JPS6038438Y2 - 家庭用天ぷら油の処理缶 - Google Patents

家庭用天ぷら油の処理缶

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Publication number
JPS6038438Y2
JPS6038438Y2 JP97182U JP97182U JPS6038438Y2 JP S6038438 Y2 JPS6038438 Y2 JP S6038438Y2 JP 97182 U JP97182 U JP 97182U JP 97182 U JP97182 U JP 97182U JP S6038438 Y2 JPS6038438 Y2 JP S6038438Y2
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JP
Japan
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oil
paper
opening
plate
household
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Expired
Application number
JP97182U
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English (en)
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JPS58104152U (ja
Inventor
章男 石橋
Original Assignee
サン・アルミニウム工業株式会社
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Publication date
Application filed by サン・アルミニウム工業株式会社 filed Critical サン・アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、家庭用天ぷら油の処理缶に関するものである
従来、家庭用天ぷら油の廃油の処理方法について、公害
防止の観点から廃油処理業者に引き取らせる試みが特定
の地域社会毎に実行されつつあるが、多くの家庭では家
庭毎にごみ類にしみ込ませて廃棄したり、台所の流し口
に捨てるようしているのが現状で、廃油処理作業が煩わ
しくて危険でもあり、また、排水管を詰まらせる等の社
会的問題にまで発展してきている。
このような廃油処理の問題を解決する試みとして、例え
ば実公昭56−4641号等において、アルミホイル製
の袋内に流体吸収材を内装した廃油処理袋が提案され、
実用化されているが、この物品は、高価な一回きりの使
に捨て廃油処理袋であるので、不経済であることを否め
ない。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
常時は油こしとして繰返し使用できると共に、廃油捨て
として使用するときは、手を汚すことなく安全かす迅速
に処理できるように工夫した家庭用天ぷら油の処理缶を
新規に提供するもである。
以下、この考案の実施例を添付図面について詳細に説明
する。
第1図及び第2図に示すように、家庭用天ぷら油の処理
缶は、肉厚が約1mm程度の円または細形の筒状の紙缶
1を備え、該紙缶1は油が約450〜550rILL程
度入る内容量であり、油が入でいる時にも自立できる剛
性を有する。
該紙缶1の内面には、防油のためのアルミホイル2をラ
ミネートすると共に、外面にはラベレ3等を巻付けて貼
付ける。
上記紙缶1の底開口4には、板状の金属製(鉄、アルミ
等)底板5を当てがって、その周縁部5aを底開口4の
開口縁4aに巻締めて、底開口4を油密に閉塞する。
上記紙缶1の上開口6の開口縁6aには、金属製(鉄、
アルミ等)補強リング7を巻締めて、開口縁6aを補強
する。
なお、上開口6に、底板5と同様な構造の上板を当てが
って、その周縁部を上開口6の開口縁6aに巻締めて、
販売時には上開口6を閉塞し、使用時には上板に設けら
れた指フックに指を引っ掛けて中央部分を丸く引き裂い
て開口させる、いわゆるイージオープニング構造として
もよく、この場合には、上板の周縁部が上記補強リング
7と同様な作用をなすようになる。
一方、上記補強リング7に着脱可能に嵌り合うリング部
8aを有し、天板部8bに多数の油こし用小孔9.・・
・、9を穿設した金属製(鉄、アルミ等)油こし板8を
設ける。
なお、第3図のように、天板部Bb’を別体で製作して
、リング部8aに内嵌する構成としてもよい。
また、天板部8b′は、金属線を縦横に織って、その外
周を金属ストリップでカーリングする構成であってもよ
い。
該油こし板8の天板部8bの一部を三ケ月状に切欠いて
、油こし後の天ぷら油を吐出する開口10を形成する。
なお、開口10を半円状に大きく切欠いて、開口10か
ら油を入れ、天板部8bから油こししながら天ぷら油を
吐出するようにしてもよい。
また、油こし板8のリング部8aに着脱可能に嵌り合う
係合爪11aを内周間に形成した合成樹脂製キャップ1
1を設け、該キャップ11により紙缶1の上開口6を開
閉自在に閉塞する。
さらに、上記紙缶1内には、油こし時は抜き取っておき
、廃油捨て時は装填する油吸収材12を設ける。
上記のように家庭用天ぷら油の処理缶を構成すれば、油
こしとして使用する時には、キャップ11、油こし板8
を外して紙缶1から油吸収材12を抜取って別に保管し
、油こし板8を嵌め合わせて、天板部8bに天ぷら油を
注ぎ込むと、天ぷら池内の天かす等は天板部8bで回収
され、油のみが小孔9.・・・、9から紙缶1内に流入
してゆく。
ついて、紙缶1を手で持って開口10から紙缶1内の天
ぷら油を別の保管容器等に注ぎ返すのである。
このような油こしは、1回限りでなく、何回か行なうこ
とができる。
つぎに廃油捨てとし使用する時には、キャップ11、油
こし板8を外し紙缶1内に油吸収材12を装填し、油こ
し板8を嵌め合わせて、天板部8b及び開口10に廃油
を注ぎ込むと、廃油は小孔9及び開口10から紙缶1内
に流入して、油吸収材12に吸収されるようになる。
ついで、キャップ11を嵌め合わせて、そのままごみ箱
に投棄する。
廃油は油吸収材12に吸収されている上、紙缶1の上開
口6はキャップ11で閉塞されているから、廃油が漏れ
でるおそれはない。
以上の説明からも明らかなように、本考案は、底板で閉
塞したアルミホイルラミネート紙缶の上開口の補強リン
グに、油こし板を嵌め合わせて、油こし時は油こし板で
油こしすると共に、廃油捨て時は紙缶内に油吸収材を装
填して廃油を吸収させ、キャップで閉塞してごみ箱に投
棄するようにしたから、廃油捨ての他、油こしも兼用す
ることができ、従来のように一回きり使に捨てのイメー
ジが払拭されて実用的価値が見なおされ、普及を促進で
きるようになる。
また、バードな紙缶を用いるので、油の注ぎ込みが容易
で手を汚すことなく迅速に行なえ、紙缶を手で持っても
油が逆流する恐れがないので安全である。
さらに、紙缶、底板、補強リング、油こし板、キャップ
、油吸収材で構成できるから製造が容易で、コスト安に
供給できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は処理缶の縦断面図、第2図は油こし板の平面図
、第3図は別実施例の処理缶の縦断面図である。 1・・・・・・紙缶、2・・・・・・アルミホイル、4
・・・・・・底開口、5・・・・・・底板、6・・・・
・・上開口、7・・・・・・補強リング、8・・・・・
・油こし板、9・・・・・・油こし用小孔、10・・・
・・・開口、11・・・・・・キャップ、12・・・・
・・油吸収材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)内面にアルミホイルをラミネートした筒状の紙缶
    と、該紙缶の底開口の開口縁に巻締めて油密に閉塞する
    金属製底板と、上記紙缶の上開口の開口縁に巻締めて補
    強する金属製補強リングと、該補強リングに着脱可能に
    嵌り合うリング部を有し、該リング部と一体若しくは別
    体で内嵌される多数の油こし用小孔を形威した天板を有
    する金属製油こし板と、該油こし板のリング部に着脱可
    能に嵌り合う係合爪を有する合成樹脂製キャップと、上
    記紙缶内に着脱可能に装填される油吸収材とで戒ること
    を特徴とする家庭用天ぷら油の処理缶。
  2. (2) 上記油こし板の天板部の一部に、油こし済の
    天ぷら油を吐出する開口が形威さていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の家庭用天ぷら油
    の処理缶。
JP97182U 1982-01-07 1982-01-07 家庭用天ぷら油の処理缶 Expired JPS6038438Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP97182U JPS6038438Y2 (ja) 1982-01-07 1982-01-07 家庭用天ぷら油の処理缶

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JP97182U JPS6038438Y2 (ja) 1982-01-07 1982-01-07 家庭用天ぷら油の処理缶

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Publication Number Publication Date
JPS58104152U JPS58104152U (ja) 1983-07-15
JPS6038438Y2 true JPS6038438Y2 (ja) 1985-11-16

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ID=30014017

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JP97182U Expired JPS6038438Y2 (ja) 1982-01-07 1982-01-07 家庭用天ぷら油の処理缶

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714242Y2 (ja) * 1988-09-20 1995-04-05 大一紙工株式会社 廃油処理用装置

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JPS58104152U (ja) 1983-07-15

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