JP3101449U - 王冠 - Google Patents
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Abstract
【課題】王冠本体から分離突出し、製作はもとより、取扱いにも不具合が生じ、部品数も複雑であるとともに開栓に当たり、押し開ける作用点のトルクも与えにくい等の欠点を解消し、使い勝手の優れた王冠の提供。
【解決手段】金属製王冠本体1の天盤上において、左右の周方向に任意に回動できるように偏芯軸によって軸支した押圧レバー5を設け、この押圧レバー5の表面力点部に滑止部を形成する。金属製王冠本体1の側周絞り部2において、偏芯軸6と略同一線状に位置する部位に、側周絞り部2より切離容易になるような切込部を設ける。
【選択図】図3
【解決手段】金属製王冠本体1の天盤上において、左右の周方向に任意に回動できるように偏芯軸によって軸支した押圧レバー5を設け、この押圧レバー5の表面力点部に滑止部を形成する。金属製王冠本体1の側周絞り部2において、偏芯軸6と略同一線状に位置する部位に、側周絞り部2より切離容易になるような切込部を設ける。
【選択図】図3
Description
この考案は、主としてブリキをプレスして製作され、各種の瓶口を密閉する頭栓である王冠に関し、ビール、サイダー等の飲料用の比較的高圧用の耐圧力を有する王冠に関するものである。
従来のこの種王冠は、瓶口を密閉するために、その側周部を絞り込んで只単に瓶口に強圧的に嵌め込んでいた。そして、王冠を開封する為に取り外すには、栓抜き具を用いていた。
然し栓抜き具は日頃頻繁に必要とするものでなく、仕舞い無くしや紛失する場合もあり、急な使用時に不便を来していた。又、ピクニックや海水浴場等に出かけた際に栓抜き具を忘れる場合もあり開栓をできない事態も生じていた。
このような問題を解決するために、実開昭54―30643号公報(特許文献1)、実開平7―24754号公報(特許文献2)、特開2001―158467号公報(特許文献3)に記載されている栓抜き付き王冠が提案されている。
実開昭54―30643号公報
実開平7―24754号公報
特開2001―158467号公報
前記特許文献1に記載されている抜栓付王冠は、王冠本体と別個に、当該王冠本体より外方向に突出した抜き栓具を装着した構造である。
前記特許文献2に記載されている栓抜き付栓は、王冠本体の上部に、当該王冠本体と別個に、その端部を中央部に溝を付けた押え板によって、栓抜き金具が上下に動くよう、押え板の溝に嵌めて取り付けた構造である。
前記特許文献3に記載されている栓抜き付瓶蓋は、瓶の金属蓋(王冠)に、蓋をした時は強く折り曲げる時は弱く、一本の折目押型を入れることにより開けやすくなり、また、王冠で瓶に蓋をした場合、ギャザー部ができ、その先が鋸刃の様になる為に手が当てられ無いので、蓋を手で押し上げて開ける個所を設けた構造である。
然し、前記特許文献1乃至3の栓抜き装置を具備した王冠は、いずれも王冠本体について、別個の栓抜き器具を付設した構造であって、王冠本体から分離、突出しており、製作はもとより、取扱いにも不具合が生じ、部品数も複雑であるとともに開栓に当たり、押し開ける作用点のトルクも与えにくい等の欠点が有った。
従って、この考案の目的は、上記の欠点を除去し、使い勝手の優れた王冠を提供することにある。
請求項1に記載したこの考案の王冠は、金属製王冠本体の天盤上において、左右の周方向に任意に回動できるように偏芯軸によって軸支した押圧レバーを設け、この押圧レバーの表面力点部に滑止部を形成したことを特徴としている。
請求項2に記載したこの考案の王冠は、前記金属製王冠本体の側周絞り部において、偏芯軸と略同一線状に位置する部位に、当該側周絞り部より切離容易になるような切込部を設けたことを特徴としている。
この考案に係る王冠によれば、ビールや清涼飲料、その他適宜の飲料等を収容したガラス瓶の瓶口Bに嵌着した金属製王冠本体1の開栓をする時、図面に示すように、先ず押圧レバー5の偏芯軸6を支点として円周方向に回動させる。次いで、この押圧レバー5の力点部5aの下面を上方向に押し上げる(押圧する)ことにより、偏芯軸6を支点として押圧レバー5における偏芯軸6の中間部位で偏芯軸6寄り部位が大きな作用点となり、力点部5aにかかる力点は大きく作用し、極めて容易に開栓することが可能である。
加えて、王冠本体1の側周絞り部2における封緘縁3に設けた切込部8を設けた実施例構成の王冠本体1の時は、この切込部8が開口縁から押圧方向に開離され、押圧レバー5への作用点に対する相乗効果が得られ一層の開栓効果が期待できる。
以下、この考案に係る王冠の実施形態について、図面1から図面4を参照して説明する。
図面に示す王冠本体1は、例えばブリキ板やアルミ板を素材としてプレスされた金属板から形成され、この王冠本体1の外側周辺はプレスによって折曲された側周絞り部2が一体に形成され、所要の瓶口(B)を密閉できる。この側周絞り部2には、その側周に沿って封緘縁3が一体に設けてあり、図面に示すように等間隔に多数の凹凸屈曲した突条4が設けてある。
図の符号5は、前記王冠本体1より若干小径の大きさの押圧レバーで、王冠本体1の天盤1aに偏芯軸6を支点として回動自在に重合して枢着してある。この偏芯軸6は図面に示すように、平面において前記王冠本体1の天盤1aの偏芯位置に設定され、押圧レバー5を円周方向に回動させたとき、その先端部位である力点部5aが前記王冠本体1の外周より突出し、開栓時に「てこ」の原理とされる3点のうちの力点となる。また、図の符号7は、この押圧レバー5の力点部5aの適位置に形成した滑止部で、その表面部分に多数の歯状のギザギザの粗面が形成してあり、指先が滑らない目的を有している。
さらに、この押圧レバー5の表面には、必要に応じて製品名や会社名、宣伝広告等の表示部(図示せず)を金属印刷や印刷シールで形成してもよい。
図の符号8は、前記王冠本体1の側周絞り部2において、その封緘縁3の多数の突条4に設けた切離容易な切込部で、平面において前記偏芯軸6と同一線上に位置する部位に設ける。この切込部8は、開栓時に前記押圧レバー5を押上げ作動時に「てこ」の作用点として作用し、図面に示すように、開栓時この切込部8の開口縁から押圧方向に開離される。
1 王冠本体
1a 天盤
2 側周絞り部
3 封緘縁
4 突条
5 押圧レバー
6 偏芯軸
7 滑止部
8 切込部
1a 天盤
2 側周絞り部
3 封緘縁
4 突条
5 押圧レバー
6 偏芯軸
7 滑止部
8 切込部
Claims (2)
- 金属製王冠本体の天盤上において、回動自在な偏芯軸を支点とする押圧レバーを設けると共に当該押圧レバーの表面力点部に滑止部を形成したことを特徴とする王冠。
- 前記金属製王冠本体の側周絞り部において、偏芯軸と略同一線上に位置する部位に当該側周絞り部より切離容易な切込部を設けたことを特徴とする請求項1記載の王冠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003272290U JP3101449U (ja) | 2003-11-06 | 2003-11-06 | 王冠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003272290U JP3101449U (ja) | 2003-11-06 | 2003-11-06 | 王冠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3101449U true JP3101449U (ja) | 2004-06-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003272290U Expired - Fee Related JP3101449U (ja) | 2003-11-06 | 2003-11-06 | 王冠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101449U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012111557A (ja) * | 2011-12-19 | 2012-06-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | スプレー容器 |
-
2003
- 2003-11-06 JP JP2003272290U patent/JP3101449U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012111557A (ja) * | 2011-12-19 | 2012-06-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | スプレー容器 |
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