JPS603984Y2 - 多気筒デイ−ゼルエンジン - Google Patents

多気筒デイ−ゼルエンジン

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Publication number
JPS603984Y2
JPS603984Y2 JP15185179U JP15185179U JPS603984Y2 JP S603984 Y2 JPS603984 Y2 JP S603984Y2 JP 15185179 U JP15185179 U JP 15185179U JP 15185179 U JP15185179 U JP 15185179U JP S603984 Y2 JPS603984 Y2 JP S603984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
diesel engine
fuel injection
pipe
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP15185179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5670151U (ja
Inventor
哲郎 池島
健次 山下
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP15185179U priority Critical patent/JPS603984Y2/ja
Publication of JPS5670151U publication Critical patent/JPS5670151U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は多気筒ディーゼルエンジンに関し、燃料噴射
ポンプと燃料噴射ノズルとを連通ずる燃料管を短かくし
て噴射燃料の応答性を向上し、エンジンの燃料性能を向
上できるようにするものである。
従来のディーゼルエンジンでは、第1図に示すように、
燃料噴射ポンプ30と燃料噴射ノズル31とを連通ずる
燃料管32が、吸気マニホルド33を大きく迂回する状
態で配設されていた。
これは、上記の各部材の形状設定や配置などが確定され
た後に、燃料管32の配管を行っていたためである。
が、これでは燃料管32の管長が長くなり、その分だけ
噴射燃料の応答性が遅れ気味となる点で問題であった。
特に、エンジンが高回転高出力化されるに従い、応答性
の低いことがエンジン性能の向上を阻害する要因となっ
ていた。
この考案は上記に鑑み提案されたものであって、燃料管
が吸気マニホルドの周りを迂回して配管されるディーゼ
ルエンジンにおいて、吸気マニホルドの幹管部を燃料管
の迂回量が小さくなるよう形成した点に特徴を有する。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明する。
第2図は横型ディーゼルエンジンの縦断正面図、第3図
はその側面図である。
このエンジンは、シリンダブロック1を基本構造体とし
て、その左右両端側にヘッドブロック2と、クランクカ
バー3とを装着し、その前側及び底面にそれぞれ調時ケ
ース4とオイルパン5を装着して外殻を構成している。
そしてこれら外殻部材の内部にピストン6、クランク軸
7、動弁装置8などの運動部材を収容している。
上記のシリンダブロック1の上部前面シリンダバレル部
上方には、シリンダジャケット9及び還流水路10を介
してポンプ室11が区画してあって、その内部に独立供
給式のフランジ型の燃料噴射ポンプ12と、これを駆動
する燃料カム軸13とが収容しである。
燃料噴射ポンプ12は、その3個の送給口14が同一水
平面上で前後に列を形成するよう配設しである。
また、ヘラドブ遁ツク2の上部には各シリンダごとに半
球室形の副燃焼室15が形成してあり、これに臨む状態
でピストン型の燃料噴射ノズル16とグロープラグとが
設けである。
第3図に示すように、このノズル16も送給口14と同
様に前後方向に列状となるよう配設しである。
この燃料噴射ノズル16の各人口18と、前述の送給口
14とは、両端にユニオンナット19を装着した燃料管
20.20aで、吸気マニホルド21を迂回する状態に
それぞれ連通しである。
これら燃料管20.20aのうち最も後位のもの、即ち
、燃料噴射ポンプ12から最も離れた位置にある燃料噴
射ノズル16の入口18と、この入口18に最も近い送
給口14とを連通ずるものを基準燃料管20aとして、
これをヘッド側からみて真直ぐになるよう配管している
また、他の2本の燃料管20は、それぞれの送給口14
側の部分が、基準燃料管20aと平行となり、燃料噴射
ノズル16側の部分が、前記平行部を接線として滑らか
に弯曲するよう折曲げである。
即ち、これら燃料管20は基準燃料管20aと等長で同
形(正面視略C字形)に折曲げたものの一端を、ヘッド
側からみて釣針状に折曲げて形成される。
これら燃料管20.20aは、その平行部を利用して装
着される2個のパイプクランプ22で、隣接する管同士
が固定しである。
第2図及び第4図に示すように、吸気マニホルド21は
、前後に縦通される幹管部21aと、これから分岐され
る分岐管部21bとで、構成される。
分岐管部21bは、そのヘッドブロック2への取付面2
1cからヘッド側へ向って折曲げて形成される。
また幹管部21aは、その周壁の下部が上記の取付面2
1cを通る仮想平面Pより燃料噴射ノズル16側(エン
ジン内方)に侵入するよう配設しである。
このように、幹管部21aをエンジン内方へ偏寄させる
と、燃料管20.20aの幹管部21aの周りでの迂回
量、及び当該個所での屈曲部長をそれぞれ小さくでき、
全体として管路長を短かくできるうえ、配管形状を簡単
化することができる。
図中符号23は吸気ポート、24は排気ポートである。
尚、上記の実施例では燃料噴射ノズル16の入口18を
ノズルの突端に設けたが、ユニオンをノズル中心軸と直
交状に配設して入口18を上向きに開口させるようにす
ると、燃料管20.20aを正面視でL字形に形成でき
、更に管長を短かくすることができる。
以上説明したようにこの考案では、燃料管が吸気マニホ
ルドを迂回して配管されるディーゼルエンジンにおいて
、吸気マニホルドの幹管部を分岐管部の取付面よりエン
ジン内方へ偏寄させて、前記燃料管の幹管部周りでの迂
回量を小さくするので、燃料管の管長を短かくできるう
え、迂回形状を簡単にでき、全体として噴射燃料の応答
性を向上することができる。
これに伴い、エンジンを高回転高出力化する場合も、噴
射タイミングの遅れ等を少なくして燃料を適正に供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従前エンジンの概略機構を示す正面図、第2図
乃至第4図はこの考案の実施例を示し、第2図は横型デ
ィーゼルエンジンの縦断正面図、第3図及び第4図はそ
れぞれ上記エンジンの側面図及び平面図である。 2・・・ヘッドブロック、12・・・燃料噴射ポンプ、
16・・・燃料噴射ノズル、20.20a・・・燃料管
、21・・・吸気マニホルド、21a・・・幹管部、2
1b・・・分岐管部、21c・・・21bの取付面、P
・・・仮想平面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 燃料噴射ポンプ12と燃料噴射ノズル16とを連通
    ずる燃料管20,20aが、吸気マニホルド21の周り
    を迂回して配管されるディーゼルエンジンにおいて、前
    記マニホルド21を構成する幹管部21aの周壁の少な
    くとも一部を、分岐管部21bの取付面21cを通る仮
    想平面Pよりエンジン内方に位置させ、上記幹管部21
    a周りにおける燃料管20,20aの迂回量を小さくし
    た事を特徴とする多気筒ディーゼルエンジン。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の多気筒エン
    ジンにおいて、吸気マニホルド21の分岐管部21bが
    その取付面21cからヘッド端側へ向って折り曲げられ
    ているもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記載の
    多気筒ディーゼルエンジンにおいて、そのシリンダバレ
    ル部の上方に燃料噴射ポンプ12を横向きに配設したも
    の。
JP15185179U 1979-10-31 1979-10-31 多気筒デイ−ゼルエンジン Expired JPS603984Y2 (ja)

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JP15185179U JPS603984Y2 (ja) 1979-10-31 1979-10-31 多気筒デイ−ゼルエンジン

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JPS5670151U JPS5670151U (ja) 1981-06-10
JPS603984Y2 true JPS603984Y2 (ja) 1985-02-04

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JPS5670151U (ja) 1981-06-10

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