JPS6036584Y2 - 熱処理炉 - Google Patents

熱処理炉

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Publication number
JPS6036584Y2
JPS6036584Y2 JP13345381U JP13345381U JPS6036584Y2 JP S6036584 Y2 JPS6036584 Y2 JP S6036584Y2 JP 13345381 U JP13345381 U JP 13345381U JP 13345381 U JP13345381 U JP 13345381U JP S6036584 Y2 JPS6036584 Y2 JP S6036584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
rotary hearth
heat treatment
heated
treatment furnace
Prior art date
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Expired
Application number
JP13345381U
Other languages
English (en)
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JPS5838768U (ja
Inventor
清次 鈴木
俊介 山田
Original Assignee
大同特殊鋼株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大同特殊鋼株式会社 filed Critical 大同特殊鋼株式会社
Priority to JP13345381U priority Critical patent/JPS6036584Y2/ja
Publication of JPS5838768U publication Critical patent/JPS5838768U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Tunnel Furnaces (AREA)
  • Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転炉床式熱処理炉に関し、特に金属材料を定
時間一定の高温度にて保持する均熱炉(保持炉)として
の使用に適した構造を具備したものである。
等混焼なまし処理は一般に金属被熱物をオーステナイト
領域に加熱した後、650〜700’Cまで急冷し、そ
の温度にてパーライト変態が終了するまで所要時間保持
する。
その保持時間は、例えば、SCM 44Qでは20分以
上(650℃にて)であり、SNCM 420では35
吋以上(650℃にて)であることを要する。
このように被熱物を長時間高温度で保持する場合の炉設
備としては第1図に示すコンベヤ式炉が従来では一般に
用いられてきた。
同図において、aは縦長の炉体、bはメツシュベルトコ
ンベヤ、Cは被熱物、dはその入口、eは出口、fは発
熱体、gは炉内攪拌用である。
しかるにこのような直線状搬送方式を採る炉設備ではこ
の例に示したように炉内にコンベヤを配置することのた
めに被熱物を収容可能な炉内容積が小さくなり、炉長を
相当長くしないと大量の被熱物には適応できない欠点が
ある。
そしてその場合には広い設置面積を要すると同時に炉体
表面積が広くなるので熱放散も大きくなり所要消費熱量
が大きくなる欠点等があるものであった。
これに対し従来から表面積が小さい略円筒形の炉体を持
つ回転炉床式の熱処理炉がすでに知られているが、従来
の回転炉床式熱処理炉では回転炉床上への被熱物の装入
および取出が上記コンベヤ式炉のように簡単ではない欠
点があった。
本考案は上述に鑑みてなされたもので、回転炉床上に被
熱物が収容される複数の区画室を放射状に形威し、該各
区画室の底面は外方に向い下傾せしめると共に、この底
面と連なる外周面の下部に取出口を開設しこれに開閉扉
を設けてなる熱処理炉である。
以下に第2図及び第3図に従い本考案の一実施例を説明
する。
図において、1は略円筒形の炉体、2はその中心に回転
軸3によって支承された回転炉床、4はその回転炉床の
周縁部に設けられたシール装置である。
回転炉床2上に被熱物5が収容される複数(図示実施例
では8個)の区画室6a〜6hを放射状に形威し、かつ
該各区画室の底面7は外方に向い下傾した傾斜面状とな
るように該各区画室6a〜6hを枠組材8上に支持する
該各区画室6a〜6hの上面は開放されており、回転炉
床1の回転によりその各上面が炉体1の天井部偏心位置
に開設された投入口9に合致すると被熱物5をここから
各区画室内に装入することができる。
しかして該各区画室6a〜6hの外周面の下部には前記
底面7と連なるように取出口10を開設し、この取出口
に上方に摺動することで該取出口10が開くスライド式
の開閉扉11を設ける。
12は炉体1の周側壁下縁部に形成された取出シュート
、13はその外側に設けられた断熱扉、14はこの位置
において開閉扉11が開かれるように該開閉扉11の上
縁に係合する鉤片15が下端部に設けられた開閉操作軸
である。
また16は炉体1の周側壁内面に設けられた発熱体、1
7は炉体1の天井部中心に設けられた循環ファンで、こ
の循環ファンの回転により炉内の雰囲気は矢印で示した
ように対流し炉内各区画室を均熱化する。
このように構成された熱処理炉では、区画室6hの位置
にて前記したように投入口9から被熱物5が投入され、
その被熱物5は回転炉床2の矢印方向への回転に伴ない
必要な保持時間後に区画室6aの位置に至る。
そこで開閉操作軸14の作動で開閉扉11を開け、断熱
扉13を同時に開ければ、区画室6a内の被熱物5は底
面7の傾斜に従い取出口10から取出シュート12に流
落し炉外に取出される。
一般にこのような略円筒形を呈した回転炉床式炉は回転
炉床上に被熱物を効率的に、収容できるので、同程度の
コンベヤ式炉と比較すると炉体表面積および設置面積が
三分の一程になり所要消費熱量は均熱炉の場合で四分の
−にもなり大幅な省設備化、および省エネルギー化が遠
戚される。
本考案に係る熱処理炉は以上実施例について説明したよ
うに、回転炉床式でありながらも、各区画室の底面を外
方に向い下傾させ、その底面と連なる外周面に取出口を
開設したことにより、被熱物の取出がコンベヤ式炉のよ
うに非常に容易にできたものである。
このため実施例に示した保持炉以外の種々の回転炉床式
1業用炉に適用しても被熱物搬送上顕著な効果が遠戚さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンベヤ式熱処理炉の縦断面図、第2図
は本考案に係る回転炉床式熱処理炉の一実施例を示した
水平断面平面図、第3図は第2図の縦断面図である。 1・・・・・・炉体、2・・・・・・回転炉床、5・・
・・・・被熱物、6a〜6h・・・・・・区画室、7・
・・・・・底面、10・・・・・・取出口、11・・・
・・・開閉扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉体の中心に設けられた回転炉床上に被熱物が収容され
    る複数の区画室を放射状に形威し、該各区画室の底面は
    外方に向い下傾せしめると共に、この底面と連なる外周
    面の下部に取出口を開設しこれに開閉扉を設けてなるこ
    とを特徴とした回転炉床式熱処理炉。
JP13345381U 1981-09-08 1981-09-08 熱処理炉 Expired JPS6036584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13345381U JPS6036584Y2 (ja) 1981-09-08 1981-09-08 熱処理炉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13345381U JPS6036584Y2 (ja) 1981-09-08 1981-09-08 熱処理炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5838768U JPS5838768U (ja) 1983-03-14
JPS6036584Y2 true JPS6036584Y2 (ja) 1985-10-30

Family

ID=29926915

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13345381U Expired JPS6036584Y2 (ja) 1981-09-08 1981-09-08 熱処理炉

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JPS5838768U (ja) 1983-03-14

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