JPS6037012B2 - 画壁開口部における防火性能を有する中継コンベヤ - Google Patents

画壁開口部における防火性能を有する中継コンベヤ

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JPS6037012B2
JPS6037012B2 JP13818975A JP13818975A JPS6037012B2 JP S6037012 B2 JPS6037012 B2 JP S6037012B2 JP 13818975 A JP13818975 A JP 13818975A JP 13818975 A JP13818975 A JP 13818975A JP S6037012 B2 JPS6037012 B2 JP S6037012B2
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JP
Japan
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conveyor
relay conveyor
relay
opening
fire
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JP13818975A
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政美 谷
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は防火壁に設けられた関口部(貫通部)を経由
してコンベヤが設置されている場合において、当該貫通
部におけるコンベヤの防火構造に関するものであって、
特に火災発生の際に搬送物が該貫通部に存在していると
きにも、支障なく前記閉口部に設けられたコンベヤで貫
通部を閉鎖し得るようにした中継コンベヤに係るもので
ある。
ベルトコンベヤ、ローラコンベヤもしくはシュート等の
広義のコンベヤラインは、一般に建屋内における一室か
ら他室へ連続して設置されることが多く、この場合には
必らず画壁を貫通してコンベヤラインが設けられること
になる。
かかる事例においては、各室内が防火壁で囲まれていて
も、火災が発生した際には、それに伴って生ずる火焔、
鰹等が前記開ロ部(コンベヤ貫通部)を通じて拡散し、
他室を延焼させる庭れが大きい。ここにおいて本発明は
少くとも2室にまたがってコンベヤを設置する場合にお
いて、当該2室を区画する画壁部にとりつけて有効な防
火性能を具えた特殊な中継コンベヤを提供しようとした
ものである。上記の点を考慮し、従来からも防火壁にお
けるコンベヤ貫通部の開□を火災発生時には閉鎖する試
みはあったが、その構造は次のとおりであったから、後
記のような難点を免れなかった。
すなわち上記従来型は第5図に示す如く、コンベヤKの
継目aの下方に設けた防火壁bの上方に鉄板cを錠dで
拘止して吊下げ、該錠を煙熱感知器等の制御装置で解錠
させることによって鉄板cを落下して行っていたから、
搬送物eが、その真下にある場合には挟まれて閉鎖する
ことができない。
かかる事故を防ぐため搬送物eが所定範囲外に出るまで
はコンベヤKの運転を継続させると共に、解錠時を遅延
させる等の複雑な関連制御装置を設けている。またこの
ような装置においては、故障が生じた際鉄板cが不時に
落下するような危険もあり、かつ上記一運の装置を設け
るためにコンベヤ貫通部の上方には余分のスペースを必
要とした。更にまた従来型には第6図に示す如く、可動
式の中継板fを間仕切部におけるコンベヤK,K間に設
けると共に、その上部には防火シャッターgをとりつけ
、これをドラムhから繰出されて閉口部を閉鎖するよう
にしたものも知られているが、この場合にも前記従来型
と同様の欠点があって、実用上好ましいものではなかっ
た。本発明は上記欠点を是正のためなされたもので、防
火壁の閉口内に中継コンベヤを枢着し、正常連行時には
該開□を貫通した状態に保持して施錠し、火災の発生の
際には解錠して回動せしめ、中継コンベヤそれ自体によ
って閉口部を閉鎖するようになし、以て搬送物が該閉口
中に存在する場合にも、これを排除して、支障なく開□
部を閉鎖し得るようにした防火性能を具えた中継コンベ
ヤ装置を得んとしたものである。
本発明の一実施例を図面に基づいて具体的に説明すれば
、第1図は防火壁Aで区画された部屋B,B′間にまた
がってコンベヤラインを設定た事例で、一例として部屋
B,B′にはベルトコンベヤー,1′を架設する。
コンベヤ1,1′の中間、すなち、コンベヤラインの貫
通部には防火壁Aの直下に、一例としてローラコンベヤ
を主体とした中継コンベヤ2を配設する。符号3はコン
ベヤ貫通部を形成する防火壁Aの開口、4は開□3の周
囲に設けられた金属製の枠体、5は枠体3に設けられた
支軸であって、これに中継コンベヤ2を枢着する。すな
わち中継コンベヤ2における磯枠6の両側中央部に軸承
7を設け、これを支軸5に枢着する。一方機枠の後端部
には図示のような掛金8をとりつけ、これに電磁プラン
ジャに運動するラッチ9を拘止させて、中継コンベヤ2
を水平に維持させる。しかして前記掛金部分の上方には
機枠6の片側または両側において駆動素10の一端を結
合すると共に、他端には案内論11を介して車錘Wを連
結し、これによって駆動素を常時牽引附勢させておく。
ちなみに中継コンベヤ2の上面には多数のローラー2が
転動自在に筋装し配列されている。しかして本発明にお
いては前記中継コンベヤ2の下面に、少くとも防火壁の
開口部3に対応した面積を有する防火板13(一例とし
て鉄製)を貼りつけておく。
なおコンベヤの機枠自体を、その裏面において無孔鉄板
としておいてもよい。また中継コンベヤ2の時計針方向
の回動傾向を附与する手段として図示の例では素条10
と重鏡Wとを用いているが、これに代えてその他のコイ
ルバネ、パワーシリンダーまたはモータ等の動力源を使
用してもよい。本発明は一例として上記のような構成か
ら成り、次のように運用される。
すなわち火災発生等の不慮の事故が発生しない場合の正
常連行時には中継コンベヤ2が防火壁Aの閉口3内を貫
通した状態で水平に保持される。この点について詳説す
ると、前記のように中継コンベヤ2に対しては駆動素1
0と車錘Wとによって、常時支軸5を中心として時計針
方向の回動傾向が附与されているが、この傾向は掛金8
とラツチ9とによって常時は阻止されている。
したがって中継コンベヤ2を介して搬送物15は円滑に
移送される。ところで前記ラツチ9には前記のような電
磁プランジャ等の施錠装置14が装着され、かっこの施
錠装置は、蛭感知器または熱感知器等の火災感知器(図
示せず)に電気的に結線されているから、火災が発生し
た場合にはこれを検知してその電気信号が施錠装置14
に伝達される。その結果ラッチ9は自動的に引込まれて
解錠されて、前記駆動素1川こよって中継コンベヤ2は
水平状態から垂直状態に転換され、防火壁Aの開□部3
を閉塞するのである。因みに中継コンベヤ2が直立状態
(垂直状態)に転換されたとき‘こは、例えば第4図に
示すように前記防火板13の両側緑部を内側に屈曲せて
おき、この屈曲部13′が開口部3に設けられた枠体4
の柱部分に内接するようにして、該開□部を気密的に全
閉しうるようになすのを可とする。
本発明の実施例は以上の如き構成をなすものであるが、
必ずしもこの構成に限定されるものではなく、中継コン
ベヤとしては適宜これを傾斜させることや、前記ローラ
コンベャに代えて、この部分をベルトコンベヤ或はシュ
ート等とすることも可能である。更にまた、防火壁を図
示のように床面まで閉口させず、床面から中継コンベヤ
の回敷支点までの高さに、所謂腰壁を設け、それに対応
して中継コンベヤの一部のみ鉄板を張りつけるようにし
てもよい。以上に詳述したように、本発明によれば、防
火構造とした建屋内の各室を通じて一連のコンベヤライ
ンを設定する場合において、各防火壁におけるコンベヤ
貫通部に対しても、当該ラインを途切れさせずに搬送機
能を有する中継コンベヤを酉己設することができるよう
にし、しかもこの中継コンベヤそれ自体をして非常時に
は防火性能を有するようにしたから、コンベヤライン中
にある一室において火災が発生した場合にも、それに応
じて自動的に前記中継コンベヤが回動して、防火壁の関
口部を閉塞するように作用する。
しかもこの場合において搬送物が中継コンベヤ上にあっ
て閉口3内を通過中にも搬送物を前方に排除して、支障
なく閉鎖することができるから、従来型のようにコンベ
ヤ中継部に搬送物があるか否かを検出した上で作動させ
るような面倒な装置が不要となる。また本発明によれば
コンベヤ貫通部の上方部分には殆んど構造物を必要とし
ないので、従来構造に比し廉価に構成することができる
ばかりでなく、故障により重量物が不時落下するような
危険もない。その他本発明によれば、次のような作用効
果を発揮する。
床面から搬送物が通過できる高さまでの空間を密閉すれ
ばよいから、空間的な制約をあまり受けない。またベル
トコンベヤ、ローラコンべヤおよびシュートなど、コン
ベヤの種類を問わずに応用しうるから、汎用性が高く、
しかも傾斜した状態でも使用可能である等の利点を有し
、密閉性能も高い等の効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は防火壁で仕切られた2室を通じてコンベヤライ
ンを設定した場合の具体例を示す側面図、第2図は同上
中継コンベヤ部分の拡大側面図、第3図は同上正面図、
第4図は中継コンベヤを直立状態とした場合の横断平面
図である。 第5図および第6図は従来型のコンベヤ貫通部の防火構
造を示す略図である。1,1′:ベルトコンベヤ、2:
中継コンベヤ、3:コンベヤ貫通部の閉口、4:枠体、
5:支髄、6:中継コンベヤの機枠、7:軸承、8:掛
金、9:ラッチ、10:駆動素、11:案内論、12:
ローラ、13:防火板、14:施錠装置、15:搬送物
。 第1図 第6図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 防火壁等で仕切られた間仕切部分の開口部を通じて
    コンベヤラインを設定する場合において、当該開口部に
    、支軸を介して回動自在とした中継コンベヤを配設する
    と共に、この中継コンベヤの下側部材を前記開口部に対
    応した面積を有する防火板によつて構成し、かつ当該コ
    ンベヤは前記開口部を閉鎖する方向への回動傾向を与え
    る装置と、平常時に中継コンベヤを定位置に保持する装
    置と、この定位置保持装置と中継コンベヤとの係合を必
    要時に解除させる装置とを具備していることを特徴とす
    る画壁開口部における防火性能を有する中継コンベヤ。
JP13818975A 1975-11-19 1975-11-19 画壁開口部における防火性能を有する中継コンベヤ Expired JPS6037012B2 (ja)

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JPS5262874A JPS5262874A (en) 1977-05-24
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