JPS6037378Y2 - 昇降機の下部プ−リ等支持装置 - Google Patents

昇降機の下部プ−リ等支持装置

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Publication number
JPS6037378Y2
JPS6037378Y2 JP4680980U JP4680980U JPS6037378Y2 JP S6037378 Y2 JPS6037378 Y2 JP S6037378Y2 JP 4680980 U JP4680980 U JP 4680980U JP 4680980 U JP4680980 U JP 4680980U JP S6037378 Y2 JPS6037378 Y2 JP S6037378Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scraper
slide plate
lower pulley
pulley
elevator
Prior art date
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Expired
Application number
JP4680980U
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English (en)
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JPS56148009U (ja
Inventor
晴夫 水野
重夫 鈴木
Original Assignee
静岡製機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 静岡製機株式会社 filed Critical 静岡製機株式会社
Priority to JP4680980U priority Critical patent/JPS6037378Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば穀物乾燥機に装備されて穀物を循環す
べく揚上するパケットベルト型の昇降機において、パケ
ットベルトが巻回される下部プーリと穀物の噛込みを防
止するスクレーパの支持装置に関するものである。
従来この種の昇降機ではパケットを有するパケットベル
トが上部プーリと下部プーリに巻回されており、パケッ
トベルトはパケットにすくい取った穀物の重量で下方に
伸び気味なる点に着目して上部プーリを駆動側にし、パ
ケットベルトの伸びに対するプーリ間隔の調整装置を作
業し易く下部プーリ側に設けたものがある。
また、下部プーリの上には通常揚上された穀物の一部が
溢れて落下し、ベルト、プーリ間に噛込んで粉砕される
のを防ぐため、スクレーパが常時プーリやベルトに摺接
すべく設けられている。
しかしなかな、従来これらの下部プーリ及びスクレーパ
は昇降機ケースに別個に取付けられているので、これら
を点検したり、消耗時に交換するような場合には分離し
難く、場所的にほこりっぽく、スペース的に余裕がない
ため作業しすらい。
特に下部プーリの取外しの際にはその軸をハンマ等でた
)かわばならず、このとき軸受ケース、軸受、昇降機ケ
ースを傷めることがあった。
また分解前の状況を確認することができず、錆の発生や
軸と軸受の嵌合がきつい場合には非常に作業が困難であ
った。
本考案はこのような不具合を解消すべくなされたもので
、下部プーリ及びスクレーパをユニット化し一括して組
付け、分離し得るようにして点検、交換の容易化を図る
昇降機の下部プーリ等支持装置を提供するものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体的に説明
すると、図において符号1は細長い箱形に形成されて垂
直に立設する昇降機ケースであり、このケース下部の例
えば左側の膨出部2に図示しない乾燥機下部が連通して
乾燥後の穀物が送り込まれる供給口を設け、下端部に掃
除用の蓋3が開閉可能に装着されている。
また昇降機ケース1の前面1aの下部略中心に後述する
下部プーリとスクレーパを含む範囲を開口してそれらを
一括して取出し得るようにした窓孔4が穿設され、この
窓孔4の部分のケース外側にスライド板5が設けられる
スライド板5は左右両側縁部にそれを折曲げることによ
るガイド6を有すると共に、上端及び下部の中心にそれ
ぞれティク ダウン(T、 D)ボルト取付金具7が溶
着され、軸受ケース8が着脱可能に取付けられ、このよ
うなスライド板5にスライド板押え板9がガイドステー
9aでガイド6を前後、左右に保持して重ねられるもの
で、このスライド板押え板9により案内されてスライド
板5は上下動可能にされ、スライド板押え板9と共に着
脱される。
昇降機ケース1の前面1aのスライド板上部にはT、
Dボルト調節金具10が着脱可能に装着されて、この金
具10のナツト11に螺合してT、 Dボルト12が上
記スライド板5の金具7に結合され、こうしてT、 D
ポルト12を回して伸縮することでスライド板5が上下
動する。
一方、昇降機ケース1の後面1bには後述するパケット
ベルトの伸びに対応した長孔13,14が穿設されて、
その部分に他のスライド板5′が上記スライド板5と対
向して設けられるが、このスライド板5′はそのガイド
6′をスライド板押え板ガイドステー9a’で保持する
ことで上下動のみ可能になっている。
そして、このスライド板5′は下方の長孔14の部分に
支持筒15を有し、上端の金具7′とケース側の金具1
0′のナツト11′におけるT、 Dボルト12′で同
様に上下動するようにしである。
こうして対向配置されたスライド板5,5′の間の昇降
機ケース1内部に下部プーリ16とスクレーパ17が取
付けられるものであり、下部プーリ16は、中心の一体
的な軸18の一端がスライド板5側の軸受ケース8に軸
受19を介して回転自在に枢支され、その他端がスライ
ド板5′側の支持筒15に抜き差し可能に嵌込まれる軸
受ケース20に同様に軸受21を介して枢支され、こう
して軸18と共に回転自在に架設される。
スクレーパ17はスライド板5,5′の間に垂直に装架
される金具22の下に、穀物を前後方向に流下するよう
に山形に形成されたフェルト23を押え板24や締付具
25で挾持し、このフェルト23の前後両端下部の左右
方向にそれぞれ連結具26、押え板27及び締付具28
により挾持して下端を円弧状に切欠いた他のフェルト2
9を有して戊る。
そしてこのようなスクレーパ17がスライド板5,5′
間に着脱可能に架設されるスクレーパ支え棒30に支持
金具22を懸架すると共に、支持金具22の前端の支持
板31をねじ32によりスライド板5に螺着し、下部の
フェルト29を上記下部プーリ16に摺接して下部プー
リ16と一体的に装着される。
更にこうして組付けられた下部プーリ16にパケット3
3を有する平ベルトのパケットベルト34が巻回される
のであり、このときスクレーパ17の上部山形のフェル
ト23の左右両端がパケットベルト34の内面に摺接し
て穀物の下部プーリ側への流入を防ぐようになっている
尚、スライド板5,5′の軸受ケース8、支持筒15に
は塵埃の侵入を防止するキャップ35が被装されている
本考案はこのように構成されているから、T。
Dボルト12.12’によりスライド板5,5′を移動
することで下部プーリ16と共にスクレーパ17も一緒
に移動して、パケットベルト34が伸長する際にもそれ
に下部プーリ16を緊密に巻回することができ、こうし
てパケットベルト34は下部プーリ16の回転により案
内されて回動し、パケット33が昇降機ケース1内下部
の穀物をすい取って揚上作用する。
そしてこのとき、上方から落下する穀物はスクレーパ1
7のフェルト23に当ってそれにより前後方向の下部プ
ーリ両端側に両に流下され、且つスクレーパ17のフェ
ルト23左右両端がパケットベルト34の内面に摺接し
て下部プーリ16の上方方形開口部の長辺をシール腰フ
ェルト29が下部ブーIJ 16の前後両端に摺接して
その上方方形開口部の短辺をシールすることで、下部プ
ーリ16とパケットベルト34との間への穀物の噛込み
が防止される。
次いで、点検、交換時にはスライド板押え板9を外し、
T、 Dボルト調整金具10を外すことによりスライド
板5はフリーの状態になり、更にスクレーパ支え棒30
のスライド板5側のナツトを外してスライド板5を前方
へ引出すと、軸受ケース20がスライド板5′側の支持
筒15から抜け、軸18と下部プーリ16及びスクレー
パ17が窓孔4から一括して取出されて、昇降機ケース
1内より分離される。
そこで昇降機ケース1外部でこれらの一括して取出され
たスライド板5、下部プーリ16、スクレーパ17等を
更に分解して点検等を行ことができる。
尚、組付けの場合は、スライド板5、下部プーリ16、
スクレーパ17等をスクレーパ支え棒30でガイドしな
がら同様に一括して窓孔4から昇降機ケース1内に挿入
し、上述の点検時と逆にして組付けられる。
このように本考案によると、昇降機ケース1内の下部プ
ーリ16及びスクレーパ17がパケットベルト34の伸
びに対して調節するスライド板5により一括して組付け
、分離されるので、この部分の分解による点検、交換が
非常に容易になり、誤って他の置所を破損することもな
くなる。
スクレーパ17は下部プーリ16と一体的に移動して常
にフェルト29をそれと摺接するので、パケットベルト
34の伸びに対する下部プーリ16の調節の際のスクレ
ーパ17によるシール不良を生じることなく、スライド
板5の操作だけですむのでこの調節作業も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の一実施例を一部断面して示
す正面図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は第
1図の■−■断面図、第4図は第3図のIV−IV断面
図、第5図は要部の分解斜視図である。 1・・・・・・昇降機ケース、1a・・・・・・前面、
4・・・・・・窓孔、5・・・・・・スライド板、9・
・・・・・スライド板押え板、16・・・・・・下部プ
ーリ、17・・・・・・スクレーパ、18・・・・・・
軸、30・・・・・・スクレーパ支え棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降機ケースの前後の少なくとも一側に、パケットベル
    トが巻回される下部プーリとその上に常時摺接すべく設
    けられるスクレーパを含む範囲を開口した窓孔を穿設し
    、該窓孔の部分の上記昇降機ケース外側にスライド板を
    スライド板押え板により上下動可能に案内されると共に
    、該スライド板押え板と共に着脱すべく設け、上記スラ
    イド板に上記下部ブーりと共にスクレーパを装着して、
    これらのスライド板と共に下部プーリ及びスクレーパを
    一括して組付け、分離し得るように構成したことを特徴
    とする昇降機の下部プーリ等支持装置。
JP4680980U 1980-04-07 1980-04-07 昇降機の下部プ−リ等支持装置 Expired JPS6037378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4680980U JPS6037378Y2 (ja) 1980-04-07 1980-04-07 昇降機の下部プ−リ等支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4680980U JPS6037378Y2 (ja) 1980-04-07 1980-04-07 昇降機の下部プ−リ等支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56148009U JPS56148009U (ja) 1981-11-07
JPS6037378Y2 true JPS6037378Y2 (ja) 1985-11-07

Family

ID=29641817

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4680980U Expired JPS6037378Y2 (ja) 1980-04-07 1980-04-07 昇降機の下部プ−リ等支持装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7283313B2 (ja) * 2019-08-30 2023-05-30 株式会社サタケ 搬送昇降機

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JPS56148009U (ja) 1981-11-07

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