JP2019006441A - 缶および缶用ラベル - Google Patents

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Norihiro Nakamura
憲広 中村
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Abstract

【課題】フルオープンエンド缶の蓋部に対してラベルを容易に着脱する。【解決手段】缶は、筒状を成す胴部と;全周にわたってスコアを有する蓋部と;胴部と蓋部とを締結する締結部と;蓋部におけるスコアの内側にリベットを介して連結され、リベットより蓋部の中央側にリング状の指掛け部を有するタブと;蓋部とタブとの間に挟み込まれたシート状のラベルとを備える。ラベルは、蓋部とタブとの間に挟み込まれた状態で、蓋部におけるリベットが位置する領域を締結部との間に画定する切欠き部と;蓋部とタブとの間に挟み込まれた状態で、蓋部と指掛け部との間に位置する挟込み部と;蓋部とタブとの間に挟み込まれた状態で、締結部の内側に嵌る形状を成す外縁部とを有する。【選択図】図3

Description

本明細書は、缶および缶用ラベルを開示する。
金属性の容器である缶は、人間用の食品やペット用の飼料を詰めるために用いられる。缶の種類としては、開口用の道具を使用せずに容易に開口可能に構成されたイージーオープン蓋を備えるイージーオープンエンド缶が広く知られている。イージーオープンエンド缶としては、蓋の全周にスコア(切込み)加工が施されたフルオープニング蓋を備えるフルオープンエンド缶も知られている。フルオープニング蓋におけるスコアの内側には、リング状の指掛け部を有するタブがリベットを介して連結されている。フルオープンエンド缶を開封する際には、利用者がタブを引き起こしてから引っ張ることによって、蓋がスコアの内側で切り離され開口状態になる(例えば、特許文献1を参照)。
また、商品名、内容物、製造者、成分などに関連する情報を缶に表示する方法としては、缶の表面に印刷する方法、缶の表面に印刷フィルムをラミネートする方法、缶の表面に印刷ラベルを糊付けする方法などが一般的に知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2001−270523号公報 特開2003−81276号公報
フルオープンエンド缶において、スコアやタブが設けられた蓋部にラベルを装着することについて、十分な検討がなされていなかった。
(1)本明細書に開示する一形態における缶は、筒状を成す胴部と;全周にわたってスコアを有する蓋部と;前記スコアを取り囲み、前記胴部と前記蓋部とを締結する締結部と;前記蓋部における前記スコアの内側にリベットを介して連結され、前記リベットより前記蓋部の中央側にリング状の指掛け部を有するタブとを備える。この缶は、更に、前記蓋部と前記タブとの間に挟み込まれたシート状のラベルを備える。前記ラベルは、前記蓋部における前記リベットが位置する領域を前記締結部との間に画定する切欠き部と;前記蓋部と前記指掛け部との間に位置する挟込み部と;前記締結部の内側に嵌る形状を成す外縁部とを有する。この形態の缶によれば、蓋部とタブとの間に挟み込むことによってラベルを保持できるため、蓋部に対してラベルを容易に着脱することができる。また、缶に装着された状態にあるラベルは、切欠き部においてリベットを避けつつ、挟込み部において蓋部とタブとの間に挟み込まれながら、外縁部において位置決めされるため、ラベルの位置ズレおよび不用意な脱落を抑制できる。
(2)上述の缶において、前記外縁部は、前記締結部の全周のうち2分の1以上にわたって前記締結部の内側に嵌る形状を成してもよい。この形態の缶によれば、外縁部の大きさを十分に確保できるため、外縁部による位置決め機能を向上させることができる。その結果、ラベルの位置ズレおよび不用意な脱落をいっそう抑制できる。
(3)上述の缶において、前記切欠き部は、前記リベットに向けて凹状を成してもよい。この形態の缶によれば、外縁部の大きさを十分に確保できるため、外縁部による位置決め機能を向上させることができる。その結果、ラベルの位置ズレおよび不用意な脱落をいっそう抑制できる。
(4)上述の缶において、前記切欠き部は、前記リベットを間に挟む形状を成してもよい。この形態の缶によれば、外縁部の大きさを十分に確保できるため、外縁部による位置決め機能を向上させることができる。その結果、ラベルの位置ズレおよび不用意な脱落をいっそう抑制できる。
本明細書に記載する技術は、缶のほか、種々の形態で実現できる。本明細書に記載する技術は、例えば、缶用ラベルなどの形態で実現できる。
缶の構成を示す説明図である。 缶にラベルを装着する様子を示す説明図である。 缶に装着されたラベルの詳細構成を示す説明図である。 ラベルの詳細構成を示す説明図である。 第2実施形態における缶の構成を示す説明図である。 第2実施形態における缶に装着されたラベルの詳細構成を示す説明図である。 第2実施形態におけるラベルの詳細構成を示す説明図である。 第3実施形態における缶の構成を示す説明図である。 第3実施形態における缶に装着されたラベルの詳細構成を示す説明図である。 第3実施形態におけるラベルの詳細構成を示す説明図である。 第4実施形態におけるラベルの詳細構成を示す説明図である。
A.第1実施形態
図1は、缶100の構成を示す説明図である。図2は、缶100にラベル200を装着する様子を示す説明図である。缶100は、いわゆるフルオープンエンド缶である(例えば、日本工業規格JIS Z 0108:2012を参照)。缶100は、人間用の食品やペット用の飼料を詰めるために用いられる金属性の容器である。本実施形態では、缶100は、円筒状の丸缶である。他の実施形態では、缶100は、楕円筒状の楕円缶であってもよいし、四角筒状の角缶であってもよい。缶100は、胴部110と、蓋部120と、締結部130と、タブ150と、底部160とを備える。
缶100の胴部110は、筒状を成す。胴部110は、筒状に加工された金属板である。胴部110は、缶100の側面を構成する。本実施形態では、胴部110は、円筒状を成す。
缶100の蓋部120は、全周にわたってスコア122を有する。蓋部120は、切り込みとしてスコア122が表面に加工された金属板である。蓋部120は、缶100の上面を構成する。本実施形態では、蓋部120は、円状を成す。蓋部120には、強度や利便性の向上を目的として、凹凸加工が施されていてもよい。
缶100の締結部130は、スコア122を取り囲む。締結部130は、胴部110と蓋部120とを締結する。締結部130は、胴部110と蓋部120とを巻き締めすることによって形成された部位である。締結部130は、蓋部120より上方に突出している。本実施形態では、締結部130は、円環状を成す。
缶100のタブ150は、蓋部120をスコア122の内側で切り離し可能に構成されている。タブ150は、蓋部120におけるスコア122の内側にリベット152を介して連結されている。リベット152は、スコア122の内側における一方向に偏った位置に設けられている。タブ150は、リベット152より蓋部120の中央側にリング状の指掛け部154を有する。本実施形態では、タブ150は、金属製である。
缶100の底部160は、蓋部120に対向する壁面である。底部160は、缶100の底面を構成する金属板である。本実施形態では、底部160は、円状を成す。
缶100は、更に、ラベル200を備える。ラベル200は、シート状を成す。本実施形態では、ラベル200は、紙製である。他の実施形態では、ラベル200は、合成樹脂製であってもよいし、ラミネート加工された紙製であってもよい。ラベル200は、図2に示す矢印方向から蓋部120とタブ150との間に挟み込むことによって、図1に示すように缶100に装着された状態となる。
図3は、缶100に装着されたラベル200の詳細構成を示す説明図である。図4は、ラベル200の詳細構成を示す説明図である。図3および図4における一点鎖線は、缶100を蓋部120側から見た場合における缶100の外形の中心を示す。ラベル200は、切欠き部210と、挟込み部220と、外縁部230とを備える。
ラベル200の切欠き部210は、ラベル200の外縁の一部を構成する。切欠き部210は、蓋部120におけるリベット152が位置する領域128を締結部130との間に画定する。切欠き部210は、ラベル200が缶100に装着された状態で、リベット152に向けて凹状を成す。言い換えると、切欠き部210は、ラベル200の外側に向けて凹状を成す。切欠き部210は、ラベル200が缶100に装着された状態で、リベット152を間に挟む形状を成す。切欠き部210の外形は、滑らかな曲線によって構成されている。切欠き部210は、右側山部211と、左側山部212と、中央谷部213とを備える。
切欠き部210の右側山部211は、ラベル200が缶100に装着された状態で、リベット152に向かう方向から見て、リベット152より右側に位置する。切欠き部210の左側山部212は、ラベル200が缶100に装着された状態で、リベット152に向かう方向から見て、リベット152より左側に位置する。ラベル200が缶100に装着された状態で、リベット152は、右側山部211と左側山部212との間に挟まれる。
切欠き部210の中央谷部213は、右側山部211と左側山部212とを繋ぐ部位である。中央谷部213は、リベット152に向けて凹状を成す。中央谷部213は、ラベル200が缶100に装着された状態で、蓋部120とタブ150との間に挟み込まれる。
ラベル200の挟込み部220は、切欠き部210に隣接する部位である。挟込み部220は、ラベル200が缶100に装着された状態で、蓋部120と指掛け部154との間に位置する。本実施形態では、挟込み部220は、ラベル200が缶100に装着された状態で、指掛け部154の全域にわたって蓋部120との間に挟み込まれる。
ラベル200の外縁部230は、ラベル200の外縁の一部を構成する。外縁部230は、ラベル200が缶100に装着された状態で、締結部130の内側に嵌る形状を成す。外縁部230は、締結部130の全周のうち2分の1以上(本実施形態では、3分の2以上)にわたって締結部130の内側に嵌る形状を成す。本実施形態では、外縁部230は、締結部130に対応する円弧状を成す。
以上説明した第1実施形態によれば、蓋部120とタブ150との間に挟み込むことによってラベル200を保持できるため、蓋部120に対してラベル200を容易に着脱することができる。また、缶100に装着された状態にあるラベル200は、切欠き部210においてリベット152を避けつつ、挟込み部220において蓋部120とタブ150との間に挟み込まれながら、外縁部230において位置決めされるため、ラベル200の位置ズレおよび不用意な脱落を抑制できる。
また、ラベル200の外縁部230は、缶100の締結部130の全周のうち2分の1以上にわたって締結部130の内側に嵌る形状を成す。これによって、外縁部230の大きさを十分に確保できるため、外縁部230による位置決め機能を向上させることができる。その結果、ラベル200の位置ズレおよび不用意な脱落をいっそう抑制できる。
また、ラベル200の切欠き部210は、リベット152に向けて凹状を成す。これによって、外縁部230の大きさを十分に確保できるため、外縁部230による位置決め機能を向上させることができる。その結果、ラベル200の位置ズレおよび不用意な脱落をいっそう抑制できる。
また、ラベル200の切欠き部210は、右側山部211と左側山部212との間にリベット152を間に挟む形状を成す。これによって、外縁部230の大きさを十分に確保できるため、外縁部230による位置決め機能を向上させることができる。その結果、ラベル200の位置ズレおよび不用意な脱落をいっそう抑制できる。
B.第2実施形態
図5は、第2実施形態における缶100Bの構成を示す説明図である。第2実施形態の缶100Bは、ラベル200に代えてラベル200Bを備える点を除き、第1実施形態の缶100と同様である。
図6は、第2実施形態における缶100Bに装着されたラベル200Bの詳細構成を示す説明図である。図7は、第2実施形態におけるラベル200Bの詳細構成を示す説明図である。図6および図7における一点鎖線は、缶100Bを蓋部120側から見た場合における缶100Bの外形の中心を示す。第2実施形態のラベル200Bは、切欠き部の形状が異なる点を除き、第1実施形態のラベル200と同様である。ラベル200Bは、切欠き部210Bと、挟込み部220Bと、外縁部230Bとを備える。
ラベル200Bの切欠き部210Bは、ラベル200Bの外縁の一部を構成する。切欠き部210Bは、蓋部120におけるリベット152が位置する領域128Bを締結部130との間に画定する。切欠き部210Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、リベット152に向けて凹状を成す。言い換えると、切欠き部210Bは、ラベル200Bの外側に向けて凹状を成す。切欠き部210Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、リベット152を間に挟む形状を成す。切欠き部210Bの外形は、円弧状を成す。切欠き部210Bは、右側円弧部211Bと、左側円弧部212Bと、中央円弧部213Bとを備える。
切欠き部210Bの右側円弧部211Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、リベット152に向かう方向から見て、リベット152より右側に位置する。切欠き部210Bの左側円弧部212Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、リベット152に向かう方向から見て、リベット152より左側に位置する。ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、リベット152は、右側円弧部211Bと左側円弧部212Bとの間に挟まれる。
切欠き部210Bの中央円弧部213Bは、右側円弧部211Bと左側円弧部212Bとを繋ぐ部位である。中央円弧部213Bは、リベット152に向けて凹状を成す。中央円弧部213Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、蓋部120とタブ150との間に挟み込まれる。
ラベル200Bの挟込み部220Bは、切欠き部210Bに隣接する部位である。挟込み部220Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、蓋部120と指掛け部154との間に位置する。本実施形態では、挟込み部220Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、指掛け部154の全域にわたって蓋部120との間に挟み込まれる。
ラベル200Bの外縁部230Bは、ラベル200Bの外縁の一部を構成する。外縁部230Bは、ラベル200Bが缶100Bに装着された状態で、締結部130の内側に嵌る形状を成す。外縁部230Bは、締結部130の全周のうち2分の1以上(本実施形態では、3分の2以上)にわたって締結部130の内側に嵌る形状を成す。本実施形態では、外縁部230Bは、締結部130に対応する円弧状を成す。
以上説明した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、蓋部120に対してラベル200Bを容易に着脱することができる。また、第1実施形態と同様に、ラベル200Bの位置ズレおよび不用意な脱落を抑制できる。
C.第3実施形態
図8は、第3実施形態における缶100Cの構成を示す説明図である。第3実施形態の缶100Cは、ラベル200に代えてラベル200Cを備える点を除き、第1実施形態の缶100と同様である。
図9は、第3実施形態における缶100Cに装着されたラベル200Cの詳細構成を示す説明図である。図10は、第3実施形態におけるラベル200Cの詳細構成を示す説明図である。図9および図10における一点鎖線は、缶100Cを蓋部120側から見た場合における缶100Cの外形の中心を示す。第3実施形態のラベル200Cは、切欠き部の形状が異なる点を除き、第1実施形態のラベル200と同様である。ラベル200Cは、切欠き部210Cと、挟込み部220Cと、外縁部230Cとを備える。
ラベル200Cの切欠き部210Cは、ラベル200Cの外縁の一部を構成する。切欠き部210Cは、蓋部120におけるリベット152が位置する領域128Cを締結部130との間に画定する。切欠き部210Cは、直線状の外縁を成す。切欠き部210Cは、右側部211Cと、左側部212Cと、中央部213Cとを備える。
切欠き部210Cの右側部211Cは、ラベル200Cが缶100Cに装着された状態で、リベット152に向かう方向から見て、リベット152より右側に位置する。切欠き部210Cの左側部212Cは、ラベル200Cが缶100Cに装着された状態で、リベット152に向かう方向から見て、リベット152より左側に位置する。
切欠き部210Cの中央部213Cは、右側部211Cと左側部212Cとを繋ぐ部位である。中央部213Cは、ラベル200Cが缶100Cに装着された状態で、蓋部120とタブ150との間に挟み込まれる。
ラベル200Cの挟込み部220Cは、切欠き部210Cに隣接する部位である。挟込み部220Cは、ラベル200Cが缶100Cに装着された状態で、蓋部120と指掛け部154との間に位置する。本実施形態では、挟込み部220Cは、ラベル200Cが缶100Cに装着された状態で、指掛け部154における一部の領域にわたって蓋部120との間に挟み込まれる。
ラベル200Cの外縁部230Cは、ラベル200Cの外縁の一部を構成する。外縁部230Cは、ラベル200Cが缶100Cに装着された状態で、締結部130の内側に嵌る形状を成す。外縁部230Cは、締結部130の全周のうち2分の1以上にわたって締結部130の内側に嵌る形状を成す。本実施形態では、外縁部230Cは、締結部130に対応する円弧状を成す。
以上説明した第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、蓋部120に対してラベル200Cを容易に着脱することができる。また、第1実施形態と同様に、ラベル200Cの位置ズレおよび不用意な脱落を抑制できる。
E.第4実施形態
図11は、第4実施形態におけるラベル200Dの詳細構成を示す説明図である。第3実施形態のラベル200Dは、切欠き部の形状が異なる点を除き、第1実施形態のラベル200と同様である。ラベル200Dは、切欠き部210Dと、挟込み部220Dと、外縁部230Dとを備える。
ラベル200Dの切欠き部210Dは、ラベル200Dの外縁の一部を構成する。切欠き部210Dは、蓋部120におけるリベット152が位置する領域を締結部130との間に画定する。切欠き部210Dは、ラベル200Dが缶100に装着された状態で、リベット152に向けて凸状を成す。言い換えると、切欠き部210Dは、ラベル200Dの外側に向けて凸状を成す。切欠き部210Dの外形は、円弧状を成す。
ラベル200Dの挟込み部220Dは、切欠き部210Dに隣接する部位である。挟込み部220Dは、ラベル200Dが缶100に装着された状態で、蓋部120と指掛け部154との間に位置する。本実施形態では、挟込み部220Dは、ラベル200Dが缶100に装着された状態で、指掛け部154における一部の領域にわたって蓋部120との間に挟み込まれる。
ラベル200Dの外縁部230Dは、ラベル200Dの外縁の一部を構成する。外縁部230Dは、ラベル200Dが缶100に装着された状態で、締結部130の内側に嵌る形状を成す。外縁部230Dは、締結部130の全周のうち2分の1以上にわたって締結部130の内側に嵌る形状を成す。本実施形態では、外縁部230Dは、締結部130に対応する円弧状を成す。
以上説明した第4実施形態によれば、第1実施形態と同様に、蓋部120に対してラベル200Dを容易に着脱することができる。また、第1実施形態と同様に、ラベル200Dの位置ズレおよび不用意な脱落を抑制できる。
F.他の実施形態
本発明は、上述した実施形態、実施例および変形例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、上述した実施形態、実施例および変形例における技術的特徴のうち、発明の概要の欄に記載した各形態における技術的特徴に対応するものは、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えおよび組み合わせることができる。また、本明細書中に必須なものとして説明されていない技術的特徴については、適宜、削除できる。
例えば、ラベルにおける切欠き部の形状は、装着対象となる缶の蓋部および締結部の形状、リベットの位置ならびにタブ150の形状に応じて、適宜変更することが可能である。また、ラベルにおける外縁部の形状は、装着対象となる缶の蓋部および締結部の形状に応じて適宜変更することが可能である。
100,100B,100C…缶
110…胴部
120…蓋部
122…スコア
128,128B,128C…領域
130…締結部
150…タブ
152…リベット
154…指掛け部
160…底部
200,200B,200C,200D…ラベル
210,210B,210C,210D…切欠き部
211…右側山部
211B…右側円弧部
211C…右側部
212…左側山部
212B…左側円弧部
212C…左側部
213…中央谷部
213B…中央円弧部
213C…中央部
220,220B,220C,220D…挟込み部
230,230B,230C,230D…外縁部

Claims (5)

  1. 筒状を成す胴部と、
    全周にわたってスコアを有する蓋部と、
    前記スコアを取り囲み、前記胴部と前記蓋部とを締結する締結部と、
    前記蓋部における前記スコアの内側にリベットを介して連結され、前記リベットより前記蓋部の中央側にリング状の指掛け部を有するタブと
    を備える缶であって、
    更に、前記蓋部と前記タブとの間に挟み込まれたシート状のラベルを備え、
    前記ラベルは、
    前記蓋部における前記リベットが位置する領域を前記締結部との間に画定する切欠き部と、
    前記蓋部と前記指掛け部との間に位置する挟込み部と、
    前記締結部の内側に嵌る形状を成す外縁部と
    を有する、缶。
  2. 前記外縁部は、前記締結部の全周のうち2分の1以上にわたって前記締結部の内側に嵌る形状を成す、請求項1に記載の缶。
  3. 前記切欠き部は、前記リベットに向けて凹状を成す、請求項1または請求項2に記載の缶。
  4. 前記切欠き部は、前記リベットを間に挟む形状を成す、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の缶。
  5. 筒状を成す胴部と、
    全周にわたってスコアを有する蓋部と、
    前記スコアを取り囲み、前記胴部と前記蓋部とを締結する締結部と、
    前記蓋部における前記スコアの内側にリベットを介して連結され、前記リベットより前記蓋部の中央側にリング状の指掛け部を有するタブと
    を備える缶に対して、装着可能に構成されたシート状の缶用ラベルであって、
    前記蓋部と前記タブとの間に挟み込まれた状態で、前記蓋部における前記リベットが位置する領域を前記締結部との間に画定する切欠き部と、
    前記蓋部と前記タブとの間に挟み込まれた状態で、前記蓋部と前記指掛け部との間に位置する挟込み部と、
    前記蓋部と前記タブとの間に挟み込まれた状態で、前記締結部の内側に嵌る形状を成す外縁部と
    を有する缶用ラベル。
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