JPS6034389B2 - 圧力容器の緩速給排気装置 - Google Patents

圧力容器の緩速給排気装置

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JPS6034389B2
JPS6034389B2 JP54170281A JP17028179A JPS6034389B2 JP S6034389 B2 JPS6034389 B2 JP S6034389B2 JP 54170281 A JP54170281 A JP 54170281A JP 17028179 A JP17028179 A JP 17028179A JP S6034389 B2 JPS6034389 B2 JP S6034389B2
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JP
Japan
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pressure
pressure vessel
cushion tank
exhaust
air supply
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JP54170281A
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JPS5695052A (en
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清隆 山崎
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Chiyoda Manufacturing Corp
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Chiyoda Manufacturing Corp
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、多孔質器物または入口の小さな中空物等を
納めて圧力気体を充填、排出する圧力容器、例えば同様
性質の被滅菌物を納め高圧滅菌性ガスを充填して被滅菌
物の内外に付着した雑菌類を滅菌するような場合に、一
挙に最高圧力の気体を充填せずに、少量の圧力気体を充
填しては短時間放置して、充填した圧力気体を被処理物
内に行きわたらせ、次いで再び少量の圧力気体を充填し
て短時間放置するというように間欠的に圧力気体を充填
し且つ短時間放置して容器内の圧力を段階的に高め、終
局的に所定の最高圧力の気体を容器内に充填し、該気体
を排出するときも少量ずつの柚気と短時間の休止とを繰
返して段階的に排気するという給排気を行なうようにし
た圧力容器の綾速給排気装置に関する。
例えば、多孔質や口の小さい中空の被処理物を圧力容器
内に入れて高圧の滅菌ガスを供給し、該物品の内外を滅
菌するような場合は、圧力容器にガスを注入してから被
処理物内にガスが行きわたるまでには少しく時間を要す
る。
この場合に圧力容器内のガス圧を急激に高めたり排出し
たりすると、被処理物の内外圧に対する耐圧強度が充分
でない場合は、該物品を破壊することになる。この場合
に、圧力容器への圧力供給を綾速で行なえば、被処理物
内の圧力上昇が圧力容器の充填圧力上昇に追従できて両
者の圧力差を被処理物の耐圧強度以内に保つことができ
て該物品の破壊を防止することができる。圧力容器内の
圧力を除く場合も同様である。本発明は、このような穣
速給排気を行なう装置を得ることを目的としたものであ
って、圧力容器への圧力気体給緋を休止期間を設けて段
階的に行なうようにしたものである。
従来、このような穣遠給排気を行なうには、気体の流路
にニードル弁を設けて給排気を緩徐に行なうようにした
方法、多数の弁を並列に設置して開閉する弁の数により
流路面積を調節する方法、あるいは圧力容器内の圧力の
変化を検出し演算器を用いて弁のりフトを調節する方法
等が行なわれていた。
演算器を用いる方法は信頼性の高い圧力制御が行なえる
利点があるが、装置が複雑で高価となる欠点があり、他
の方法は操作に熟練を要するという欠点がある。本発明
は、クッションタンク、圧力スイッチ、モータ弁、タイ
マを使用した簡単な構成により自動的に作動するための
操作に熟練を要せず、安価に製作できる圧力容器の緩遠
給榎E装置を得たものである。
次に図示の実施例によって本発明を説明する。
第1図は圧力容器1に対する配管を示し、2は容器1よ
りも容量の小さな給気用クッションタンク、給気用の三
方口動作式のモータ弁で、モータ3cにより駆動されて
圧力気体源4に通じる管5をクッションタンク2に通じ
る管6に蓮通させたり、該管6を圧力容器1に通じる管
7に蓮通させたりまた全部の管を相互に遮断したりする
。8は圧力容器よりも小容量の排気用クッションタンク
、9はモータ9cにより駆動される前記モータ弁3と同
様のモー夕弁で、圧力容器1に通じる管10とクッショ
ンタンク8に通じる管11とを蓮通させたり、該管11
を排気管12と運速させたり、全部を相互に遮断したり
するものである。
13は圧力容器1内で圧力気体を加えられる被処理物を
示す。
第2図は前記のようにして圧力容器1への給排気を段階
的に行なうための給排気制御装置の接続を例示する。
Aは給排気制御装置、Bは排気制御装置である。先ず給
気制御装置Aについて説明する。
第2図において、14,14aは電源、15は給気制御
装置Aの元スイッチ、16は圧力容器1とクッションタ
ンク2との圧力差が所定以下では接点16aを閉じ、圧
力差が所定以上になると接点16bを閉じる圧力スイッ
チ、17は通常は接点17aを閉じているが、始動後所
定の短時間がたっと該接点17aを開くタイマである。
モータ弁3は、端子3aを閉じ端子3bを開くと管5,
6を蓮通させ、端子3aを開き端子3bを閉じると管6
,7を蓮通させ、端子3a,3bを共に開くと全部の管
5,6,7を遮断する三方口三動作式のもので、市販品
が利用できる。
a クッションタンク2への給気元スイッチ15を閉じ
ると、最初は容器1、タンク2に圧力差がないため圧力
スイッチの接点16aが閉じられており、タイマの接点
17aも閉じられているので、モータ弁3の端子aが電
源に接続され、管5,6が運通して圧力気体源4から小
容量の給気用クッションタンク2に圧力気体が入る。
b 圧力容器1への給気 容器1とタンク2との圧力差が所定値になると、圧力ス
イッチ16が働いて接点16aが開き、接点16bが閉
じられる。
これにより電流は端子3bからモー夕弁3へ入るように
なり、モータ弁3は切換えられて管6,7が蓮適する。
よってクッションタンク2内の圧力気体は圧力容器1へ
供給される。容器1はクッションタンク2より容積が大
きいから、容器1内の圧力は気体がタンク2にあった時
よりも低くなる。接点16bが閉じられると、タイマー
7が始動し、同時に接点17aが開かれる。
c 被処理物への圧力浸透 クッションタンク2内の圧力空気が容器1へ移動し両者
の圧力差が小さくなると、圧力スイッチ16の接点が元
のように接点16aに切換えられる。
これにより接点16b,17aが共に開いた状態となる
ため、モータ弁3は各管4,5,6を遮断して保持する
ことになる。この状態は、タイマ17により所定の短時
間(△T)後に接点17aが閉じられるまで続く。この
間に圧力容器1内に入った圧力気体が彼処理物13内に
浸透し、容器1内の圧力と被滅菌物内の圧力とを均等に
する。d 再びクッションタンク2への給気 タイマー7は、上記均圧化が終る頃、即ち短時間△T後
に作動して接点17aを閉じるようにする。
これによりモー夕弁3の端子3aから電流が入るため、
モータ弁3は管5,6を蓮通させる方向へ動き、クッシ
ョンタンク2に圧力気体を供給する。このような作動を
繰返してクッションタンク2への蓄圧、圧力容器1への
少量ずつ合給気、彼処理物13への圧力浸透を繰返すこ
とにより、第3図のように圧力容器1内にはタイマー7
による短時間△T毎に給気による圧力小上昇、被処理物
内への浸透による圧力小低下を繰返しつつ徐々に給気さ
れ、最後に所定の高圧力にまで容器1の内圧が高められ
る。
第3図においてPは圧力容器1内の圧力変化、pは被処
理物13内の圧力変化を示す。次に段階的に排気する装
置Bについて説明する。
排気装置は給気装置と同様に構成され、次のように作動
する。
a 圧力容器1から排気用クッションタンク8への抽気
元スイッチ18を入れる。
圧力スイッチ19は、圧力容器1と排気用クッションタ
ンク8との圧力差が大きいため、接点19aが開、接点
19bが閉となっており、モータ弁9の端子9bが電源
に接続されて管10,11が蓮通される。これにより容
器1内の圧力気体の一部がクッションタンク8に移り、
容器1内の圧力は少しく低下し、容器とタンクとの圧力
差が小さくなる。これにより圧力スイッチ19は切換え
られて接点19aが閉、接点19bが開となり、同時に
タイマ20(このとき接点20aは開)が始動する。b
被処理物からの気体浸出 上記状態では、モータ弁9の端子9a,9bは共に電源
から切離されているから、モータ弁は各入口が閉じられ
ており、圧力容器1は閉鎖状態である。
この状態で被処理物中の気体は少し〈圧力の減少した容
器1内へ浸出し、被処理物内は容器内と均圧になる。c
クッションタンク8の排気 所定時間△rの後にタイマ20が働いて接点20aが閉
じられる。
これにより接点19a,20aを経て端子9aが電源に
接続され、モ−タ弁は管11,12を連通する。これに
よりクッションタンク8内の圧力気体は大気中に(また
は必要ある場合は無害化処理装置へ)放出される。d
再び圧力容器1からの才由気 上言己放出により圧力容器1とクッションタンク8との
圧力差が大きくなると、圧力スイッチ19は切換えられ
て接点19aが関、接点19bが閉となる。
また接点19aが開くことによりタイマ20は帰零し、
その後点20が開き、圧力容器1から再び少量の気体を
抽出する。このような少量ずつの排気を行なうことによ
り、圧力容器1内の圧力は、第4図のようにタイマ20
の抑制時間△T′毎に被処理物内の気体の浸出のため圧
力を上昇させつつ段階的に低下する。第4図においてP
は圧力容器1内の圧力変化、pは被処理物内の圧力変化
を示す。上記実施例におけるタイマとしては、通常の充
電式のものや、モータによりカムを回転させる型のもの
を使用することができる。
また、第2図は制御装置の一例を示すものであって、使
用するタイマ、圧力スイッチ等によって変えることも可
能である。以上のように本発明の装置は、圧力容器に圧
力気体を給気または排気するときに、クッションタンク
を介して少量ずつ給気または排気し、且つこの少量給排
気後、短時間の休止期間を置いて被処理物内への圧力気
体浸入、浸出を行なわせてその内外の圧力差をなくする
ようにしたから、耐圧強度の小さい被処理物の場合でも
、これを破壊することなく十分高圧の圧力気体を加えま
たは除くことができるものであって、比較的簡単安価に
構成することができて工業上の効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は装置構成の概要
を示す略図、第2図は電気配線図、第3図は給気時の圧
力容器内の圧力癖化を示す線図、第4図は同じく排気時
の同様線図である。 1:圧力容器、2:給気用クッションタンク・3:モー
タ弁、8:排気用クッションタンク、9:モータ弁、1
6:圧力スイッチ、17:タイマ、19:圧力スイッチ
、20:タイマ、A:給気制御装置、B:排気制御装置
。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力容器1にこれよりも容量の小さい給気用クツシ
    ヨンタンク2および排気用クツシヨンタンク8を付設し
    、圧力容器1への給気時に、給気用クツシヨンタンク2
    に分け取つた圧力気体を圧力容器1に供給し且つ圧力容
    器1内を短時間外部と遮断する動作を繰返すための三方
    口三動作式の給気用モータ弁3および圧力スイツチ16
    、タイマ17を設け、圧力容器1の排気時に、該容器1
    から排気用クツシヨンタンク8に抽気すると共に抽気後
    の圧力容器1内を短時間外部と遮断し、抽気した排気用
    クツシヨンタンク8の圧力気体を放出する作動を繰返す
    ための三方口三動作式の排気用モータ弁9および圧力ス
    イツチ19、タイマ20を設けたことを特徴とする圧力
    容器の緩速給排気装置。
JP54170281A 1979-12-28 1979-12-28 圧力容器の緩速給排気装置 Expired JPS6034389B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5865166A (ja) * 1981-10-15 1983-04-18 株式会社千代田製作所 ガス滅菌装置
JP6179273B2 (ja) * 2013-08-27 2017-08-16 スズキ株式会社 燃料ガス充填装置

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