JPS6037360B2 - 真空断熱式タンク - Google Patents

真空断熱式タンク

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Publication number
JPS6037360B2
JPS6037360B2 JP3628078A JP3628078A JPS6037360B2 JP S6037360 B2 JPS6037360 B2 JP S6037360B2 JP 3628078 A JP3628078 A JP 3628078A JP 3628078 A JP3628078 A JP 3628078A JP S6037360 B2 JPS6037360 B2 JP S6037360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
adsorption
vacuum
nozzle
guide pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP3628078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54128020A (en
Inventor
淑隆 柳島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP3628078A priority Critical patent/JPS6037360B2/ja
Publication of JPS54128020A publication Critical patent/JPS54128020A/ja
Publication of JPS6037360B2 publication Critical patent/JPS6037360B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、真空断熱式タンクに関する。
〔従来の技術〕
従来この種のタンクは、真空断熱層内のアウトガスを吸
収し真空度を高めるため、殆どのものにガスが吸着材が
充填されているが、これら吸着材は、充填タンク封入後
は半永久的に設置されたままである。
従って、永年の使用により吸着材のガス吸着能力が低下
し、真空層のアウトガスによりタンクの真空度が低下す
るが、この真空度が低下した際には、真空度を高めるた
めに真空ポンプにて真空引きを行う必要があるが、真空
ポンプの能力、あるし・は、真空断熱層の容積によって
は長時間の作業を必要とする。
また、ガス吸着能力が低下した吸着材をとり出し交換す
ることがあるならば、それはタンク開放時ぐらいである
ため、簡易な吸着材の交換手段、及び装置の出現が広く
望まれていた。〔発明の目的〕 本発明は、このような実情に鑑みなされたもので、吸着
筒の吸着筒部村、吸着筒の回収筒部村、及び吸着筒を収
容保持する通路などの簡単な構成によって、タンクの真
空度を低下させることなくタンク外から新たな吸着筒を
供給し、ガス吸着性能の劣化した吸着筒を順次外部にと
り出し、交換を可能としたもので、吸着筒の交換により
真空断熱層内のアウトガスを効率よく吸収し、真空度を
高く保ち所要の断熱性能を確保させ、また、吸着筒の交
換に際しても運転を止めタンクを開放することなく連続
運転を可能とし、作業性の向上を計らんとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
従来の問題点を解決する本発明の真空断熱式タンクは、
内筒と外筒との空間に封入した真空断熱層に、吸着筒を
収容保持しうる通路(ガイドパイプ)を形成し、該通路
の両端を、上記外筒に設け、かつ、上記吸着筒の通過可
能なバルブを備えたノズルに中心軸線が一致するように
に夫々臨ませ、一方のノズル外端には、外部よりの真空
引きが可能で、而も上記通路への吸着筒の押込み部村を
有する吸着筒の供給筒部材を、また、他方のノズルには
、外部よりの真空引きが可能で、かつ、通路から押し出
される吸着筒の回収筒部材を着脱自在に装着したことを
特徴とするものである。
〔実施例〕図面について実施例の詳細を説明すると、1
は内筒、2は外筒で、この内筒1と外筒2との間には空
間部3が形成されている。
4は上記内筒1の外周に設けた断熱層で、また、上記空
間部3は高真空状態が保持されている。
上記断熱層4の内部には、タンクの上下軸線方向と平行
に、吸着筒5を収容保持しうる通路としてのガイドパイ
プ6が設けてあり、このガイドパイプ6は、吸着筒5の
直径よりやや大き目とし、また、ガイドパイプ6の下端
には、スリットを入れた径小部が形成してあって、吸着
筒5が自重により通り抜けるのを防止している。
上記ガイドパイプ6の上下端が対応する上記外筒2部に
は、該ガイドパイプ6の中心聡線と一致し、かつ、吸着
筒5の通過を許すバルブ7,8を備えたノズル9,10
が貫通的にもうけてある。
該各ノズル9,10の空間部3内の端部と、ガイドパイ
プ6の上下端との距離は、吸着筒5の長さより短くし、
吸着筒5が空間部3内に入り込むのを防止するようにす
ることが望ましい。上記吸着筒5については詳しく図示
してないが、メッシュプレート、パンチプレート、金網
などで形成された筒体の内部に吸着材を収容したものに
よって構成されている。
また、内筒1と外筒2との空間を、断熱材によって完全
に埋めてしまってもよく、この場合、断熱層の一部にガ
イドパイプ6に通ずる吸着筒通孔を設ける。そして、上
記上方のノズル9端には、吸着筒5の押込み部材11を
有し、外部設置の真空ポンプ(図示例)などによる真空
引きが可能な供給筒部村12が、また、下方のノズル1
0端には、外部設置の真空ポンプなどによる真空引きが
可能な吸着筒5の回収筒部村13が着脱自在に設けてあ
る。
また、上記押込み部村11は図から明らかなように、押
込み棒11′とべローズ11″とから構成されている。
また、特に図示していないが、ノズル9,10の空間部
3内にある端部とガイドパイプ6の上下端間に、吸着筒
5が出入し易いようにパイプなどのガイド部材を設ける
こともできる。また、本発明は貯蔵タンクとしてあるが
、可滋式の容器にも応、用できるものであることはいう
までもない。〔作 用〕次に吸着筒5の交換方法につい
て説明すると、先ず供給筒部材12をノズル9からとり
外して、この中に吸着筒5を1個収容したのち、再びこ
の供給筒部材12をノズル9にとりつけてから、この供
給筒部材12を、外部設置の真空ポンプなどにより真空
引きして内部を真空とする。
次に、ノズル9のバルブ7を開いてから押込み部村11
の押込み部棒11′を下方に押動して吸着筒5をバルブ
7、ノズル9を介して外筒2と内筒1間に押し込み、更
に、ガイドパイプ6の上部にこの吸着筒5が嫁入される
まで押込む。
すると、ガイドパイプ6内に収容保持されている最下段
の吸着筒5がトコロ夫式に押し出される。
このとき、下側のノズル10のバルブ8は開かれ回収筒
部材13内は、外部設備の真空ポンプなどにより真空引
きされている。押し出された吸着筒5は、ノズル10、
バルブ8を通すて回収筒部村13内に回収せしめられ、
次いで、バルブ8を閉じ回収筒部材13をノズル10か
ら外し、劣化した吸着筒5を鼓棄してから再びノズル1
川ことりつけたのち、内部を真空となし、次の吸着筒5
の到着を待つ。吸着筒5を押し込んだ榛11′は、再び
引き上げてバルブ7を閉じたのち供給筒部材12をとり
外し、上記と同様の操作を繰り返し行い、ガイドパイプ
6中の劣化した吸着筒5を全部交換する。
〔効 果〕このように本発明によれば、次のような効果
が得られる。
{a} 簡単な構成と操作とによって吸着筒の交換を行
うことができ、吸着材の能力を最大限に利用し真空層内
のアウトガスを吸着しうる特長がある。
{b} 吸着筒の利用の新旧交換がきわめて容易に行わ
れるため、吸着材の吸着能力低下による真空度低下を防
ぐことができ、所要の断熱性能が確保し得る。
tc’更に、吸着筒の交換のために運転を中断すること
なく連続運が可能である。
{d} 吸着筒の交換時には、供給筒部材及び回収筒部
材のみを真空引きすれば足りるために、づ・容量の真空
ポンプで短時間で作業が完了しえられ、従来のタンク開
放による真空引きのように、長時間を要することなく、
また大容量の真空ポンプを必要としない。
【図面の簡単な説明】
図は縦断正面図である。 1・・・…内筒、2・・・・・・外筒、3・・・・・・
空間部、4・・・.・.断熱層、5・・・・・・吸着筒
、6・・・・・・ガイドパイプ、7,8……バルブ、9
,10…・・・ノズル、11・・・・・・押込み部村、
12・・・・・・吸着筒の供給筒部材、13・・・・・
・吸着筒の回収部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (a) 内筒と外筒との空間に封入した真空断熱層
    に、吸着筒を収容保持しうる通路(ガイドパイプ)を形
    成し、(b) 該通路の両端を、上記外筒に設け、かつ
    、上記吸着筒の通過可能なバルブを備えたノズルに中心
    軸線が一致するように夫々臨ませ、(c) 一方のノズ
    ル外端には、外部よりの真空引きが可能で、而も上記通
    路への吸着筒の押込み部材を有する吸着筒の供給筒部材
    を、(d) また、他方のノズルには、外部よりの真空
    引きが可能で、かつ、通路から押し出される吸着筒の回
    収筒部材を着脱自在に装着したことを特徴とする真空断
    熱式タンク。
JP3628078A 1978-03-28 1978-03-28 真空断熱式タンク Expired JPS6037360B2 (ja)

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JP3628078A JPS6037360B2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 真空断熱式タンク

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JP3628078A JPS6037360B2 (ja) 1978-03-28 1978-03-28 真空断熱式タンク

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JPS54128020A JPS54128020A (en) 1979-10-04
JPS6037360B2 true JPS6037360B2 (ja) 1985-08-26

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ID=12465361

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069679U (ja) * 1992-01-21 1994-02-08 清 近江 ゴルフボール打撃練習傾斜自在台座装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2577101Y2 (ja) * 1992-04-30 1998-07-23 四変テック株式会社 貯湯式温水器

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JPH069679U (ja) * 1992-01-21 1994-02-08 清 近江 ゴルフボール打撃練習傾斜自在台座装置

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JPS54128020A (en) 1979-10-04

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