JPS6038332A - 共役ジエンのハロゲン水素化 - Google Patents

共役ジエンのハロゲン水素化

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JPS6038332A
JPS6038332A JP59149790A JP14979084A JPS6038332A JP S6038332 A JPS6038332 A JP S6038332A JP 59149790 A JP59149790 A JP 59149790A JP 14979084 A JP14979084 A JP 14979084A JP S6038332 A JPS6038332 A JP S6038332A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/07Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides
    • C07C17/08Preparation of halogenated hydrocarbons by addition of hydrogen halides to unsaturated hydrocarbons

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は共役ジエン炭化水素のハロゲン水素化方法に関
する。
【図面の簡単な説明】
共役ジエンのハロゲン水素化方法を記載した文献は多数
ある。このような記載の代表的なものは米国特許第2,
882,325号および第3、016.408号ならび
に英国特許第896,262(4) 号に見出される。 本発明はミルセンを塩化水素化するのに使用する際に特
に有用である。ミルセンは次の式で表される共役ジエン
である。 触媒を存在させずに塩化水素処理を行うと主生成物はミ
ルセニルクロライドである。しかし商業的に価値のある
ミルセンの塩化水素化製品は関連する共生成物すなわち
ゲラニルクロライドおよびネリルクロライドである。銅
触媒存在下に塩化水素化を行うと、反応はとのよ、うな
望ましい共生成物が優勢となるように変化する。銅触媒
の存在下におけるミルセンの塩化水素化は次の反応スキ
ームに従って進行す、るという仮説が立てられている。 (5) 部分異性化 望ましいことではないが環化が起こってα−チルビニル
クロライドが生成することも起こる。 使用する銅触媒が塩化第二銅(OuOjt )の形であ
る場合には、生成物は一般に大量のリナリル(6) クロライドと少量の望ましいゲラニルクロライドおよび
ネリルクロライドを含んでいる。銅触媒が塩化第一銅の
形の場合には、リナリルクpライド生成物が少なくなる
。これは明らかに、望ましいゲラニルクロ2イドおよび
ネリルクロライドへの部分異性化が起こるためである。 提出された上記反応スキームから、商業的に実施可能な
ミルセンの塩化水素化方法は、望ましいゲラニルモノク
ロ2イド(ff)およびネリルモノクロライド(III
)の収率が高り、リナリルモノクロライド([V)およ
びα−チルビニルモノクロライド(VI)の生成が最小
限となるようなものでなければならないことが理解され
る。塩化水素化生成反応混合物中のモノクロライド(I
I)、(m)および(IV)の相対比は反応温度、ガス
流量および触媒濃度を選択することによ)ある程度制御
することができるというととかこれまでにわかっている
。 本発明者らは、イソプレンの塩化水素化および特にミル
センの塩化水素化のような従来の共・(7) 役ジエンのハロゲン水素化を有機第四級塩の存在下に行
うと、このハロゲン水素化反応の際にアリルクロ2イド
生成−物の異性化が変化して置換基の少ないアリルクロ
ライドすなわち上記実施例においてゲラニルクロライド
(n)およびネリルクロライド(II)が優勢に生成す
ることを見出した。 本発明の改良方法の利点け、より望ましいクロライド例
えばイソプレンからのプレニルクロライド、ミルセンか
らのネリルクロライドおよびゲラニルクロライドの全体
の収率が向上することであり、ミルセンの場合にはよシ
重要なゲラニル異性体の選択性がさらに大きくなるとい
うことである。 発明の要約 本発明は、触媒量のハロゲン水素化触媒の存在下に共役
ジエンをハロゲン水素化する共役ジエンのハロゲン水素
化方法にお^て、このハロゲン水素化を第四級塩の存在
下に行うことを特徴とする方法である。 (8) 本発明の改良された方法はバッチ式であるいは連続式で
行うことができる。 添付図面は本発明の好ましい実施例を示す概略図である
。 発明の好ましい実施態様の詳細な説明 本発明の方法は゛あらゆる種類の共役ジエンのハロゲン
水素化に使用することができる。このようなジエンの代
表的なものとしてはミルセン、イソプレン、2−メチル
ビペリレン、β−フエランドレン、2−エチルブタジェ
ン、オシメン、アロオフメン、1−フェニルブタジェン
などがある。本発明の方法は、ミルセンをハロゲン水素
化して商業的に有用なゲラニオールおよびネロールを製
造する際の中間体となるゲラニルクロ2イドおよびネリ
ルハツイドを製造するのに特に有用である。本発明の改
良された方法は、ミルセンに適用されると、ゲラニルハ
ライドおよびネリルハライドの全体の収率を従来法に比
べて少なくとも11〜12モルチ向上させ、またゲラニ
ル異性体対ネリル異性体の比の選択性を(9) 約1.3から1.6に改良する。β−ピネンの熱分解に
よってつくられる市販のミルセン、精製したミルセンお
よび天然の材料から単離されたミルセンを本発明の好ま
しい方法における出発物質として使用することができる
。 添付図面はミルセンの塩化水素化のための本発明の好ま
しい実施態様を示す概略図である。 図面に示すように1初めにタンク10に保持された原料
ミルセンは、必要によシ先ず通常の基床乾燥器20で乾
燥され水が除去される。つぎにこの乾燥2ルセンを好ま
しくけ約−30c〜約30υの範囲の温度、最も好まし
くけ約10υまで冷却ユニット30で冷却する。代わシ
にミルセンを先ず冷却し次いで基床乾燥器20を通して
水分を除去してもよい。基床乾燥器20に入れる前に原
料ミルセンを冷却することは予備冷却によって基床乾燥
器20における乾燥効率が向上するのでいくらか有利で
ある。 図面に示すように、乾燥した冷却ミルセンの原料物質を
ハロゲン水素化装置に導入する。こ(10) のハロゲン水素化装置はこの好ましい実施態様では攪拌
タンク反応器40を備えている。反応器40において、
導入されたミルセンのノーロゲン水素化は触媒量のハロ
ゲン水素化触媒の存在下に約−30υ〜約50む、好ま
しくは約−10′C〜25C1最も好ましくは約10t
−の温度で行われる。ハロゲン水素化は例えば、塩化水
素あるいは臭化水素のようなノS0ゲン化水素を、好ま
しくは実質的に無水の形でかつ実質的に無水の条件下で
、すなわち反応混合物中の水分存在量が約5チよシ少な
い条件下でミルセンと反応させることによル実施するこ
とができる。図面に示すように、好ましいノ・ロゲン水
素化はガス状塩化水素によって行われる。このガス状塩
化水素はおそらく気化器中で発生したガスとして導入さ
れ、次いで適当な導管を通って反応器40中に計量され
る。塩化水素は反応器40中に存在するぐルセン1モル
に対して1時間当圧シ約2.0〜約300gの速度で反
応器40中に計量されるのが有利である。好ましくけこ
の速θ1) 度はきルセン1モルに対して1時間当たシ約4.0〜8
.09である。 有機第四級塩は貯蔵容器50から反応器40中に導入さ
れる。ミルセン、第四級塩、塩化水素および銅触媒が順
次反応器40中に導入される。好ましくは窒素のような
不活性ガスでパージを行った後に、反応器40に先ず冷
却ミルセン、銅触媒および有機第四級塩をチャージする
。 冷却および攪拌を行いながら塩化水素を徐々に添加する
。 ミルセンのハロゲン水素化用の触媒として種々のものが
よく知られておシ、例えば金属銅を含む二価またはそれ
よシ小さい原子価を有する銅化合物があげられる。反応
条件において臭化物、沃化物あるいは塩化物のようなハ
ロゲン化物に変換し得る任意の銅化合物も使用すること
ができる。有利に使用される代表的な銅触媒としては塩
化物、臭化物、炭酸塩、酸化物、酢酸塩、ギ酸塩、硫酸
塩などの第一銅および第二銅銹導体化合物がある。本発
明の改良され死力法(12) における塩化水素化触媒として好ましいものは塩化第一
銅である。無水ハロゲン化水素化触媒の触媒量は乾燥ミ
ルセンに対して約0.01〜10重量%、好ましくは約
0.5重量%である。 有機第四級塩は一般にそのVpp法と共にこの輝術分野
においてよく知られておル、中心原子が窒素、燐ま、た
はヒ素である第四級塩および第四級樹脂が含まれる。本
発明の方法に使用することができ、る有機第四級塩の代
表的なものは次の式で表わされるようなものである。。 4 上記式、中x、Fi硝酸塩、ベンゾエート、フェニルア
セテート、ヒト四キクベンゾエート、フェノキシト、ヒ
ト−キシド、シアニド、亜硝酸塩のような憲機隘イオン
および無機陰イオンからなる群から選にれI特に好まし
いものは塩素、臭素、ヨウ素1.メチルスルフエ、−)
 、エチルスルフェートなどのイオンであ451Mは窒
素、ヒ素(13) または燐を示す。R4,馬、RsおよびR4はそれぞれ
独立にヒドロカルビルおよび置換ヒドロカルビルからな
る群から選ばれるか、あるいはR1とR2が共同して原
子yに結合し九二価の基を示してもよく、この二価の基
はその環の中に5〜10個の炭素原子を有するアルケニ
レンおよびヒドロカルビル置換アルケニレンからなる群
から選ばれるか;あるいはまたR、と馬が、それらが結
合している原子Mと共同して次の式で表わされるものか
らなる群から選ばれた二価またけ一価の基を示すこと亀
できる。 上記式中ムは窒素、酸素、硫黄、燐などを示し;R4お
よび馬はそれぞれ1〜25個の炭素原子を有するアルク
、ニレンおよびヒドロカルビル置換アルケニレンから選
ばれ; m、nおよびqはそれぞれ0〜1の整数であJ
)m+nの和は1または(14) 2である。 本発明方法に使用される好ましい第四級塩は少なくとも
1B(vAの炭素原子をもっている。 ここに使用する1ヒドロカルビル”という用語は、親の
炭化水素から1個の水素原子を除去して得られる一価の
基を意味している。ヒドロカルビルの代表的なものFi
1〜25個の炭素原子からhるアルキルであ)、例えば
メチル、エチルグロビル、メチル、ペンチル、ヘキシル
、ヘプチル、オクチル、ノニル、ウンデシル、デシル、
ドデシル、オクタデシル、ツノデシル。 エイコシル、ヘネイコシル、トコシル、トリツクル、テ
トラコクル、ベンタコシルおよびこれらの異性体;6〜
25個の炭素原子からなるアリール、例、tばフェニル
、トリル、キシリル、ナフチル、ビフェニル、テトラフ
ェニルなど27〜25個の炭素原子からなるアラルキル
、例エバベンジル、フェネチル、フェンプロピル、フェ
ンブチル、フェンヘキシル、ナフトクチルなど;3〜8
個の炭素原子からなるシクロアル(15) キル、例えばシクロプロピル、シクロブーF−A、、シ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シク
ロオクチルなど;2〜25個の炭素原子からなるアルケ
ニル、例えばビニル、アリル、ブテニル、ペンテニル、
ヘキセニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデ
セニル。 ドデセニル、トリデセニル、ペンタデセニル。 オクタデセニル、ペンタコシニルおよびこれらの異性体
がある。“アルケニレン”という用語は元の炭化水素の
隣接していない2つの炭素原子から2個の水素原子を除
去して得られる二価の基ヲ示し、1,3−グロベニレン
、1.4−7’?二レン、1,5−ペンテニレン、1.
8−オクテニレンs 1,1o−デセニレンなどの3〜
10個の炭素原子からなるアルケニレンが含まれる。 ここに使用されている1置換ヒドロカルビル”および1
置換アルケニレン”といり用語は、1個以上の水素原子
が不活性基、すなわち式(■)で表わされる有機第四級
塩の好ましい機能に悪影響を与えないような化学基で置
換されている(16) 先に定義したヒドロカルビルまたはアルケニレン基を意
味する。このような基の代表的なものはアミノホスフィ
ノ、ヒドロカルビル、第四級窒素(アンモニウム)、第
四経済(ホスホニウム)、ヒドロキシル、アルコキシ、
メルカプト、アルキル、ハロ、ホスフェート、ホスファ
イト、カルボキシレート基などがある。 上記式(■)で表わされる有機第四級化合物はその製法
と共に一般によく知られている。このような有機第四級
化合物の代表的なものとしては、トリオクチルメチルア
ンモニウムクロライド、ナト2オクタデフルアンモニウ
ムクロライド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウム
クロライド、テトラデシルジメチルベンジルアンモニウ
ムクロライド、ヘキサデシルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、トリメチルカルボキシメチルアンモニ
ウムクロライド、トリエチルゲラニルアンモニウムクロ
ライド、トリエチルネリルアンモニウムクロライド、N
、N−セチルエチルモルホリニウムエトスルフェート、
(17) メチル(1)ココアミド−エチル(2)ココイミダゾリ
ニウムメチルスルフェート、N−タロウーベンタメチル
プロパンジアンモニウムジクロ2イド、トリオクチルメ
チルホス7オニウムブロマイド、N、N−ツヤエチルモ
ルホリニウムエトスルフェート、ヘキサデシルピリジニ
ウムクロライド、トリエチルベンジルアンモニウムクロ
ライト、ベンジルヒドロキシエチル(2)−ココイミダ
ゾリニウムクロライド、トリプロピルゲラニルアンモニ
ウムクロライド、トリブチルゲラニルアンモニウムクロ
ライド、ドブクルジメチル(エチルベンジル)アンモニ
ウムクロライド、テトラデシルジメチル(エチルベンジ
ル)アンモニウムクロライド、ヘキサデシルジメチル(
エチルベンジル)アンモニウムクロライド、オクタデシ
ルジメチル(エチルベンジル)アンモニウムクロライド
、オフタデクルジメチルベンジルアンモニウムクロ2イ
ド、メチルビス(2−ヒドロキシエチル)ココアンモニ
ウムクロライド、メチル(1)ツヤアミドエチル(2)
ソヤイミダゾリニ(18) クムメテルスル7エート、メチル(1)タロクツミドエ
チル(2)タロライはダシリニウムメチルスルフェート
、メチル(1)オレイルアミドエチル(2)オレイルイ
ミダゾリニウムメチルスルフェートなどがある。 市販の第四級塩あるいは精製された第四級塩を本発明の
好ましい方法において使用することができる。 本発明の方法を実施する特定の条件において、上記式(
■)で示される上記化合物のある種のものが同じ一般式
の他の触媒よシも利点を有するということが理解されよ
う。特定の反応条件において最適の収率をあげるために
使用する特定の化合物(■)は試行錯誤によシ選択する
ことができる。しかし本発明者らはアルキル部分が8〜
10個の炭素原子鎖からなるトリアルキルメチルアンモ
ニウムクロライドの混合物を用いると有利であることを
見出した。例えば、アドゲン464(シエレツクスケン
カル社)およびアリコート536(ヘンケル社)がある
。 (19) 有機第四級塩け、ハロゲン化水素化反応の際に本発明方
法において製造されたよ)置換基の多いアリルクロライ
ドの少なくとも一部を異性化するような比率で使用され
る。このような比率は一般にチャージしたジエンの重量
に対して約0.01〜10重量%の範囲、好ましくは0
.2〜2.5重量%である。最適の比率はある程度、選
択された塩に依存しておシ、試行錯誤により決定するこ
とができる。 本発明のハロゲン水素化反応における支配的な反応速度
は、よシ置換基の多いハライドから所望の置換基の少な
いパライトへの異性化である。これはハロゲン水素化反
応ゾーンにおける滞留時間によってコントロールされる
。本発明者らはミルセンの塩化水素化において、好まし
い最小の全滞留時間は上記操作温度において3〜15時
間の範囲であ)、最屯好ましくは5〜8時間の範囲であ
ることを見出し丸。反応混合物中のりナリルクロフィド
の存在は通常の分析技術によってモニターするととがで
きる。塩化(20) 水素化反応器における滞留時間がさらに長くなるとモノ
クロライドがα−チルビニルクロライ゛ドに転換するた
めに収率の低下をもたらすことがある。滞留時間が短い
とりナリルクロライドから望ましいゲラニルクロシイド
/ネリルクロライドへの異性化が不充分となることがあ
る。 ハロゲン水素化が最大の望ましいところまで行われたこ
とが決定され九ときにハロゲン水素化生成物の混合物を
ハロゲン水素化装置から取シ出す。望ましいハロゲン水
素化ジエンは洗浄、デカンテークヨン、蒸留などを初め
とする通常の公知の方法を用いて反応混合物から分離す
ることができる。 以下の実施例は本発明を利用する方法を示すものであ夛
1本発−を実施するために本発明者が意図した最善の実
施態様を示すものであるが、限定的なものと解釈される
べきではない。他に明記しない限シすべての部は重量部
で示されている。 実施例1 (21) 1jの反応容器に700gのミルセン(72重量%)、
2.2gの塩化第一銅および10.59の上記アドゲン
464をチャージした。この混合物を窒素でパージしa
t’に冷却した。温度を10Cに保持しながら塩化水素
ガスを20I/時の速度で加えた。赤外分光分析によっ
てモニターしミルセン濃度が1%に達した反応の終結時
に(7時間)、反応生成物を炭酸ナトリウムおよび水酸
化ナトリウム水溶液で中和した。生成物をガスクロマト
グラフィーによシ分析した。 この分析の結果は次の通りであった。ミルセンからのモ
ル収率(1)!リナリルクロライド8、ゲラニルクロラ
イド5場 ドの比1.59。 実施例2−7 実施例1で使用し喪ものと同じ出発材料を用い% 2−
2 Ji’の塩化第一銅と表1に示す第四級塩を用いて
実施例1に述べたものと同じ条件において塩化水素化を
行い、表1に示す結果を得た。 (22) リナリルクロライド、ネリルクロ2イドおよびゲラニル
クロライドはそれぞれLOJ 、NOJおよびGOjと
いう略語を用いである。 表 1 実施例8 冷却した100m1の反応容器に34gのイソ(23) プレン、0.31の塩化第一銅および表2に示す量の上
記アドゲン464をチャージした。この混合物をOL′
まで冷却した。温度をOCに保ちながら塩化水素ガスを
717時の速度で添加した。 重量によってモニターし、反応終結時に(3時間)、反
応生成物を中和し、核磁気共鳴分析によって分析し、3
−クロロ−3−メチル−1−ブテンおよび1−クロロ−
3−メチル−2−ブテン(それぞれ3,5.1− Bお
よび1,5.2− Bと略す)の量を測定した。この分
析の結果を表2に示す。 実施例9 冷却した50m1の反応容器に1o、ogの2−メチル
ピペリレン、0.07I!の塩化第一銅および表3に示
す量の上記アドゲン464をチャージ(24) し走。この混合物をOCまで冷却した。温度をOCに保
ちながら塩化水素ガスを1.517時の速度で添加した
。重量によってモニターした反応の終結時に(3時間)
、反応生成物を中和し、核磁気共鳴分析およびガスクロ
マトグラフィーによって分析し%4−クロロー4−メチ
ルー2−ペンテンおよび4−クロロ−2−メチル−2−
ペンテン(それぞれ4,4.2− Pおよび4,2.2
−pと略す)の量を測定した。この分析の結果を表3に
示す。 4、図面の簡単な説明 添付図面は、ミルセンの塩化水素化のための本発明の好
ましい実施n様を示す概略図である。 (25)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、触媒量のハロゲン水素化触媒存在下に共役ジエンを
    ハロゲン水素化する工程を含む共役ジエンのハロゲン水
    素化方法において、有機第四級塩の存在下にハロゲン水
    素化を行うことを特徴とする上記方法。 2 有機第四級塩が少なくとも18個の炭素原子をもっ
    ている特許請求の範囲第1項記載の方法。 & 有機第四級塩がトリオクチルメチルアンモ二、クム
    クロライドである特許請求の範囲第1項記載の方法。 東 有機第四級塩が、アルキル部分が8〜10個の炭素
    原子鎖からなるトリ(アルキル)メチルアンモニウムク
    ロライドの混合物である特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 S 有機第四級塩がベンジルジメチルステアリ(1) ルアンモニクムクロ2イドである特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 6、 有機第四級塩がベンジルヒドロキシエチル(2)
    ココイミダゾリウムクロライドである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 7、 有機第四級塩がテトラ(オフタデクル)アンモニ
    ウムクロライドである特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 8、 有機第四級塩がN、N−セチルエチルモルホリニ
    ウムエトスルフェートである特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 9、有機第四級塩がトリオクチルメチルアンモニウムク
    ロライドである特許請求の範囲第10項記載の方法。 10、ジエンがミルセンであシ、ハロゲンが壇素であシ
    、触媒が銅触媒である特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 11、有機第四級塩が、アルキル部分が8〜10個の炭
    素原子鎖からなるトリ(アルキル)メチルアンモニウム
    クロライドの混合物である(2) 特許請求の範囲第10項記載の方法。 12. 有機第四級塩がベンジルジメチルステアリルア
    ンモニウムクロ2イドである特許請求の範囲第10項記
    載の方法。 1S、有機第四級塩がベンジルヒドロキシエチル(2)
    ココイξダシ゛リウムクロライドである特許請求の範囲
    第10項記載の方法。 14、有機第四級塩がテトラ(オクタデシル)アンモニ
    ウムクロライドである特許請求の範囲第10項記載の方
    法。 15、有機第四級塩がN、N−セチルエチルモルホリニ
    ウムエトスルフェートである特許請求の範囲第10項記
    載の方法。 1& 有機第四級塩が少なくとも18個の炭素原子をも
    っている特許請求の範囲第10項記載の方法。 17、ジエンがイソプレンであシ、ノ〜ロゲ/が塩素で
    あシ、触媒が銅触媒である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 18、ジエンがオシメンであシ、ノーロゲンが塩素(5
    ) であり、触媒が銅触媒である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 19、反応温度が約−50υ〜50υである特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 20、触媒が塩化第一銅である特許請求の範囲第2項記
    載の方法。 21、触媒量の銅触媒が乾燥ミルセンに対して0.01
    〜10.0重量 チの範囲にある特許請求の範囲第20
    項記載の方法。 22、ハロゲン水素化が3〜15時間行われる特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
JP59149790A 1983-07-20 1984-07-20 共役ジエンのハロゲン水素化 Expired - Lifetime JPH0660111B2 (ja)

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ES (1) ES8506559A1 (ja)
ZA (1) ZA843639B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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