JPS6038264Y2 - 静止誘導電器 - Google Patents

静止誘導電器

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Publication number
JPS6038264Y2
JPS6038264Y2 JP16952180U JP16952180U JPS6038264Y2 JP S6038264 Y2 JPS6038264 Y2 JP S6038264Y2 JP 16952180 U JP16952180 U JP 16952180U JP 16952180 U JP16952180 U JP 16952180U JP S6038264 Y2 JPS6038264 Y2 JP S6038264Y2
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JP
Japan
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crossbar
clamp
insulator
iron core
convex portion
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Expired
Application number
JP16952180U
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English (en)
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JPS5793121U (ja
Inventor
喜三 西口
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば変圧器のように鉄心の上下端面を押える
ためのクロスバを設けた静止誘導電器に係り、とくにク
ロスバ絶縁物の枯れによるクロスバ緊定部のゆるみを防
止した構造の静止誘導電器に関するものである。
変圧器やりアクドル等においては第1図に示すごとく鉄
心11の上部および下部が夫々絶縁物13を介し上部ク
ランプ14、下部クランプ15により積層方向に締着さ
れ、下部クランプ15は巻線12を絶縁物16を介し支
承し、上部クランプ14に巻線固定用の締着部材17が
設けである。
また鉄心11の上下の端面には夫々両端部がボルトまた
はボルトナツト等の締着部材21によりクランプに緊定
された上部クロスバ18および下部クロスバ19が夫々
絶縁物20を介して設けてあり、これらのクランプは積
層された鉄板が飛び出さないよう固定すると共に下部ク
ロスバ19は中身全体の脚部の役目を兼ね、上部クロス
バ18は例えば整流器用変圧器等では相間リアクトル等
を取付ける取付台を兼ねている。
ところで上記した鉄心11とクロスバ18または19の
間に介在する絶縁物20は一般にプレスポードを用いク
ロスバと共締めに緊定されているが、長い運転期間を経
過すると材料の枯れにより厚さが薄くなり締着部材21
にゆるみが発生する。
そしてこれに磁気振動が加わるとそのゆるみがさらに大
きくなってついには締着部材21が脱落することがあり
、特に上部クロスバ18の締着部材21が脱落すると巻
線内に落ち込んで重大な事故が発生するおそれがある。
本考案は上記の欠点をともなうことなく、安全性に優れ
た静止誘導電器を提供することを目的とする。
以下本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。
第2図および第3図において、11は鉄心、14はクラ
ンプ、18はクロスバ、21は締着部材でこれら各部分
は第1図に同符号で示す部分と同一である。
22は鉄板等から戊り片側にクランプ14に係合する廻
り止め用の折曲部23が形成され、他側にくさび形の凸
部24を有しクランプ14とクロスバ18との間に介在
し共締めにより締着される間隔板、25はプレスポード
等から戒りクロスバ18と鉄心11との間に介在し両端
に夫々間隔板22の凸部24に係合する凹部26を設け
て形成されクロスバ18と共締めにより締着される絶縁
物である。
なお上記した構造は鉄心の上部クロスバ側のみを示しで
あるが、下部クロスバ側の構造もこれと同様であるので
説明は省略する。
このような構成によれば、クロスバ18の両端部が鉄板
製の間隔板22を介しクランプ14に締着されるので、
クロスバ絶縁物25が枯れにより薄くなっても締着部に
ゆるみを生じるおそれがなく締着部材21の脱落を確実
に防止できる。
またクロスバ絶縁物25もその両端が間隔板22に係合
されているので抜は出すおそれがなく絶縁性が確保でき
る。
なお間隔板22と絶縁物25の保合部分は第4図に示す
ように間隔板22に矩形状の凸部24Aを設け、これに
係合する凹部26Aを絶縁物25に設けるようにしても
よく、あるいは第5図に示すごとく間隔板22に矩形状
の凹部24Bを設けこれに係合する凸部26Bを絶縁物
25に設けてもよく、また第6図に示すごとく間隔板2
2に半円形の凸部24Cを設けこれに係合する凹部26
Cを絶縁物25に設けてもよい。
第7図に示す実施例は間隔板22が2個の締着部材21
により締着される場合を示し、この場合は上記した廻り
止め用折曲部23を設ける必要がなく、その片側に例え
ば凹部24Bを設け、これに絶縁物25の凸部26Bを
係合させるだけでよい。
以上のように本考案によれば、クロスバ絶縁物が枯れに
より薄くなってもクロスバ緊足部がゆるむことなく締着
部材の脱落を等の不都合を確実に防止でき、安全性が著
しく向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静止誘導電器の断面図、第2図は本考案
による静止誘導電器の一実施例を示す要部断面図、第3
図は第2図I−I線矢視図、第4図ないし第7図は夫々
本考案の異なる他の実施例を示す要部平面図である。 11・・・・・・鉄心、14・・・・・・クランプ、1
8・・・・・・クロスバ、21・・・・・・締着部材、
22・・・・・・間隔板、23・・・・・・折曲部、2
4・・・・・・凸部、25・・・・・・絶縁物、26・
・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランプにより締着された鉄心の端面に、上記クランプ
    にボルトにより緊定されるクロスバを設けたものにおい
    て、前記クロスバとクランプとの間にクランプ側に係合
    する折曲部を有する間隔板を設けると共に、クロスバと
    鉄心間にクロスバ絶縁物を設け、この絶縁物および間隔
    板の対向端の一方に凸部を設け、他方にこの凸部に係合
    する凹部を設けたことを特徴とする静止誘導電器。
JP16952180U 1980-11-28 1980-11-28 静止誘導電器 Expired JPS6038264Y2 (ja)

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JP16952180U JPS6038264Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 静止誘導電器

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Publication Number Publication Date
JPS5793121U JPS5793121U (ja) 1982-06-08
JPS6038264Y2 true JPS6038264Y2 (ja) 1985-11-15

Family

ID=29528026

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JP16952180U Expired JPS6038264Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28 静止誘導電器

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JPS5793121U (ja) 1982-06-08

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