JPS6039826B2 - 建築用発泡石こうパネル及び製造法 - Google Patents

建築用発泡石こうパネル及び製造法

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JPS6039826B2
JPS6039826B2 JP6810677A JP6810677A JPS6039826B2 JP S6039826 B2 JPS6039826 B2 JP S6039826B2 JP 6810677 A JP6810677 A JP 6810677A JP 6810677 A JP6810677 A JP 6810677A JP S6039826 B2 JPS6039826 B2 JP S6039826B2
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JP
Japan
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sheet
foamed gypsum
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gypsum
panel
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JP6810677A
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JPS543340A (en
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敏郎 田端
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Description

【発明の詳細な説明】 (概 要) 本発明は、金属板等を主材とした主体の裏面凹部に発泡
石こうパネルを接着した建築用発泡石こうパネル及びそ
の製造法に関わる。
(従来技術) 従来、この種の建築用パネルとしては、通常「金属サィ
ジング」とよばれているものであって、これらは薄鉄板
を成形した凹部に通常の石こうボードを単に挿入するか
、接着したものであった。
この種の石こうボードは無発泡であるので、重量が過大
であり、機械強度が弱く、目地の部分は鉄板だけである
ので、外気の影響により鉄板裏面が結露し、この水滴に
よ卵同緑等の木材を腐朽させるという欠点があった。
(目 的) 本発明は従釆の欠点をとりのぞき、主体の凹所に発泡石
こうを充填することにより、軽量かつ強度が大きく、結
露防止性にすぐれた建築用発泡石こうパネル及び製造法
を提供することを目的とする。
(構 成) まず本発明を図面について説明すると、第1図は本発明
になる建築用発泡石こうパネルの一実施例の斜視図であ
るが、金属等の硬質材料の板からなる正方形乃至長方形
の主体1の両側緑部に下向きの側壁2,3を形成すると
共に、一方の側壁2に連続して内側へ主体1とほぼ平行
にのぼるコ形の差込溝4を形成して、その外側方へのび
る下緑5を側壁2よりも延長突出させて雌型連結部6を
形成すると共に、他方の側壁3に連続して外側方へ主体
1とほぼ平行にのびる差込縁7を形成して雄型連結部と
する。
本発明はこの主体1の平坦部1′の裏面にグラスシート
8をセメントラテックス混合物Aを用いて接着せしめ、
さらにこの裏面凹所に発泡石こう9と、骨材10とを混
入したスラリーを充填し、その上に透水性のシート12
を差込緑7から下縁5にわたる間に貼着する。
このときシート12の中を若干広くしておき、下緑5の
外に突出片13を生じるようにする。かくして本案パネ
ルはなるのであるが、なおこの場合におけるセメントラ
テックス混合物とは、高級アルコール又は高級エーテル
のスルフオン酸塩を乳化剤の主成分としたアニオン性調
整ラテックスに対し、アルキルアミンのポリオキシェチ
レンを混和してカチオン性に変性させたカチオン変性ラ
テックスを主材料とし、これにセメントを混練したスラ
リー状のものであり、このものは鉄板とグラスシートの
バインダーとして使用すると約3び分(常温)で固化し
、強固な接着力を発輝する。
しかもPHはほぼ中性のため、グラスシートが腐蝕をう
けるおそれがない。骨材10の材料としては、パーラィ
ト発泡体、シラスバルーン、軽石等の天然無機物発泡体
、又は高炉スラグ、貢岩、陶土、赤泥、フライアツシュ
、粘士あるいは下水汚泥処理物等の1種もしくは数種の
粉末に粘続剤を混入し、造粒後これを焼成発泡せしめた
人工発泡骨材、あるいは上記の発泡体又は発泡骨材にホ
ウ酸塩類、ケイ酸塩類等の1種又は2種以上を加熱溶融
したものを含浸せしめたもの、もしくはスチレンピーズ
等の有機発泡体等のいづれか又はこれらを混合したもの
を使用する。
またシート12の材料としてはガラスウール、クラフト
紙、ボード紙等の透水性のある材料を使用する。
こうして作ったパネルは、発泡石こうのスラリ−の乾燥
は、シート12を水分が透過するので容易に乾燥するが
、乾燥後はこれを不透水性にする必要があるので、シー
ト12の上からポリエチレンをラミネートするか、パラ
フィンワックスを塗布するか、あるいは又シート12の
上にさらにアルミ箔を接着するか、アスファルトフェル
トを接着する等の方法によって完全に不透水性とする処
理を行うのである。
次に本発明になるパネルの製造法についてのべると、第
2図は本発明になるパネルの製造工程の説明図であるが
、まず薄鉄板等よりなる材料を前述のような成型加工を
施し、主体1を作ったのち、コンベア14上におき矢印
方向に移動させ、その平坦部1′にセメントラテックス
混合物Aを接着剤として全面塗布し、ついで厚さ0.1
〜0.5h/mのグラスシート8を接着せしめる。
その上に予め発泡石こう9スラリー中に前記のような材
料よりなる骨材10を混入し、均一化したスラIJ−I
5を注入充填する。こののち、ならし板16によってス
ラリー15の表面が平坦にならされたのち、シート12
がローラ17によって圧接し貼着される。
このあとパネルは、加熱トンネル18を通過するうちに
加熱され、発泡石こうの凝固が進み余剰の水分が蒸発し
て、乾燥固化する。
こうして出来上ったパネルはシート12が吸水性をもつ
材料であるために、最後にはっ水工程19を施すことに
よりシート12を不透水性にしてパネルが完成する。こ
のはつ水工程19はポリエチレンフィルムの加熱圧着、
又はパラフィンワワックスの塗布あるいはアルミ箔又は
アスファルトフェルトの接着を行うものである。
上記の各工程のうち、シート12を圧接する工程におい
ては、予めシート12の中を主体1の中よりも若干大き
くしておき、ロール17によって圧接する時には、差込
緑7の緑がシート12の1端と一致するようにし、一方
下縁5の方はシート12の他端が下緑よりも数肌はみ出
し、突出片13となるようにして貼着する。
(効 果) m 本パネルは、軽量の骨村10を混入した発泡石こう
9が、主体1にセメントラテツクス混合物Aにより強固
に接着されたグラスシート8を介して接着されておるの
で、グラスシート8の表面のセンィの間隙に発泡石こう
9がくし、こみ、強固な結合力をもって一体化されてお
り、全体が軽量であり、かつ機械強度が大きく、とくに
耐衝撃性が大であり、破損いこくい。
脚 本パネルは、断熱性のすぐれた発泡石こうが充填さ
れているので、パネルの裏面において結霧を生ずること
がなく、このため結霧水による胴縁等の腐蝕を生ずる」
県れがない。
‘3} 従来目地の部分には雨水がまわりこみ裏面に達
することが生じたが、本パネルにおいては突出片13の
存在により、目地部分の裏面が二重に覆われているので
雨水の侵入を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるパネルの一実施例の斜視図。 第2図は同じくパネルの製造工程を示す説明図。1・・
・・・・主体、1′…・・・平坦部、2・・・・・・側
壁、3・・・・・・側壁、4・・・・・・差込溝、5・
・・・・・下縁、6・・・・・・雌型連結部、7・・・
・・・差込緑、8・・・・・・グラスシート、9・・・
・・・発泡石こう、10・・・・・・骨材、12・・・
・・・シート、13・・・・・・突出片、14・…・・
コンベア、15・・・…スラリ−、16……ならし板、
17……ローラ、18・…・・加熱トンネル、19・…
・・はつ水工程、A・・・・・・セメントラテックス混
合物。 第コ図第え図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硬質材料を主材とした正方形乃至長方形の主体1の
    両側縁に下向きの側壁2,3を形成すると共に雌型連結
    部と雄型連結部を形成し、この主体1の平坦部1′裏面
    にグラスシート8をセメントラテツクス混合物を用いて
    接着し、その下面に骨材10を適量混入した発泡石こう
    9を充填し、その外側にシート12を下縁5よりも若干
    突出するように貼着して1体的にした建築用発泡石こう
    パネル。 2 硬質材料を成型してなる主体1をコンベアー上にお
    き、その平坦部1′にセメントラテツクス混合物Aを塗
    布し、次いでグラスシート8を接着し、次いで骨材10
    と発泡石こう9とを均一混合したスラリー15をこの上
    に充填し、その上にシート12を圧接して1体成形する
    ことを特徴とする建築用発泡石こうパネルの製造法。
JP6810677A 1977-06-09 1977-06-09 建築用発泡石こうパネル及び製造法 Expired JPS6039826B2 (ja)

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JPS543340A JPS543340A (en) 1979-01-11
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CN107542174A (zh) * 2017-08-02 2018-01-05 聊城市铭旺建材有限公司 一种新型保温板的工艺流程

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