JPS5936204Y2 - 家庭用天ぷら油の処理缶 - Google Patents
家庭用天ぷら油の処理缶Info
- Publication number
- JPS5936204Y2 JPS5936204Y2 JP97282U JP97282U JPS5936204Y2 JP S5936204 Y2 JPS5936204 Y2 JP S5936204Y2 JP 97282 U JP97282 U JP 97282U JP 97282 U JP97282 U JP 97282U JP S5936204 Y2 JPS5936204 Y2 JP S5936204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- paper
- household
- reinforcing
- tempura
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、家庭用天ぷら油の処理缶に関するものである
。
。
従来、家庭用天ぷら油の廃油の処理方法について、公害
防止の観点から廃油処理業者に引き取らせる試みが特定
の地域社会毎に実行されつつあるが、多くの家庭では家
庭毎にごみ類にしみ込ませて廃棄したり、台所の流し口
に捨てるようにしているのが現状で、廃油処理作業が煩
わしくて危険でもあり、また、排水管を詰まらせる等の
社会的問題にまで発展してきている。
防止の観点から廃油処理業者に引き取らせる試みが特定
の地域社会毎に実行されつつあるが、多くの家庭では家
庭毎にごみ類にしみ込ませて廃棄したり、台所の流し口
に捨てるようにしているのが現状で、廃油処理作業が煩
わしくて危険でもあり、また、排水管を詰まらせる等の
社会的問題にまで発展してきている。
このような廃油処理の問題を解決する試みとして、例え
ば実公昭56−4641号等において、アルミホイル製
の袋内に流体吸収材を内装した廃油処理袋が提案され、
実用化されているが、この物品は一回きりの使い捨て廃
油処理袋であるので、不経済であることを否めない。
ば実公昭56−4641号等において、アルミホイル製
の袋内に流体吸収材を内装した廃油処理袋が提案され、
実用化されているが、この物品は一回きりの使い捨て廃
油処理袋であるので、不経済であることを否めない。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
常時は油こしとして繰返し使用できると共に、廃油捨て
として使用するときは、手を汚すことなく安全かつ迅速
に処理できるように工夫した家庭用天ぷら油の処理缶を
新規に提供するものである。
常時は油こしとして繰返し使用できると共に、廃油捨て
として使用するときは、手を汚すことなく安全かつ迅速
に処理できるように工夫した家庭用天ぷら油の処理缶を
新規に提供するものである。
以下、この考案の実施例を添付図面について詳細に説明
する。
する。
第1図及び第2図に示すように、家庭用天ぷら油の処理
缶は、肉厚が約1mm程度の円または似形の筒状の紙缶
1を備え、該紙缶1は油が約400m1程度入る内容量
であり、油が入っている時にも自立できる剛性を有する
。
缶は、肉厚が約1mm程度の円または似形の筒状の紙缶
1を備え、該紙缶1は油が約400m1程度入る内容量
であり、油が入っている時にも自立できる剛性を有する
。
該紙缶1の内面には、防油のためのアルミホイル2をラ
ミネートすると共に、外面には、ラベル3等を巻付けて
貼付ける。
ミネートすると共に、外面には、ラベル3等を巻付けて
貼付ける。
上記紙缶1の底開口4には、板状の金属製(鉄。
アルミ等)底板5を当てがって、その周縁部5aを底開
口4の開口縁4aに巻締めて、底開口4を油密に閉塞す
る。
口4の開口縁4aに巻締めて、底開口4を油密に閉塞す
る。
上記紙缶1の上開口6の開口縁6aには、金属製(鉄、
アルミ等)補強リスグアを巻締めて、開口縁6aを補強
する。
アルミ等)補強リスグアを巻締めて、開口縁6aを補強
する。
なお、上開口6に、底板5と同様な構造の上板を当てが
って、その周縁部を上開口6の開口縁6aに巻締めて、
販売時には上開口6を閉塞し、使用時には上板に設けら
れた指フックに指を引っ掛けて中央部分を丸く引き裂い
て開口させる、いわゆるイージオープニング構造として
もよく、この場合には、上板の周縁部が上記補強リング
7と同様な作用をなすようになる。
って、その周縁部を上開口6の開口縁6aに巻締めて、
販売時には上開口6を閉塞し、使用時には上板に設けら
れた指フックに指を引っ掛けて中央部分を丸く引き裂い
て開口させる、いわゆるイージオープニング構造として
もよく、この場合には、上板の周縁部が上記補強リング
7と同様な作用をなすようになる。
一方、販売時(不使用時)には、紙缶1内、又はイージ
オープニング構造の上板の上部に格納される合成樹脂製
(ナイロン等)油こし網8と、該油こし網8を補強リン
グ7に被せて紙缶1外周に止着するスナップリング9と
を設ける。
オープニング構造の上板の上部に格納される合成樹脂製
(ナイロン等)油こし網8と、該油こし網8を補強リン
グ7に被せて紙缶1外周に止着するスナップリング9と
を設ける。
該スナップリング9に代えてアルミ線等で結束する構成
であってもよい。
であってもよい。
また、油こし網8を介して補強リング7に着脱可能に嵌
り合う係合爪11 aを内層間に形成した合成樹脂製キ
ャップ11を設け、該キャップ11にまり紙缶1の上開
口6を開閉自在に閉塞する。
り合う係合爪11 aを内層間に形成した合成樹脂製キ
ャップ11を設け、該キャップ11にまり紙缶1の上開
口6を開閉自在に閉塞する。
さらに、上記紙缶1内には、油こし時は抜き取っておき
、廃油捨て時は装填する油吸収材12を設ける。
、廃油捨て時は装填する油吸収材12を設ける。
上記のように家庭用天ぷら油の処理缶を構成すれば、油
こしとして使用する時には、キャップ11を外して紙缶
1内から油吸収材12を抜取って別に保管し、油こし網
8を補強リング7に被せてスナップリング9で止着し、
油こし網8に天ぷら油を注ぎ込むと、天ぷら池内の天か
す等は油こし網8で回収され、油のみが網目から紙缶1
内に流入してゆく。
こしとして使用する時には、キャップ11を外して紙缶
1内から油吸収材12を抜取って別に保管し、油こし網
8を補強リング7に被せてスナップリング9で止着し、
油こし網8に天ぷら油を注ぎ込むと、天ぷら池内の天か
す等は油こし網8で回収され、油のみが網目から紙缶1
内に流入してゆく。
ついで、油こし網8を外し、紙缶1を手で持って上開口
6から紙缶1内の天ぷら油を別の保管容器等に注ぎ返す
のである。
6から紙缶1内の天ぷら油を別の保管容器等に注ぎ返す
のである。
このような油こしは、1回限りでなく、何回か行なうこ
とができる。
とができる。
つぎに、廃油捨てとして使用する時には、キャップ11
.油こし網8を外して紙缶1内に油吸収材12を装填し
、上開口6から廃油を注ぎ込むと、廃油は紙缶1内に流
入して、油吸収材12に吸収されるようになる。
.油こし網8を外して紙缶1内に油吸収材12を装填し
、上開口6から廃油を注ぎ込むと、廃油は紙缶1内に流
入して、油吸収材12に吸収されるようになる。
ついで、油こし網8、スナップリング9を紙缶1内の空
所に入れ、キャップ11を嵌め合わせて、そのままごみ
箱に投棄する。
所に入れ、キャップ11を嵌め合わせて、そのままごみ
箱に投棄する。
廃油は油吸収材12に吸収されている上、紙缶1の上開
口6はキャップ11で閉塞されているから、廃油が漏れ
でるおそれはない。
口6はキャップ11で閉塞されているから、廃油が漏れ
でるおそれはない。
以上の説明からも明らかなように、本考案は、底板で閉
塞したアルミホイルラミネート紙缶の上開口の補強リン
グに、油こし網を被せてリング部材で止着し、油こし時
は油こし網で油こしすると共に、廃油捨て時は紙缶内に
油吸収材を装填して廃油を吸収させ、油こし網、リング
部材も紙缶内に入れてキャップで閉塞してごみ箱に投棄
するようにしたから、廃油捨ての他、油こしも兼用する
ことができ、従来のように一回きり使い捨てのイメージ
が払拭されて実用的価値が見なおされ、普及を促進でき
るようになる。
塞したアルミホイルラミネート紙缶の上開口の補強リン
グに、油こし網を被せてリング部材で止着し、油こし時
は油こし網で油こしすると共に、廃油捨て時は紙缶内に
油吸収材を装填して廃油を吸収させ、油こし網、リング
部材も紙缶内に入れてキャップで閉塞してごみ箱に投棄
するようにしたから、廃油捨ての他、油こしも兼用する
ことができ、従来のように一回きり使い捨てのイメージ
が払拭されて実用的価値が見なおされ、普及を促進でき
るようになる。
また、ハードな紙缶を用いるので、油の注ぎ込みが容易
で手を汚すことなく迅速に行なえ、紙缶を手で持っても
油が逆流する恐れがないので安全である。
で手を汚すことなく迅速に行なえ、紙缶を手で持っても
油が逆流する恐れがないので安全である。
さらに、紙缶、底板、補強リング、油こし網、スナップ
リング、キャップ、油吸収材で構成できるから製造が容
易で、コスト安に供給できるようになる。
リング、キャップ、油吸収材で構成できるから製造が容
易で、コスト安に供給できるようになる。
第1図は処理缶の縦断面図である。
1・・・・・・紙缶、2・・・・・・アルミホイル、4
・・・・・・底開口、5・・・・・・底板、6・・・・
・・上開口、7・・・・・・補強リング、8・・・・・
・油こし網、9・・・・・・スナップリング、11・・
・・・・キャップ、12・・・・・・油吸収材。
・・・・・・底開口、5・・・・・・底板、6・・・・
・・上開口、7・・・・・・補強リング、8・・・・・
・油こし網、9・・・・・・スナップリング、11・・
・・・・キャップ、12・・・・・・油吸収材。
Claims (1)
- 内面にアルミホイルをラミネートした筒状の紙缶と、該
紙缶の底開口の開口縁に巻締めて油密に閉塞する金属製
底板と、上記紙缶の上開口の開口縁に巻締めて補強する
金属製補強リングと、不使用時は上記紙缶内に格納され
、使用時は上記補強ノングに被せて紙缶外周にリング部
材で止着される合成樹脂製油こし網と、該油こし網を介
して補強リングに着脱可能に嵌り合う爪を有する合成樹
脂製キャップと、上記紙缶内に着脱可能に装填される油
吸収材とで戒ることを特徴とする家庭用天ぷら油の処理
缶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP97282U JPS5936204Y2 (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 家庭用天ぷら油の処理缶 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP97282U JPS5936204Y2 (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 家庭用天ぷら油の処理缶 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58104153U JPS58104153U (ja) | 1983-07-15 |
JPS5936204Y2 true JPS5936204Y2 (ja) | 1984-10-05 |
Family
ID=30014018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP97282U Expired JPS5936204Y2 (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 家庭用天ぷら油の処理缶 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936204Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-01-07 JP JP97282U patent/JPS5936204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58104153U (ja) | 1983-07-15 |
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