JPS603740B2 - 蓄電池用セパレ−タの製造方法 - Google Patents
蓄電池用セパレ−タの製造方法Info
- Publication number
- JPS603740B2 JPS603740B2 JP53051576A JP5157678A JPS603740B2 JP S603740 B2 JPS603740 B2 JP S603740B2 JP 53051576 A JP53051576 A JP 53051576A JP 5157678 A JP5157678 A JP 5157678A JP S603740 B2 JPS603740 B2 JP S603740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass mat
- sheet
- separator
- polyolefin resin
- storage batteries
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は蓄電池用セパレータの製造方法に関する。
殊にポリオレフィン樹脂製のセパレー外こ関する。一般
に、蓄電池用セパレー外ま陽極活物質の脱落などを防止
するためガラスマツトを貼り合せており、ガラスマット
面を陽極側に当接して使用されている。
に、蓄電池用セパレー外ま陽極活物質の脱落などを防止
するためガラスマツトを貼り合せており、ガラスマット
面を陽極側に当接して使用されている。
従来、クラフトパルプや合成繊維などを抄造してなるセ
パレータはゴム系の接着剤やアクリル系の接着剤を塗布
しガラスマットの貼り合せを行なっていた。
パレータはゴム系の接着剤やアクリル系の接着剤を塗布
しガラスマットの貼り合せを行なっていた。
しかしながら、ポリオレフイン樹脂組成物を押出し成形
によりシート化したものは適当な接着剤がなく、ガラス
マットを貼り合せても接着力が弱いため、組立工程で極
板群と組合わせるときに剥がれ易かった。そして、剥が
れたまま電池に組み込まれた場合には早期に短絡を引き
起し寿命を短か〈する欠点があった。本発明は、これら
の問題点を解決するため、押出成形直後のポリオレフィ
ン樹脂がまだ溶融状態にあるシートにガラスマットを庄
着し一体化した後、前記ポリオレフィン樹脂シートの少
なくとも一成分を溶剤で抽出して微多孔を形成するもの
である。
によりシート化したものは適当な接着剤がなく、ガラス
マットを貼り合せても接着力が弱いため、組立工程で極
板群と組合わせるときに剥がれ易かった。そして、剥が
れたまま電池に組み込まれた場合には早期に短絡を引き
起し寿命を短か〈する欠点があった。本発明は、これら
の問題点を解決するため、押出成形直後のポリオレフィ
ン樹脂がまだ溶融状態にあるシートにガラスマットを庄
着し一体化した後、前記ポリオレフィン樹脂シートの少
なくとも一成分を溶剤で抽出して微多孔を形成するもの
である。
即ち、第1図に示すように、シリンダー1内で加熱渡練
しダイス2より押出し成形したポリオレフィン樹脂シー
ト3が溶融状態にあるうちに、前記シート1の下面(ま
たは上面)よりガラスマット4を供v給しプレスロール
5により圧着するものである。
しダイス2より押出し成形したポリオレフィン樹脂シー
ト3が溶融状態にあるうちに、前記シート1の下面(ま
たは上面)よりガラスマット4を供v給しプレスロール
5により圧着するものである。
6は冷却ロールである。
第2図に示すように、ポリオレフイン樹脂シ−ト3はガ
ラスマット4の繊維間まで入り込み貼り合わせられるの
で剥がれることはほとんどなくなる。ガラスマット4を
貼り合わせた後、ポリオレフィン樹脂シート3の少なく
とも一成分を溶剤で抽出し微多孔を形成することにより
蓄電池用セパレータとなる。ポリオレフイン樹脂として
ポリエチレンを使用する場合、押出し成形時の温度は樹
脂が溶融状態であれば何度でもよいが、ガラスマットと
の熱止E着性、押出し作業性は160〜230℃が良好
である。さらに厳密には、使用する可塑剤の揮発性、耐
熱性などにより決定すればよい。ガラスマットとの圧着
性は、使用する充填剤や可塑剤の種類にはほとんど影響
されないので、その種類は押出し性や蓄電池セパレータ
としての特性を考慮して選定すればよい。
ラスマット4の繊維間まで入り込み貼り合わせられるの
で剥がれることはほとんどなくなる。ガラスマット4を
貼り合わせた後、ポリオレフィン樹脂シート3の少なく
とも一成分を溶剤で抽出し微多孔を形成することにより
蓄電池用セパレータとなる。ポリオレフイン樹脂として
ポリエチレンを使用する場合、押出し成形時の温度は樹
脂が溶融状態であれば何度でもよいが、ガラスマットと
の熱止E着性、押出し作業性は160〜230℃が良好
である。さらに厳密には、使用する可塑剤の揮発性、耐
熱性などにより決定すればよい。ガラスマットとの圧着
性は、使用する充填剤や可塑剤の種類にはほとんど影響
されないので、その種類は押出し性や蓄電池セパレータ
としての特性を考慮して選定すればよい。
また、樹脂、充填剤、可塑剤を配合する場合、樹脂が多
い程ガラスマットとの接着強度が向上するが、セパレー
タとしての特性を十分保有する配合割合の範囲内では、
接着強度に大きな差はない。次に本発明の実施例を説明
する。
い程ガラスマットとの接着強度が向上するが、セパレー
タとしての特性を十分保有する配合割合の範囲内では、
接着強度に大きな差はない。次に本発明の実施例を説明
する。
実施例 1
ポリエチレン2の重量部、充填剤(シリカ)15重量部
、可塑剤(DBP)65重量部からなる組成物を190
qoにて0.5脚厚のシートに押出し成形した。
、可塑剤(DBP)65重量部からなる組成物を190
qoにて0.5脚厚のシートに押出し成形した。
樹脂が熔融状態にあるうちにシート下面に0.5脚厚の
ガラスマットを重ね、これを約95qoに加熱したプレ
スロールに通しさらに冷却ロールに通してシートにガラ
スマットを庄着した。その後、溶剤で可塑剤を抽出し微
多孔を形成し蓄電池用セパレ−夕とした。実施例 2 ポリエチレン2の重量部、充填剤(シリカ)2の重量部
、可塑剤(00A)60重量部からなる組成物を200
ooにて第3図に示すようにリブ7を有する0.4肋厚
のシートに押出し成形した。
ガラスマットを重ね、これを約95qoに加熱したプレ
スロールに通しさらに冷却ロールに通してシートにガラ
スマットを庄着した。その後、溶剤で可塑剤を抽出し微
多孔を形成し蓄電池用セパレ−夕とした。実施例 2 ポリエチレン2の重量部、充填剤(シリカ)2の重量部
、可塑剤(00A)60重量部からなる組成物を200
ooにて第3図に示すようにリブ7を有する0.4肋厚
のシートに押出し成形した。
このシートを実施例1と同様に処理して蓄電池用セパレ
ータとした。この場合、リブを形成している樹脂がより
深くガラスマットに入り込むため実施例1に比べて接着
強度が向上した。プレスロールによるガラスマットの貼
り合せは、接着部分がシート全面であってもよいしシー
トの両側部だけあるいは両側部と中央部など部分的であ
ってもよい。
ータとした。この場合、リブを形成している樹脂がより
深くガラスマットに入り込むため実施例1に比べて接着
強度が向上した。プレスロールによるガラスマットの貼
り合せは、接着部分がシート全面であってもよいしシー
トの両側部だけあるいは両側部と中央部など部分的であ
ってもよい。
全面接着の場合は、任意の大きさに裁断して使用するこ
とができる。上述のように本発明によれば、ガラスマッ
トとの貼り合せ強度の大きなポリオレフィン樹脂製の蓄
電池用セパレータを製造することができる点、工業的価
値の大なるものである。
とができる。上述のように本発明によれば、ガラスマッ
トとの貼り合せ強度の大きなポリオレフィン樹脂製の蓄
電池用セパレータを製造することができる点、工業的価
値の大なるものである。
第1図は本発明の製造工程を示す側面説面図、第2図は
本発明によるセパレータの断面図、第3図は本発明にお
けるポリオレフィン樹脂シートの形状の一例を示す断面
図である。 1はシリンダー、2はダイス、3はポリオレフィン樹脂
シート、4はガラスマット、5はプレスロール、6は冷
却ロール、7はリブ。 渚イ図 第2図 第3図
本発明によるセパレータの断面図、第3図は本発明にお
けるポリオレフィン樹脂シートの形状の一例を示す断面
図である。 1はシリンダー、2はダイス、3はポリオレフィン樹脂
シート、4はガラスマット、5はプレスロール、6は冷
却ロール、7はリブ。 渚イ図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 押出し成形されたポリオレフイン樹脂シートが溶融
状態にあるうちにガラスマツトと圧着して一体化し、し
かる後シートの少なくとも一成分を溶剤にて押出するこ
とを特徴とする蓄電池用セパレータの製造方法。 2 ポリオレフイン樹脂シートにリブを形成しリブを形
成した面にガラスマツトを圧着することを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の蓄電池用セパレータの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53051576A JPS603740B2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 蓄電池用セパレ−タの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53051576A JPS603740B2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 蓄電池用セパレ−タの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54143826A JPS54143826A (en) | 1979-11-09 |
JPS603740B2 true JPS603740B2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=12890766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53051576A Expired JPS603740B2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 蓄電池用セパレ−タの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603740B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0692830A1 (en) | 1994-07-14 | 1996-01-17 | Nippon Muki Co., Ltd. | Method for preparing inorganic material-coated separator for storage batteries |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126770U (ja) * | 1980-02-27 | 1981-09-26 | ||
JPS58165855U (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-04 | 新神戸電機株式会社 | 蓄電池用間隔体 |
-
1978
- 1978-04-28 JP JP53051576A patent/JPS603740B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0692830A1 (en) | 1994-07-14 | 1996-01-17 | Nippon Muki Co., Ltd. | Method for preparing inorganic material-coated separator for storage batteries |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54143826A (en) | 1979-11-09 |
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