JPS6037520Y2 - 水抜栓 - Google Patents
水抜栓Info
- Publication number
- JPS6037520Y2 JPS6037520Y2 JP2761181U JP2761181U JPS6037520Y2 JP S6037520 Y2 JPS6037520 Y2 JP S6037520Y2 JP 2761181 U JP2761181 U JP 2761181U JP 2761181 U JP2761181 U JP 2761181U JP S6037520 Y2 JPS6037520 Y2 JP S6037520Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- fastener
- valve seat
- seat hole
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、湯水混合栓等の水栓内部の氷が凍結するのを
防止するため、水栓内部から水を抜き去る水抜栓に関す
る。
防止するため、水栓内部から水を抜き去る水抜栓に関す
る。
従来、この水抜栓には種々の構造があり、最も代表的な
ものとして実開昭55−36726号公報(第1図、第
2図)のものがある。
ものとして実開昭55−36726号公報(第1図、第
2図)のものがある。
この第1図、第2図のものについて説明すると、本体A
に弁座孔1を設けると共にこの弁座孔1を囲む様に螺子
部11を形成し、該螺子部11に水抜孔19を有する締
付具13を螺合し、この締付具13と弁座孔1の間に介
在させた弁体12と締付具13とを回転自在に係合し、
締付具13の締緩により弁座孔1を開閉するものである
。
に弁座孔1を設けると共にこの弁座孔1を囲む様に螺子
部11を形成し、該螺子部11に水抜孔19を有する締
付具13を螺合し、この締付具13と弁座孔1の間に介
在させた弁体12と締付具13とを回転自在に係合し、
締付具13の締緩により弁座孔1を開閉するものである
。
以上の従来のものにおいては弁体12が締付具13に回
転自在に係合しているが、締付具13は螺子部11への
螺合を解くと簡単に取りはずすことが出来、締付具13
、弁体12を紛失し易い欠点があった。
転自在に係合しているが、締付具13は螺子部11への
螺合を解くと簡単に取りはずすことが出来、締付具13
、弁体12を紛失し易い欠点があった。
本考案は上記欠点を解消し、締付具、弁体の紛失を防止
するものである。
するものである。
本考案の基本的な構成は、弁体をその軸部が締付具に掛
止し、頭部が弁座孔を囲んで本体に形成した筒部の係止
部に係合させることにより、締付具が本体から外ずれな
いようにするものである。
止し、頭部が弁座孔を囲んで本体に形成した筒部の係止
部に係合させることにより、締付具が本体から外ずれな
いようにするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は本体Aが湯水混合栓本体で、弁座孔1が湯
流路2、水流路(図示せず)、混合水流路3夫々の底面
に形成されて各々筒部4に包囲されている。
流路2、水流路(図示せず)、混合水流路3夫々の底面
に形成されて各々筒部4に包囲されている。
湯流路2と水流路は夫々隔壁5を介して1次側2aと2
次側2bとに区画されており、1次側2aと2次側2b
とが、湯弁6水弁(図示せず)を介して連絡し、2次側
2bが逆止弁7を介して混合水流路3に連絡している。
次側2bとに区画されており、1次側2aと2次側2b
とが、湯弁6水弁(図示せず)を介して連絡し、2次側
2bが逆止弁7を介して混合水流路3に連絡している。
また混合水流路3は切換弁8を介して1次側3aがシャ
ワーに連絡するシャワー用2次側3b。
ワーに連絡するシャワー用2次側3b。
バス吐水口に連絡するバス用2次側3cに連絡している
。
。
そして湯流路2及び水流路に設けられる弁座孔1はその
流路の1次側2aと2次側2bに渉って形成されて、1
次側2aと2次側2bとを区画する隔壁5によりほぼ中
央部で仕切られており、弁座孔1内における上記隔壁5
の端部と、弁座孔1の開口端部とは面一に形成されてい
る。
流路の1次側2aと2次側2bに渉って形成されて、1
次側2aと2次側2bとを区画する隔壁5によりほぼ中
央部で仕切られており、弁座孔1内における上記隔壁5
の端部と、弁座孔1の開口端部とは面一に形成されてい
る。
また混合水流路3に設けられる弁座孔1は流路の1次側
3aに形成されている。
3aに形成されている。
上記、筒部4は弁座孔1と同軸に形成されて本体A外方
へ突出し、弁座孔1と相対して開口する開口部9を有す
る。
へ突出し、弁座孔1と相対して開口する開口部9を有す
る。
また筒部4は内径が弁座孔1より大径に形成されると共
にその開口部9には内方へ突出して開口部9の径を絞る
係止部10が形成され、外周には螺子部11が形成され
る。
にその開口部9には内方へ突出して開口部9の径を絞る
係止部10が形成され、外周には螺子部11が形成され
る。
尚、筒部4は第3図に示す様に本体Aに一体的に形成し
ても良いし、第4図及至第6図に示す様に本体Aとは別
体に形成して、本体Aと筒部4とを螺着固定しても良い
。
ても良いし、第4図及至第6図に示す様に本体Aとは別
体に形成して、本体Aと筒部4とを螺着固定しても良い
。
そして、上記係止部10には弁体12が係止され、螺子
部11には有底円筒状の締付具13が螺着される。
部11には有底円筒状の締付具13が螺着される。
弁体12は弁軸部12aとこの弁軸部12aの一端にこ
れと一体に設けられた頭部12bとよりなり、上記頭部
12bは弁軸部12a及び係止部10の内径より大径で
、筒部4内径より小径に形成されており、その裏面を係
止部10に係止せしめて筒部4内に位置し、弁軸部12
aは係止部10を回転自在に挿通して締付具13内に延
び、締付具13の底壁中央に設けた挿通孔14より、本
体A外方へ突出する。
れと一体に設けられた頭部12bとよりなり、上記頭部
12bは弁軸部12a及び係止部10の内径より大径で
、筒部4内径より小径に形成されており、その裏面を係
止部10に係止せしめて筒部4内に位置し、弁軸部12
aは係止部10を回転自在に挿通して締付具13内に延
び、締付具13の底壁中央に設けた挿通孔14より、本
体A外方へ突出する。
また、弁軸部12aは中途部に締付具13底壁の挿通孔
14より大径の2つの鍔部15,16を相互に適当な間
隔を設けて備えており、この2つの鍔部15,16によ
り締付具13の底壁を多生の遊びを有して挾持する。
14より大径の2つの鍔部15,16を相互に適当な間
隔を設けて備えており、この2つの鍔部15,16によ
り締付具13の底壁を多生の遊びを有して挾持する。
上記、鍔部15.16のうち上方の鍔部15は弁軸部1
2aに一体に形成され、下方の鍔部16は弁軸部12a
に凹設した周溝17に止着リングを嵌着して形成される
。
2aに一体に形成され、下方の鍔部16は弁軸部12a
に凹設した周溝17に止着リングを嵌着して形成される
。
一方、上記筒部4の開口部に設けられる係止部10は弁
体12の頭部12bを筒部4内に挿入するための切欠部
18を有する。
体12の頭部12bを筒部4内に挿入するための切欠部
18を有する。
切欠部18は筒部4の開口部9中心を通る線に沿って係
止部10の相対する位置を切欠いて設けられており、弁
体12を傾むけることより、弁体12の頭部12bをど
うにか通過させることが出来る程度の大きさ、形状に形
成されている。
止部10の相対する位置を切欠いて設けられており、弁
体12を傾むけることより、弁体12の頭部12bをど
うにか通過させることが出来る程度の大きさ、形状に形
成されている。
従って、弁体12はこれを傾むけて頭部12bを切欠部
18に挿入することにより、係止部10を通過せしめる
ことが出来、その後垂直状態に戻せば、頭部12bが筒
部内4にあって、その裏面を係止部10に係止せしめる
ことが出来る。
18に挿入することにより、係止部10を通過せしめる
ことが出来、その後垂直状態に戻せば、頭部12bが筒
部内4にあって、その裏面を係止部10に係止せしめる
ことが出来る。
尚、上記締付具13は弁体12の頭部12bを係止部1
0に係止した筒部4外周の螺子部11に螺着される。
0に係止した筒部4外周の螺子部11に螺着される。
この締付具13螺着時、弁軸部12aの鍔部15.16
は下方の鍔部16がまだ設けられておらず、従って弁軸
部12aは締付具13底壁の挿通孔14を挿通すること
が出来る。
は下方の鍔部16がまだ設けられておらず、従って弁軸
部12aは締付具13底壁の挿通孔14を挿通すること
が出来る。
上記下方の鍔部16は締付具13が螺着され、弁軸部1
2aが挿通孔14を挿通した後に締付具13の外側から
弁軸部12aに取りつけられる。
2aが挿通孔14を挿通した後に締付具13の外側から
弁軸部12aに取りつけられる。
締付具13には底壁に水抜孔19が開穿されている。
而して、弁体12は弁軸部12aが鍔部15゜16によ
り締付凸13に係止しているので締付具13が締めつけ
られているときは締付具13により押し上げられて頭部
12bが弁座孔1の開口端部に密接しこれを塞いでいる
が締付具13の締めつけを緩るめると、弁体12が下方
に下がって頭部12bが弁座孔1の開口端部から離れ弁
座孔1が開き、本体A内の湯、水が弁座孔1、水抜孔1
9を経て排出される。
り締付凸13に係止しているので締付具13が締めつけ
られているときは締付具13により押し上げられて頭部
12bが弁座孔1の開口端部に密接しこれを塞いでいる
が締付具13の締めつけを緩るめると、弁体12が下方
に下がって頭部12bが弁座孔1の開口端部から離れ弁
座孔1が開き、本体A内の湯、水が弁座孔1、水抜孔1
9を経て排出される。
従って、本体A内から湯、水を抜き取ることが出来る。
尚、本体Aは上述のような湯水混合栓の本体ではなく、
混合栓本体と給水源、給湯源を連絡する脚管であっても
よいし、単水栓あるいは減圧弁等の本体であっても良い
。
混合栓本体と給水源、給湯源を連絡する脚管であっても
よいし、単水栓あるいは減圧弁等の本体であっても良い
。
本考案は上記の構成であるので、以下の利点を有する。
(1)弁体の弁軸部が締付具に係合し、弁体の頭部が本
体の筒部内にあって、筒部の開口部に設けられた係止部
に係合するので、容易に締付具を本体より取り外ずす事
ができず、締付具及び弁体の紛失を防止することができ
る。
体の筒部内にあって、筒部の開口部に設けられた係止部
に係合するので、容易に締付具を本体より取り外ずす事
ができず、締付具及び弁体の紛失を防止することができ
る。
第1図、第2図は従来の水抜栓の一例を示し、第1図は
1部縦断正面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
本考案の一実施例を示す水抜栓の右半分を縦断して示す
正面図、第4図は縦断側面図、第5図は要部の拡大断面
図、第6図は要部の分解図である。 図中、A・・・・・・本体、1・・・・・・弁座孔、4
・・・・・・筒部、9・・・・・・開口部、10・・・
・・・係止部、11・・・・・・螺子部、12・・・・
・・弁体、12a・・・・・・弁軸部、12b・・・・
・・頭部、13・・・・・・締付具、15・・・・・・
鍔部、16・・・・・・鍔部、18・・・・・・切欠部
、19・・・・・・水抜孔。
1部縦断正面図、第2図は要部の拡大断面図、第3図は
本考案の一実施例を示す水抜栓の右半分を縦断して示す
正面図、第4図は縦断側面図、第5図は要部の拡大断面
図、第6図は要部の分解図である。 図中、A・・・・・・本体、1・・・・・・弁座孔、4
・・・・・・筒部、9・・・・・・開口部、10・・・
・・・係止部、11・・・・・・螺子部、12・・・・
・・弁体、12a・・・・・・弁軸部、12b・・・・
・・頭部、13・・・・・・締付具、15・・・・・・
鍔部、16・・・・・・鍔部、18・・・・・・切欠部
、19・・・・・・水抜孔。
Claims (1)
- 弁座孔、弁座孔を包囲して設けられ弁座孔と相対する開
口部を有する筒部、筒部外周面に設けた螺子部及び筒部
の開口部に設けられ内径が筒部内径より小径の係止部を
有する本体と、上記筒部の螺子部に螺合し、底壁に水抜
孔を有する締付具と、弁軸部、この弁軸部及び係止部よ
り大径で筒部内径より小径の頭部を有し、この頭部が本
体筒部内にあって筒部の螺子部に螺合する締付具の締緩
により弁座孔周縁に接離して弁座孔を開閉する弁体とを
備え、上記弁体は弁軸部が2ケの鍔部を有してこの鍔部
により締付具の底壁を挾んでこれに掛止し、係止部には
弁体を傾むけることにより弁体の頭部を通過せしめるに
足る大きさに切欠部を設けてなる水抜栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2761181U JPS6037520Y2 (ja) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | 水抜栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2761181U JPS6037520Y2 (ja) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | 水抜栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57141300U JPS57141300U (ja) | 1982-09-04 |
JPS6037520Y2 true JPS6037520Y2 (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=29825302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2761181U Expired JPS6037520Y2 (ja) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | 水抜栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037520Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59121597U (ja) * | 1983-02-02 | 1984-08-16 | 株式会社喜多村合金製作所 | 上水管系に於ける凍結防止装置 |
-
1981
- 1981-02-28 JP JP2761181U patent/JPS6037520Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57141300U (ja) | 1982-09-04 |
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