JPS6038792Y2 - 排水路 - Google Patents

排水路

Info

Publication number
JPS6038792Y2
JPS6038792Y2 JP1976019118U JP1911876U JPS6038792Y2 JP S6038792 Y2 JPS6038792 Y2 JP S6038792Y2 JP 1976019118 U JP1976019118 U JP 1976019118U JP 1911876 U JP1911876 U JP 1911876U JP S6038792 Y2 JPS6038792 Y2 JP S6038792Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
asphalt
fibrous sheet
waterproof
asphalt emulsion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976019118U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52112153U (ja
Inventor
豊 永野
Original Assignee
東洋紡績株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋紡績株式会社 filed Critical 東洋紡績株式会社
Priority to JP1976019118U priority Critical patent/JPS6038792Y2/ja
Publication of JPS52112153U publication Critical patent/JPS52112153U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6038792Y2 publication Critical patent/JPS6038792Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Sewage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は簡易に構成することができ、かつ亀裂などの破
損を起こしにくい排水路の構造に関する。
従来の簡易排水路は、排水溝の表層をソイルセメントで
固めたり、上記排水溝にフィルムを貼ったりして防水性
を付与している。
しかし、ソイルセメントで固めたものは亀裂を生じたり
、それ自体が充分の防水機能を具えていない。
またフィルムを貼ったものは振動、土石の落下等で容易
にフィルムが破れて防水性を維持することができない欠
点がある。
更にまた、アスファルトパネル工法、散布(被膜)工法
等も知られている。
すなわち、アスファルトパネル工法は工場または現場で
芯材に溶融アスファルトを含浸させて予め製造されたパ
ネルを敷設し、継目を溶融アスファルトで接着する工法
であり、また散布工法はキャラツブローンアスファルト
と呼ばれる特殊アスファルトの溶融物を塗布する現場施
工法である。
しかしながら、これらの方法はいずれも高温加熱溶融し
たアスファルトを使用するため特殊な加熱釜を必要とす
ること、取扱いに危険が伴うこと、エネルギーコストが
大なること等の欠点のほか、前者は基盤との密着性が悪
く振動等で特に継目部分で亀裂を生じ易い欠点も有し、
また後者は溶融アスファルトを用いる現場施工であって
施工性、防水性能が天候、魚節に左右され易いこと、高
温施工で芯材が軟化または溶融等により強度低下を生じ
易いこと、高温施工のため芯材中の空気や土中の水分が
蒸発、膨張し系外に逃げ道を求めてアスファルト層を発
泡させ、しかも均一な浸透が妨げられるので完全な防水
層を得難いこと、溶融アスファルトは粘度が高くしかも
前記発泡の理由および冷却等により基盤には部分的にし
か届かず防水層と基盤とが一体化せず浮いた状態となり
易く強度的に不満足であること、防水層と基盤との隙間
に雨水等が浸入して水道を形成し基盤が次第に流されて
部分的陥没を生じる等の欠点も有している。
本考案はこれらの欠点を解消した排水路である。
地面に掘削敷設された開口水路であって、該水路は水路
面がアスファルトで形成され、該アスファルトの下面か
ら地面へ向って順次、繊維質シート3、繊維質シートと
地面間でアスファルト乳剤が分解して形成される接着・
防水層5、地面に浸透したアスファルト乳剤が分解して
形成される防水・保護層6および地面1が一体化されて
いることを特徴とする排水路である。
本考案を図面の例について説明すると、図面は本考案の
排水路の一例を示す断面図であり、1は排水溝の地面、
2は掘削部分であり、掘削部分2及びその周辺の地面1
と繊維質シート3で被覆腰その上を防水剤層4で一体に
被覆すると共に、アスファルト乳剤の一部は排水溝の地
面1中にまで浸透し、下地と一体構造を形成する。
なお、繊維質シート3はアスファルト乳剤が分解して充
填強化された防水層を形成するが、繊維質シート3と地
面は繊維シートを通過したアスファルト乳剤の分解によ
って形成された接着、防水層5て接着され、更にアスフ
ァルト乳剤の一部は地面に浸透して分解し地面と一体と
なって防水・保護層6を形成する。
本考案に使用する繊維質シート3としては天然繊維、再
生繊維、合成繊維、金属繊維、セラミック繊維等からな
る紙、短繊維および/または長繊維からなる不織布、織
物、編物等が使用できるが、特に織物、編物、長繊維不
織布は強度がすぐれているという点で好ましい。
しかし、更に好ましいものは長繊維不織布である。
長繊維不織布は強度に方向性が少なく、嵩高でクッショ
ン性があり、かつ適度の伸びがあるために振動や土石の
落下によって破壊されることが少ないという利点を有す
る。
繊維素材としては耐蝕性4強伸度などからポリエステル
、ポリアミド、ポリプロピレンのような疎水性合成繊維
が特に好ましい。
この繊維質シートは上述のように嵩高なものが好ましく
、かつニードルパンチ、接着剤または自己融着によって
繊維同士がその接点で固定されているものが好ましい。
更に繊維質シートの目付(坪量)は排水路の大きさ、目
的、使用する繊維質シートの種類等によっても異なるが
通常80g/d程度以上が好ましく、更には150〜5
00g/dが特に好ましい。
シートの厚みは通常1〜37F+771程度が好ましい
防水剤層4はアスファルト乳剤を現地で排水溝に敷設し
た繊維質シートの上から塗布または散布することによっ
て形成される。
ここでアスファルト乳剤は水性であるから浸透性が良好
であって、一部は繊維質シート3を通過して地面1中に
浸透して地面、繊維質シートおよび防水剤層が一体化さ
れた排水路が形成される。
本考案の排水路は上述のような構造を有するため繊維質
シート/防水剤層と地面との接着性または密着性が優れ
、崩壊等を生じることなく、また、振動、土石の落下等
によって亀裂を生じたり、破壊されることがないこと等
から耐久性に優れるばかりでなく、防水効果も優れ、し
かも施工が簡単かつ容易である等の多くの特徴を有する
更に、アスファルト乳剤を使用する冷工法であり、省エ
ネルギーであること、危険性がないこと、工法が簡単で
場所、天候にあまり左右されないこと等の利点も有する
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の排水路の一例を示す断面図である。 1:地面、2:掘削部分、3:繊維質シート、4:防水
剤層、5:繊維質シートと地面間でアスファルト乳剤が
分解して形成される接着・防水層、6:地面に浸透した
アスファルト乳剤が分解して形成される防水・保護層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地面に掘削敷設された開口水路であって、該水路は水路
    面がアスファルトで形成され、該アスファルトの下面か
    ら地面へ向って順次、繊維質シート3、繊維質シートと
    地面間でアスファルト乳剤が分解して形成される接着・
    防水層5、地面に浸透したアスファルト乳剤が分解して
    形成される防水・保護層6および地面1が一体化されて
    いることを特徴とする排水路。
JP1976019118U 1976-02-19 1976-02-19 排水路 Expired JPS6038792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976019118U JPS6038792Y2 (ja) 1976-02-19 1976-02-19 排水路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976019118U JPS6038792Y2 (ja) 1976-02-19 1976-02-19 排水路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52112153U JPS52112153U (ja) 1977-08-25
JPS6038792Y2 true JPS6038792Y2 (ja) 1985-11-19

Family

ID=28479190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976019118U Expired JPS6038792Y2 (ja) 1976-02-19 1976-02-19 排水路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6038792Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52112153U (ja) 1977-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4730953A (en) Insulated waterproof drainage material
KR100524221B1 (ko) 통기성 방수시트를 이용한 통기성 방수구조
JP3153897B2 (ja) コンクリート養生用マット
EP0007413B1 (de) Abdichtung von Wandungen gegen Druck- und/oder Sickerwasser
GB1576835A (en) Method of providing a moisture-proof or moisture-resistant foundation insulation for buildings
JPS6038792Y2 (ja) 排水路
DK164822B (da) Spaerrestruktur egnet til anbringelse paa i det mindste en del af den ydre overflade af en underjordisk struktur samt en saadan struktur med derpaa anbragt spaerrestruktur
JP4272311B2 (ja) 屋上断熱防水構造
KR20020069607A (ko) 패드형 방수시트 및 이의 시공방법
CN212405271U (zh) 一种抗浮锚杆防水构造
JP3312069B2 (ja) 地下構造物の防水工法
JPH02200949A (ja) ポリオレフイン系合成樹脂よりなる割繊維織布又は孔あきシート若しくはフイルムを芯地とし、上下両面を不織布で被覆した強化防水シートを用いる塗膜脱気及び通水防水工法
JPH0764040B2 (ja) トンネル表面の防水断熱構造
CN205776817U (zh) 一种用于地下室的防水板
JPS6156397B2 (ja)
JPS58525Y2 (ja) コンクリ−ト構造物用防水シ−ト
JP6534208B2 (ja) トンネル用防水シート
JPH0621507B2 (ja) 複合防水工法
CN217811224U (zh) 一种防水结构
CN217379295U (zh) 一种地下操作间施工侧墙防水面层
EP0794299B1 (en) Method for producing flat coverings
JPS6235775Y2 (ja)
JPH0996022A (ja) 屋上用軽量断熱ブロックおよび屋上断熱構造
JPH0312502Y2 (ja)
JP3002211U (ja) セメント系無機質を含む柔軟構造の防水シート