JPS603698B2 - レコ−ドプレ−ヤ - Google Patents

レコ−ドプレ−ヤ

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JPS603698B2
JPS603698B2 JP16602378A JP16602378A JPS603698B2 JP S603698 B2 JPS603698 B2 JP S603698B2 JP 16602378 A JP16602378 A JP 16602378A JP 16602378 A JP16602378 A JP 16602378A JP S603698 B2 JPS603698 B2 JP S603698B2
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JP
Japan
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signal
pickup
groove
pick
record
Prior art date
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Expired
Application number
JP16602378A
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JPS5593560A (en
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和夫 伊藤
義晴 豊島
一郎 高原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、スチル再生の様な特殊再生をすることができ
るレコードプレーヤに関するものである。
レコードプレーヤには情報記録円盤(レコ−ド)への映
像信号等の記録再生方式により、機械式、静電式、光学
式等があり、またレコードに対してピックアップが接触
するか杏かにより接触型と非接触型とがある。
更に接触型のものにも、レコード‘こピックアップの移
送を案内する溝を有するもの(有溝式)と、そのような
溝を持たないもの(無溝式)とがある。そしてこれら両
方式を比較すると、有溝式ではピックアップのトラッキ
ングが簡単である反面、スチル再生、スロー再生等の特
殊再生が難しいという欠点があり、一方無溝式ではトラ
ツキングを電気的にコントロールしなければならないか
らそのシステムが高価になる反面、特殊再生が容易であ
る利点があるとされていた。有溝式レコードーこおける
特殊再生動作たとえばスチル動作の困難性はピ律クァッ
プをレコードの1回転毎に直前の信号溝に戻すための動
作の難しさにある。
所定のコンブアイアンスを持つピックアップをレコード
の回転平面に平行な方向に強制返送させるようにした場
合、その移動力が信号溝の溝壁の抗力を増大させ大きな
摩擦力を発生させる為それに勝る力を与えねばならずそ
れ故信号溝から解放された時のピックアップの速度が大
きくなり直前の信号溝では止まらず数緩から数十溝まで
後退することになり欲する静止画を得にくい欠点があり
、またかかる抗力を生じさせないように、映像信号の垂
直プランキング期間を利用して、いったんピックアップ
をレコードから離しその後直前の信号溝にピックアップ
を当緩させる方式(すなわちピックアップを初めは垂直
方向に特ち上げ次いで水平方向に返送し最後に再び垂直
方向に降下させる報式)を探った場合、再当接から接触
圧が定常状態に復帰するまでの時間を前記期間より短か
くすることが難しく、接触圧の変動によるS/Nの劣化
、それに基づく画質の低下を避けることができないから
である。したがって、従釆の有溝式レコードを用いるプ
レーャの唯一の特殊再生動作は短期間の動作を反復再生
くる、いわゆる「リピード再生」モードである。これは
、通常再生のためにピックアップに付与される強制送り
を止め、ピックアップをその横方向のコンブラィアンス
による一定の限界に達する迄レコードの信号溝に沿って
順方向に移動させそれから瞬時に元位置に復帰させる、
このサイクルの反復によって達成されるものである。す
なわち第1図において、ピックアップ1はスタィラス2
にコンブラィアンスを付与する弾性体3を変形させなが
らレコーダ4の信号溝5に沿って日頃方向に移送され、
実線で示した走査の限界点に達すると、弾性体3に付与
された力によりピックアップを点線で示した位置まで復
帰させるようにしている。なおこの「リピート再生」モ
ード‘こおけるピックアップの移動量×は針圧を小さく
することにより小さくすることができ、したがって針圧
を極〈微小にしてこの移動量×を信号溝の1ピッチ分に
相当する量にして、理論上、「スチル再生」を行なわせ
ることができない訳ではないが、その針圧は必要なS/
Nを得るには不十分であり実用的な画質を満足させるこ
とができない。本発明は有溝式レコードの再生に当たり
、必要に応じて、スチル再生の様な特殊再生を行なわせ
ることができるレコードプレーャを提供しようとするも
のである。
すなわち本発明は、らせん状の信号溝を有するレコード
に所定のコンブラィアンスを持って係合するピックアッ
プを、該ピックアップに対する強制送りを止めたとき信
号溝に沿って順方向に移動させることができるよう構成
し、またこのピックアップを前記移動力に抗して既に走
査した信号溝に戻すに当たり、該ピックアップを前記信
号溝の中心と該信号溝の溝縁を結ぶ直線を境に前記中心
から時計方向に20度、反騰計方向に40度の範囲に含
まれる方向に付勢する手段によって、該ピックアップを
前記斜面に沿って返送かせることができるように構成し
たレコードプレーャを堤距しようとするものである。そ
してこのレコードプレーヤにおいては、レコードの1回
転相当の信号溝に単位映像信号を収録しこれを該単位映
像信号に含まれる垂直同期信号の様なタイミング信号に
基づき反復走査させるようにすることにより、「スチル
再生」を行なわせることができる訳であるが、この特殊
再生に当たり次の条件すなわち、イ1回転相当の信号溝
を反復走査することができること、ロピックアップを直
前の溝に戻す時点を垂直プランキング期間内に選定する
こと、ハこの期間以外では徹正な針圧を確保することが
できること、二少なくとも数十秒間、同一信号溝を反復
走査しても溝の損傷による画質の劣化を生じさてないこ
と、更にホ通常の再生状態から直ちに静止モードにする
ことができること等の条件を満たすことが望ましい。
第2図は本発明のレコードプレーャに適用するピックア
ップの1実施例の概略構成を示したものであり、このピ
ックアップ10は、アルミニウム管により形成したカン
チレバー11と、該カンチレバーの先端部に取付けたス
タィラス12を有する信号変換部13と、カンチレバー
1 1の中間部に装着した磁石14と、スタィラス12
に所定のコンブライアンスを付与するためにカンチレバ
ー11の基部に取付けた弾性体15と、カンチレバー1
1の自由共振を抑圧するダンパー16とを備え、更に磁
石14をとり囲むように配置した矩形ボビン17と、こ
のボビンに巻回したコイル18とを備えている。そして
弾性体15、ダンバ−16、及びボビン17はそれぞれ
ピックアップケースに取付けられ、また信号変感部13
からの出力リード及びコイル18の端末等もこのピック
アップケースを介して外部に導出される訳であるが、そ
れらについては図示省略した。コイル18には周期的に
駆動信号が付与され、それにカンチレバー11を同じく
周期的に変位させるようにしている。
この駆動信号は、レコードの1回転相当の信号溝に1フ
レームの映像信号が収録されている場合には、スチル再
生用として第3図に示した回路により作成される。すな
わち、ピックアップの信号変換部13から出力信号をピ
リアンプ19を通して垂直同離回路20に印加し、分離
した垂直同期信号を1/2分周回路21に付与してフレ
ームパルスを導出し、このフレームパルスを緩衝増幅回
路22を通して単安定マルチパイプレー多23に印加し
、その出力としてパルス幅が約0.5ミリ秒の駆動信号
パルスを得、これを電力増幅回路24にて適宜増幅して
必要な駆動信号を得るようにしている。同図において、
18はこの駆動信号の付与させるコイルを示し、また2
5は記録信号をテレビジョン受像機(図示省略)に付与
でるように処理する信号処理回路である。なお駆動信号
パルスのパルス幅は、標準のテレビジョン信号の垂直プ
ランキング期間(約1.2ミリ秒)から前方等価パルス
期間を除いた残りの期間である約1.0ミリ秒以下と為
し、かつ、ピックアップー川こトリガーを付与するに必
要な0.1ミリ秒以上に選定すれば、再生画質の低下を
防止することができる。かかる駆動信号により上述のピ
ックアップを周期的に駆動する動作について、以下第4
図を参照して説明する。
同図イはピックアップ10をそのボビン17の部分で論
切りして示した模型図であり、同図口は同図イを方向M
から見た部分的に切欠した側面図である。矩型ボビンに
巻回したコイル18はしコード表面26に対して角度Q
(実施例では45度)をなす様に配置され、また磁石1
4による磁力線Aの方向も角度Qに一致するように配置
されている。従ってコイル18に駆動信号により図示の
方向に電流1を流したとき、磁力線Aに直交するコイル
18のa−b区間、c−d区間と磁石14との間に電源
誘導作用によって力が発生し、その力はコイル18が固
定されているため磁石14に付与され、その力の方向は
N極側では矢印p方向、またS極側では矢印Q方向であ
る。そしてこれらの合成力は点0を中心とするB方向の
回転力となり、これは、カンチレバー11はその基部が
弾性体15によって弾性的に保持されているので、カン
チレバー11に図示矢印D方向の付勢力を付与する結果
となる。この付勢力はしコードRに当綾するスタィラス
12に対しては、第5図に示す様にレコードの信号溝2
7を形成する斜面28に沿う方向Eに付与されその大き
さはこのスタィラスが有する順方向の移動力F‘こ打ち
勝つものとされている。
この付勢力を付与する期間を適当に選ぶことにより、ス
タィラス12の先端12aが隣接の信号溝27との境界
なす峰29を矢印Gで示す様に乗り越えるようにさせる
ことができる(図示Wは針圧方向である)。従ってこの
駆動信号を、レコードの1回転毎にコイル18に付与す
ることにより、ピックアップ10をして同一信号溝に反
復走査させてスチル再生の為の信号を得ることができる
。駆動信号を付与するタイミングを選択することにより
、ピックアップを任意のときに基準位置に返送させるこ
とができる。
たとえばピックアップを基準位置から1備蓄分だけ走行
させたタイミングでこの駆動信号を付与すれば、ピック
アップをその弾性体に付与蓄積された弾性力によって基
準位置まで戻すことができる。これにより、「リピート
再生」の時間を可変にすることが可能である。更に、ピ
ックアップの強制送り速度を通常再生時の1′nに落と
し、かつ、上述の方法で同一信号溝をn回宛走査させる
ようにすることにより、スローモーション再生を行なわ
せることができる。この他バックモーション再生、こま
落し再生等の特殊再生も可能である。上述の実止例では
、毎分1800回転の塩化ビニール製フレキシブルレコ
ードに対して、針先のコンブライアンスが1.2肋′m
Nとなるように、カンチレバー1 1は外蓬が0.3肋
、全長が3仇肋程度のアルミニウム製管体で構成し磁石
14はその外形が1.5×1.5×2.仇舷の希±類金
属プラスチックマグネットで構成したものであり、しか
もこの針先をレコード表面に対して45度の角度、した
がってこのレコード表面に対して8(25度)の角度を
有する信号溝の斜面に対して該斜面を基準にして信号溝
の中心38から反時計方向に20度の角度を持つ方向に
移動力を付与するようにしている。
ところで、この移動力の方向は、実験によれば、信号溝
の中心39と信号溝の溝縁40(本実施例では蜂29に
相当する)を結ぶ直線すなわち本実施例では信号溝の斜
面28を境にして前記中心39から時計方向に20度、
反時計方向に40度の範囲(領域H)に含まれる方向に
選定することにより、実用上満足できる「スチル再生」
を実現することができることが確認できた。また磁石の
付加によるピックアップの機械的インピーダンスの増加
を微小にすることができ、その為比較的小さい針圧での
再生が可能である、スチル再生を1分以上連続させても
画質の劣化が認められなかった。第2図に示した実施例
では磁気の作用点0(第4図口参照)がカンチレバーの
運動支点よりスタィラス側にある構造のものを示したが
、その作用点がカンチレバーの運動支点より後方すなわ
ちスィラスと反対方向の位置に配するようにしても更に
本発明は第7図イ,口の様な信号溝を持つレコードーこ
対しても適用できるものである。
そしてこの場合にも、ピックアップへの付勢力を、信号
溝の中心41,42と信号溝の溝縁43,44を結ぶ直
線45,46を境に前記中心から時計方向に20度、反
時計万向に40度の範囲47,48に含まれる方向に選
定すれば上述の実施例と同じく質の良い特殊再生画像を
享受することができる。叙上の如く本発明のプレーャは
特殊再生たとえばスチル再生を行なうためピックアップ
を直前の信号溝に返送させるに当り、ピックアップを信
号溝の斜面を基準にして時計方向に20度、反時計方向
に40度の範囲に含まれる方向に付勢する手段によって
、該ピックアップを前記斜面に沿って返送させるように
したので、信号溝から大きな抗力を受けて直前の信号簿
に返送させることに失敗したり、或いは返送した信号溝
における圧力変動がながびし、てテレビジョン受像機の
スクリーン上に再生されたスチル画像の画質を劣化させ
てしまう弊害を防止するようにでき、通常再生のための
強制送りを停止した瞬間からされし、なスチル画像を表
示させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はリピート再生動作を説明するためのレコードと
ピックアップの係合関係を示す図である。 第2図は本発明のレコードプレーャに適用するピックア
ップの1実施例の概略斜視図である。第3図は駆動信号
形成回路のブロック図である。第4図イは第2図のピッ
クアップの動作説明図、同図口はそれをM方向から見た
都分切欠側面図である。第5図は移動力の方向を示すス
タィラスとレコ−ドの係合関係を示す図である。第6図
イ,口はしコードの他の実施例の断面図である。R・・
・レコード(情報記録円盤)、10・・・ピックアップ
、27・・・レコードの信号溝、28・・・斜面、11
…カンチレバー、14…磁石、18…コイ′レ。第2図 第1図 第5図 第3図 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 らせん状の信号溝を有する情報記録円盤に所定のコ
    ンプライアンスを持って係合するピツクアツプを、該ピ
    ツクアツプに対する強制送りを止めたとき前記信号溝に
    沿って順方向に移動させることができるように構成し、
    またこのピツクアツプを前記移動力に抗して既に走査し
    た信号溝に戻すに当り、該ピツクアツプを、前記信号溝
    の中心と該信号溝の溝縁を結ぶ直線を境に前記中心から
    下方向に20度、上方向に40度の範囲に含まれる飛越
    方向に付勢する手段によって該ピツクアツプを前記斜面
    に沿って返送させることができるように構成してなるレ
    コードプレーヤに於て、飛越方向を含む面に対して直交
    する方向に磁極を形成して前記ピツクアツプを構成する
    カンチレバーの中間部に配設される永久磁石と、該永久
    磁石を内部に非接触配置した状態で外周にコイルを形成
    するコイルボビンとを、それぞれ配することを特徴とす
    るレコードプレーヤ。
JP16602378A 1978-12-28 1978-12-28 レコ−ドプレ−ヤ Expired JPS603698B2 (ja)

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JP16602378A JPS603698B2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 レコ−ドプレ−ヤ

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JP16602378A JPS603698B2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 レコ−ドプレ−ヤ

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JPS5593560A JPS5593560A (en) 1980-07-16
JPS603698B2 true JPS603698B2 (ja) 1985-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011067118A1 (en) * 2009-12-01 2011-06-09 Ortofon A/S Suspension arrangement for cantilevers in audio cartrigdes

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JPS5593560A (en) 1980-07-16

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