JPS6038002Y2 - ラジアルフロ−式ガスタ−ビンノズル - Google Patents

ラジアルフロ−式ガスタ−ビンノズル

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Publication number
JPS6038002Y2
JPS6038002Y2 JP16669680U JP16669680U JPS6038002Y2 JP S6038002 Y2 JPS6038002 Y2 JP S6038002Y2 JP 16669680 U JP16669680 U JP 16669680U JP 16669680 U JP16669680 U JP 16669680U JP S6038002 Y2 JPS6038002 Y2 JP S6038002Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
nozzle body
scroll
bent
gas turbine
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JP16669680U
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JPS5789803U (ja
Inventor
学 藤田
毅 高橋
Original Assignee
ヤンマーディーゼル株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガスを半径打ち方向に流入させるようにした
ラジアルフロ一式ガスタービンノズルであって、特に、
ノズル本体とスクロールとが別体形成されたものに関す
る。
従来、この種のスクロール別体形ガスタービンノズルは
、通常第1図に示すように、一体形成されたノズル本体
1aと、別体のスクロール2aとから構成され、ノズル
本体1aには、その内周にノズルベーン3aを、該ノズ
ルベーン3aに対応する外周部にノズル入口部4aを有
し、軸方向より延長してくるスクロール2aの出口部を
、上記入口部4aへ接続したものである。
このような構成において、ノズル本体1aは、高温ガス
に耐えるようNi基又はCo基超超耐熱合金用いて製造
されるが、内部形状が複雑なことから、ロストワックス
法等の精密鋳造が必要となり、コスト高であった。
また、入口部4aに接続されるスクロール2aは、同様
にNi基超超耐熱合金のシート材で製造されるが、軸方
向より延長してくるため、ノズル本体1aの入口部4a
又はスクロール2aの一方を、屈曲させなければならず
、その場合、入口部4aを軸方向へ屈曲させるト、上記
ロストワックス法によっても型抜が不可能であるため、
図に示すようにスクロール2aの出口部を屈曲5aLで
接続していたが、このようにすると、スクロール2aの
端の絞り加工が必要となって、更にコスト高となる欠点
があった。
本考案は、こような従来技術の欠点を解消することを目
的としてなされたもので、その構成は、上記ノズル本体
を、その一端を拡開させた筒状のケーシング部と、該ケ
ーシング部に対向する板状の台部とに分割し、ノズル本
体の前記拡開部側面にノズルベーンを一体に有し、前記
台部をこのノズルベーンへ接合するとともに、上記拡開
部及び台部の外周端部を各々前記ノズル本体と平行な方
向へ屈曲させて、この屈曲部先端へスクロールを接続し
てなることを特徴とするもので、これにより、ロストワ
ックス法等の精密鋳造と、スクロールの絞り加工を不要
とし、製造原価を低減し得たものである。
すなわち、本考案の構成を一実施例を示す図面に基づい
て説明すると、まず、本考案においては、ノズル本体1
を、そのノズル入口部2で、軸方向に2分割して別体に
形成され、かつ、その一端を拡開9させた筒状のケーシ
ング部3と台部4とから構成するものである。
上記において、ケーシング部3は、その一端拡開部9の
側面に、外方へ突出したノズルベーン5を一体に有し、
かつ、この拡開部9の外周端部をノズル本体3と平行な
方向へ屈曲した入口接続部6を有している。
他方、台部4においても、その外周端部がノズル本体3
と平行な方に屈曲されて、もう一方の入口接続部7を有
している。
そして、本考案では、これら別体に形成されたケーシン
グ部3と台部4とは、夫々別個に鋳造されるが、ケーシ
ング部3はノズルベーン5が外方へ露出し、したがって
、型抜が容易であるから、従来の如くロストワックス法
等の精密鋳造は不要である。
ただ、ノズルベーン5部分のみは、寸法精度が要求され
るため、この部分のみをショープロセス等によって行な
うこととし、一般鋳造との複合プロセスで行なう。
他方、台部4も同様に板状の簡単な形状であることから
型抜が容易であり、したがって、一般鋳造法によって行
なわれ、かつ、この場合、入口接続部7は、軸方向に屈
曲させたとしても、型抜が可能であるから、本考案にお
いては、第2図のように屈曲させた状態で鋳造−これに
よって、第3図の如くスクロール8の絞り加工を不要と
するものである。
なお、ケーシング部3と台部4とは、夫々の接合部を機
械加工した後、銅ブレージングによって第3図の如く接
合される。
この場合、銅ブレージングの融点は10836Cであり
、通常のガス温度950℃程度であるから機能を失うよ
うなことはない。
また、スクロール8と入口接続部6,7とは溶接によっ
て接続される。
このように、本考案では、ノズル本体へスクロールを接
続するに際し、該ノズル本体を、拡開部を有するケーシ
ング部と板状の台部とに分割し、これら拡開部と台部外
周端部とをノズル本体と平行な方向へ屈曲して、この屈
曲部先端へスクロールを接続するようにしているため、
該スクロールの端部をU字形に屈曲させる必要がなく、
そのため、このスクロールの絞り加工を行なわずに済み
、ノズル本体を分割形成することを考慮したとしても、
なおかつ安価に製作することが可能となったものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例を示すノズルの縦断面図、第2図は、
本考案に係るノズル本体の分解縦断面図、第3図は同じ
く本考案ノズル完戊状態を示す縦断面図である。 1・・・・・・ノズル本体、2・・・・・・入口部、3
・・・・・・ケーシング部、4・・・・・・台部、5・
・・・・・ノズルベーン、6.7・・・・・・入口接続
部、8・・・・・・スクロール、9・・・・・・拡開部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ノズルベーンを備えたノズル本体と、ノズル本体の入口
    側に接続される該ノズル本体と平行方向のスクロールと
    が別体に形成されたタービンノズルであって、上記ノズ
    ル本体を、その一端を拡開させた筒状のケーシング部と
    、該ケーシング部に対向する板状の台部とに分割し、ノ
    ズル本体の前記拡開部側面にノズルベーンを一体に有し
    、前記台部をこのノズルベーンへ接合するとともに、上
    記拡開部及び台部の外周端部を各々前記ノズル本体と平
    行な方向へ屈曲させて、この屈曲部先端へスクロールを
    接続してなることを特徴とするラジアルフロ一式ガスタ
    ービンノズル。
JP16669680U 1980-11-19 1980-11-19 ラジアルフロ−式ガスタ−ビンノズル Expired JPS6038002Y2 (ja)

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JPS5789803U JPS5789803U (ja) 1982-06-02
JPS6038002Y2 true JPS6038002Y2 (ja) 1985-11-13

Family

ID=29525338

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