JPS6039182A - はんだ被覆前の酸洗浄処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、被処理部品のはんだ被覆処理の前洗浄処理
において、処理液を循環使用するようにした、はんだ被
覆前の酸洗浄処理装置に関する。

〔従来技術〕

被処理部品、例えば、電子部品のリードフレーム、又は
パッケージから出された外部リードなどをはんだ被覆す
る、自動はんだ浸漬装置において、はんだ被覆の前処理
として酸洗い処理を施し、はんだ付着性を良くするよう
にしている。

従来のはんだ被覆前の酸洗浄処理装置は、第１図にブロ
ック図で示すようになっていた。以下、図により工程と
ともに構成を説明する。電子部品供給部ｆ１１から部品
が酸洗い槽（２）に入れられる。ここで、部品のリード
は酸液により活性化され、つづいて、第１水洗槽（３）
−第２水洗槽（４）へと順次送られ、付着した酸が水洗
除去される。次に、部品はフラックス槽（５）を通って
から、溶融はんだ槽（６）へ送られ、はんだ浸漬されリ
ード部がはんだ被覆されて後、部品排出部（７）から排
出される。上記酸洗い及び水洗処理で使用された酸液及
び洗浄水は、中和処理装置（８）に入れ酸液及び酸液中
に溶は込んでいた重金属を中和し、つづいて、凝集沈殿
処理装置（９）により排水００）と重金属含有スラッジ
（１１）に分離し処理していた。

上記従来の酸洗浄処理装置では、環境汚染防止のため、
烏価な中和処理装置（８）及び手間のかかる凝集沈殿装
置（９）が必をであり、また、多量の洗浄水を必要とし
、多大な労力と費用を要していた。

〔発明の概要〕

この発明は、上記従来装りの欠点を除いたものであり、
酸洗い楢の酸液を循環使用し、水洗槽の洗浄水をイオン
交換装置に通して循環杓使用し７、洗浄水の使用音を大
幅に減少し、従来よりも環境汚染防止が向上され、設（
ｉｉｉｉ賃及び運転経費が大幅に低減される、はんだ被
校前の酸洗浄処理装置を提供することを目的としている
。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例による酸洗浄処理装置を、第
２図に示すブロック図により、工程とともに構成を説明
する。電子部品供給装置ｆｌ）から出された部品が、酸
洗い槽（２）で酸洗いされ、つづいて水洗され、フラッ
クス槽（５）を通って溶融はんだ槽（６）ではんだ浸漬
され、部品排出部（７）がら排出される工程は、上記従
来装置と同様である。しかし、酸液の処理及び洗浄水の
処理が異なり、それぞれ循環再使用するようにしている
。

酸タンク（１２）の酸液は循環用ポンプ（１３）により
酸洗い槽（２）に送込まれ、酸洗い処理をする。酸洗い
槽（２）の酸液は自然落差又は強制的に酸タンク（１２
）に戻される。こうして、酸液は循環使用されオＵ用度
が高められ、所定期間使用された酸液は、酸タンク（１
２）から廃酸用ポンプ（１９）により廃酸タンクシｏ）
に送込まれる。（２！１１はコックである。

水洗工程では、酸洗い処理された部品が前置水洗槽０４
）に入れられ、前洗いされて大部分の酸が除去され、つ
づいて水洗槽（１５）に送られて仕上げ洗浄コック（２
２が開かれ、廃酸用ポンプ（ｌ（２）により廃酸タンク
（財）に送られる。一方、水洗槽θｎの洗浄水は、自然
落差又は強制的に洗浄水タンク（１６）に戻される。

この洗浄水タンク（＋６）の洗浄水は循環ポンプ０７）
によりイオン交換装置（１印に通され、イオン交換樹脂
により汚染負荷、すなわち、水素イオン濃度９重金属な
どの調整、除去処理されてから、水洗槽（１５）に送ら
れる。上記前置水洗槽θ４）によって、水洗槽（ｌ荀の
汚染負荷を減じ、イオン交換樹脂の負荷を軽減している
。なお、イオン変換′装飯（１均内のイオン交換樹脂は
、処理限度がくると新品又は再生品と入替える。また、
水洗ＩＩ（１５１の系統の循環使用の洗浄水は、定期的
に新しい水と入れ替え、排水（ｌＯ）は廃酸ポンプ０９
）により廃酸タンク翰へ送る。匈）はコックである。こ
のようにして、仕上は洗浄工程においても、洗浄水の循
環再使用がされる。

廃酸タンク（２０）にＰＲ１酸液及び酸を含む排水が満
杯になれば、廃酸委託収集運搬処理業者に引取らずこと
により、従来のように外部に排出することがなくなる。

上記酸液及び洗浄水は循環使用するので、廃酸タンク（
２０）にた捷る量は、従来の排水量に比べ大幅に減少さ
れる。

なお、上記実施例では、電子部品の外部リードをはんだ
浸漬処理する場合を示したが、これに限らす、プリント
基板などのはんだリフロー処理の場合にも適用でき、さ
らに、はんだめっき処理の場合にも適用されるものであ
る。

また、被処理部品として、電子部品に限らず、はんだ被
覆される他の種の部品の場合にも適用できるものである
。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、酸洗い処理の酸液を
循環再使用し、水洗処理の洗浄水をイオン交換装置に通
して循環再使用するようにし、廃酸液及び廃洗浄水は一
括貯蔵するようにしたので、たまった廃液は、廃酸委託
収集運搬処理業者に引取らせができ、従来装置に比べ、
酸及び洗浄水の使用量が大幅に減少され、環境汚染防止
が向上し、また、設備費及び運転経費が大幅に低減され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のはんだ被覆前の酸洗浄処理装置を示すは
んだ被覆処理装置のブロック図、第２図はこの発明の一
実施例によるはんだ被覆前の酸洗浄処理装置を示すはん
だ被覆処理装置のブロック図である。 図において、ｌ・・・電子部品供給装貯、２・・・酸洗
い僧、６・・・はんだ槽、１２・・・酸タンク、１３・
・・酸循環ポンプ、１４・・・前置水洗槽、１５・・・
水洗槽、１６・・・洗浄水タンク、１′７・・・水循環
ポンプ、１８・・・イオン交換装置、１９・・・廃酸・
ポンプ、２０・・・廃酸タンク。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　大岩増雄 （７） 第１図 ／Ｕ 第２図 ５３１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被処理部品を酸洗い檜に入れ酸洗いし、水洗槽で洗浄し
   て後、はんだ付着設備ではんだ被覆を施すようにした装
   置において、上記酸洗い檜から酸液が戻される酸タンク
   、この酸タンクの酸液を上記酸洗い槽に送り循環させる
   酸循環ポンプ、上記酸洗い槽で藤洗いされた上記被処理
   部品を洗浄水で前洗浄する前置水洗槽、この前置水洗槽
   からの上記被処理部品を仕上洗浄する水洗槽、この水洗
   槽の洗浄水が戻される洗浄水タンク、この洗浄水タンク
   の洗浄水を引出し循環させるための水循環ポンプ、この
   水循環ポンプから圧送された上記洗浄水を通しイオン交
   換樹脂により沖化し、上記水洗槽に送るイオン交換装置
   、及びそれぞれ所定期間使用された、上記酸タンクの酸
   液と、上記前処理檜の洗浄水と、上記洗浄水タンクの洗
   浄水とが廃除ポンプにより導出されてためられる廃酸用
   タンクを備えたことを特徴とするはんだ被覆前の酸洗浄
   処理装置。