JPS603507Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPS603507Y2 JPS603507Y2 JP16383581U JP16383581U JPS603507Y2 JP S603507 Y2 JPS603507 Y2 JP S603507Y2 JP 16383581 U JP16383581 U JP 16383581U JP 16383581 U JP16383581 U JP 16383581U JP S603507 Y2 JPS603507 Y2 JP S603507Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receptacle
- plug
- hole
- contact members
- contact member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は永久磁石を利用した電気コネクタの構造に関す
るものである。
るものである。
従来のコネクタはプラグとレセプタクルの接合力にいず
れも接点材料自体の弾力を利用しており、長期間の使用
にはその接合力を維持し得ないものであり、又プラグと
レセプタクルの両方に永久磁石を内蔵したものにあって
は磁石自体の内部抵抗の増大及び磁力線の増加に伴う磁
気漏洩が透起され必ずしも磁石増加による作用効果の向
上をなし得す、コストの増加を必要とする割には予想以
上の効果を奏し得ないものであった。
れも接点材料自体の弾力を利用しており、長期間の使用
にはその接合力を維持し得ないものであり、又プラグと
レセプタクルの両方に永久磁石を内蔵したものにあって
は磁石自体の内部抵抗の増大及び磁力線の増加に伴う磁
気漏洩が透起され必ずしも磁石増加による作用効果の向
上をなし得す、コストの増加を必要とする割には予想以
上の効果を奏し得ないものであった。
本考案はか）る従来のコネクタの欠点を解決したコネク
タ構造に関連するもので、以下実施例を図面を用いて説
明する。
タ構造に関連するもので、以下実施例を図面を用いて説
明する。
図面はプラグ１とレセプタクル２の結合状態を断面図で
示しており、レセプタクル２は厚さ方向に着磁した電気
的に絶縁性を有する永久磁石板、例えばフェライト磁石
板３に２個の透孔４を設け、この透孔４の一側、即ち、
図面下側に例えば銀メッキを施した鉄等の導電性かつ強
磁性体からなるレセプタクル側接点部材５がその透孔を
塞ぐよう接着剤等により固定されている。
示しており、レセプタクル２は厚さ方向に着磁した電気
的に絶縁性を有する永久磁石板、例えばフェライト磁石
板３に２個の透孔４を設け、この透孔４の一側、即ち、
図面下側に例えば銀メッキを施した鉄等の導電性かつ強
磁性体からなるレセプタクル側接点部材５がその透孔を
塞ぐよう接着剤等により固定されている。
この接点部材５の形状は図示の如く突起部６を有するこ
とが組立上から望ましい。
とが組立上から望ましい。
またこれら接点部材５を覆うようにゴム等からなる絶縁
性カバー７が設けられ、かっこのカバー７を通して接点
部材５から２本のリード線８が導出されている。
性カバー７が設けられ、かっこのカバー７を通して接点
部材５から２本のリード線８が導出されている。
一方、プラグ１は上記透孔４に挿入し得る形状の突起部
９を有する２個のプラグ側接点部材１゜を絶縁性基板１
１に透孔４に対応する位置に取付け、絶縁性カバー１２
で覆うとともに上記接点部材１０から２本のリード線１
３を導出してなる。
９を有する２個のプラグ側接点部材１゜を絶縁性基板１
１に透孔４に対応する位置に取付け、絶縁性カバー１２
で覆うとともに上記接点部材１０から２本のリード線１
３を導出してなる。
こ）に後記する理由により、接点部材１０は基板１１に
対して上下にある程度動くように、即ち遊びをもって取
付けることが望ましい。
対して上下にある程度動くように、即ち遊びをもって取
付けることが望ましい。
このため図示の実施例では接点部材１０の取付軸１４の
長さが基板１１の厚さより大きくなって、接点部材１０
が基板１１に対しである程度動けるようになっている。
長さが基板１１の厚さより大きくなって、接点部材１０
が基板１１に対しである程度動けるようになっている。
本考案のコネクタは上述の如き構造を有するのでプラグ
１とレセプタクル２の結合力が磁力により得られる利点
がある。
１とレセプタクル２の結合力が磁力により得られる利点
がある。
即ち、プラグ１とレセプタクル２を図示の如く嵌合する
と、永久磁石板３のＮ、 Ｓ両極間はプラグ側接点部材
１０とレセプタクル側接点部材５により短絡されるので
高磁速密度の磁路が形成され、接点部材５，１０は互い
に吸着する。
と、永久磁石板３のＮ、 Ｓ両極間はプラグ側接点部材
１０とレセプタクル側接点部材５により短絡されるので
高磁速密度の磁路が形成され、接点部材５，１０は互い
に吸着する。
そしてこの吸着によりプラグ１とレセプタクル２の結合
力が得られるとともに、両接点部材５，１０の電気的接
触がなされる。
力が得られるとともに、両接点部材５，１０の電気的接
触がなされる。
また永久磁石板３自体は絶縁性を有しているので、２つ
の接点部材５又は１０同志が短絡することは勿論ない。
の接点部材５又は１０同志が短絡することは勿論ない。
更に接点部材１０を実施例の如く基板１１に対して遊び
をもって取付けた場合には、接点部材５．１０の工作精
度が正確でなくとも、接点部材５．１０の接触を確実に
できる。
をもって取付けた場合には、接点部材５．１０の工作精
度が正確でなくとも、接点部材５．１０の接触を確実に
できる。
以上説明したように本考案によれば従来の如く接点材料
の弾力を利用しないで、永久磁石の磁力を利用してコネ
クタの結合力を得ることができ、永い期間の使用にも耐
え得るコネクタを実現することができると共に、部品数
が比較的少なく製作可能とされ、製作コストの低廉化を
なし得、又比較的肉薄の永久磁石の使用を可能とするも
のであって、製作性、即ち、透孔の開設を容易になすと
同時にそれが透孔の厚幅及び径に即応した突起部との確
実な係合性を約束し得るものであると共にコネクタ自体
の肉薄化を可能と威し得るものであって、前記磁石と相
まった確実な係合性と共に充分な趣好性を保有し得るも
のである。
の弾力を利用しないで、永久磁石の磁力を利用してコネ
クタの結合力を得ることができ、永い期間の使用にも耐
え得るコネクタを実現することができると共に、部品数
が比較的少なく製作可能とされ、製作コストの低廉化を
なし得、又比較的肉薄の永久磁石の使用を可能とするも
のであって、製作性、即ち、透孔の開設を容易になすと
同時にそれが透孔の厚幅及び径に即応した突起部との確
実な係合性を約束し得るものであると共にコネクタ自体
の肉薄化を可能と威し得るものであって、前記磁石と相
まった確実な係合性と共に充分な趣好性を保有し得るも
のである。
なお実施例では２系統の電気回路を接続するコネクタを
例示したが、透孔、及び接点部材の数を増減すれば１又
は多系統のコネクタを得ることもできる。
例示したが、透孔、及び接点部材の数を増減すれば１又
は多系統のコネクタを得ることもできる。
図面は本考案のコネクタの実施例を断面図で示す。
１・・・・・・プラグ、２・・・・・・レセプタクル、
３・・・・・・永久磁石板、５，１０・・・・・・接点
部材。
３・・・・・・永久磁石板、５，１０・・・・・・接点
部材。
Claims (1)
- 厚さ方向に着磁され、且つ該厚さ方向に於ける一方向よ
り他方向に向かつて−ないし複数個の透孔を開設された
永久磁石板に於ける該開設透孔の夫々の一方開口面に、
該透孔を閉塞せしめると共に互に絶縁された導電性且つ
強磁性の接触部材を固定してレセプタクルを構威せしめ
、別途該レセプタクルに於ける開口透孔に挿入し得る導
電性且つ強磁性の突起部を有する接点部材を適宜の絶縁
性基板上に該開設透孔に対応設置してプラグを構威し、
該レセプタクル並びにプラグに於ける夫々に対応する接
点部材が他の接点部材との有効な絶縁条件下に於いて接
触導通し得るようにしたことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16383581U JPS603507Y2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16383581U JPS603507Y2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57127487U JPS57127487U (ja) | 1982-08-09 |
| JPS603507Y2 true JPS603507Y2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=29956115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16383581U Expired JPS603507Y2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603507Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-11-04 JP JP16383581U patent/JPS603507Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57127487U (ja) | 1982-08-09 |
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