JPS6034844B2 - Lc発振器 - Google Patents
Lc発振器Info
- Publication number
- JPS6034844B2 JPS6034844B2 JP8295478A JP8295478A JPS6034844B2 JP S6034844 B2 JPS6034844 B2 JP S6034844B2 JP 8295478 A JP8295478 A JP 8295478A JP 8295478 A JP8295478 A JP 8295478A JP S6034844 B2 JPS6034844 B2 JP S6034844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- terminal
- amplifier
- output
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、発振器のうち特にLC発振器に関するもの
である。
である。
従来の出力レベル安定度を良くしたLC発振器には、構
成の一部である正帰還ループ回路にダイオードリミッを
使用しているものもあるが、しかしながら温度変化によ
りこのダイオードリミッタの特性が変動するという欠点
がある。
成の一部である正帰還ループ回路にダイオードリミッを
使用しているものもあるが、しかしながら温度変化によ
りこのダイオードリミッタの特性が変動するという欠点
がある。
そのため、これに起因してLC発振器の特性上の重要な
要件の一つである温度変化に対する出力レベルの安定度
を悪くしている。
要件の一つである温度変化に対する出力レベルの安定度
を悪くしている。
これをさらに図面によって説明する。第1図は従来のL
C発振器において、その正帰還ループにダイオードリミ
ツタを使用しているものの一例を示すものである。第2
図はダイオードの電圧と電流との関係を示した特性説明
図である。
C発振器において、その正帰還ループにダイオードリミ
ツタを使用しているものの一例を示すものである。第2
図はダイオードの電圧と電流との関係を示した特性説明
図である。
第1図において、1は共振回路で、一端が接地され、か
つ、中間タップ3を有するコイル2とコンデンサ4とで
礎成される。
つ、中間タップ3を有するコイル2とコンデンサ4とで
礎成される。
また、共振回路1の非接地側の一端にその入力が接続さ
れている増幅器5を設け、この増幅器5の出力と中間タ
ップ3との間に抵抗器6,7が直列に接続され、さらに
、抵抗器6と7の接続点と接地間に互に逆極性のダイオ
ード8,9により構成されるダイオードリミッタ10が
接され、以上でLC発振器が構成されている。なお、1
1は出力端子である。この種のLC発振器においては、
増幅器5の出力がプラス側に成長したときはダイオード
8により、またマイナス側に成長したときはダイオード
9により一定振幅を得ることができる。その結果、増幅
器5の入力には抵抗器7、共振回路1を介して一定の帰
還電圧が得られることとなる。
れている増幅器5を設け、この増幅器5の出力と中間タ
ップ3との間に抵抗器6,7が直列に接続され、さらに
、抵抗器6と7の接続点と接地間に互に逆極性のダイオ
ード8,9により構成されるダイオードリミッタ10が
接され、以上でLC発振器が構成されている。なお、1
1は出力端子である。この種のLC発振器においては、
増幅器5の出力がプラス側に成長したときはダイオード
8により、またマイナス側に成長したときはダイオード
9により一定振幅を得ることができる。その結果、増幅
器5の入力には抵抗器7、共振回路1を介して一定の帰
還電圧が得られることとなる。
従って、増幅器5の出力から一定レベルの発振出力を取
り出せるのである。しかしながら、ダイオードリミッタ
1川ま、第2図に示すダイオードの順電圧対順電流の特
性曲線上の鏡斜が急変する部分を利用しているので、普
通一般に知られている通常のダイオードの温度依存性、
一2.2hV/℃から判断して温度変動に対しての出力
レベルの安定性を充分に得られない欠点がある。
り出せるのである。しかしながら、ダイオードリミッタ
1川ま、第2図に示すダイオードの順電圧対順電流の特
性曲線上の鏡斜が急変する部分を利用しているので、普
通一般に知られている通常のダイオードの温度依存性、
一2.2hV/℃から判断して温度変動に対しての出力
レベルの安定性を充分に得られない欠点がある。
例えば、2び0におけるダイオードの電圧対電流の特性
が急変する曲折点を、仮りに0.6Vとすると、温度変
化20±2ぴ0に対し曲折点の変動、すなわち、リミツ
タレベルの変動は土7%程度生ずる。そのため、LC発
振器出力レベルも同じ割合で変動する。なお、第2図で
VLはリミッタ領域、V川は非IJミッタ領域を示す。
この発明は上記した欠点を除去するとともに、構成を簡
単にして省力化を計り、かつ、温度変化に対し安定なL
C発振器を提供することを目的とするものである。以下
この発明について説明する。第3図はこの発明の一実施
例の構成図、第4図は第3図におけるこの発明を具体化
した回路図である。
が急変する曲折点を、仮りに0.6Vとすると、温度変
化20±2ぴ0に対し曲折点の変動、すなわち、リミツ
タレベルの変動は土7%程度生ずる。そのため、LC発
振器出力レベルも同じ割合で変動する。なお、第2図で
VLはリミッタ領域、V川は非IJミッタ領域を示す。
この発明は上記した欠点を除去するとともに、構成を簡
単にして省力化を計り、かつ、温度変化に対し安定なL
C発振器を提供することを目的とするものである。以下
この発明について説明する。第3図はこの発明の一実施
例の構成図、第4図は第3図におけるこの発明を具体化
した回路図である。
まず、第3図によってこの発明の一実施例を説明する。
この実施例においては、任意のレベルにて発振を持続さ
せるために抵抗器12の一端に接続されている正極性電
源13および抵抗器14の一端に接続されている負極性
電源15とを備えている電源回路16と、電源回路16
の抵抗器12の他端に接続されているa端子17と、抵
抗器14の他端に接続されているb端子18と、その制
御のための信号が受領されているc端子19と、このc
端子19にて受領された前記信号の極性に応じて正の電
流と負の電流を交互に制御して送出させるd端子20と
を備えているスイッチ回路21とを備えており、その他
は第1図と同じである。そして、スイッチ回路21のd
端子2川こ中間タップ3が接続され、増幅器5の出力が
スイッチ回路21のc端子19に接続されらる。次に動
作について説明する。
せるために抵抗器12の一端に接続されている正極性電
源13および抵抗器14の一端に接続されている負極性
電源15とを備えている電源回路16と、電源回路16
の抵抗器12の他端に接続されているa端子17と、抵
抗器14の他端に接続されているb端子18と、その制
御のための信号が受領されているc端子19と、このc
端子19にて受領された前記信号の極性に応じて正の電
流と負の電流を交互に制御して送出させるd端子20と
を備えているスイッチ回路21とを備えており、その他
は第1図と同じである。そして、スイッチ回路21のd
端子2川こ中間タップ3が接続され、増幅器5の出力が
スイッチ回路21のc端子19に接続されらる。次に動
作について説明する。
電源回路16の正極性電源13の出力は、抵抗器12を
介してスイッチ回路21のa端子17に加えられる。
介してスイッチ回路21のa端子17に加えられる。
また、電源回路16の負極性電源15の出力は抵抗器1
4を介してスイッチ回路21のb端子18に加えられる
。スイッチ回路21は増幅器6の出力電圧の極性に応じ
て切り替えられ、正極性電源13からの電流または負極
性電源15からの電流をd端子20からコイル2の中間
タップ3に流し込む。コイル2とコンデンサ4とは並列
に接続され、共振回路1を構成し、その一端はアース電
位になっており、他端は増幅器5の入力に接続される。
発振出力は増幅器5の出力から得られ、出力端子11に
送出される。以上がこの発明の構成および動作について
の説明であるが、次に、第4図によってスイッチ回路2
1のスイッチとしてダイオード4個を使った具体例につ
いて詳説する。
4を介してスイッチ回路21のb端子18に加えられる
。スイッチ回路21は増幅器6の出力電圧の極性に応じ
て切り替えられ、正極性電源13からの電流または負極
性電源15からの電流をd端子20からコイル2の中間
タップ3に流し込む。コイル2とコンデンサ4とは並列
に接続され、共振回路1を構成し、その一端はアース電
位になっており、他端は増幅器5の入力に接続される。
発振出力は増幅器5の出力から得られ、出力端子11に
送出される。以上がこの発明の構成および動作について
の説明であるが、次に、第4図によってスイッチ回路2
1のスイッチとしてダイオード4個を使った具体例につ
いて詳説する。
スイッチ回路21のスイッチを4個のダイオード22,
23,24,25でもつてリング状に接続してa端子1
7→d端子20→b端子18 a端子17→c端子19→b様子18 の方向に正の電流が流れるように各ダイオード22,2
3,24,25の極性に予じめ定めて配列する。
23,24,25でもつてリング状に接続してa端子1
7→d端子20→b端子18 a端子17→c端子19→b様子18 の方向に正の電流が流れるように各ダイオード22,2
3,24,25の極性に予じめ定めて配列する。
そして増幅器5の出力信号がスイッチ回路21のc端子
19、すなわち、ダイオード23とダイオード24の交
点に加えられると、出力信号の極性が正の半サイクルの
期間は、ダイオード24と22が導通し、ダイオード2
3と25が非導通となり、正極性電源13→抵抗器12
→ダイオード→22→コイル2の中間タップ3の電流経
路が構成される。
19、すなわち、ダイオード23とダイオード24の交
点に加えられると、出力信号の極性が正の半サイクルの
期間は、ダイオード24と22が導通し、ダイオード2
3と25が非導通となり、正極性電源13→抵抗器12
→ダイオード→22→コイル2の中間タップ3の電流経
路が構成される。
また増幅器5の出力信号が負の半サイクルの期間はダイ
オード23と25が導通し、ダイオード24と22が非
導通となり、負極性電源15→抵抗器14→ダイオード
25→コイル2の中間タップ3の電流経路が構成される
。
オード23と25が導通し、ダイオード24と22が非
導通となり、負極性電源15→抵抗器14→ダイオード
25→コイル2の中間タップ3の電流経路が構成される
。
このように増幅器5の出力信号の極性に応じて正負の電
源が交互に共振回路1に供V給され)その切替周期は、
結果的にコイル2およびコンンサ4による共振回路1の
同調周波数に基づくものであるから、増幅器5の出力信
号がスイッチを動作させるのに充分な電圧であるように
設定すれば発振を持続させるとができる。
源が交互に共振回路1に供V給され)その切替周期は、
結果的にコイル2およびコンンサ4による共振回路1の
同調周波数に基づくものであるから、増幅器5の出力信
号がスイッチを動作させるのに充分な電圧であるように
設定すれば発振を持続させるとができる。
従って、スイッチ回路21のd端子20から共振回路1
に流れ込む電流値が変動しない限り増幅器5の出力レベ
ルの変動も生じない。共振回路1に流れ込む電流値を一
定にするためには、スイッチ回路21のスイッチを構成
するダイオード22〜25の導適時におけるインピーダ
ンスの温度変動が無視できるように抵抗器12,14の
抵抗値を充分高抵抗に設定すればよい。
に流れ込む電流値が変動しない限り増幅器5の出力レベ
ルの変動も生じない。共振回路1に流れ込む電流値を一
定にするためには、スイッチ回路21のスイッチを構成
するダイオード22〜25の導適時におけるインピーダ
ンスの温度変動が無視できるように抵抗器12,14の
抵抗値を充分高抵抗に設定すればよい。
また、抵抗器12,14の抵抗値あるいは正極性電源1
3、負極性電源15の電圧値を変更することにより任意
のレベルで発振させることができる。更に、電源回路1
6を半導体を用いた定電流電源で構成すれば理想的な安
定度を得ることができる。このほか、スイッチとしてト
ランジスタ、FETなどを用することも可能である。以
上説明したようにこの発明は、温度変動に対して極めて
出力レベルが安定であると同時に、任意のレベルで発振
させることができ、構造が簡単である利点を有する。
3、負極性電源15の電圧値を変更することにより任意
のレベルで発振させることができる。更に、電源回路1
6を半導体を用いた定電流電源で構成すれば理想的な安
定度を得ることができる。このほか、スイッチとしてト
ランジスタ、FETなどを用することも可能である。以
上説明したようにこの発明は、温度変動に対して極めて
出力レベルが安定であると同時に、任意のレベルで発振
させることができ、構造が簡単である利点を有する。
図面の簡単な説明第1図は従来例のLC発振器の構成図
、第2図はダイオードの特性説明図、第3図はこの発明
の一実施例を示す構成図、第4図は第3図の実施例を具
体化した回路図である。
、第2図はダイオードの特性説明図、第3図はこの発明
の一実施例を示す構成図、第4図は第3図の実施例を具
体化した回路図である。
図中、1は共振回路、2はコイル、3は中間タップ、4
はコンデンサ、5は増幅器、11は出力端子、12,1
4は抵抗器、13は正極性電源、15は負極性電源、1
6は電源回路、21はスイッチ回路、22,23,24
,25はダイオードである。
はコンデンサ、5は増幅器、11は出力端子、12,1
4は抵抗器、13は正極性電源、15は負極性電源、1
6は電源回路、21はスイッチ回路、22,23,24
,25はダイオードである。
第1図
第2図
第3図
第4図
Claims (1)
- 1 共振回路と、この共振回路に連結された増幅器と、
正極性電源および負極性電源と、前記増幅器の出力を受
領し、その極性によつて前記正極性電源および負極性電
源からの実質的定電流を交互に前記共振回路に与えるた
めのスイツチ回路とを備えたことを特徴とするLC発振
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8295478A JPS6034844B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | Lc発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8295478A JPS6034844B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | Lc発振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5510250A JPS5510250A (en) | 1980-01-24 |
JPS6034844B2 true JPS6034844B2 (ja) | 1985-08-10 |
Family
ID=13788606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8295478A Expired JPS6034844B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | Lc発振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034844B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8718466B2 (en) | 2012-07-12 | 2014-05-06 | Micron Technology Inc. | Method and apparatus providing wave division multiplexing optical communication system with active carrier hopping |
-
1978
- 1978-07-10 JP JP8295478A patent/JPS6034844B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5510250A (en) | 1980-01-24 |
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