JP2020001822A - 飲料缶用包装容器 - Google Patents

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【課題】 本発明は、新たな構造により、飲料缶への強固な装着を可能にする包装容器を提供することを課題としている。【解決手段】 連結箇所に、従来技術に加え新たな設計構造を追加し上述の課題を克服する。具体的にはこれまでの飲料缶上端と係合させる爪を設けるという構造と併せて、飲料缶上端部を挟み込めるように包装容器内部に上端部を逃がす凹所を作成し、また凹所とともに機能する新たな爪を設けることで、包装容器に対する外部圧力に耐えうる突っ張りの役割を担わせるとともに、凹所とそれぞれの爪とをうまく連携させることでより強固に連結する構造を考案した。これにより課題を解決できた。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料缶の上部に取り付けられる、包装容器に関する。
従来から、飲料メーカー等の販売促進のひとつの手段として飲料缶の上部に取り付けられる包装容器が知られている。この種の包装容器は、特権文献1及び2に示すような、容器底面の円周開口部に設けた爪が飲料缶の上部の円周を囲む形態の収容容器で、飲料缶の上部に景品を収納するものである。
しかし、この包装容器は飲料缶の保持力が弱く、包装容器を持ち上げたときに飲料缶が脱落することがあり、また、輸送途中などに包装容器が飲料缶から離脱するようなことがあった。
特開2011−93561 特開2007−112467
本発明は、新たな構造により、飲料缶への強固な装着を可能にする包装容器を提供することを課題としている。
請求項1に記載の発明は、飲料用缶の上部に取り付けられる飲料缶用包装容器であって、底面開口部と、前記底面開口部の周縁部に周方向に間隔を空けて形成されて、前記飲料缶の上端部に嵌合する4つの凹所を含み、前記4つ凹所は、2つの凹所対を含み、前記底面部の周縁部において、各凹所対をなす前記凹所の間に設けられ、前記飲料缶の上端部に係合して、当該当上端部を内側に向けて押す複数の第1押圧爪をさらに含み、前記底面開口部の周縁部において、互いに異なる凹所対同士の間には、前記第1押圧爪が設けられていない、飲料缶用包装容器を提供する。
請求項2に記載の発明は、前記底面開口部の周縁部において、互いに異なる凹所対同士の間にそれぞれ設けられ、前記飲料缶の上端部の内側で、前記飲料缶の上面を押圧する第2の押圧爪をさらに含む、請求項1に記載の飲料缶用包装容器である。
請求項3に記載の発明は、飲料缶包装容器に使用する材質を、コートボール紙、ポリオレフィンシートおよびプラスチックフィルムシートのうちの少なくとも一種であることを条件とした請求項1または請求項2の飲料缶用包装容器である。
飲料缶への強固な装着を可能にする包装容器を提供できる。
本発明の包装容器の展開図である。 未装着状態の底面斜視図である。 装着状態の斜視図である。
以下では、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る包装容器11について説明する。図1は、包装容器11の展開図である。包装容器11は、厚さ25μの樹脂シート(たとえばポリプロピレンシートを用いて形成されている)とする。
図1に示すように正面1、側面2、背面3を含む包装容器11の底面には飲料缶21を貫通させるための円形の底面開口部4を施している。底面開口部4の周縁部には、4つのL字状の凹所6a〜6dが周方向に間隔を空けて設けられている。包装容器11を飲料缶21の上部に取り付けた状態で4つの凹所6a〜6dは、それぞれ、飲料缶21の上端部22に嵌合している。凹所6aと6bとは互いに対を成し、凹所6cと凹所6dとが互いに対を成している。(凹所対を形成)
底面開口部4の周縁部において、凹所6aと凹所6bとの間、および凹所6cと凹所6dとの間には、それぞれ、複数(たとえば4つ)の第1押圧爪5が設けられている。各第1押圧爪5は、折り曲げ片によって構成されており、弾性変形可能に設けられている。この実施形態では、複数の第1押圧爪5が隙間なく設けられているが、間隔を空けて設けられていてもよい。凹所間に設けられている第1押圧爪5の数は、4個に限られず2〜8個の範囲であってもよいが、飲料缶円弧の長さから設ける片数に限りがあること、および1片あたりに独立した保持力を持たすことを優先条件とした結果、4〜5片が最も実用的と言える。
しかし飲料缶の口径サイズが各メーカーによって若干異なり、また本発明包装容器を前述のどの素材で製造するかによって、そのような多様な口径飲料缶との装着度合が決まるので、第1押圧爪5の片数は適宜変更すればよい。
また、底面開口部4の周縁部において、凹所6bと凹所6cとの間、および凹所6aと凹所6dとの間には、それぞれ、ひとつの第2押圧爪7が設けられている。包装容器11を飲料缶21の上部に取り付けた状態で、これら一対の第2押圧爪7の先端が、飲料缶21の上面23を下方に向けて押し付けている。凹所間に設けられている第2押圧爪の数は1片に限られず複数であってもよい。
装着経緯について図2および図3で示し、以下の通りである。
飲料缶上部に垂直にゆっくりと包装容器11を被せるようにしていくと、第1押圧爪5が徐々に押し上げられ、また第1押圧爪5設計時の折れ線および自らが元に戻ろうとする自然力の働きにより、押し上げられる力の限界を超えた瞬間、飲料缶21の上端部の根元と係合し、上端部22を内側に向けて押圧する。
この時、すべての第1押圧爪5は飲料缶21により均一の力で押し上げられ、そのまま均一に嵌合するので、しっかりと安定して飲料缶21を保持する。
また、前記爪5が飲料缶に押し上げられる際、ほぼ同時に前記の4カ所の凹所6a〜6dに飲料缶21の上端部が差し込まれていき、装着する際にかかる手ぶれなど、わずかな外部圧力に対してもその影響を受けさせないようしっかりと嵌合を補助する。
また、それぞれの凹所6a〜6dの間に設けている第2押圧爪7は前記装着時の際に飲料缶の蓋部に対し垂直に突っ張るように装着する。本発明の包装容器は飲料缶の上からゆっくりではあるものの押さえこむように装着させるので、上側からの手の圧力に対しては第2押圧爪7が包装容器自体を支える働きとなる。
その結果として、前記の爪5および前記の凹所6a〜6dおよび前記の爪7が同時に飲料缶21上端部を挟み込むように嵌合し、これまでにはない新たな構造でしっかりと飲料缶を保持することができるため、従来品に比べはるかに強固となり、外部圧力に対しての効果性を高めると同時に、容易には脱落させず、また、その強固な接着度合により、収容中身の景品類に及びかねない負荷影響の可能性を低めることができる。
本発明の包装容器は、コートボール紙、ポリオレフィンシート、プラスチックフィルムシートより選ばれる少なくとも一種類より製造し、収容内容物によってその材質は適宜変更すればよい。たとえばおつまみや菓子などであればコートボール紙で十分な強度が得られる。一方で法律上、その食品の一括表示および賞味期限を消費者に見せなければならないという観点で考えると、コートボール紙の場合は印刷して表示する手法が必要になる。
また、ポリオレフィンシート、プラスチックフィルムシートの場合は素材が透明なので収容中身を容易に確認することができ、また紙に比べるとその強度自体も固くしっかりとしているので、紙よりもコストがかさむというデメリットを考えなければ有効な素材と言える。
しかしながら本発明の包装容器はいずれの材質でも製造可能な設計構造であるので、用途によって製造方法を選定できるという幅の広さを兼ねている。
また、第2押圧爪7を省略してもよい。この場合、凹所6aの上端と凹所6dの上端とを直線でつなげるようにしてもよいし、凹所6b上端部と凹所6cの上端部をつなげるようにしてもよい。
1.包装容器の正面
2.包装容器の側面
3.包装容器の背面
4.包装容器の底面開口部
5.包装容器円弧開口部に設ける第1押圧爪
6.包装容器正面、背面に設ける凹所6a〜6d
7.包装容器正面、背面に設ける第2押圧爪
11.包装容器
21.飲料缶
22.上端部
23.飲料缶上面
請求項1に記載の発明は、飲料缶の上部に取り付けられる飲料缶用包装容器であって、底面開口部と、前記底面開口部の周縁部に周方向に間隔を空けて形成されて、前記飲料缶の上端部に嵌合する4つの凹所を含み、前記4つ凹所は、2つの凹所対を含み、前記底面開口部の周縁部において、各凹所対をなす前記凹所の間に設けられ、前記飲料缶の上端部に係合して、当該当端部を内側に向けて押す複数の第1押圧爪と、前記底面開口部の周縁部において、互いに異なる凹所対同士の間にそれぞれ設けられ、前記飲料缶の上端部の内側で、前記飲料缶の上面を押圧する第2の押圧爪と、をさらに含み、各凹所が、前記底面開口部から径方向外方に入り込んだV溝を含む、飲料缶用包装容器を提供する。
請求項に記載の発明は、飲料缶等包装容器に使用する材質を、コートボール紙、ポリオレフィンシートおよびプラスチックフィルムシートのうちの少なくとも一種であることを条件とした請求項1の飲料缶用包装容器である。

Claims (3)

  1. 飲料用缶の上部に取り付けられる飲料缶用包装容器であって、底面開口部と、前記底面開口部の周縁部に周方向に間隔を空けて形成されて、前記飲料缶の上端部に嵌合する4つの凹所を含み、前記4つ凹所は、2つの凹所対を含み、前記底面部の周縁部において、各凹所対をなす前記凹所の間に設けられ、前記飲料缶の上端部に係合して、当該当上端部を内側に向けて押す複数の第1押圧爪をさらに含み、前記底面開口部の周縁部において、互いに異なる凹所対同士の間には、前記第1押圧爪が設けられていない、飲料缶用包装容器。
  2. 前記底面開口部の周縁部において、互いに異なる凹所対同士の間にそれぞれ設けられ、前記飲料缶の上端部の内側で、前記飲料缶の上面を押圧する第2の押圧爪をさらに含む、請求項1に記載の飲料缶用包装容器。
  3. 飲料缶包装容器に使用する材料は、コートボール紙、ポリオレフィンシート、プラスチックフィルムシートのうちの少なくとも1種である、請求項1または請求項2の飲料缶用包装容器。
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