JPS6037867Y2 - 車両のワイパ−ブレ−ド保護装置 - Google Patents

車両のワイパ−ブレ−ド保護装置

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Publication number
JPS6037867Y2
JPS6037867Y2 JP7039680U JP7039680U JPS6037867Y2 JP S6037867 Y2 JPS6037867 Y2 JP S6037867Y2 JP 7039680 U JP7039680 U JP 7039680U JP 7039680 U JP7039680 U JP 7039680U JP S6037867 Y2 JPS6037867 Y2 JP S6037867Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
windshield
wiper blade
wiper
protective plate
vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP7039680U
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English (en)
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JPS56171362U (ja
Inventor
均 倉持
Original Assignee
株式会社ヨコオ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヨコオ filed Critical 株式会社ヨコオ
Priority to JP7039680U priority Critical patent/JPS6037867Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両のウィンドガラスに接近して設けられ、
雨水等を拭き取るために用いるウィンドワイパーに関し
、ウィンドワイパーに取付けたワイパーブレードを保護
する車両のワイパーブレード保護装置に関する。
自動車等の車両においては、雨水などの状況でも安全な
運転を確保できるように、フロントウィンドのガラス下
部に雨水を拭き取るウィンドワイパーを設けてあった。
第1図は従来のウィンドワイパーの構成を示すもので、
図はウィンドワイパーが休止の位置にあるものを示して
いる。
車両1の前面にはウィンド枠2が固着してあり、このウ
ィンド枠2内にフロント用のウィンドガラス3が嵌め込
んである。
車両1のボンネットでウィンド枠2に接近した位置には
一対のウィンドワイパー4が間隔を置いて取付けてあり
、ウィンドワイパー4のワイパーアーム5はウィンドガ
ラス3に対して所定角度で揺動するように作動し、各ワ
イパーアーム5の先端にはウィンドガラス3に接触する
ワイパーブレード6が連結しである。
図中ウィンドガラス3上の鎖線A、 Bの範囲は、前記
ワイパーブレード6がウィンドガラス3の面上を拭き取
ることができる範囲を示している。
この従来のウィンドワイパー5においては、車両1内に
設けたモータ等で作動されるものであるが、ワイパーブ
レード6はワイパーアーム5に設けたスプリングの作用
でその作動時、休止時に関係なく常時ウィンドガラス3
に圧接されているものである。
そして、車両1を使用する時間に対して、ウィンドワイ
パー4を使用する時間は非常に少なく、その使用が雨天
に限られるため、ウィンドワイパー4は殆ど休止させて
いると言っても過言でない。
この事実より、次の様な欠点が生じてくる。
(イ)ウィンドワイパー4の休止状態時にウィンドガラ
ス3とワイパーブレード6の圧接境界部分に風などによ
って吹き上げられた埃や砂などが溜り、その状態でウィ
ンドワイパー4を作動させるとウィンドガラス3とワイ
パーブレード6の間に異物を挟持したままウィンドガラ
ス3面上を摺動することになり、ウィンドガラス3に傷
を付けることになる。
(ロ)ワイパーブレード6は一般にゴム等で製造されて
おり、上記の様に異物を挟持させることによってゴムの
劣化を早めるものとなる。
そればかりか、常時圧接力がワイパーブレード6に加え
られているのでその弾力性を早く失い、作動時における
本来の機能では拭き取りが確実に行えなくなる場合が多
くなる。
(ハ)夏などの晴天の気候においてはウィンドガラス3
の表面の温度が上昇し、ワイパーブレード6にその熱が
伝達され、ゴムが柔らかくなるためワイパーブレード6
がウィンドガラス3に接着することがある。
この接着したワイパーブレード6を剥ぎ取るとワイパー
ブレード6の平面性が失われるとともに、ウィンドガラ
ス3にゴムが残溜してその処理が面倒なものであった。
(ニ)冬などの寒冷時においては、ウィンドガラス3が
外気によって冷され、ウィンドガラス3にワイパーブレ
ード6が霜などにより密着して剥せなくなることがある
本考案は上述の欠点に鑑みなされたもので、ワイパーブ
レードを各種の条件から確実に保護することができる車
両のワイパーブレード保護装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
第2図は、車両1に本実施例を設けた状態を示すもので
、ウィンドガラス3の下部でワイパーブレード6の休止
位置には細長い形状の保護プレート7が取付けられてい
る。
この保護プレート7はテフロン、ジュラコン等の合成樹
脂で一体に成形した薄板状のもので、ウィンドガラス3
の彎曲面に充分沿わせることができるような曲線形状を
している。
(合成樹脂を用いたのは、ワイパーブレード6のゴム材
と接着することを防ぐためであり、同時に摺動性を向上
させるものである)この保護プレート7はその下端を下
部のウィンド枠2に合せて、ウィンドガラス3に接着剤
、或いは両面接着テープを用いて張付けである。
第3図は、前記保護プレート7の一部を拡大したもので
、保護プレート7の表面にはその長さ方向と直角方向(
すなわち、取付けた状態で上下方向)に多数の排除溝8
が連続して形成しである。
この排除溝8は放物線状をしており、下方に向ってその
曲線を拡散させており、その断面は排除溝8、肉厚とも
に第4図に示す様に上端から下方に向けて徐々に厚くな
る形状をしている。
第5図は断面構造の他の実施例を示すもので、保護プレ
ート7′の肉厚は均一とし、排除溝8′の深さを下方に
向けて徐々に拡大するように形成している。
第6図は、保護プレート7とワイパーブレード6の接触
状況を示すものであり、ワイパーブレード6はその休止
位置において保護プレート7上に乗り上げており、ウィ
ンドガラス3に接触していない。
次に、本実施例の作用を説明する。
ウィンドワイパー4を使用せず休止させておくと、第2
図、或いは第6図の様にワイパーブレード6は保護プレ
ート7上に位置している。
このため、ウィンドガラス3が外気によって熱せられた
り、冷されたりしてもワイパーブレード6はウィンドガ
ラス3に張付いたりすることなく、熱による劣化は生じ
ない。
また、ウィンドワイパー4の休止時において、排除溝8
にワイパーブレード6が乗り上げているので、ワイパー
ブレード6と保護プレート7の接触面積は小さくなり、
ゴム質の変形が生じなくなり、拭き取る作用を永続させ
ることができる。
そして、休止状態でワイパーブレード6に砂等の異物が
付着しても、排除溝8より落下してワイパーブレード6
上に引っ掛かることはなくなる。
また、雨天時などの天候において、ウィンドワイパー4
を作動させて、ウィンドガラス3に付着した雨水を拭き
取る時には、ワイパーアーム5によってワイパーブレー
ド6はウィンドガラス3面を摺動させられる。
このワイパーブレード6の作動において、ワイパーブレ
ード6が保護プレート7から始動し、保護プレート7が
合成樹脂で成形されていることより、その摺動は円滑に
行われる。
そして、ワイパーブレード6の摺動において、ゴミや砂
等を巻込んでも、ワイパーブレード6が下方に移動して
一度保護プレート7に乗り上げるとこれらの異物は排除
溝8から落下し、ウィンドガラス3の面に傷を付けるこ
とがない。
なお、本実施例は上述の様に保護プレート7をウィンド
ガラス3の全肉に構成したが、保護プレート7はワイパ
ーブレード6がウィンドガラス3と接触する部分にだけ
設けてもよい。
さらに、品種によってはワイパーブレード6の押圧力が
大きいものもあり、保護プレート7が強度的に弱くなる
場合もある。
このため、薄肉金属板上に合成樹脂を一体に被覆させて
、金属板によって強度を保持させてもよい。
本考案は上述のように構成したので、ウィンドワイパー
の休止時にはワイパーブレードが保護プレートの上端部
上に自動的に乗り上げ、そのままウィンドワイパーを使
用することができ、また、ウィンドワイパーが休止中に
ウィンドガラスに付着シた塵埃等は、ウィンドワイパー
および保護プレート上に溜ることなくウィンドワイパー
の下側を通って保護プレートの排除溝から落下し、ウィ
ンドワイパーを使用したときに塵埃等でウィンドガラス
を汚したり傷付けることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のウィンドワイパーの構成を示す斜視図、
第2図は本考案の一実施例を示す斜視図、第3図は保護
プレートの一部を示す拡大図、第4図は第3図中A−A
矢視の断面図、第5図は断面形状の他の実施例を示す断
面図、第6図はワイパーブレードと保護プレートの接触
状態を示す断面図である。 1・・・・・・車両、3−−−−−−ウィンドガラス、
4・・・・・・ウィンドワイパー 6−−−−−−ワイ
パーブレード、7・・・・・・保護プレート、訃・・・
・・排除溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のウィンドガラスの一部をウィンドワイパーで拭き
    取るようにし、このウィンドワイパーの休止時のワイパ
    ーブレードの位置に、合成樹脂で一体に形成した保護プ
    レートを設けたものでにおいて、前記保護プレートは、
    その上端から下端に向けて徐々に厚く形成され、上端部
    上に休止中のワイパーブレードが乗り上げてそのまま作
    動可能にし、保護プレートの表面には、上下方向に向け
    て末広がり状の多数の排除溝を連続して形成したことを
    特徴とする車両のワイパーブレード保護装置。
JP7039680U 1980-05-21 1980-05-21 車両のワイパ−ブレ−ド保護装置 Expired JPS6037867Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7039680U JPS6037867Y2 (ja) 1980-05-21 1980-05-21 車両のワイパ−ブレ−ド保護装置

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JP7039680U JPS6037867Y2 (ja) 1980-05-21 1980-05-21 車両のワイパ−ブレ−ド保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56171362U JPS56171362U (ja) 1981-12-17
JPS6037867Y2 true JPS6037867Y2 (ja) 1985-11-12

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ID=29664258

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JP7039680U Expired JPS6037867Y2 (ja) 1980-05-21 1980-05-21 車両のワイパ−ブレ−ド保護装置

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JPH0437801Y2 (ja) * 1986-08-08 1992-09-04

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JPS56171362U (ja) 1981-12-17

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