JPS6040359Y2 - 緩衝式リモ−トコントロ−ルミラ− - Google Patents

緩衝式リモ−トコントロ−ルミラ−

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JPS6040359Y2
JPS6040359Y2 JP2618480U JP2618480U JPS6040359Y2 JP S6040359 Y2 JPS6040359 Y2 JP S6040359Y2 JP 2618480 U JP2618480 U JP 2618480U JP 2618480 U JP2618480 U JP 2618480U JP S6040359 Y2 JPS6040359 Y2 JP S6040359Y2
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JP
Japan
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mirror
guide member
mirror base
bracket
remote control
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JP2618480U
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JPS56128603U (ja
Inventor
修 津山
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市光工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は緩衝式のリモートコントロールミラーに関する
ものであり、特に、ミラ一本体が緩衝作用を果たすため
に回動した場合に、リモートコントロール用の電気コー
ド−が捩れないように改良した緩衝式のリモートコント
ロールミラーに関する。
緩衝式のミラーとは、ミラ一本体部分が外部障害物と衝
突したときにその衝撃を緩和し得るよう、該ミラ一本体
部分をミラーベースに対して回動可能なように志承した
構造のミラーであって、自動車などに用いられる。
また、リモートコントロールミラーにはリンク・ロッド
式と電動式とが有り、ミラ一本体に対して傾動自在に支
承したミラーを、リンク・ロッド、又は電気モータによ
って傾動せしめて視界を調節する構造である。
上記の緩衝機能と、リモートコントロール機能との双方
を備えたミラー装置において、ミラ一本体部分が緩衝作
動によって回動したとき、前記のリンク・ロッドが捩ら
れて破損しないように、若しくは電気コードが捩られて
損傷しないようにしなければならない。
本考案は、上記緩衝式リモートコントロールミラーにお
いて電気コードが捩られて損傷しないように改良したも
のである。
ただし、緩衝作動におけるミラ一本体の回動角は一般に
180°程度であるから、上記の目的を達成するために
電気コードを保護する作用は、ミラーベースからの電気
コード引き出し方向が約1800変化する場合に電気コ
ードの損傷を防止すれば足りる。
従って、モータにおけるスリップリング等のように連続
回転に耐えるような構造を用いては過剰品質となる。
本考案は上記の如<180°程度の回動に順応し徳る簡
単で安価な、しかも組立作業性のよい捩れ防止手段を備
えた緩衝式リモートコントロールミラーの構成を品質目
標とする。
以下、図面を参照して本考案の実施の一例について説明
する。
本例は本考案の機構を緩衝機構を備えた車輌用のコント
ロールミラーに適用したものである。
第13図は本考案の直管状ガイド部材の一例を示す外観
図であり、第14図はそのD−D断面図を示す。
ガイド部材26は脚部を二重構造とし、内側脚部28と
外側脚部27を有している。
内側脚部28は中空となっており、線材32が通る様に
なっている。
第13図に示す様に電気コード32は下方の内側脚部2
8中を通って方向を変えて直管状ガイド部材26の外に
引き出されている。
その引き出し口の両側には線材出口肩部29,29に切
欠を有している。
これは、電気コード32を通す場合にまず上下にぬける
直管状ガイド部材26の穴に電気コード32を通した後
、引き出し方向の電気コードを線材出口肩部29,29
の間に上から押し込むことにより電気コード32を簡単
にガイド部材26にとりつけることができるような構成
になっている。
第1図乃至第4図はこの様なガイド部材を緩衝機構を備
えたりコントロールミラー装置において線材破損防止機
構と組み合わせて用いた場合の例を示している。
第1図は、本考案の本例のミラー装置の側面図であり、
運転席から伸びた電気コード32がミラ一本体1中に内
蔵されたモータ20に接続されており、ミラ一本体1は
相異なる軸心A6と軸心B7とを有し、ミラ一本体1は
この軸心A6または軸心B7のいずれか一方を中心とし
て回転できる如き構成になっている。
そして、このようなミラー装置に衝撃が加わってミラ一
本体1が回転するとき、その回転方向に対して軸心A6
および軸心B7のうち後側に位置しているほうの軸心が
ミラ一本体1から離脱し、ミラ一本体1は回転方向に対
して前側に位置している軸心を中心に回転する様に構成
されている。
今、衝撃がミラ一本体1に対してF方向に加わったとす
ると、軸心A6はミラ一本体1から離脱し、ミラ一本体
1は軸心B7を中心に回転する。
その状態を示したのが第2図である。
又逆に衝撃がミラ一本体に対してF′方向に加わったと
すると、軸心B7はミラ一本体1から離脱しミラ一本体
1は軸心A6を中心に回転する。
その状態を示したのが第3図である。第4図は、本考案
のミラー装置が第2図で示される状態にあるときの正面
図である。
第2図で表わされる軸心A6および軸心B7は、それぞ
れ第4図中においてストッパーピン12.12で形成さ
れる軸心およびストッパーピン13,13で形成される
軸心を指す。
図示の如く2つの軸心は、前記2種のストッパーピンA
12とストッパーピンB13および後に詳しく説明する
3種のブラケットであるブラケットA3t 3at
3btブラケツトB4とブラケットC5とで構成され
る。
ブラケットA3,3a、3bはミラ一本体1に固着され
る。
ブラケットB4は基体取付面2でミラー装置取付基体側
(図示しないが車体等であってもよい。
第2図参照のこと)に固着されてミラーベースを構成す
る。
一方ブラケットC5は前記の如く2種のストッパーピン
A12およびストッパーピンB13によりブラケットA
3.3at 3bおよびブラケットB(ミラーベース
)4に連結されている。
又、ストッパーピンA12およびストッパーピンB13
はスプリングA8およびスプリングB9により外側に付
勢されておりブラケットA3.3a、3bおよびブラケ
ットB(ミラーベース)4に対する着脱が可能なように
構成されている。
ここで本例に用いられる3種のブラケットの詳細はブラ
ケットA3,3at abについては第5図および第6
図にブラケットB(ミラーベース)4については第7図
および第8図にブラケットC5については第9図および
第10図にそれぞれ示す如くである。
第6図は本例に用いられるブラケットA3,3at3b
の平面図であり、第7図はそのA−A断面図である。
ブラケットA3は2種立上り肩部3aおよび3bを有し
、肩部3aw3bはそれぞれ軸穴a14.軸穴b15が
設けられている。
肩部3bの内側で軸穴15の上端部には案内1A37ヲ
有している。
これは、ストッパーピンA12を案内する溝である。
即ち肩部3bがストッパーピンA12により軸設されブ
ラケットB4と連結して軸心A6を形成するが、衝撃が
加わって軸心A6がミラ一本体1から離脱する際に肩部
3bに設けられた軸穴b15からストッパーピンA12
が第5図において紙面に対して上方へ抜けるが、このス
トッパーピンA12の抜けを円滑にすることができる。
第7図は本例に用いられるブラケットB(ミラーベース
)4の平面図であり、第8図はそのB−B断面図である
ブラケットB4は立上り肩部40.40を有し、該肩部
40には軸穴c16および軸穴d17が設けられている
さらに該肩部40の内側で軸穴d17の上端部には案内
溝83Bが設けられている。
この案内溝B3BはブラケットAに設けられた案内溝A
37と同様にストッパーピンB13を案内する溝である
第9図は、本例に用いられるブラケットCの平面図であ
り、第10図はそのC−C断面図である。
ブラケットCは軸穴e18,18および軸穴f19,1
9を有し、軸穴e18,1BにはスプリングA8により
両外側に付勢された状態でストッパーピンA12.12
が嵌合され、一方軸穴f19.19にはスプリングB9
により両外側に付勢された状態でストッパーピンB 1
3. 13力嵌合されるような構成になっている。
第11図は、本例に用いられるストッパーピンA12の
外観図であるが、ストッパーピンB13についても同様
である。
ストッパーピンA12はスプリング係止部12bと円錐
形状の頂部12aを有する。
頂部12aは、ストッパーピンA12がブラケットCの
軸穴e18を通しワッシャA10を介してさらにブラケ
ットB9の軸穴Cを抜けたときにブラケットB4の外側
にしみ出す様に構成されている。
そして、そのときはみだした頂部12aが円錐形状をと
っているのでブラケットA3の肩部3bの軸穴b15に
嵌合しても、ブラケットA3の肩部3bのストッパーピ
ンA12からの離脱およびそれへの装着が容易になされ
る。
ストッパーピンB13についても同様なことが言える。
本例において本考案の線材ガイド部材の1例である線材
ガイド部材23と組み合わされる線材破損防止装置は、
ガイドAおよびホルダー21とスプリング22により構
成される。
ガイドAについては第12図に、ホルダー21について
は第15図および第16図に示されている。
ガイドA23は線材32の入口24と引き出し口の両側
に線材出口肩部A25,25を有している。
この線材出口肩部A25は本例の線材ガイド部材26の
線材出口肩部29と同様の構成で同様の効果を有してい
る。
第15図および第16図で示されるホルダー21は内部
が空洞になっており、長手方向に切溝30が設けられて
いて、この切溝30は肩部係止部31,31で狭くなっ
ている。
ガイドスプリング22は一端をガイドスプリング係止部
31で係止され他端でガイドA23を外方向へ付勢して
いる。
直管状ガイド部材26は、その外側脚部27の外壁とブ
ラケットB(ミラーベース)4のガイド部材取付用円形
孔とが接して回転するようになっており、外側脚部27
の先端部の鉤状突起によってガイド部材26がブラケッ
トB(ミラーベース)4から離脱しないようになってい
る。
またブラケットB(ミラーベース)4のガイド部材取付
用円形孔にガイド部材26を脚部から押し込めば、外側
脚部27には割れ込みがあるので内側に曲がることがで
き外側脚部27の先端に設けた鉤状突起がこの取付孔か
ら出ると同時に外側脚部27の各片が開いてこの鉤状突
起がガイド部材26をブラケットB(ミラーベース)4
から抜は出さなくしている。
また逆にガイド部材26をブラケットB(ミラーベース
)4から取りはずす場合は外側脚部27の各片を内側を
すぼめることにより簡単にはずすことができる。
このようなガイド部材26は、第1図乃至第4図に示す
如くその電気コード32の出口穴が常にホルダー21の
方向に向くようにブラケットB4に回転自在に取りつけ
られているので、緩衝機構がはたらきミラーが第2図お
よび第3図の如くミラ一本体1が傾動して電気コード3
2が回転しても捩れることがない。
しかも、先に説明したようにブラケットB(ミラーベー
ス)4への着脱が容易に行なえるという実用上の利点を
有するものである。
以上詳述したように、本考案の緩衝式リモートコントロ
ールミラーは、直管状のガイド部材をミラーベースに対
して回動自在に取り付けるとともにその1端に切欠を設
けであるので、電気コードを直管状のガイド部材26に
挿通した後これを切欠に押しこむことは極めて容易であ
る。
また、ミラ一本体が緩衝作動に際して回動しても、前記
直管状ガイド部材がミラーベースに対して回動自在であ
るため電気コードに無理な捩れを与えないので該電気コ
ードを損傷せしめない。
その上、実施例について説明したように前記直管状ガイ
ド部材は鉤状突起を設けた脚をミラーベースの円形孔に
挿通係合した構造であるため、その着脱が容易で組立作
業が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の線材の捩れ防止機構の1例
を組み込んだ緩衝機構付ミラー装置の実施例を示し、第
1図は取付状態の側断面図、第2図はミラ一本体が1つ
の軸を中心に回転した状態を示し、第3図はミラ一本体
が他の軸を中心に回転した状態を示し、第4図は第2図
の状態での正面図を示す。 第5図乃至第11図は本例の緩衝機構付きミラー装置に
用いられる部品の1例を示す。 第5図は本例に用いられるブラケットAの平面図、第6
図はそのA−A断面図、第7図は本例に用いられるブラ
ケットBの平面図、第8図はそのB−B断面図である。 第9図は本例に用いられるブラケットCの平面図、第1
0図はそのC−C断面図である。 第11図は本例に用いられるストッパーピンAの外観図
である。 第12図は本考案線材ガイド部材の1例を示す外観図で
あり、第13図本例に用いられるガイドAの外観図であ
り、第14図はそのD−D断面図である。 第15図は本例に用いられるホルダー21の側面図であ
り、第16図はそのE−E断面図である。 4・・・・・・ミラーベースを構成しているブラケット
B126・・・・・・直管状のガイド部材、27・・・
・・・外側脚部、28・・・・・・内側脚部、29・・
・・・・切欠を設けた肩部、32・・・・・・電気コー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーベースに対してミラ一本体を傾動可能に支承する
    とともに、上記ミラ一本体内にモータを内蔵し、上記の
    モータを駆動制御する電気コードをミラーベースから引
    き出してミラ一本体内のモータに接続した緩衛式リモー
    トコントロールミラーにおいて、ミラーベースに対して
    回動自在に支承した直管状ガイド部材を構成すると共に
    該直管状ガイド部材の一端に切欠を設け、上記ガイド部
    材に前記の電気コードを挿通するとともに該電気コード
    をほぼ直角に曲げて前記の切欠に嵌合せしめて引き出し
    、引き出した電気コードをミラ一本体内のモータに接続
    して、上記ミラ一本体がミラーベースに対して回動した
    際、前記の直管状ガイド部材がミラーベースに対して回
    動して、ミラ一本体の回動に伴う電気コード引出方向の
    変化に追従し得るように構威し、かつ、前記直管状ガイ
    ド部材は切欠と反対側の端部に鉤状突起を有する脚を設
    け、この脚をミラーベースの壁に設けた円形の孔に接遇
    ・係合せしめて該直管状ガイド部材をミラーベースに対
    して回動自在に取付けた構造であることを特徴とする緩
    衝式リモートコントロールミラー。
JP2618480U 1980-03-03 1980-03-03 緩衝式リモ−トコントロ−ルミラ− Expired JPS6040359Y2 (ja)

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JPS56128603U JPS56128603U (ja) 1981-09-30
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