JPS6037348Y2 - 支柱の固定具 - Google Patents

支柱の固定具

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JPS6037348Y2
JPS6037348Y2 JP517180U JP517180U JPS6037348Y2 JP S6037348 Y2 JPS6037348 Y2 JP S6037348Y2 JP 517180 U JP517180 U JP 517180U JP 517180 U JP517180 U JP 517180U JP S6037348 Y2 JPS6037348 Y2 JP S6037348Y2
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JP
Japan
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notch
fixture
groove
support
column
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JP517180U
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JPS56107384U (ja
Inventor
炯作 古閑
竹志 伊勢田
Original Assignee
積水プラントシステム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、容器の底と蓋との間を支持するために、容
器内に支柱を付設する際、支柱の端を底または蓋に固定
するために用いる固定具に関するものである。
タンク等の大形容器に蓋を付設すると、蓋が自重により
撓む傾向があった。
そこで、この撓みを防止するために、容器内に支柱を付
設し、支柱で容器の底と蓋との間を支持することが、考
えられた。
上記のような支柱を付設するためには、支柱の両端を容
器の底および蓋に固定することが必要である。
従来、このような目的に用いる固定具としては、ブロッ
クの一面に円筒状突起を設け、この面の逆側に十字状の
溝を設け、溝によって分けられた4つの区画に、溝に近
づくほど浅くなる切欠を設けたものが知られている(実
公昭52−37854号)。
この固定具は、直角四辺形の基板の四周に直立接合縁を
設け、基板を直立接合縁付設側と逆側へ膨出させて、基
板の周縁部に斜面を形成したものを単位板とし、この単
位板を多数接続して組立てた容器内に、支柱を付設する
ために用いるものである。
上記の固定具は、支柱を簡単に固定できるから、それな
りの利点をもっていたが、欠点ももっていた。
その欠点というのは、次の通りである。すなわち、上記
の固定具を用いて支柱の下端を底に固定する際には、切
欠を設けた側が底を構成する4個の単位板の交点に向け
られ、切欠面が、隣接しあう単位板の斜面によって形成
される断面V字状の溝(以下、■字状溝という)面に当
接されるが、このようにすると、■字状溝が固定具によ
り埋められるので、容器内の水を全部排出しようとする
際、■字状溝内の水の排出が妨げられるのである。
そこで、上記の欠点をもたない支柱の固定具の出現が望
まれた。
この考案は、このような希望に応じてなされたものであ
る。
すなわち、この考案は、板状片の一辺中央部に水通過用
の広幅切欠を設け、切欠幅をその辺長の4分の1ないし
4分の3とし、上記−辺に対向する縁の肩部に段状切欠
を設けるか、または肩部以外に溝状切欠を設け、段状又
は溝状切欠を上記広幅切欠の垂直二等分線に対し対称と
してなる支柱の下端用固定具である。
この考案に係る支柱の固定具を、図面に基いて説明する
と次の通りである。
第1図は、この考案に係る支柱の固定具の一例を示す斜
視図である。
第2図ないし第6図は、この考案に係る支柱の固足臭の
別の一例を示す側面図である。
第7図は、この考案に係る支柱の固定具の使用状態を示
す一部切欠斜視図である。
第8図および第9図は、この考案に係る支柱の固定具の
使用方法を示す斜視図である。
第10図は、この考案に係る支柱固定具の他の使用状態
を示す一部切欠斜視図である。
第1図において、板状片1が垂直に立てられ、その下縁
に広幅の切欠11が設けられている。
上縁には、肩部に段状切欠12が設けられている。
段状切欠12は、左右対称に形成されている。
このように構成されたものが、この考案に係る支柱の固
定具aである。
上記の固定具aにおいて、板状片1は金属またはプラス
チックのような、硬質材料で作るのが適当である。
また板状片1の厚みは、1o1rI!n以下が望ましい
切欠11の形状は、図示した半円形以外に、三角形、四
角形、台形等とすることができる。
切欠11の両側縁は、垂直であることが望ましい。
切欠11の幅は、下縁の4分の1ないし4分の3の範囲
内になければならず、そのうちでは3分の1ないし3分
の2程度が好ましい。
また、絶対値でいうと、30ないし1〇−程度が適当で
ある。
切欠11の高さは、10ないし5oTrrfn程度が望
ましい。
段状切欠12は、片側に1個づつ設けてもよく、図示し
たように、片側に2個以上設けてもよい。
段状切欠12間の幅1またはmは、30ないし10or
lrJn程度が適当であり、50ないし80mm程度が
望ましい。
第1図に示したのは、この考案の基本的な実施態様の1
つである。
この考案には、これに若干の変更を加えたものも含まれ
る。
例えば、第2図に示すこの考案に係る支柱の固定具すで
は、切欠11が四角形とされ、段状切欠12の角が丸く
されている。
第3図に示すこの考案に係る支柱の固定具Cでは、切欠
11が六角形とされ、段状切欠12が片側に3個とされ
、さらに上縁の肩部以外に溝状切欠13が設けられてい
る。
溝状切欠13は、左右対称に形成されている。
溝状切欠13の幅は、30ないし10Cjrrvn程度
が適当である。
図示したように、溝状切欠の底は突出していることが望
ましい。
第4図に示すこの考案に係る支柱の固定具dでは、上縁
に段状切欠が設けられず、一対の溝状切欠13が、左右
対称に設けられている。
2個の溝状切欠間の幅nは、30ないし100mm程度
が好ましい。
第5図に示すこの考案に係る支柱の固定具eでは、切欠
11が五角形とされ、上縁に溝状切欠13が設けられて
いる。
溝状切欠13内には、突起14が左右対称に設けられて
いる。
第6図に示すこの考案に係る支柱の固定具fでは、切欠
11と切欠13とが同形とされ、しかも固定具全体の形
状が上下に対称とされている。
この考案に係る支柱の固定具は、次のように使用される
第7図において、容器の底が単位板2Aから組立てられ
ている。
単位板2Aは、直角四辺形の基板21の周縁に、基板2
1に対して直立する直立接合縁22を設け、基板21を
直立接合縁22の付設側と逆側へ膨出させて、基板21
の周縁部に斜面23を設けたものである。
斜面23の角度は、水平面に対して5ないし45度程度
が適当であるが、図示した例ではほぼ45度となってい
る。
隣接する単位板2Aの直立接合縁22同志が互いに当接
され、間にパツキンを挾んでボルト(何れも図示省略)
で固定されている。
容器の蓋は、単位板2Bから組立てられている。
単位板2Bは、単位板2Aと同様の構成をもつものであ
るが、斜面23の角度が10ないし30度とされたもの
である。
なお、図示していないが、容器の側壁は、単位板2Aと
同種の単位板から組立てるのが好ましい。
容器内に、パイプ状の支柱3が立設されている。
容器の底では、4個の単位板2Aの交点にこの考案に係
る支柱の固定具aが設置され、その両側の段状切欠12
にまたがって支柱3の下端が当接されている。
固定具aの下縁は、隣接しあう単位板の斜面23によっ
て形成されるv字状溝4Aの底に当接されている。
切欠11は、上記v字状溝4Aと、これに直交する別の
V字状溝4Bとの交点に位置している。
容器の蓋では、4個の単位板2Bの交点近傍に支柱3の
上端が固定されている。
支柱3の上端は、図示したように、固定具aの上下を逆
にして用いることにより、固定することができるが、そ
のほかの手段(例えば実開昭53−39813号、54
−34426号等)により固定することもできる。
上記の説明では、この考案に係る支柱の固定具aについ
て使用法を述べたが、固定具すないしfについてもほぼ
同様である。
ただ、段状切欠12の代りに溝状切欠13を備えた固定
具では、支柱の下端が溝状切欠13内に挿入される点で
異なっている。
また、第2ないし6図に鎖線で示すように、複数個の段
状切欠または溝状切欠を備えた固定具は、太さの異なる
2種類以上の支柱に対して用いることができる。
また、第5図に示すように、溝状切欠を備えた固定具は
、中実の支柱を支持するために用いることができる。
この場合、支柱の下端には、円錐状の窪みを設けておく
ことが望ましい。
このほか、この考案に係る支柱の固定具は、次のような
方法で用いることもできる。
第8図では、この考案に係る支柱の固定具すと支柱3の
下端との間に、リング状のスペーサー5が挿入される。
このようにすると、同じ長さの支柱を用いても、スペー
サーの有無、高さ、または数により、支柱の上端の高さ
を変えることができ、それによって、蓋を全体として傾
斜させることができる。
また、第9図では、2個のこの考案に係る支柱の固定具
dが十字状に組合される。
すなわちイに示すように、一方の固定具dの上縁に切込
15が設けられ、他方の固定具dの下縁切欠11内にも
切込16が設けられ、これらの切込が互いにかみあわさ
れて1、口に示すように十字状に組合される。
そして、組合された固定具の溝状切欠13内に、支柱3
の下端が挿入される。
挿入に際しては、支柱3の下端に、切欠13とかみあう
切込31を設けてもよい。
第10図では、容器の底壁も側壁も蓋も、何れも単位板
2Cで組立てられている。
単位板2Cは、直角四辺形の基板21の周縁に基板21
に対して直立する直立接合縁22を設け、基板21の中
央部を直立接合縁22の付設がわと反対がわへ膨出させ
て、中央部に四角錐台状の隆起部を形成したものである
側壁の間には、ステー6が2本づつ組をなして付設され
ている。
ステー6で囲まれた中に、パイプ状の支柱3Aが立設さ
れている。
支柱3Aの下端は扁平にされ、扁平にされた孔内にこの
考案に係る支柱の固定具gが付設され、固定具gは底を
構成する単位板2Cの接続部の平らな部分上に置かれて
いる。
支柱3Aは、その上端も扁平にされ、扁平にされた孔内
にこの考案に係る支柱の固定具gが、逆さにして挿入さ
れている。
上端の固定具gでは、切欠11内に蓋を構成する単位板
の直立接合縁22が挿入されている。
また、固定具gは、その表面が直立接合縁22にボルト
で固定されている。
このように、支柱3Aは、上端が蓋の直立接合縁に固定
され、途中がステーにより囲われているので下端が底壁
上の平らな部分上に置かれているだけでも、直立した状
態に安定に維持される。
この考案に係る支柱の固定具は、板状片から作ったので
、これを容器の底におけるV字状溝の底に設置しても、
溝が埋められて排水の妨げになることがない。
また、板状片の一辺中央部に水通過用の広幅切欠を設け
、切欠幅をその辺長の4分の1ないし4分の3と大きく
したので、容器底上の一つの溝上に上記−辺を置き、広
幅切欠を溝の十字状交点上に位置させることにより、何
れの溝内の水の流れも何等阻害することなく固定具を設
置することができる。
さらに、上記−辺に対向する縁の肩部に段状切欠を設け
るか、または肩部以外に溝状切欠を設け、これら切欠を
上記広幅切欠の垂直二等分線に対し対称としたので、段
状又は溝状切欠に支柱を係止させると、支柱を溝の交点
上に垂直に立てることができる。
また、固定具は、V字状溝の底に設置すると、動かなく
なる。
したがって、この考案の固定具を用いると、支柱の下端
を容易にV字溝を備えた底上に固定できる。
しかも、この考案の固定具は、板を切抜いて作ることが
できるから、極めて容易かつ安価に製造できる。
上記のように、この考案に係る支柱の固定具は、数多く
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る支柱の固定具の一例を示す斜
視図、第2図ないし第6図は、この考案に係る支柱の固
定具の別の一例を示す側面図、第7図は、この考案に係
る支柱の固定具の使用状態を示す一部切欠斜視図、第8
図および第9図は、この考案に係る支柱の固定具の使用
方法を示す斜視図である。 第10図は、この考案に係る支柱固定具の他の使用状態
を示す一部切欠斜視図である。 各図において、aないしfはこの考案に係る支柱の固定
具、1. mおよびnは幅、1は板状片、2A、2Bお
よび2Cは単位板、3および3Aは支柱、4Aおよび4
Bは溝、5はスペーサー、11は広幅の切欠、12は段
状切欠、13は溝状切欠、14は突起、15および16
は切込、21は基板、22は直立接合縁、23は斜面、
31は切込である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状片の一辺中央部に水通過用の広幅切欠を設け、切欠
    幅をその辺長の4分の1ないし4分の3とし、上記−辺
    に対向する縁の肩部に段状切欠を設けるか、または肩部
    以外に溝状切欠を設け、段状又は溝状切欠を上記広幅切
    欠の垂直二等分線に対し対称としてなる、支柱の下端用
    固定具。
JP517180U 1980-01-18 1980-01-18 支柱の固定具 Expired JPS6037348Y2 (ja)

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JPS56107384U JPS56107384U (ja) 1981-08-20
JPS6037348Y2 true JPS6037348Y2 (ja) 1985-11-07

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