JPS6038126B2 - 調理用具等の口金の取付構造及びその取付方法 - Google Patents

調理用具等の口金の取付構造及びその取付方法

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JPS6038126B2
JPS6038126B2 JP6558781A JP6558781A JPS6038126B2 JP S6038126 B2 JPS6038126 B2 JP S6038126B2 JP 6558781 A JP6558781 A JP 6558781A JP 6558781 A JP6558781 A JP 6558781A JP S6038126 B2 JPS6038126 B2 JP S6038126B2
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JP
Japan
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collar
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Application number
JP6558781A
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English (en)
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JPS57180923A (en
Inventor
育雄 池垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijirushi Hamono Center KK
Original Assignee
Kaijirushi Hamono Center KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は包丁等の調理用具の口金の取付構造及びその
取付方法に関するものである。
従来技術 従釆の口金の取付構造としては、例えば、第1,2図に
示すように包丁の中子1の係止凹部4及び係止段部5に
筒状の口金6が係止され、その口金6と中子1との間に
形成される空隙内には合成樹脂製のスべ−サ7が介装さ
れるとともに、スべ−サ7の鉄合凹部8には中子1が介
袋され、そのスべ−サ7の外周面に突出されたフランジ
部が口金6の後端と柄3の前端面との間に係止されると
ともに、そのスベーサ7の前端が前記係止段部5に係止
され、口金6、スべ−サ7のつば部9及び柄3の外周が
ほぼ一致した状態で、前記口金6が中子1に取付けられ
てし、た。
ところが、このような構成においては、口金6の取付け
後、スべ−サの外形寸法のばらつきを解消し、かつ柄3
と口金6との境界部分を滑らかに連続させるためにバフ
研摩による表面仕上げを施すと、外部に露出した樹脂製
のスべ−サ7のつば部9のみが他に比較して必要以上に
削りとられて包丁の美観をそこねたり、そのつば部9の
陥没により口金6のがたつきが生じたりするという欠陥
があった。
また、実開昭55−89582号公報に記載されている
ように、前記スべ−サ7の隊合凹部8内及び中子1にス
ベーサ7のみを係止するための係止段部をそれぞれ設け
てそのスベーサ7を中子1に係止するようにした構成が
提案されているが、この構成においてはスベーサ7及び
中子1の構造が複雑になって、製造コストが高騰すると
いう欠陥があつた。
目的 この発明は上記の欠陥を解消するためになされたもので
あって、第一発明の目的は、口金を確実に固定すること
ができ、口金、スべ−サのつば部及び柄の各外周面が滑
らかに連なって調理用具の美観を良好に保つことができ
るとともに、組付けが簡単で安価に製造できる新規な調
理用具等の口金の取付構造を提供することにある。
また、第二発明の目的は、口金を確実に固定することが
できるとともに、スべ−サのつば部の外形寸法のばらつ
きを確実に解消して口金、スべ−サのつば部及び柄の各
外周面を滑らかに連続させることができ、粗付けが簡単
で安価に製造できる新規な調理用具等の口金の取付方法
を提供することにある。
実施例 以下、この発明を具体化した一実施例を第3〜7図に従
って説明すると、包丁の中子1にな断面ほぼ円形状をな
し、合成樹脂を含浸させたりして硬化させた木製の柄3
が夫婦鋲2より固着されるとともに、中子1の前端上部
には所定長さの係止凹部4が形成されている。
係止凹部4の前方内端面と同一平面上に位置するように
、中子1の前端下部には係止段部5が形成されている。
そして、前記係止凹部4には円筒形状の口金6の上部が
俵合されるとともに、係止段部5には口金6の下部が係
止され、口金6が前後動不能に保持されている。この口
金6と中子1との間に形成される空隙には合成樹脂より
なるスベーサ7が介装され、そのスベーサ7の中央には
隊合凹部8が形成されていて、その鉄合凹部8に中子1
が鉄合される。このスべ−サ7の後端外周にはつば部9
が形成され、そのつば部9の外周が口金側の基端から柄
側の先端に近づくほど大きくなるように円錐台形状に形
成されていて、そのつば部9の研摩前においては、第3
,4,7図に示するように、つば部9の口金側の外周縁
が口金6の外周緑に一致し、柄側の外周縁が柄3の外周
緑よりわずかに突出するようになっている。そして、つ
ば部9及びスべ−サ7の後端面が柄3の前端面に係止さ
れるとともに、スベーサ7の前端下部が前記中子1の係
止段部5に係止され、スベーサ7が前後に移動しないよ
うになっている。また、つば部9の研摩後においては第
5,6図に示すように、つば部9の柄側の外周縁が柄3
の外周緑に一致し、口金6、つば部9及び柄3の外周面
が滑らかに連なるようになっている。次に、上記のよう
に構成された包丁の組付け順序を説明すると、第3,4
,7図に示すように、中子1に口金6を挿入して係止凹
部4に口金6の上部を接合するとともに、係止段部5に
口金6の前端下部を係止すると、その口金6が前後動不
能に保持され、その口金6と中子1との間に空隙が形成
される。
その後、第3図に鎖線で示すように、スべ−サ7をその
鉄合凹部8にて中子1に鉄合させた状態で、中子1に沿
って前方へ摺動させると、前記空隙内に口金6を挿入す
ることができる。そして、スベーサ7の前端下部が前記
係止段部5に係止される。この状態で中子11こ柄3を
夫婦鋲2にてかしめ着すると、柄3の前端面がスベーサ
7及びつば部9の後端面に係合され、スベーサ7が前後
勤不能に保持されて、口金6が確実に固定され、その絹
付けを短時間で簡単に行うことができる。その後、口金
6と柄3との境界部分等、すなわちスベーサ7のつば部
9を中心にバフ研摩を施すと、つば部9の寸法精度に多
少のばらつきがあっても、柄3の外周より突出したつば
部9が削り取られて、第5,6図に示すように、口金6
、つば部9及び柄3の外周面が滑らかに連なり、美観及
び手SIわりの良好な表面が形成される。効果 以上詳述したようにこの出願の第一発明は、中子の舷合
凹部及び係止段部に口金を接合係止し、スべ−サの鮫合
凹部を中子に隊入するように、スべ−サを中子と口金と
の間の空隙に介装し、そのスべ−サの前端を前記係止段
部に係合するとともに、後端面を柄の前端面に係止し、
スべ−サのつば部が外部に露出した状態で口金、スべ−
サのつば部及び柄の各外周面が滑らかに連なるように構
成したことにより、口金を確実に固定することができ、
調理用具の美観を良好に保つことができるとともに、組
付けが簡単で安価に製造できるという優れた効果を奏す
る。
また、この出願の第二発明は、口金を確実に固定するこ
とができるとともに、スべ−サのつば部の外形寸法のば
らつきを確実に解消して口金、スベーサのつば部及び柄
の各外周面を滑らかに連続させることができ、粗付けが
簡単で安価に製造できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来例を示するものであり、第1図は包丁
の要部を破断して示す正面図、第2図は同じく分解斜視
図である。 第3〜7図はこの発明の一実施例を示すものであり、第
3図はつば部の研摩前における包丁の要部を破断して示
す正面図、第4図は第3図の4−4線における断面図、
第5図はつば部の研摩後における包丁の要部を破断して
示す拡大正面図、第6図は第5図の6−6線における断
面図、第7図はつば部の研摩前における包丁の分解斜視
図である。 中子1、柄3、係止凹部4、係止段部5、口金6、スべ
−サ7、接合凹部8、つば部9。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 柄3を取付けるための中子1と、その中子1の前端
    上部及び前端下部にそれぞれ形成された係止凹部4及び
    係止断部5と、 柄3の外周より若干小なる筒状の外形
    を有し、かつ前記係止凹部4及び係止段部5に嵌合係止
    される口金6と、 合成樹脂よりなり、中央に嵌合凹部
    8を有し、かつ一端外周につば部9を備え、同嵌合凹部
    8を中子1に嵌入するように、中子1と口金6との間の
    空隙に介装されるスペーサ7とからなり、 前記スペーサ7の前端を係止段部5に係合するととも
    に、後端面を前記柄3の前端面に係止し、スペーサ7の
    つば部9が外部に露出した状態で口金6、スペーサ7の
    つば部9及び柄3の各外周面が滑らかに連なるように構
    成したことを特徴とする調理用具等の口金の取付構造。 2 柄3を取付けるための中子1の前端上部及び前端下
    部にそれぞれ形成された係止凹部4及び係止段部5に柄
    3の外周より若干小さな筒状の外形を有する口金6を嵌
    合係止し、前記中子1と口金6との間の空隙に、合成樹
    脂よりなり、中央に嵌合凹部8を有し、かつ一端外周に
    おいて柄3の外周面よりわずかに突出するつば部9を備
    えたスペーサ7を、同嵌合凹部8に中子1を嵌入するよ
    うに介装し、そのスペーサ7の前端を前記係止段部5に
    係合した後、柄3を中子1に固着してその柄3の前端面
    をスペーサ7の後端面に係止し、口金6、スペーサ7の
    つば部9及び柄3の各外周面が滑らかに連なるように前
    記つば部9を研摩することを特徴とする調理用具等の口
    金の取付方法。3 研摩前のつば部9は、その口金側の
    基端から柄側の先端に近づくほどその外周を大きく円錐
    台状に形成し、口金側の外周縁が口金6の外周縁に一致
    し、柄側の外周縁が柄3の外周縁よりわずかに突出する
    特許請求の範囲第2項に記載の調理用具等の口金の取付
    方法。
JP6558781A 1981-04-30 1981-04-30 調理用具等の口金の取付構造及びその取付方法 Expired JPS6038126B2 (ja)

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JPS57180923A JPS57180923A (en) 1982-11-08
JPS6038126B2 true JPS6038126B2 (ja) 1985-08-30

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