JPS6037248B2 - 多段式シリンダ−ゲ−ト設備における制水ゲ−ト装置 - Google Patents
多段式シリンダ−ゲ−ト設備における制水ゲ−ト装置Info
- Publication number
- JPS6037248B2 JPS6037248B2 JP57177422A JP17742282A JPS6037248B2 JP S6037248 B2 JPS6037248 B2 JP S6037248B2 JP 57177422 A JP57177422 A JP 57177422A JP 17742282 A JP17742282 A JP 17742282A JP S6037248 B2 JPS6037248 B2 JP S6037248B2
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- Japan
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- water
- control gate
- water control
- cylinder
- gate
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- Expired
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B9/00—Water-power plants; Layout, construction or equipment, methods of, or apparatus for, making same
- E02B9/02—Water-ways
- E02B9/04—Free-flow canals or flumes; Intakes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Barrages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、伸縮多段式シリンダーの取水管を水位に応
じて上下動させることによりシリンダー上端部の取水盤
呑口より貯水を流入させるようにした多段式シリンダー
ゲート設備、特にシリンダー底部の導水管への制水ゲー
ト装置に関するものである。
じて上下動させることによりシリンダー上端部の取水盤
呑口より貯水を流入させるようにした多段式シリンダー
ゲート設備、特にシリンダー底部の導水管への制水ゲー
ト装置に関するものである。
この種の多段式シリンダーゲート設備は、第1図に示す
ように多段シリンダー50の底部にシリンダー内へ取入
れた貯水を下流へ導く為の導水管51が設けられていて
その導水管の中途部に別個独立した制水ゲート52が設
けられている。
ように多段シリンダー50の底部にシリンダー内へ取入
れた貯水を下流へ導く為の導水管51が設けられていて
その導水管の中途部に別個独立した制水ゲート52が設
けられている。
そしてこの制水ゲートを巻上磯等により操作して導水管
通路を開閉させるようになっている。ところがこのよう
な導水管は水路底部に暗渠型に形成される為その導水管
内に独立した制水ゲートを設置すること、及びそれを地
上より開閉操作することが困難で設備構造が複雑となり
操作も面倒で、設備全体が大掛かりになる欠点を有して
いた。そこで、この発明においては多段式シリンダーゲ
ートの上端部に設けられる取水盤の中央部を分離可能に
構成して分離した部位を制水ゲートに利用できるように
して常時はシリンダーゲートとしての一部を構成し導水
管を締め切る必要のあるときに制水ゲートとしての機能
を果すように工夫したものである。
通路を開閉させるようになっている。ところがこのよう
な導水管は水路底部に暗渠型に形成される為その導水管
内に独立した制水ゲートを設置すること、及びそれを地
上より開閉操作することが困難で設備構造が複雑となり
操作も面倒で、設備全体が大掛かりになる欠点を有して
いた。そこで、この発明においては多段式シリンダーゲ
ートの上端部に設けられる取水盤の中央部を分離可能に
構成して分離した部位を制水ゲートに利用できるように
して常時はシリンダーゲートとしての一部を構成し導水
管を締め切る必要のあるときに制水ゲートとしての機能
を果すように工夫したものである。
以下その詳細を図面の実施例について説明する。
第2図乃至第4図においては、1は径違いの複数の中空
管la,lb……を多段式に上下伸縮可能に重合した多
段シリンダーであり、その上端部には外周面部より貯水
を取入れる取水盤2を設け、周側の呑口2aより取入れ
た貯水をシリンダー1を通して底部導水管3より下流へ
放流するようになっている。4は取水盤2の上部整流板
であり、内部が中空の円盤形を呈してそれ自体でフロー
トの役目をさせる場合もある。
管la,lb……を多段式に上下伸縮可能に重合した多
段シリンダーであり、その上端部には外周面部より貯水
を取入れる取水盤2を設け、周側の呑口2aより取入れ
た貯水をシリンダー1を通して底部導水管3より下流へ
放流するようになっている。4は取水盤2の上部整流板
であり、内部が中空の円盤形を呈してそれ自体でフロー
トの役目をさせる場合もある。
この上部整流板4の中央部を分離可能に構成してその分
離した中央部の部位を制水ゲ−ト4aとなす。従って上
部整流板4は中央を打ち抜かれたドーナツ型の環状部4
bと中央部の制水ゲート4aとにより形成され、両者は
互いに筋合されて通常は一体に舷合されて従釆通りの整
流板の機能を果たす。この制水ゲート4aを昇降機5に
ロープ6等で吊垂支持して多段シリンダーー内を上下昇
降させるようにする。制水ゲート4aと環状部4bとは
係合段部7,8で互いに係合しあうように形成され、制
水ゲート4aが引き上げられて両者が係合するとそれ以
後は一体となって環状部4bも上方へ引き上げられる。
通常の取水においては、制水ゲート4aと環状部4bと
は互いに鼓合されて一つの整流板(又はフロート)4を
構成し、昇降機又はフロート浮力により上昇又は下降し
て取水盤呑口2aより貯水を取り入れ多段シリンダーI
内を通って底部導水管3へ導く。
離した中央部の部位を制水ゲ−ト4aとなす。従って上
部整流板4は中央を打ち抜かれたドーナツ型の環状部4
bと中央部の制水ゲート4aとにより形成され、両者は
互いに筋合されて通常は一体に舷合されて従釆通りの整
流板の機能を果たす。この制水ゲート4aを昇降機5に
ロープ6等で吊垂支持して多段シリンダーー内を上下昇
降させるようにする。制水ゲート4aと環状部4bとは
係合段部7,8で互いに係合しあうように形成され、制
水ゲート4aが引き上げられて両者が係合するとそれ以
後は一体となって環状部4bも上方へ引き上げられる。
通常の取水においては、制水ゲート4aと環状部4bと
は互いに鼓合されて一つの整流板(又はフロート)4を
構成し、昇降機又はフロート浮力により上昇又は下降し
て取水盤呑口2aより貯水を取り入れ多段シリンダーI
内を通って底部導水管3へ導く。
導水管3を締め切る場合は、昇降機5により(フロート
式の場合はフロート内に注水する等により)多段シリン
ダーーを短縮下降させ、底部に定着した後、更に下降さ
せれば制水ゲート4aは環状部4bよりも離脱して下降
し導水管入口3aを開塞する。
式の場合はフロート内に注水する等により)多段シリン
ダーーを短縮下降させ、底部に定着した後、更に下降さ
せれば制水ゲート4aは環状部4bよりも離脱して下降
し導水管入口3aを開塞する。
第2図は1台の昇降機5を使用した場合の実施例である
が、1台を制水ゲートに、もう1台をシリンダーの上下
昇降に使用する場合もある。
が、1台を制水ゲートに、もう1台をシリンダーの上下
昇降に使用する場合もある。
第3図のように多段シリンダーー全体を降下させて制水
ゲート4aで導水管入口3aを閉塞させることも、又第
4図にように一日シリンダーを上昇させ整流板4の環状
部4bを吊環10‘こよりフレーム9に取付けたフック
11に懸架し多段シリンダー1全体を伸長支持した状態
で制水ゲート4aのみを下降させて導水管入口3aを閉
塞することもできる。整流板4の環状部4bと制水ゲー
ト4aとの鉄合部は第5図に示すような環状部4b側の
係止段部8をボルト12で着脱式に結合し、それを外す
と制水ゲート4aを環状部4bより上方へ引上げること
ができ保守点検に便ならしめている。
ゲート4aで導水管入口3aを閉塞させることも、又第
4図にように一日シリンダーを上昇させ整流板4の環状
部4bを吊環10‘こよりフレーム9に取付けたフック
11に懸架し多段シリンダー1全体を伸長支持した状態
で制水ゲート4aのみを下降させて導水管入口3aを閉
塞することもできる。整流板4の環状部4bと制水ゲー
ト4aとの鉄合部は第5図に示すような環状部4b側の
係止段部8をボルト12で着脱式に結合し、それを外す
と制水ゲート4aを環状部4bより上方へ引上げること
ができ保守点検に便ならしめている。
第6図に示すように、俵合部に環状部4bと制水ゲ−ト
4aとの回動を規制し、且つ上下方向の移動を案内する
ガイド13,14が設けられる。第7図は制水ゲートの
戸当り部を示すもので、15は水密ゴム、16は押え金
具、17は止ねじ、18は戸当り金物である。第2〜4
図において、19は多段シリンダー1を構成する中空管
la,lb……の上下昇降案内のためのガイドレールで
あり、その各中空管Ia,lb…・・・に放射状の突出
したアーム20端のガイドローラー21を添接させて円
滑且つ正確に上下に昇降移動させるようにさせている。
4aとの回動を規制し、且つ上下方向の移動を案内する
ガイド13,14が設けられる。第7図は制水ゲートの
戸当り部を示すもので、15は水密ゴム、16は押え金
具、17は止ねじ、18は戸当り金物である。第2〜4
図において、19は多段シリンダー1を構成する中空管
la,lb……の上下昇降案内のためのガイドレールで
あり、その各中空管Ia,lb…・・・に放射状の突出
したアーム20端のガイドローラー21を添接させて円
滑且つ正確に上下に昇降移動させるようにさせている。
又制水ゲート4aを昇降させるのにガイドを必要とする
場合は「取水盤2と整流板4を具有する最上段シリンダ
ーの内部にガイドレールを、制水ゲート4a側にガイド
シュー等を取付けたり、又は中心部にセンターポストを
操作室と導水管の間に立設し、制水ゲート4aの中央に
ガイドに添う孔を設けて上下昇降させるようにする等必
要に応じて種々の機構を具備させることができる。
場合は「取水盤2と整流板4を具有する最上段シリンダ
ーの内部にガイドレールを、制水ゲート4a側にガイド
シュー等を取付けたり、又は中心部にセンターポストを
操作室と導水管の間に立設し、制水ゲート4aの中央に
ガイドに添う孔を設けて上下昇降させるようにする等必
要に応じて種々の機構を具備させることができる。
この発明は以上説明したように、取水盤の上部整流板の
中央部を分離可能に構成して、その分離した中央部を制
水ゲートとなし、この制水ゲートを昇降機に吊華支持し
て多段シリンダー内を上下昇降させることにより底部導
水管入口をこの制水ゲートで開閉させるように構成した
ので、制水ゲートを整流板の一部として構成され、上方
へ引き上げた状態では従来通りの整流板又はフロートと
して機能し、導水管を締め切る必要があるときのみ、中
央部より離脱して下降し、導水管入口を閉塞させるもの
で、従って導水管には従来のように独立した別個の制水
ゲートを組込む必要がなく、設備が簡略化されて大幅に
コストの低減を図ることができる操作も楽で扱に易く、
耐久性があり故障の心配がなく、実施化が容易である等
の優れた効果が期待できる。
中央部を分離可能に構成して、その分離した中央部を制
水ゲートとなし、この制水ゲートを昇降機に吊華支持し
て多段シリンダー内を上下昇降させることにより底部導
水管入口をこの制水ゲートで開閉させるように構成した
ので、制水ゲートを整流板の一部として構成され、上方
へ引き上げた状態では従来通りの整流板又はフロートと
して機能し、導水管を締め切る必要があるときのみ、中
央部より離脱して下降し、導水管入口を閉塞させるもの
で、従って導水管には従来のように独立した別個の制水
ゲートを組込む必要がなく、設備が簡略化されて大幅に
コストの低減を図ることができる操作も楽で扱に易く、
耐久性があり故障の心配がなく、実施化が容易である等
の優れた効果が期待できる。
図面はこの発明の実施例を示すもので、その第1図従来
例の多段式シリンダーゲート設備の縦断側面図、第2図
、第3図及び第4図は本発明における多段式シリンダー
ゲート設備の縦断側面図、第5図は制水ゲートと環状部
の鉄合部の一部断面図第6図は第5図A−A線の拡大断
面図、第7図は制水ゲートと導水管入口の戸当り部の拡
大断面図である。 1・・…・多段シリンダー、2…・・・取水盤、3・・
・・・・導水管、4…・・・整流板、5……昇降機、4
a・・・・・・制水ゲート、4b……環状部、3a…・
・・導水管入口。 〆′函 次汐鰯 オク図 ダク囚 オ仏網 ダグ凶 ダク図
例の多段式シリンダーゲート設備の縦断側面図、第2図
、第3図及び第4図は本発明における多段式シリンダー
ゲート設備の縦断側面図、第5図は制水ゲートと環状部
の鉄合部の一部断面図第6図は第5図A−A線の拡大断
面図、第7図は制水ゲートと導水管入口の戸当り部の拡
大断面図である。 1・・…・多段シリンダー、2…・・・取水盤、3・・
・・・・導水管、4…・・・整流板、5……昇降機、4
a・・・・・・制水ゲート、4b……環状部、3a…・
・・導水管入口。 〆′函 次汐鰯 オク図 ダク囚 オ仏網 ダグ凶 ダク図
Claims (1)
- 1 複数の中空管を多段式に上下伸縮自在に重合してな
る多段シリンダーの上端部に、外周面部より貯水を取入
れる取水盤を設けて周側に開口した呑口より貯水を取入
れシリンダーを通して底部導入管より下流へ放流するよ
うにしたシリンダーゲート設備において、取水盤の上部
整流板の中央部を分離可能に構成して、その分離した中
央部を制水ゲートとなし、この制水ゲートを昇降機に吊
垂支持して多段シリンダー内を上下昇降させることによ
り底部導水管入口をこの制水ゲートで開閉させるように
構成したことを特徴とする多段式シリンダーゲート設備
における制水ゲート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57177422A JPS6037248B2 (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 多段式シリンダ−ゲ−ト設備における制水ゲ−ト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57177422A JPS6037248B2 (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 多段式シリンダ−ゲ−ト設備における制水ゲ−ト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5965112A JPS5965112A (ja) | 1984-04-13 |
JPS6037248B2 true JPS6037248B2 (ja) | 1985-08-24 |
Family
ID=16030646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57177422A Expired JPS6037248B2 (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 多段式シリンダ−ゲ−ト設備における制水ゲ−ト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037248B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100990698B1 (ko) | 2008-03-13 | 2010-10-29 | 강남구 | 잠수형 보 |
-
1982
- 1982-10-07 JP JP57177422A patent/JPS6037248B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5965112A (ja) | 1984-04-13 |
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