JPS6038559A - 太陽熱温水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は太陽熱を集熱する集熱部と貯湯を行なう蓄熱槽
からなる太陽熱温水器に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来のこの種の太陽熱温水器は第１図に示すように集熱
器１と蓄熱槽２を往き管３および固定化された戻り管４
により連結、通水されていた。

この構成では集熱器で得た太陽熱を蓄熱槽内の貯湯水５
により蓄熱するため、貯湯温度は第２図に示すように冬
季、晴天時においても入浴可能温度（約４５℃）、台所
使用温度（約３０℃）に到達せず、補助熱源で追焚きす
ることが不可欠であるという問題点を有していた。

発明の目的 本発明はかかる従来の問題を解消するもので有効貯湯水
量を調整することによシ、天候により左右される日射量
に応じて有効貯湯水量を調整することにより、利用価値
の多い高温水を冬季においても得ることが出来ることを
目的とする。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は集熱部と蓄熱槽を通
水する連結部において、その先端が蓄熱槽内で自由に位
置調整できるパイプを設けたものである。

この構成によって季節の日射量に応じて有効貯湯水量を
調整することができ、高温水を容易に得ることができる
。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を第３図を用いて説明する。第
３図において、集熱器１と蓄熱槽２を往き管３および戻
り管４によシ連結、通水し、戻り管端にその先端が自由
に位置調整できるパイプ５を接続する。集熱器で得た太
陽熱は高温水となり比重が軽くなるので戻り管、パイプ
を通り上水線６とパイプ先端に囲まれた部分（２）に蓄
熱されるため、パイプ先端、位置をかえ、有効貯湯水量
を調整することによシ任意の湯温の貯湯水を得ることが
できる。

特に、日射量の少ない冬季においては有効貯湯水量を減
じ４５℃程度の生活使用水温度を確保することにより、
利用しやすくする効果がある。

次に本発明の他の実施例を第４図を用いて説明する。第
４図において前記例と相違する点は、自在パイプ７、先
端が浮き子８に接続された構成としたことにあり、この
構成によれば日射量が少なく貯湯水９の温度が低く、比
重が大きい場合、浮き子が上昇し止水線６と自在パイプ
先端に囲まれた部分（２）の有効貯湯水量が少なくなり
、自動的に貯湯水温を高温に保持するという効果がある
。

発明の効果 以上のように本発明の太陽熱温水器によれば、次の効果
が得られる。

蓄熱槽内の戻シ管、先端位置を任意に調整可能とする構
成としているので、有効貯湯水量が変化可能となるため
、冬季、日射量が少ない時でも高温給湯が可能となる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の太陽熱温水器の構成図、第２図は従来の
太陽熱温水器による各月の快晴口、晴天臼における貯湯
水の到達温度を示す図、第３図、第４図は本発明の一実
施例の太陽熱温水器の構成図、第５図ａ、ｂは同太陽熱
温水器の断面図である０ １・・・・・・集熱部、２・・・・・・蓄熱槽、４・・
・・・・戻り管、５・・・・・・パイプ、８・・・・・
・浮き子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ７２３４．５６７８９／θｔｔ　ｔｚＦｉ第３図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）集熱部と蓄熱槽の通水連結部で戻り管端に接続さ
   れ、その先端が蓄熱槽内で自由に位置調整できるパイプ
   を有する太陽熱温水器。
2. （２）パイプは蓄熱槽で集熱部との連結部である戻シ管
   端を中心に回転可能に構成された特許請求の範囲第１項
   記載の太陽熱温水器。
3. （３）　貯湯水温の比重に応じる、貯湯水中の浮き子の
   浮き量の変化によシ、その先端が蓄熱槽内で貯湯水温に
   応じて自動的に位置調整できるパイプを持つ特許請求の
   範囲第１項記載の太陽熱温水器。