JPS6036331Y2 - ガス混合器 - Google Patents
ガス混合器Info
- Publication number
- JPS6036331Y2 JPS6036331Y2 JP1981148088U JP14808881U JPS6036331Y2 JP S6036331 Y2 JPS6036331 Y2 JP S6036331Y2 JP 1981148088 U JP1981148088 U JP 1981148088U JP 14808881 U JP14808881 U JP 14808881U JP S6036331 Y2 JPS6036331 Y2 JP S6036331Y2
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- Japan
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- gas
- mixer
- rows
- duct
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、乾式脱硝装置、その他混合器すなわち少な
いドラフトロスで流体（ガス）を混合し拡散するための
ガス混合器に関するものである。
いドラフトロスで流体（ガス）を混合し拡散するための
ガス混合器に関するものである。
従来のガス混合器には目的により色々なものがあるが、
何れも構造が複雑でかつドラフトロスの大きいものであ
った。
何れも構造が複雑でかつドラフトロスの大きいものであ
った。
言い換えるとドラフトロスを大きくしなければガス混合
の役目が果せないというのが通例であったといえる。
の役目が果せないというのが通例であったといえる。
従来の混合器の１例を第１図に示す。
ダクト００１は仕切板００２によって水平に仕切られて
おり、仕切られた各ブロックは左右交互にメクラ板００
３を設けてガス通過部を一部しゃ断させ、残りのガス通
過部にガス流れを反転させるガイドベーン００４を設け
ている。
おり、仕切られた各ブロックは左右交互にメクラ板００
３を設けてガス通過部を一部しゃ断させ、残りのガス通
過部にガス流れを反転させるガイドベーン００４を設け
ている。
この混合器によりガス流れは、水平に仕切られた各ブロ
ック毎に反転し、下流側ではガスが混合状態になる。
ック毎に反転し、下流側ではガスが混合状態になる。
又、各ブロックは縦に仕切ってもよい。
上の例でもわかる様に、ガス流れを構造上強制的に変え
るためにドラフトロスが大きくなル欠点をもっている。
るためにドラフトロスが大きくなル欠点をもっている。
ＮＨ３を還元剤とする乾式排煙脱硝装置では、排ガス中
に注入されたＮＨ３がダクト内全域に拡散し、排ガスと
混合することが望ましい。
に注入されたＮＨ３がダクト内全域に拡散し、排ガスと
混合することが望ましい。
ところがＮＨ３の注入ノズルに対してダクト断面が非常
に大きいために、自然拡散によろうとすればかなり長い
距離をおかねばならない。
に大きいために、自然拡散によろうとすればかなり長い
距離をおかねばならない。
従ってＮＨ３注入ノズルの後流に混合器が設置されるの
であるが従来の混合器を利用するとすればドラフトロス
が大きくなる。
であるが従来の混合器を利用するとすればドラフトロス
が大きくなる。
第２図は、乾式排煙脱硝装置において、排ガス中に注入
されたＮＨ３が短距離のうちに拡散混合しかつドラフト
ロスの少なくなることを目的とした混合器の１例を禾す
図で、ダクトのガス流れ方向に垂直な面に、複数の管を
配置した管列を、２重以上にかつ交互の管列の方向が交
差するように設置したものである。
されたＮＨ３が短距離のうちに拡散混合しかつドラフト
ロスの少なくなることを目的とした混合器の１例を禾す
図で、ダクトのガス流れ方向に垂直な面に、複数の管を
配置した管列を、２重以上にかつ交互の管列の方向が交
差するように設置したものである。
図において、ダクト０１の中に管列を上流管０２と下流
管０３とを２重にかつ交互に配置し、しかも上流管０２
と下流管０３とを補強材０４で接続して強度を持たせる
構造になっている。
管０３とを２重にかつ交互に配置し、しかも上流管０２
と下流管０３とを補強材０４で接続して強度を持たせる
構造になっている。
混合器の上流側で注入されたＮＨ３は、混合器の上流管
列により上流管軸と直角方向に拡散され、下流管列によ
り下流管群と直角方向に拡散されて全体が混合される。
列により上流管軸と直角方向に拡散され、下流管列によ
り下流管群と直角方向に拡散されて全体が混合される。
第２図の例は管列を２重に設けた場合であるが、管列を
２重よりも多く配置してもよい。
２重よりも多く配置してもよい。
又管状部材が、中空のものも中空でないものも同様の作
用効果が得られることはもちろんである。
用効果が得られることはもちろんである。
しかし本例のように管状部材を使用する場合は、次のよ
うな欠点があった。
うな欠点があった。
ア 石炭焚きボイラ等の排ガス中には灰が多量に含まれ
ているため第３，４図に示すように、混合器の管部材に
アッシュエロージョンＥが発生していた。
ているため第３，４図に示すように、混合器の管部材に
アッシュエロージョンＥが発生していた。
〔アッシュエロージョンは灰粒子の摩擦によって発生す
るもので、第３図で示すように４５°付近が最も発生が
多い〕 イ 管部材では、ガスの流れに乱流を起しにくく、従っ
て攪拌効果が小さい。
るもので、第３図で示すように４５°付近が最も発生が
多い〕 イ 管部材では、ガスの流れに乱流を起しにくく、従っ
て攪拌効果が小さい。
本考案は上記の欠点を解消し、アッシュエロージョンが
発生せずしかもドラフトロスの小さいガス混合器を提供
することを目的としている。
発生せずしかもドラフトロスの小さいガス混合器を提供
することを目的としている。
この目的を達成するために、本考案においては、ダクト
のガス流れ方向に垂直な面に、複数の、断面が三角形で
かつその一辺がガス上流に向かってガス流れに直角とな
るよう配置された柱状部材を少くとも２列、しかも部材
列の方向が互に交差するように配置されているとともに
、上流側部材と下流側部材とが補強材によって互に等間
隔に接続されているもので、この構成によりアッシュエ
ロージョンが発生せずしかもガスを短時間に混合させ得
るのが特徴である。
のガス流れ方向に垂直な面に、複数の、断面が三角形で
かつその一辺がガス上流に向かってガス流れに直角とな
るよう配置された柱状部材を少くとも２列、しかも部材
列の方向が互に交差するように配置されているとともに
、上流側部材と下流側部材とが補強材によって互に等間
隔に接続されているもので、この構成によりアッシュエ
ロージョンが発生せずしかもガスを短時間に混合させ得
るのが特徴である。
以下本考案を第６図および第７図に例示した本考案の好
適な実施例について詳述する。
適な実施例について詳述する。
第６図および第７図において、１はダクト、２は断面三
角形の柱状部材（上流側）、３は２と同様の部材（下流
側）、４は補強材、矢印はガスＧの流れ方向を示す。
角形の柱状部材（上流側）、３は２と同様の部材（下流
側）、４は補強材、矢印はガスＧの流れ方向を示す。
なお三角部材２，３は中空でも中空でなくてもよい。
三角部材２，３は、ダクトのガス流れ方向に垂直な面に
、複数個ずつ列をなして、一辺がガス上流に向かってガ
ス流れに直角となるよう配置しである。
、複数個ずつ列をなして、一辺がガス上流に向かってガ
ス流れに直角となるよう配置しである。
この列を２列以上にかつ部材列の方向が互に交差するよ
うに配置しである。
うに配置しである。
上流側の部材２と、下流側の部材３とは、補強材４によ
って互に等間隔に接続しである。
って互に等間隔に接続しである。
混合器の上流側てＮＨ３を注入すると、注入されたＮＨ
３は混合器の上流部材２の列により上流側部材２の軸と
直角方向に拡散され、下流側部材３列により下流側部材
３の群と直角方向に拡散されて全体が混合される。
３は混合器の上流部材２の列により上流側部材２の軸と
直角方向に拡散され、下流側部材３列により下流側部材
３の群と直角方向に拡散されて全体が混合される。
第７図の例は部材列を２重に設けた場合であるが、部材
列を２重より多く配置してもよい。
列を２重より多く配置してもよい。
本考案の混合器によれば次のような効果を得ることがで
きる。
きる。
ア 断面が三角形の部材を使用することによって石炭焚
きボイラに設置した場合でも灰粒子との摩擦面積が小さ
くなるので、灰粒子は落下（−でアッシュエロージョン
は発生しにくい。
きボイラに設置した場合でも灰粒子との摩擦面積が小さ
くなるので、灰粒子は落下（−でアッシュエロージョン
は発生しにくい。
イ 第６図に示されるように、断面が三角形の部材では
第５図の円柱部材に比べてガスの流れに乱流を起こし易
いため撹拌効果が大になり、従ってガスの混合効果が増
大する。
第５図の円柱部材に比べてガスの流れに乱流を起こし易
いため撹拌効果が大になり、従ってガスの混合効果が増
大する。
第１図および第２図はそれぞれ異なった従来のガス混合
器の斜視図、第３図および第４図は第２図のガス混合器
の管部材の断面図および斜視図、第５図は従来の円柱部
材におけるガス乱流を示す断面図、第６図は本考案によ
る三角形部材におけるガス乱流を示す断面図、および第
７図は本考案による混合器の斜視図である。 ００１・・ダクト、００２・・仕切板、００３・・メク
ラ板、００４・・ガイドベーン、０１・・ダクト、０２
・・上流管、０３・・下流管、０４・・補強材、１・・
ダクト、２，３・・柱状部材、４・・補強材。
器の斜視図、第３図および第４図は第２図のガス混合器
の管部材の断面図および斜視図、第５図は従来の円柱部
材におけるガス乱流を示す断面図、第６図は本考案によ
る三角形部材におけるガス乱流を示す断面図、および第
７図は本考案による混合器の斜視図である。 ００１・・ダクト、００２・・仕切板、００３・・メク
ラ板、００４・・ガイドベーン、０１・・ダクト、０２
・・上流管、０３・・下流管、０４・・補強材、１・・
ダクト、２，３・・柱状部材、４・・補強材。
Claims (1)
- ２種以上のガスをダクト内で混合するガス混合器におい
て、ダクトのガス流れ方向に垂直な面に、複数の、断面
、三角形でかつ一辺がガス上流に向かってガス流れと直
角となるよう配置された部材の列を、少くとも２列、そ
れらの部材の列の方向が互に交差するように配置されて
いることを特徴とするガス混合器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981148088U JPS6036331Y2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | ガス混合器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981148088U JPS6036331Y2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | ガス混合器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853226U JPS5853226U (ja) | 1983-04-11 |
| JPS6036331Y2 true JPS6036331Y2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=29940911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981148088U Expired JPS6036331Y2 (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | ガス混合器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6036331Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101476619B1 (ko) * | 2012-08-09 | 2014-12-26 | 주식회사 퍼시스 | 가구용 체결 장치 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002306938A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-22 | Horiba Ltd | 流体混合装置 |
| JP5759698B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2015-08-05 | 株式会社朝日工業社 | オイルミストコレクタを用いたオイルミスト除去方法 |
| JP5835962B2 (ja) * | 2011-06-24 | 2015-12-24 | 三菱重工業株式会社 | 排ガスダクト及びこれを備えた脱硝装置 |
| JP6434852B2 (ja) * | 2014-04-22 | 2018-12-05 | 水ｉｎｇ株式会社 | 攪拌装置及びその設置方法 |
-
1981
- 1981-10-07 JP JP1981148088U patent/JPS6036331Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101476619B1 (ko) * | 2012-08-09 | 2014-12-26 | 주식회사 퍼시스 | 가구용 체결 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5853226U (ja) | 1983-04-11 |
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