JPS6034590Y2 - 缶体容器の安全シ−ル - Google Patents
缶体容器の安全シ−ルInfo
- Publication number
- JPS6034590Y2 JPS6034590Y2 JP15444081U JP15444081U JPS6034590Y2 JP S6034590 Y2 JPS6034590 Y2 JP S6034590Y2 JP 15444081 U JP15444081 U JP 15444081U JP 15444081 U JP15444081 U JP 15444081U JP S6034590 Y2 JPS6034590 Y2 JP S6034590Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- seal
- score line
- safety
- cans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は容易に開蓋できる缶体容器の安全シールに関す
る。
る。
引環金等の缶切具を蓋体の鏡板上に附設した缶詰用缶等
の缶体容器は開蓋時に別に缶切具を準備することなく容
易に開蓋できるため急速に普及しつつあるが、引環金を
用いてスコアー線沿いに蓋体を引き裂いた場合、開蓋後
の切口が鋭利になるため、手指に負傷を負う欠点があっ
た。
の缶体容器は開蓋時に別に缶切具を準備することなく容
易に開蓋できるため急速に普及しつつあるが、引環金を
用いてスコアー線沿いに蓋体を引き裂いた場合、開蓋後
の切口が鋭利になるため、手指に負傷を負う欠点があっ
た。
そこで本考案は従来技術の斯かる欠点を解決するもので
、その目的とするところは、□缶体容器の蓋体にシール
越しに開蓋操作を行える安全シールを貼着することによ
り、開蓋の際に蓋体の切口が手指に触れるのを防止し、
もって使用者の安全を図ることにある。
、その目的とするところは、□缶体容器の蓋体にシール
越しに開蓋操作を行える安全シールを貼着することによ
り、開蓋の際に蓋体の切口が手指に触れるのを防止し、
もって使用者の安全を図ることにある。
本考案の安全シールを貼着する開口容易な缶体容器を図
示の実施例に基づいて説期すると、第１図において、Ａ
は食品を充填貯蔵するための有底缶本体Ｂと缶本体Ｂの
開口部を密閉するための蓋体Ｃよりなる缶体容器で、缶
本体Ｂの胴部上端と蓋体Ｃの周縁部は巻締めＤされてい
る。
示の実施例に基づいて説期すると、第１図において、Ａ
は食品を充填貯蔵するための有底缶本体Ｂと缶本体Ｂの
開口部を密閉するための蓋体Ｃよりなる缶体容器で、缶
本体Ｂの胴部上端と蓋体Ｃの周縁部は巻締めＤされてい
る。
Ｅは蓋体Ｃの周縁近くに同心状に刻まれたスコアー線、
ＦはリベットＧｉこよって蓋体Ｃ上に固着された引環金
で、該引環金Ｆの蓋体中央側端部には持上部Ｈが＝体形
成され、他方引環金Ｆの反対側端部には押圧作用部Ｉが
形成され、この押圧作用部■はスコアー線Ｅに囲まれた
部分内であって且つ該スコアー線に近接する位置に配置
されている。
ＦはリベットＧｉこよって蓋体Ｃ上に固着された引環金
で、該引環金Ｆの蓋体中央側端部には持上部Ｈが＝体形
成され、他方引環金Ｆの反対側端部には押圧作用部Ｉが
形成され、この押圧作用部■はスコアー線Ｅに囲まれた
部分内であって且つ該スコアー線に近接する位置に配置
されている。
従ってリベットＧを支点として引環金Ｆの持上部Ｈを引
き起せば、反対側の押圧作用部Ｉによってスコアー線Ｅ
が破断されるので、開蓋操作は極めて簡単に行い得る。
き起せば、反対側の押圧作用部Ｉによってスコアー線Ｅ
が破断されるので、開蓋操作は極めて簡単に行い得る。
次に、本考案に係る缶体容器の安全シールを第１図乃至
第３図について説明すると、１はプラスチック等の如き
可撓性部材や紙材よりなるシール基板で、このシール基
板１は缶体容器Ａの開口部形状と＝致する円形状に形成
されており、その一方面を缶体容器Ａの蓋体Ｃ上に貼着
される。
第３図について説明すると、１はプラスチック等の如き
可撓性部材や紙材よりなるシール基板で、このシール基
板１は缶体容器Ａの開口部形状と＝致する円形状に形成
されており、その一方面を缶体容器Ａの蓋体Ｃ上に貼着
される。
而してこのシニル基板１は蓋体Ｃに設けた円形状のスコ
アー線Ｅより直径が大きく、該シール基板１を蓋体Ｃ上
に同心的に貼着した際、シール基板１の′端縁は蓋体の
円形スコアー線Ｅより外方へ所定の距離だけ張り出すよ
う寸法法めされている。
アー線Ｅより直径が大きく、該シール基板１を蓋体Ｃ上
に同心的に貼着した際、シール基板１の′端縁は蓋体の
円形スコアー線Ｅより外方へ所定の距離だけ張り出すよ
う寸法法めされている。
さらに前記シール基板１は、缶体容器Ａの引環金Ｆをシ
ール越しに引き起すための略長円形開蓋操作用孔２を、
シール端縁よりシール中央にかけて切欠き形成している
。
ール越しに引き起すための略長円形開蓋操作用孔２を、
シール端縁よりシール中央にかけて切欠き形成している
。
本考案の作用を第４図について説明すると、引環金Ｆの
押圧作用部Ｉに近い側の缶本体Ｂ胴部上縁付近を左手全
体で把持固定しておき、右手親指によってシール基板１
越しに開蓋操作用孔２より引環金Ｆの持上部Ｈを引き起
すと、反対側の押圧作用部■かリベットＧを支点として
スコアー線Ｅ内の蓋体Ｃを下方へ押圧し、当該スコアー
線を破断する。
押圧作用部Ｉに近い側の缶本体Ｂ胴部上縁付近を左手全
体で把持固定しておき、右手親指によってシール基板１
越しに開蓋操作用孔２より引環金Ｆの持上部Ｈを引き起
すと、反対側の押圧作用部■かリベットＧを支点として
スコアー線Ｅ内の蓋体Ｃを下方へ押圧し、当該スコアー
線を破断する。
これに続いて僅かに引き起された持上部Ｈを右手人差し
指で持ち変えてから、この持上部Ｈを尚引張り上げると
、スコアー線Ｅに囲まれた蓋体Ｃの除去部分は当該スコ
アー線Ｅ沿いに破断されながら順次引き起され、斯くし
て蓋体Ｃは所望により開口する。
指で持ち変えてから、この持上部Ｈを尚引張り上げると
、スコアー線Ｅに囲まれた蓋体Ｃの除去部分は当該スコ
アー線Ｅ沿いに破断されながら順次引き起され、斯くし
て蓋体Ｃは所望により開口する。
この開蓋操作の際に蓋体Ｃに貼着された安全シール１は
蓋体Ｃの除去部分周縁を包い隠す作用をなす。
蓋体Ｃの除去部分周縁を包い隠す作用をなす。
従ってこの開蓋時に蓋体Ｃに形成される鋭利な切口は安
全シールによって包い隠されていることから、該蓋体の
切口が缶本体を静止固定させる手指と接触することもな
い。
全シールによって包い隠されていることから、該蓋体の
切口が缶本体を静止固定させる手指と接触することもな
い。
本考案は以上のように、缶体容器の蓋体に安全シールを
貼着させたままの状態で開蓋し得ることから、開蓋時に
形成される蓋体の鋭利部を該安全シールによって包い隠
すことができ、従って蓋体の鋭利部が缶本体を静止固定
する手指と触れることもないので、開蓋時に使用者の手
指を傷付けることは完全に回避される効果がある。
貼着させたままの状態で開蓋し得ることから、開蓋時に
形成される蓋体の鋭利部を該安全シールによって包い隠
すことができ、従って蓋体の鋭利部が缶本体を静止固定
する手指と触れることもないので、開蓋時に使用者の手
指を傷付けることは完全に回避される効果がある。
図面は本考案に係る安全シールの一実施例を示すもので
、第１図は安全シールと缶体容器の分解斜視図、第２図
は缶体容器の蓋体に安全シールを取付けた状態の平面図
、第３図は第２図■−■線縦断面図、第４図は安全キャ
ップを貼着した缶体容器の開蓋操作を示す説明図である
。 符号の説明、１・・・・・・シール基板、２・・・・・
・開蓋操作用孔、Ａ・・・・・・缶体容器、Ｂ・・・・
・・缶本体、Ｃ・・・・・・蓋体、Ｄ・・・・・・巻締
部、Ｅ・・・・・・スコアー線、Ｆ・・・・・・引環金
、Ｇ・・・・・・リベット、Ｈ・・・・・・持上部、■
・・・・・・押圧作用部。
、第１図は安全シールと缶体容器の分解斜視図、第２図
は缶体容器の蓋体に安全シールを取付けた状態の平面図
、第３図は第２図■−■線縦断面図、第４図は安全キャ
ップを貼着した缶体容器の開蓋操作を示す説明図である
。 符号の説明、１・・・・・・シール基板、２・・・・・
・開蓋操作用孔、Ａ・・・・・・缶体容器、Ｂ・・・・
・・缶本体、Ｃ・・・・・・蓋体、Ｄ・・・・・・巻締
部、Ｅ・・・・・・スコアー線、Ｆ・・・・・・引環金
、Ｇ・・・・・・リベット、Ｈ・・・・・・持上部、■
・・・・・・押圧作用部。
Claims (1)
- 缶体容器の蓋体上に貼着され且つ前記蓋体上に設けた円
形スコアー線より大径のシール基板に、缶体容器の引環
金をシール越しに起立させる開蓋操作用孔をシール端縁
よりシール中央にかけて切欠き形成したことを特徴とす
る缶体容器の安全シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444081U JPS6034590Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 缶体容器の安全シ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15444081U JPS6034590Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 缶体容器の安全シ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5859731U JPS5859731U (ja) | 1983-04-22 |
| JPS6034590Y2 true JPS6034590Y2 (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=29947038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15444081U Expired JPS6034590Y2 (ja) | 1981-10-17 | 1981-10-17 | 缶体容器の安全シ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6034590Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019006441A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | メモリー株式会社 | 缶および缶用ラベル |
-
1981
- 1981-10-17 JP JP15444081U patent/JPS6034590Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5859731U (ja) | 1983-04-22 |
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