JPS6038660A - 直流信号のリップル除去方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、モータ制御回路において速度帰還信号を検出
する場合などに、必要な直流信号に乗ってくるノイズ又
はリップルなどの有害な交流会を効率よく取り去るＩＵ
流倍信号リップル除去方法に関するものである。

従来、交流法１分および直流成分を含むアナログ人力信
号から交流法、分を除去する直流信号のリップル除去方
法としては、コンデンサと抵抗との糾合せによるＣＲフ
ィルタが広く用いられている。

ところが、このＣＲフィルタは構成が比較的簡単である
という利点を有する反面、交流成分の周波数に応じてコ
ンデンサと抵抗の定数の組合せを変更する必要性があり
、汎゛用性に劣るという欠点がある。また、コンデンサ
と抵抗の定数を適宜設定したとしても交流成分を完全に
除去することができないという欠点がある。

本発明はこのような欠点を解決するた吟になされたもの
で、その目的は汎用性に富み、かつ交流成分を完全に除
去することができる直流信号のリップル除去方法を提供
することにある。

このために本発明は、アナログ入力信号から交流成分の
みを抽出し、この抽出した交流成分の極性を反転してア
ナログ入力信号に加算することにより、交流成分の除去
された直流成１分のみの信号を出力するようにした直流
信号のリップル除去方法である。

以下１図示する実施例に基づき本発明の詳細な説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す具体的な回路図であっ
て、直流遮断回路１．極性反転回路２および加算器３と
から構成されている。

直流遮断回路１は、第２図（ａ）に示すように直流成分
Ｖｄと交流成分Ｖｐを含むアナログ入力信号Ａから直流
成分Ｖｄを除去して出力するもので２例えばコンデンサ
によって構成、される。これにより。

直流ｉ１ｆ、断回路１からは第２図（ｂ）に示すように
交流成分Ｖｐのみのアナログ信号Ｂが出力される。

この交流成分Ｖｐのみのアナログ信号Ｂは、倒えば反転
増幅器から成る極性反転回路２においてその極性が反転
されて第２図（Ｃ）に示すようなアナログ信号Ｃとなり
、　ｊＪＩＩ算器３に供給される。

加算器３のもう一方の加算入力には直流成り）Ｖｄと交
流成分Ｖｐとを含むアナログ信号Ａが入力されているた
め、加算器３においては　４ １）πＶｄ＋Ｖｐ　−Ｖｐ の演算が実９ｊ−される。この結果、加算器３からはＦ
ｊ’ｖ　２図（ｃ）に示すように直流成分Ｖｄのみのア
ナログ（Ｉｔ　ｊ；が出力されるものとなる。

口の場防、直流遮断回路１は前述のようにコンデンサ等
で構成されるが、直流成分を除去するのみであるため、
ＣＲフィルタのように定数を交流成分の周波数に応じて
厳密に選定する必要はない。

このため、交流成分の広い周波数帯域に亘って対応でき
るものとなり、汎用性が増大する。

このように本発明によれば、アナログ入力信号から交流
成分のみを抽出し、この交流成分の極性を反転して元の
アナログ入力信号に加算す、るようにしているため、交
流成分を完全に除去できるほか、交流成分の周波数に応
じて回路定数を選定する必要がなくなり、極めて汎用性
に富むものとなる。従って、交流成分の周波数帯域が広
範囲に亘るアナログ信号を用いる装置に本方法を適用す
れば極めて優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を具体的に示す回路図、第２
図は第１図における各部の波形図である。 １・・・直流遮断回路、２・極性反転回路。 ３・・・加算器。 特許出願人　株式会社芝浦製作所

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 交流成分および直流成分を含むアナログ入力信号から交
   流成分のみを抽出し、この抽出された交流成分の極性を
   反転して上記アナログ入力信号に加算することにより、
   交流成分の除去された直流信号を出力する直流信号のリ
   ップル除去方法。