JPS6036501B2 - ユリア樹脂成形品の染色方法 - Google Patents
ユリア樹脂成形品の染色方法Info
- Publication number
- JPS6036501B2 JPS6036501B2 JP53015821A JP1582178A JPS6036501B2 JP S6036501 B2 JPS6036501 B2 JP S6036501B2 JP 53015821 A JP53015821 A JP 53015821A JP 1582178 A JP1582178 A JP 1582178A JP S6036501 B2 JPS6036501 B2 JP S6036501B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urea resin
- resin molded
- zinc white
- molded products
- molded
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- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はュリア樹脂成形品の染色方法に関するもので
ある。
ある。
一般に、ュリア樹脂成形材料は、薄色たは透明であるた
め、着色に自由性があり、各種の着色剤で着色して使用
されている。
め、着色に自由性があり、各種の着色剤で着色して使用
されている。
ところが、ュリア樹脂製ボタンのような雑貨品では、少
量多品種生産のため、着色剤につて着色された成形材料
を用いてその色のボタンをつくるよりも、無地材で成形
品つくり、その成形品を需要に応じてそれぞれ異なる色
に染色することが行われる。しかしながら、このように
する場合には、硬化しているュリア樹脂成形品の染色性
が悪いため、均一な染色が困難になるといいう問題が生
じていた。これを回避するため、成形条件を調整して成
形品を禾硬化状態に仕上げ、これに染色しても染色むら
が発生するという問題が生じた。そこで、この発明の目
的は、ュリア樹脂成形品を均一に染色することができる
染色方法を提供することにある。
量多品種生産のため、着色剤につて着色された成形材料
を用いてその色のボタンをつくるよりも、無地材で成形
品つくり、その成形品を需要に応じてそれぞれ異なる色
に染色することが行われる。しかしながら、このように
する場合には、硬化しているュリア樹脂成形品の染色性
が悪いため、均一な染色が困難になるといいう問題が生
じていた。これを回避するため、成形条件を調整して成
形品を禾硬化状態に仕上げ、これに染色しても染色むら
が発生するという問題が生じた。そこで、この発明の目
的は、ュリア樹脂成形品を均一に染色することができる
染色方法を提供することにある。
つぎに、この発明について詳しく説明する。この発明者
等は、ュリア樹脂成形品の均一染色について研究を重ね
た結果、ュリア樹脂成形材料に亜鉛華を含有させると成
形品を均一に染色できることを見いだした。すなわち、
亜鉛筆は、これまでにも触媒および顔料等に用いられて
いるが、この発明では均一染色剤として用いる。
等は、ュリア樹脂成形品の均一染色について研究を重ね
た結果、ュリア樹脂成形材料に亜鉛華を含有させると成
形品を均一に染色できることを見いだした。すなわち、
亜鉛筆は、これまでにも触媒および顔料等に用いられて
いるが、この発明では均一染色剤として用いる。
しかしながら、亜鉛華が、ュリア樹脂成形材料に対して
1.a重量%(以下%と略す)を越えて添加されている
と、亜鉛華の白色顔料としての効果が現われるとともに
成形時のガス抜け性が悪くなる。逆に添加量が0.1%
未満では効果が少なく染色むらが目立つようになる。し
たがって、亜鉛華は、ュリア樹脂成形材料に対して0.
1〜1.2%添加されることが好ましい。以上のように
、この発明の染色方法によれば、ュリア樹脂成形品を均
一に染色することができる。このように、亜鉛華の添加
により成形品の均一染色が可能なるのはつぎのような理
由によると考えられる。すなわち、成形材料に添加され
た亜鉛華は、成形材料の硬化を均一にするように作用す
る。そのため、成形品の染色が均一になると考えられる
。つぎに実施例について説明する。
1.a重量%(以下%と略す)を越えて添加されている
と、亜鉛華の白色顔料としての効果が現われるとともに
成形時のガス抜け性が悪くなる。逆に添加量が0.1%
未満では効果が少なく染色むらが目立つようになる。し
たがって、亜鉛華は、ュリア樹脂成形材料に対して0.
1〜1.2%添加されることが好ましい。以上のように
、この発明の染色方法によれば、ュリア樹脂成形品を均
一に染色することができる。このように、亜鉛華の添加
により成形品の均一染色が可能なるのはつぎのような理
由によると考えられる。すなわち、成形材料に添加され
た亜鉛華は、成形材料の硬化を均一にするように作用す
る。そのため、成形品の染色が均一になると考えられる
。つぎに実施例について説明する。
実施例 1
ュリア樹脂乾燥品lkgに、離型剤としてステアリン酸
亜鉛0.4%および亜鉛華0.1%を添加し、これをポ
ットミルに入れて4時間粉砕することにより粉末状成形
材料を得た。
亜鉛0.4%および亜鉛華0.1%を添加し、これをポ
ットミルに入れて4時間粉砕することにより粉末状成形
材料を得た。
つぎに、この成形材料を成形して成形品を得た。実施例
2 亜鉛華の添加量を0.2%に増加した以外は実施例1と
同様にして成形品を得た。
2 亜鉛華の添加量を0.2%に増加した以外は実施例1と
同様にして成形品を得た。
実施例 3
亜鉛華の添加量を0.6%に増加した以外は実施例1と
同様にして成形品を得た。
同様にして成形品を得た。
実施例 4
亜鉛華の添加量を1.0%に増加した以外は実施例1と
同様にして成形品を得た。
同様にして成形品を得た。
実施例 5
亜鉛華の添加量を1.2%に増加した以外は実施例1と
同様にして成形品を得た。
同様にして成形品を得た。
比較例
亜鉛華を添加しない以外は実施例1と同様にして成形品
を得た。
を得た。
以上の実施例および比較例の成形品の染色性、亜鉛華の
添加による成形品の色あいへの影響および成形性につい
て試験を行った。
添加による成形品の色あいへの影響および成形性につい
て試験を行った。
その結果を次表に示す。表において、◎は非常に良好、
0は良好、△はやや悪い、×は悪いを示している。なお
、試験はつぎの方法で行った。ローダミンによる染色性
:0.02%ローダミン水溶液に成形品を10分間浸潰
した後取出し、水洗、室温乾燥したのち、外観を判定し
た。
0は良好、△はやや悪い、×は悪いを示している。なお
、試験はつぎの方法で行った。ローダミンによる染色性
:0.02%ローダミン水溶液に成形品を10分間浸潰
した後取出し、水洗、室温乾燥したのち、外観を判定し
た。
ニグロシンによる染色性:0.1%ニグロシン水溶液に
成形品を10分間猿潰した後取出し、水洗、室温乾燥し
たのち、外観を判定した。
成形品を10分間猿潰した後取出し、水洗、室温乾燥し
たのち、外観を判定した。
成形品の色あいへの影響:厚み3側のカラープレートを
それぞれ14000で成形し、亜鉛華による色あいへの
影響をプラン外こ比べて判定した。
それぞれ14000で成形し、亜鉛華による色あいへの
影響をプラン外こ比べて判定した。
成形性:丸形コップをそれぞれ成形し、そのときの溶融
時間を調べた。そして、溶融時間が1硯砂・以下を非常
に良好、1の砂を越え2の砂以下を良好、2の砂を越え
3硯砂以下をやや悪い、4栃砂以上を悪いとした。表か
ら明らかなように、亜鉛華の添加により成形品の染色性
が向上していることがわかる。
時間を調べた。そして、溶融時間が1硯砂・以下を非常
に良好、1の砂を越え2の砂以下を良好、2の砂を越え
3硯砂以下をやや悪い、4栃砂以上を悪いとした。表か
ら明らかなように、亜鉛華の添加により成形品の染色性
が向上していることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ユリア樹脂成形材料に亜鉛華を添加混合し、そのユ
リア樹脂成形材料を用いてユリア樹脂成形品をつくり、
そのユリア樹脂成形品を染色することを特徴とするユリ
ア樹脂成形品の染色方法。 2 亜鉛華の添加量が、ユリア樹脂成形材料に対して0
.2〜1.0重量%に選ばれている特許請求の範囲第1
項のユリア樹脂成形品を染色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53015821A JPS6036501B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | ユリア樹脂成形品の染色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53015821A JPS6036501B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | ユリア樹脂成形品の染色方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54107973A JPS54107973A (en) | 1979-08-24 |
JPS6036501B2 true JPS6036501B2 (ja) | 1985-08-21 |
Family
ID=11899507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53015821A Expired JPS6036501B2 (ja) | 1978-02-13 | 1978-02-13 | ユリア樹脂成形品の染色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036501B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231527Y2 (ja) * | 1984-05-18 | 1990-08-27 |
-
1978
- 1978-02-13 JP JP53015821A patent/JPS6036501B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231527Y2 (ja) * | 1984-05-18 | 1990-08-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54107973A (en) | 1979-08-24 |
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