JPS603429Y2 - 高温機器又は高温配管の内部支持構造 - Google Patents
高温機器又は高温配管の内部支持構造Info
- Publication number
- JPS603429Y2 JPS603429Y2 JP1977164297U JP16429777U JPS603429Y2 JP S603429 Y2 JPS603429 Y2 JP S603429Y2 JP 1977164297 U JP1977164297 U JP 1977164297U JP 16429777 U JP16429777 U JP 16429777U JP S603429 Y2 JPS603429 Y2 JP S603429Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- high temperature
- ring
- piping
- support structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermal Insulation (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高温機器又は高温配管の内部支持構造に関す
るものてあ〜る。
るものてあ〜る。
従来ヘリウム、水素ガス等の高温ガス体を取扱う高温機
器・配管に於ける内部の伝熱管、内管。
器・配管に於ける内部の伝熱管、内管。
仕切管等の構成材は、外部の圧力胴管に直接短縮させて
支持するものが多く、その為短絡支持材を伝って内部の
熱が外部の圧力胴管に直接伝わり、その周囲が局部的に
異常昇温し、その結果温度差による熱応力の増加等の問
題が生腰安全上甚だ好ましくないものである。
支持するものが多く、その為短絡支持材を伝って内部の
熱が外部の圧力胴管に直接伝わり、その周囲が局部的に
異常昇温し、その結果温度差による熱応力の増加等の問
題が生腰安全上甚だ好ましくないものである。
本考案はかかる実状に鑑みてなされたものであり、伝熱
管、内管、仕切管等の内部構成材と最外側の圧力胴管と
の直接短絡を避ける為に、リングとスペーサーを組合せ
て熱伝導距離を極力長くとって温度降下を図り、圧力胴
管の局部加熱を解消するようにした高温機器又は高温配
管の内部支持構造を提供せんとするものである。
管、内管、仕切管等の内部構成材と最外側の圧力胴管と
の直接短絡を避ける為に、リングとスペーサーを組合せ
て熱伝導距離を極力長くとって温度降下を図り、圧力胴
管の局部加熱を解消するようにした高温機器又は高温配
管の内部支持構造を提供せんとするものである。
以下本考案のの一実施例をＨ２ガス加熱器の場合を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
先ずＨ２ガス加熱器の構造の概略を第１図によって説明
すると、１は圧力胴管、２は圧力胴管１内に同心に配さ
れた仕切管、３は仕切管２内に同心に配されたりフレフ
タ−，４はリフレクタ−３内に同心に配された加熱管で
ある。
すると、１は圧力胴管、２は圧力胴管１内に同心に配さ
れた仕切管、３は仕切管２内に同心に配されたりフレフ
タ−，４はリフレクタ−３内に同心に配された加熱管で
ある。
この加熱管４の両端面は封塞されてその端部外周に透孔
５が穿設されて夫々ガス流入室６、ガス流出室７に連通
され、ガス流入室６にはガス流入管８が設けられ、ガス
流出室７にはガス流出管９が設けられている。
５が穿設されて夫々ガス流入室６、ガス流出室７に連通
され、ガス流入室６にはガス流入管８が設けられ、ガス
流出室７にはガス流出管９が設けられている。
圧力胴管１の中心部に配された前記加熱管４はその両端
面を封塞した電極１０．１０’に支持され、該電極１０
はガス流入室６及びガス流出室７を構成している仕切管
２の両端部に夫々装填した絶縁材１１，１１′にスライ
ド可能に支持され、一方の電極１０の他端はフレキシプ
レブスバー１２を介して水冷式電極１３に接続され、他
方の電極１０′の他端はフレキシプレブスバー１２′を
介してアース電極１４に接続されている。
面を封塞した電極１０．１０’に支持され、該電極１０
はガス流入室６及びガス流出室７を構成している仕切管
２の両端部に夫々装填した絶縁材１１，１１′にスライ
ド可能に支持され、一方の電極１０の他端はフレキシプ
レブスバー１２を介して水冷式電極１３に接続され、他
方の電極１０′の他端はフレキシプレブスバー１２′を
介してアース電極１４に接続されている。
また前記加熱管４の中間部はりフレフタ−３内の左右両
側部において等角三方位置に設けたピン１６に支持され
ている。
側部において等角三方位置に設けたピン１６に支持され
ている。
リフレクタ−３はその両端が仕切管２の両端部り支持さ
れている。
れている。
尚仕切管２と圧力胴管１との間には断熱材Ｆが充填され
ている。
ている。
然して前述の如く加熱管４．リフレクタ−３を同心に内
挿支持した仕切管２を最外側の圧力胴管１に支持する為
の本考案による内部支持構造は、仕切管２の両端部外周
において夫々第２図に示す如く同心に配した仕切管２よ
りも僅かに大径のリング１７内周面等角三方位置に固設
したスペーサー１８上に仕切管２を固定支持し、リング
１７は前記各スペーサー１８間の等角三方位置の外周に
取付けられたスペーサー兼用支持金具１９にて圧力胴管
１内に同心に配した圧力胴管１よりも僅かに小径のリン
グ２０に固定支持し、リング２０は前記各スペーサー１
８と同じ等角三方位置の外周面に固設したスペーサー１
２を介して圧力胴管１の内周面に、外周からのプラグ溶
接にて固定支持しである。
挿支持した仕切管２を最外側の圧力胴管１に支持する為
の本考案による内部支持構造は、仕切管２の両端部外周
において夫々第２図に示す如く同心に配した仕切管２よ
りも僅かに大径のリング１７内周面等角三方位置に固設
したスペーサー１８上に仕切管２を固定支持し、リング
１７は前記各スペーサー１８間の等角三方位置の外周に
取付けられたスペーサー兼用支持金具１９にて圧力胴管
１内に同心に配した圧力胴管１よりも僅かに小径のリン
グ２０に固定支持し、リング２０は前記各スペーサー１
８と同じ等角三方位置の外周面に固設したスペーサー１
２を介して圧力胴管１の内周面に、外周からのプラグ溶
接にて固定支持しである。
かように本考案の内部支持構造は、仕切管２と圧力胴管
１との直接短絡を避けて、スペーサー１８、リング１７
．スペーサー兼用支持金具１９゜リング２０．スペーサ
ー２１を介して仕切管２を圧力胴管１に支持して、熱伝
導距離を長くとっているので、水素ガス加熱器の運転時
に於ける仕切管２の内部高熱は、仕切管２からスペーサ
ー１８を経て矢印の如くリング１７に伝わり、さらにリ
ング１７から矢印の如くスペーサー兼用支持金具１９を
経てリング２０に伝わり、リング２０からスペーサー２
１を経て圧力胴管１に伝わる。
１との直接短絡を避けて、スペーサー１８、リング１７
．スペーサー兼用支持金具１９゜リング２０．スペーサ
ー２１を介して仕切管２を圧力胴管１に支持して、熱伝
導距離を長くとっているので、水素ガス加熱器の運転時
に於ける仕切管２の内部高熱は、仕切管２からスペーサ
ー１８を経て矢印の如くリング１７に伝わり、さらにリ
ング１７から矢印の如くスペーサー兼用支持金具１９を
経てリング２０に伝わり、リング２０からスペーサー２
１を経て圧力胴管１に伝わる。
従って仕切管２から圧力胴管１までの間に仕切管２の内
部の高熱が著しく温度降下し、圧力胴管１の局部加熱が
解消され、温度差による熱応力が減少し、水素ガス加熱
器を安全運転する上での危険要素を除去することができ
るという優れた効果がある。
部の高熱が著しく温度降下し、圧力胴管１の局部加熱が
解消され、温度差による熱応力が減少し、水素ガス加熱
器を安全運転する上での危険要素を除去することができ
るという優れた効果がある。
尚上記実施例では、仕切管２と圧力胴管１との間に大小
２本のリング１７．２０を同心に配しているが、リング
をとれ以上に増やし、例えば第３図の如く４本に増やし
、各リング２２を交互に６０度ずつずらして等角三方位
置に配したスペーサー２３にて同心に固定支持して接続
し、これを仕切管２と圧力胴管１との間に配して、上記
実施例と同様にスペーサー１８．２１にて接続すれば、
仕切管２から圧力胴管１までの熱伝導距離はより一層長
くなるので、仕切管２から伝わる内部の高熱はより著し
く温度降下し、圧力胴管１の局部加熱は完全に解消でき
て、温度差による熱応力は全く生じなくなるものである
。
２本のリング１７．２０を同心に配しているが、リング
をとれ以上に増やし、例えば第３図の如く４本に増やし
、各リング２２を交互に６０度ずつずらして等角三方位
置に配したスペーサー２３にて同心に固定支持して接続
し、これを仕切管２と圧力胴管１との間に配して、上記
実施例と同様にスペーサー１８．２１にて接続すれば、
仕切管２から圧力胴管１までの熱伝導距離はより一層長
くなるので、仕切管２から伝わる内部の高熱はより著し
く温度降下し、圧力胴管１の局部加熱は完全に解消でき
て、温度差による熱応力は全く生じなくなるものである
。
第１図は、本考案の内部支持構造を適用した水素ガス加
熱器の縦断面図、第２図は、第１図のＡ−Ａ線拡大断面
面図、第３図は他の実施例を示す第２図と同様の断面図
である。 １・・・・・・圧力胴管、２・・・・・・仕切管、１７
，２０゜２２・・・・・・リング、１Ｂ、２１．２３・
・・・・・スペーサー、１９・・・・・・スペーサー兼
用支持金具。
熱器の縦断面図、第２図は、第１図のＡ−Ａ線拡大断面
面図、第３図は他の実施例を示す第２図と同様の断面図
である。 １・・・・・・圧力胴管、２・・・・・・仕切管、１７
，２０゜２２・・・・・・リング、１Ｂ、２１．２３・
・・・・・スペーサー、１９・・・・・・スペーサー兼
用支持金具。
Claims (1)
- 高温機器又は高温配管の伝熱管、内管、仕切管等の内部
構成材の両端部と最外側の圧力胴管との間に、順次径の
異なる複数のリングを同心に配すると共に各リングの内
外周にスペーサーを６０度ずつ順次すらした等角三方位
置に固設して最小のリングの内周面のスペーサーを内部
構成材と接続し、最大のリングの外周面のスペーサーを
圧力胴管と接続して成る高温機器又は高温配管の内部支
持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977164297U JPS603429Y2 (ja) | 1977-12-07 | 1977-12-07 | 高温機器又は高温配管の内部支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977164297U JPS603429Y2 (ja) | 1977-12-07 | 1977-12-07 | 高温機器又は高温配管の内部支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5488924U JPS5488924U (ja) | 1979-06-23 |
| JPS603429Y2 true JPS603429Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29161710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977164297U Expired JPS603429Y2 (ja) | 1977-12-07 | 1977-12-07 | 高温機器又は高温配管の内部支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603429Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4824216Y1 (ja) * | 1968-02-07 | 1973-07-13 | ||
| JPS5148694Y2 (ja) * | 1971-03-05 | 1976-11-24 |
-
1977
- 1977-12-07 JP JP1977164297U patent/JPS603429Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4824216Y1 (ja) * | 1968-02-07 | 1973-07-13 | ||
| JPS5148694Y2 (ja) * | 1971-03-05 | 1976-11-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5488924U (ja) | 1979-06-23 |
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