JPS6037340B2 - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

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JPS6037340B2
JPS6037340B2 JP5417076A JP5417076A JPS6037340B2 JP S6037340 B2 JPS6037340 B2 JP S6037340B2 JP 5417076 A JP5417076 A JP 5417076A JP 5417076 A JP5417076 A JP 5417076A JP S6037340 B2 JPS6037340 B2 JP S6037340B2
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JP
Japan
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output shaft
piston
continuously variable
hydraulic cylinder
variable transmission
Prior art date
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Expired
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JP5417076A
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JPS52137560A (en
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征雄 近藤
研 森
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入力軸の回転数の変動にかかわらず出力軸の
回転を一定に保つ自動制御機能を備えた麓段変速機に関
するものである。
従来、モータ等の駆動源と連動して回転する入力髄の回
転数を漸進的に変更して出力軸を回転し、この世力軸か
ら入力軸に対して一定速度比の回転を取り出す無段変速
機においては、入力軸を回転駆動するモータ等の回転数
が変動すると出力軸の回転数もそれに連動して変化し、
この出力軸によって常時一定回転で駆動すべき被駆動物
を回転する場合には、極めて不都合であった。
本発明の目的は、鰹段変速機の入力軸の回転数の変動に
もかかわらず、出力軸の回転数を常時一定に保つことの
できる機能を具備した無断変速機を提供することにある
本発明の基本的構成は、入力軸と出力麹とを備え、変速
レバーに運動する変速機構によって入力軸の回転速度を
任意の比率で変速して出力軸に伝達する無段変速機にお
いて、出力軸に油圧ポンプを連動し、該油圧ポンプの油
吐出通路を油圧シリンダの一方端に蓮適すると共に該油
吐出通路をオリフィスを介して前記油圧シリンダの他方
端に運通し、該油圧シリンダ内に収納したピストンと変
速レバーを連動せしめ、該ピストンを常時一方に付勢し
たことを特徴とする無段変速機である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は本発明の第一実施例を示し、基本的な装置構成を説
明している。
蕪段変速機1は、駆動モータ6により回転される入力軸
2から回転力を受け入れ、この回転力を一定速度比で変
換し、出力軸3へ伝達するものである。この速度比は変
速レバー4をA−B方向へ回動することによって任意の
値に変換することができる。今、ここでA方向を増遠方
向、B方向を減速方向であるとする。入力藤2の先端に
はプーリ5が装着され、このプーリ5と駆動モータ6の
回転軸7に取り付けたプーリ8との間には伝導ベルト9
が介装されている。1川ま被駆動物である。
出力鞠3に取り付けられた平歯車11には平歯車12が
噛み合い、平歯車12はポンプ14の駆動軸13に装着
されている。15はオイルリザーバであり、オイルリザ
ーバ15とポンプ14とは油通路16で蓮通される。
油圧シリンダ17内にはピストン18が圧縮スプリング
19によって常時第1図中左方へ附勢されて収納されて
おり、ピストン18と前述の変速レバー4とはロッド2
01こよって連結される。21はピボットピソを示す。
ポンプ14に連結された油吐出通路22a,22bはオ
リフィス23を介してオイルリザーバ24に連結され、
油吐出通路22a,22bと油圧シリソダ17とは油通
路25、油通路26によって互いに蓮通されている。油
圧シリンダ17の内部空間は、ピストン18によってシ
リソダ室17aとシリンダ室17bとに隅成され、油通
路25は油吐出通路22aとシリンダ室17aとを運通
し、また油通路26は油吐出通路22bとシリンダ室1
7bとを蓮適する。ここで、オリフィス23と圧縮スプ
リング19とは次のように設定される。
すなわち、油通路25内の圧力をP,、圧力P,を受け
るシリンダ室17aに面したピストン18の面積をS.
、また、油通路26内の圧力をP2、圧力P2を受ける
シリンダ室17bに面したピストン18の面積S2とし
、圧縮スプリング19の圧力をWとすると、油圧シリン
ダ17の出力Fは、F=P.S.−(Pぶ2十W)
……{1}で表わされる。
そして、無段変速機1の出力軸3の回転数とポンプ14
の回転数、及びポンプ14の吐出油流量は互いに比例関
係にあるので、繁段変速機1の出力軸3が設定した回転
数−すなわち設定したポンプ吐出油流量−になったとき
、‘1}式によってF=○、すなわち油圧シリンダの出
力○、となるように、オリフィス23と圧縮スプリング
19とを設定するのである。以下、作用を説明する。
駆動モータ6が回転すると、その回転力はプーリ8、伝
導ベルト9、プーリ5を介して無段変速機1の入力軸2
に伝達され、入力軸2は回転する。
入力軸2の回転力は無段変速機1を構成する祭段変速機
構(図示せず)を介して出力軸3に伝達され、出力軸3
の回転によって被駆動物10を駆動する。出力軸3が回
転すると平歯車11,12を介し駆動軸13が回転する
ので、これに連動してポンプ14が駆動され、出力軸3
の回転数に比例する圧力を、油吐出通路22a、池通路
25を介して油圧シリンダ室17aに与え、あるいは、
この圧力はオリフィス23を経て油吐出通路22b、油
通路26を介して油圧シリンダー7bに与えられる。す
なわち、ピストン18は油圧シリンダ17aと油圧シリ
ンダ17bとの圧力差によって圧縮スプリング19を弾
性変形させながら第1図中左右に変位する。無段変速機
1の出力軸3の回転数と、油圧シリンダ17の出力との
関係は次に示すようになる。
(i} 無段変速機1の出力軸3があらかじめ設定され
た回転数で回転しているとぶこは、ピストン18は不動
であり、F=○となるから{i}式はP.S.=P2S
2十Wの関係を満たすことになる。{ii} 悪段変速
機1の出力軸3が、あらかじめ設定された回転数よりも
低い回転数で回転しているときには、ポンプ14から吐
出されたオイルが設定された回転数の時より流量が少な
いのでオリフイス23による圧力差(P,一P2)が小
さくなり、油圧シリンダー7の出力が−Fとなる。つま
り、{1}式はP,S,くP2S2十Wの関係を満たし
、ピストン18は第1図中左方へ移動して変速レバー4
をA方向に回鰯し、出力軸3の回転数を上昇させる。剛
無段変速機1の出力軸3が、あらかじめ設定された回
転数よりも高い回転数で回転しているときは、ポンプ1
4から吐出されたオイルは設定された回転数の時より流
量が多いのでオリフイス23による圧力差(P,一P2
)は大きくなり、油圧シリンダ17の出力が十Fとなる
つまり、‘1}式はP,S,>P2S2十Wの関係を満
たし、ピストン18は第1図中右方へ移動して変速レバ
ー4をB方向に回動し、出力麹3の回転を降下させる。
すなわち、上記‘i}ないしtii8の動作はし自動的
に変速制御されることになる。
第2図ないし第4図は、本発明の第二実施例を示し、本
本発明の特徴とするところは無段変速機構としてコップ
式の摩擦式変速機構を使用すると共に、油圧ポンプとし
てべーンポンプを使用し、これらの機構及び油圧回路を
一つのケーシング内に収めた点にある。
ここにいうコップ式の摩擦式変速機構とは、剛体部材を
直後接触させて摩擦力により伝動を行わせ接触部の有効
径を変化させて変速を行う方式であるが、特にこの接触
部の有効径の変化を球状車の回転軸を傾けることによっ
て行うものである。入力軸30はラジアルベアリング3
1及びスラストベアリング32とを介してケーシング3
3に装着され、入力軸30の右端部には円板部村34が
軸30の放射方向に酢設された複数個の球体35を介し
て取り付けられている。円板部材34は入力軸30と共
に回転する。36はシール部村である。
出力軸37はラジアルベアリング38及びスラストベア
リング39を介してケーシング33に装着され、軸37
の左端部には円板部村40が一体的に取り着けてある。
円板部材34,40の間には球状車41,41…が介在
し、球状車41,41・・・の外周面には常時円板部材
34,40が当接している。円板部材34と円板部材3
4と円板部材40の間には支持部材42がボルト43,
44,45,46によつてケーシング33に固着されて
位置し、支持部村42にはV型穴47,48が形成され
ている。V型穴47,48の底部には支持用球体49,
50がそれぞれ位置し、V型穴47,48内には球状車
41,41・・・を支持するための変速支持部材51,
51,51,51…が、各々それらの一部をなす円筒状
のピボット鞠部51a,51a,51a,61a…を挿
入して回転自在に取り付けられている。変速支持部材5
1はそれぞれその一側には扇状平歯車部51bを有し、
またその中央部にはコ字状の枠構造が形成されている。
この枠構造部にはピボットピン51cが挿通され、ピボ
ットピン51cにはラジアルベアリング51dを介して
ローラ51eが支持される。51f,51fは側面支持
部材である。すなわち、球状車41,41・・・はロー
ラ51eと円板部村34,40とによって所定の位置に
支持され、ローラ51eのピボツトピン51cの軸心と
平行な軸を回転軸として回転する。支持部材42の中央
部にはラック榛収納穴42aが形成され、この収納穴4
2a内にラック棒75の先端ラック部75aが情動自在
に収納されている。先端ラック部75aは、変速支持部
材51,51,51,51…の扇状平歯車51b,51
b,51b,61b…とそれぞれ噛み合っている。ラッ
ク棒75は出力軸37の中央孔37aを通つて、ケーシ
ング33の右方に形成された油圧シリンダ部52を挿適
している。
63はピストンであり、ラック棒75と一体である。
ピストン53と閉塞部材54との間には圧縮スプリング
55が介装され、ピストン53を介してラック榛75を
常時、第2図中、左方(すなわち、増遠方向へ)へ付勢
している。56はべ−ンポンプを示し、カムリング56
a、サイドプレート57,58内に収納されたロ−夕5
9とべーン60とが噛み合っている。
ロータ59は出力軸37にスプラィン結合されている。
61,62は油出入孔であり、ベーンポンプ56と油圧
シリンダ52とを運通している。
63は油通路、64,68はオリフィス、65は油通路
、66はオリフィス、.67はしりーフ弁である。
一方、軸37には回転力取出用歯車76が装着され、こ
の歯車76には被駆動物用の駆動軸96に装着された歯
車70が噛合っている。71はベアリング、72はシー
ル、73,74はベアリングをそれぞれ示す。
以下、作用を簡単説明する。
‘i)′ 入力軸30が所定の回転数で回転していると
きは、ラック榛75は第2図の位置にあり、球状車41
,・・・は鞠Qを中心にして回転する。
‘ii}′ 入力髄30が所定の回転数を下回る回転数
で回転すると、鞄Qを中心にして回転していた球状車4
1,…によって出力軸37の回転数も低下する。すると
、ベーンポンプ56の吐出流量が低下し、オリフイス6
4による通路63と65の圧力差が小さくなるのでピス
トン53は第2図中左方へ猫勤し、変速支持部材51,
・・・は8′の位置まで額斜して球状車41,・・・の
回転軸が8になる。このため回転軸からの入力側の円板
部材34および出力側の円板部材40のトルク伝達面ま
での距離の比により世力軸37は必要量だけ回転数を増
加する。(五i}′ 入力軸30が所定の回転数を上回
る回転数で回転すると、鞠Qを中心にして回転していた
球状車41,・・・によって出力軸37の回転数も高く
なる。
すると、ベーンポンプ56の吐出油流量が上昇し、オリ
フィス23による通路63と66の圧力差が大きくなる
のでピストン53は、第2図中右方へ沼動する。ピスト
ン53が右方へ摺動すると、変速支持部村51,・・・
はy′の位置まで頃斜し、球状車41,・・・の回転軸
はy′になる。このとき、球状車41,・・・の作用に
より上記とは逆に出力軸37は必要量だけ回転数が減少
する。上述の{i}′,剛′,【iii}′の作動には
、前記第一実施例で説明した‘1}式すなわち、F=P
.S.−(P2S2十W)がなり立つことは、もちろん
である。
ここで、P.はシリンダ室52a内の圧力、S,は圧力
P,を受けるシリンダ室52aに面したピストン53の
面積、P2はシリンダ室52b内の圧力、S2は圧力P
2を受けるシリンダ室52bに面したピストン53の面
積、Wは圧縮スプリング55の圧力、Fはラック棒75
の出力をそれぞれ示す。尚、第2実施例ではS,=S2
となっている。以上説明したように、本発明の無段変速
機によれば、入力軸の回転数の変動にかかわらず、出力
軸の回転は常に所定回転数に自動的に保たれ、一定回転
数で回転されなければならない被駆動物を回転するのに
極めて大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の魚段変速機の基本的構成を示す側面図
、第2図は本発明の無段変速機の他の実施例を示すC−
○−C断面図、第3図は第2図のA−A断面図、第4図
は第3図のB−Q−B断面図である。 1・・・・・・悪段変速機、2・・・・・・入力軸、3
・・・・・・出力軸、4…・・・変速レバー、5,8・
・・・・・プーリ、6・・・…駆動モータ、7・・・・
・・回転軸、9・・・・・・伝導ベルト、10・…・・
被駆動物、11,12・・・・・・平歯車、14……ポ
ンプ、15,24……オイルリザーバ、16…・・・油
通路、17・・・…油圧シリンダ、17a,17b……
シリンダ室、16……ピストン、19・・・…圧縮スプ
リング、20・・・・・・ロッド、22a,22b・・
・・・・油吐出通路、23・・・…オリフイス、25,
26・…・・油通路。 第3図 第4図 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力軸と出力軸とを備え、変速レバーに連動する変
    速機構によつて入力軸の回転速度を任意の比率で変速し
    て出力軸に伝達する無段変速機において、出力軸に油圧
    ポンプを連動し、該油圧ポンプの油吐出通路を油圧シリ
    ンダの一方端に連通すると共に該油吐出通路をオリフイ
    スを介して前記油圧シリンダの他方端に連通し、該油圧
    シリンダ内に収納したピストンと変速レバーとを連動せ
    しめ、前記ピストンにより区画された油圧シリンダの前
    記他方端に該ピストンを常時一方に付勢する付勢手段を
    収納したことを特徴とする無段変速機。
JP5417076A 1976-05-12 1976-05-12 無段変速機 Expired JPS6037340B2 (ja)

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JP5417076A JPS6037340B2 (ja) 1976-05-12 1976-05-12 無段変速機

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JP5417076A JPS6037340B2 (ja) 1976-05-12 1976-05-12 無段変速機

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JPS52137560A JPS52137560A (en) 1977-11-17
JPS6037340B2 true JPS6037340B2 (ja) 1985-08-26

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56127852A (en) * 1980-03-12 1981-10-06 Toyoda Mach Works Ltd Stepless transmission device
US4501172A (en) * 1982-08-16 1985-02-26 Excelermatic Inc. Hydraulic speed control arrangement for an infinitely variable transmission
JPH0417185U (ja) * 1990-05-30 1992-02-13

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JPS52137560A (en) 1977-11-17

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