JPS60375Y2 - 冷凍倉庫の床下凍上防止装置 - Google Patents

冷凍倉庫の床下凍上防止装置

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JPS60375Y2
JPS60375Y2 JP11755481U JP11755481U JPS60375Y2 JP S60375 Y2 JPS60375 Y2 JP S60375Y2 JP 11755481 U JP11755481 U JP 11755481U JP 11755481 U JP11755481 U JP 11755481U JP S60375 Y2 JPS60375 Y2 JP S60375Y2
Authority
JP
Japan
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underfloor
frost heaving
hot water
prevention device
cold storage
Prior art date
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Expired
Application number
JP11755481U
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English (en)
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JPS5825354U (ja
Inventor
信彦 大山
英之助 麻原
修己 山田
Original Assignee
東海興業株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5825354U publication Critical patent/JPS5825354U/ja
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Publication of JPS60375Y2 publication Critical patent/JPS60375Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は大型冷凍倉庫の床下凍上防止装置に関するもの
である。
かかる大型冷凍倉庫ては、床には断熱材か配設されてい
るが、庫内の冷温は倉庫の柱等のコンクリ−)JIB体
を伝わり床下に流れ、さらにこれに土壌の湿気ち和わっ
て基礎部の周囲が凍結しやすいものとaる。
この凍結現象は地盤面の隆起を惹起し、著しい場合には
倉庫基礎部が浮き上がり、また、柱、壁、床に割目が生
じ、倉庫自体が使用不能となるおそれもある。
このような凍上現象を防止するため、従来は倉庫床下に
ビット等の通風層を設け、これにより自然に換気して冷
温を遮断するようにしているが、かかる自然換気ては完
全な効果を期待することはできなかった。
また、上記不都合を解消するものとして特願昭54−7
9406号(特開昭56−3867号)のように、空冷
式の冷凍機を使用腰凝縮器から直接得られる暖気を床下
換気通路に送気するものもあるが、空冷式の凝縮器は屋
外ユニットが多くなり、また−ケ所に集中させる場合に
冷媒管も長くなり、屋外ユニットの設置場所も制約を受
け、その結果建物規模等の制約も受ける。
また、凍上防止用としては、凝縮器に送風機の風をあて
て冷却する結果得られる温風ては高温ずぎてかえって倉
庫内の熱を奪う結果となり冷凍エネルギーのロスも多い
これを解消するため、凍上防止に適度な風温を得るよう
にするには風量調節が面倒である。
本考案の目的は上記不都合を解消腰冷凍倉庫の床下凍上
防止を確実に行なうことがてき、加えて簡易な装置て適
量の温風が得られしかも通常多く使われている水冷式冷
凍装置に応用できるので需要頻度が高い床下凍上防止装
置を提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、冷凍装置を構成す
る凝縮器への冷却循環水路の途中を温水コイルに形成し
、該温水コイルの一側方に送風機を設置し、他側方に倉
庫床下に形成した通気層の一端を臨ませることにより遠
戚される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
図は本考案の実施例を示す説明図で、図中1は冷凍倉庫
て使用する冷凍装置を示す。
冷凍装置1は冷却器2、凝縮器3及び圧縮器4を順次冷
媒配管て連結して冷凍サイクルをなすものである。
上記凝縮器3には冷却循環水路5が配設され、この循環
水路5の途中にポンプ6と密閉式の冷却塔7を設けてい
る。
循環水路5のうち冷却塔7と凝縮器3との間の往路5a
の途中をコイル状に形成し、このようにして得られた温
水コイル8を銅製の風洞9内に設置する。
また、上記往路5aの途中を分岐して弁10を有するバ
イパス路5cを形成し、温水コイル8近傍には弁11を
設ける。
循環水路5の帰路5bのポンプ6と冷却塔7との間に三
方弁12を設け、往路5aの途中を分岐してなるバイパ
ス路5dをこの三方弁12に接続する。
風洞9の一側方に送風機13を設置し、他側方の開口を
冷凍倉庫の床14の下方に基礎コンクリート躯体て形成
した通気層15の開口部15aに連結し、同通気層15
の他端の開口部15bと送風機13の風上側をタクト1
6で連結する。
タクト16の送風機13の風上側部分と、それより距離
を置いた個所に外部に開口するダンパー17及び18を
設け、またこのタンパ−17及び18の中間にタクト1
6内部を閉塞するタンパ−19を設ける。
なお、図示てはタクト16は地中に埋設して造成した例
を示したか、地上に設置することも考えられ、またタク
ト16の材質は鋼製てもコンクリート製でもよい。
倉庫の床14の上には断熱材17を配設し、さらにその
上部に仕上けたコンクリート18を施している。
次に使用法及び動作について説明する。
まず、三方弁12がバイパス路5d方向には閉じており
、また弁10は開き、弁11は閉じているものとする。
この場合は、凝縮器3の凝縮熱で加熱された温水(同時
に凝縮器3は冷却される)は冷却循環水路5の往路5a
からバイパス路5cの弁10を介して冷却塔7に入り、
ここで冷却された後に帰路5bの三方弁12及びポンプ
6を通り凝縮器3へと戻る。
なお、この際凝縮器3から出る水の温度は約37°Cで
、入る水の温度は約32’C程度である。
凍上防止が必要な時は弁10を閉じ弁11を開く。
すると、凝縮器3で加熱された温水はバイパス路5cを
通らずに弁11を介して温水コイル8を通過し冷却塔7
へと入る。
従って、送風機13を始動すれば、温水コイル8て加熱
される温度が得られ、これが風洞9の開口より通気層1
5内に入り、床14の凍上防止を行なう。
上記通気層15内の温度は、開口部15bからダクト1
6を介して送風機13の風上に至り、また循環する。
さらに、夏場など外気温が割と高い場合は、ダンパー1
7と18を開き、ダンパー19を閉じて送風機13は外
気を取入れて流し、床14の下の通気層15て熱交換を
終えた温風は外に放出するようにする。
一方、冬場など外気温が低に場合は、ダンパー17.1
8を閉じ、ダンパー19を開いてダクト16と風洞9、
及び通気層15の閉路て循環させる。
また、冷却塔7を通過させなくとも温水コイル8の部分
て循環水路5の水を充分冷却てきるときは、弁12を切
り換えてバイパス路5dて凝縮器3と温水コイル8とを
直接結ぶようにする。
以上述べたように本考案の冷凍倉庫の床下凍上防止装置
は、冷凍装置を構成する凝縮器への冷却循環水路の途中
を温水コイルに形成し、該温水コイルの一側方に送風機
を設置し、他側方に倉庫床下に形成した通気層の一端を
臨ませたのて下記の効果を発揮することができるもので
ある。
(イ)床下通気層に温風を吹込んて凍上防止を行なうも
のであるのて、確実な効果か得られる。
(ロ)上記温風は凝縮器の廃熱から得られるので、電気
ヒーター等特別な熱源を必要とせず、省エネルギー、及
びランニングコストの低減になる。
(ハ)温風は凝縮器を冷却する循環水路に形成した温水
コイルから得るものであるから、直接凝縮器に風を当て
て得るものとは異なり、凍上防止に適する温度の温風が
得られ、面倒な温度調節が票要てない。
(ニ)本考案に使用する凝縮器は水冷式のものであるか
ら、空冷式のものに比べて屋外ユニットが少く冷媒管も
短くてすむ。
従って、コンパクトになり建物規模等の制約も受けない
特に冷却塔との組合わせにおいて、冷却塔の冷却作業を
補助することになり現在多数使用されている水冷式の凝
縮器の冷却効率を上げることができ、冷凍装置の能力を
高めることができるものでもある。
【図面の簡単な説明】 図は本考案の冷凍倉庫の床下凍上防止装置の実施例を示
す説明図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)冷凍装置を構成する凝縮器への冷却循環水路の途
    中を温水コイルに形成し、該温水コイルの一側方に送風
    機を設置し、他側方に倉庫床下に形成した通気層の一端
    を臨ませたことを特徴とする冷凍倉庫の床下凍上防止装
    置。
  2. (2)温水コイルは床下通気層開口部外側に設けた風洞
    内に設置したものである実用新案登録請求の範囲第(1
    )項記載の冷凍倉庫の床下凍上防止装置。
JP11755481U 1981-08-07 1981-08-07 冷凍倉庫の床下凍上防止装置 Expired JPS60375Y2 (ja)

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JP11755481U JPS60375Y2 (ja) 1981-08-07 1981-08-07 冷凍倉庫の床下凍上防止装置

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JP11755481U JPS60375Y2 (ja) 1981-08-07 1981-08-07 冷凍倉庫の床下凍上防止装置

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JPS5825354U JPS5825354U (ja) 1983-02-17
JPS60375Y2 true JPS60375Y2 (ja) 1985-01-08

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ID=29911722

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110453874A (zh) * 2019-07-26 2019-11-15 广东省广弘食品集团有限公司 一种冷库地坪防冻系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0690258B2 (ja) * 1987-11-26 1994-11-14 山一電機工業株式会社 電気部品用ソケット
JP3961364B2 (ja) * 2002-08-02 2007-08-22 鹿島建設株式会社 床下凍上防止方法

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JPS5825354U (ja) 1983-02-17

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