証券などの紙片類を処理収
納する自゛！ＪＩＪ　ｌ表器の普及が目覚しい。これら
の機器では、投入された紙片類を釈重ねて収納するため
の紙片部収納箱を備えている。このような紙片部収納箱
は普通、投入された紙弊などを仮収納し、鑑別１分類、
４数などの必要な処理を終了すると仮収納から本収納に
郡すように構成されている。

従来のこのような紙片部収納箱は、仮収納の空間と本収
納の空間を同一の箱体内に形成したものと、別の箱体と
して形成したものとがある。

しかし、いずれにしても仮収納の空間の大きさは一定で
、しかも本収納空間よりもかなり小さくせざるを得なか
った。これは、同−箱体内の一部を本収納空間として画
成した場合には、本収納用に十分な空間を確保する必ツ
があり、同時に箱体全体の容積には自ずと制限があるか
らである。また仮収納空間と本収納空間とを別々の箱体
で形成する場合でも、装置全体の大きさから仮収納空間
の容積が自ずと限られてしまうからである。

〔発明の目的〕

したがって本発明の目的は、箱体内の空間を仮収納と本
収納の両方に画成して利用する紙片類収納箱において、
本収納状態の紙片類の量に応じて仮収納■の容積を可変
にし、箱体内の空間を最大限に利用できるよう圧する措
造を提供するこ吉にある。

〔発明の４既要〕 しかしＣ本発明による紙片類収納箱の特徴は、上下動可
能かつ回動可能に設けた仕切部利と、この仕切部拐を上
下移動および回転させるリンク機構などの作動機構を備
え、常時は仕切部材を水平状態にしておき、」二方より
投入される紙片類を該仕切部材で支持して仮収納状態に
保持し、該作動蟻溝で該仕切部材を下向きに回動させた
状態で、上方に移動させることにより、仮収納状態の紙
片類を該仕切部材から脱落させて本収納状態にする構成
にある。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の紙片類収納箱の一実施例を示す斜視図
であり、第２図はそのリンク１幾措部分の斜視図である
。

第１図において、一対の側板１２（一方は図中省略）か
ら構成された箱体の内方に、工１／べ−り板４がブロッ
ク１４を介して一対のシャフト１３に上下摺動自在に支
持されている。エレベータ板４は、スプリング１０（ｆ
ｉ５図参照）によって支持されている。シャフト１３に
摺動する別のブロック１５にはリンク機構９が数句けら
れ、このリンク機構９に連結された一対のシャフト１６
には２個の仕切板３がそれぞれ固着されている。

リンク機構９の中央のリンク節Ａ尾設りられたビン８に
係合するレバー７を有するベルト５がプーリ６に掛けら
れ、プーリ６の軸に連結された図示してないモータでプ
ーリ６を回転させることにより、ベルト５は矢印１７の
方向に走行するようになっている。箱体内の空間のうち
、仕切板３の上方が仮収納用空間１として利用され、仕
切板３からエレベータ板４０間の空間が本収納用空間２
（！：Ｌ、て利用される。

つぎに、第６図を参照しながら、本実施例の作用を説明
する。

リンク機構９のビン８とベルト５のレバー７とが係′合
していない状態では、リンク機構９は復帰スプリング１
１の引張力により初期状態に戻されており、仕切板３は
水平に向いている。また仕切板３．シャフト１６．リン
ク機構９．ブロック１５は自重により降下し、第１図お
よび第５図（イ）に示すように、積重ねられて本収納さ
れた紙片すの最上面（未収納ならばエレベータ板４の上
面）に仕切板６が当接する高さで静止している。

上方より紙片が投入されると、これらの紙片は仕切板６
によって４角を支持され、仮収納状態に保持される。ａ
が仮収納紙片である。なお、エレベータ板４にかかる重
量とスプリング１０ノ弾発力が釣り合う高さにエレベー
タ板４が支持され、最上部の紙片（ここでは仮収納紙片
ａの最上部の紙片）が収納紙片の量にかかわらず略々一
定の高さに維持される。

もし、紙片を次々に投入すれば、エレベータ板４は徐々
に降下し、最終的には箱体の底に達する。つまり、仮収
納用空間１の容積が増加する。したがって、本収納され
た紙片が無いとすれば、箱体のほぼ全容績を仮収納用空
間として利用可能といりことである。またこの状態で仮
収納紙片を本収納に移せば、箱体のほぼ全容積が本収納
空間として利用されることにｋる。

さて、第１図および第３図（イ）に示すように仮収納さ
れた紙片ａの鑑別１分類、言１数などの処理が終了し、
本収納してもよい時点になると、プーリ６を駆動する図
示して々いモータが作動される。ベルト５が矢印１７の
方向に走行し、レバー７がリンク機構９のビン８に係合
してそれを上方に押し上げる。シャフト１６は上昇しな
がら回転し、仕切板３が下向きに回転する。これにより
、仕切板３は紙片ａの角部から外側に外れ、仮収納され
ていた紙片ａが脱落して本収納紙片すのｈＶＣｍ重ねら
れる。これが第６（ｉｌ（ロ）の状態である。

ベルト５の走行にしたがって、仕切板６は下向きの姿勢
のままシャツ１−１６，９２ク機構９゜ブロック１５と
一体に上昇する。仕切板６が上限高さまで上昇すると、
ベルト５のレバー７からリンク４′ｆＩＳ構９のビン８
が夕りれる。復帰スプリ゛／グ１１の作用によってリン
ク機構９は初勘状態に復帰し、仕切板３を水平の向きに
戻す。同時にリンク小溝９．ブロック１５．シャフト１
６．仕切板３は自重により下降し、仕切板ろが本収納紙
片すの最上部に当接する高さで静止する。これが＠３図
（ハ）の状態である。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明の紙片類収納箱は全容積を仮
収納と本収納の両方に有効に利用できるため、全体のサ
イズを必要以上に大きくしなくても十分な仮収納客月と
氷収納￥ト量を確保することができ、従来の紙片類収納
箱の欠点を補うことができる。

なお前記実施例では、仕切板３を４枚設け、投入紙片の
４角を支持するようにしているが、仕切板３は最小１枚
でもよく、その枚数は認意に変更できる。また仕切板３
を上下動および回転させるための機構はリンク機構９に
限られるものではなく、同等の目的を達成できれば他の
作動機構と置き替えてもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による紙片類収納箱の一実施例を示す一
部を省略した斜視図、第２図は１ｍｌ上実施例のリンク
機構の一部を省略した斜視図、第３図（イ）ないしくハ
）は同上実施例の作用を説明するための概略図である。 １・・・仮収納用空間、２・・・本収納用空間、３・・
・仕切板、　４・・・エレベータ板、５・・・ベルト、
　６・・・プーリ、 ７・・・レバー、　８・・・ピン、 ９・・・リンク機構、　１ｏ、ｉｉ・・・スブリンク、
１６・・・シャフト。 牙１図 第２図 】・３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙片類を本収納する前に一時的に仮収納状態に保持する
   構成の紙片部収納箱において、上下方向に移動可能かつ
   回動可能に設けた仕切部材と、該仕切部材を上下方向移
   動および回転させる作動機構とを具備し、常時は仕切部
   材を水平状態にしておき、上方より投入される紙片類を
   該仕切部材で支持して仮収納状態に保持し、該作動機構
   によって該仕切部材を下向きに回動させた状態で」二方
   に移動させることにより、該仮収納状態の紙片類を該仕
   切部材から脱落させて本収納状態にすることを％９とす
   る紙片部収納箱。