JPS603403Y2 - クラッチ・ブレ−キドラムの冷却装置 - Google Patents
クラッチ・ブレ−キドラムの冷却装置Info
- Publication number
- JPS603403Y2 JPS603403Y2 JP14495279U JP14495279U JPS603403Y2 JP S603403 Y2 JPS603403 Y2 JP S603403Y2 JP 14495279 U JP14495279 U JP 14495279U JP 14495279 U JP14495279 U JP 14495279U JP S603403 Y2 JPS603403 Y2 JP S603403Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- drum
- main body
- circumferential surface
- outer circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、内周面をクラッチ係合面、外周面をブレー
キ係合面に形威したクラッチ・ブレーキドラムの冷却装
置の改良に関するものである。
キ係合面に形威したクラッチ・ブレーキドラムの冷却装
置の改良に関するものである。
油圧クローラクレーン等においては、巻取軸に設けられ
たブレーキドラムは、第1図のように同時に原動軸の回
転を巻取軸に伝達するクラッチドラムを兼用しており、
ドラム主体1′の内周面2′をクラッチバンドの圧接面
またドラム外周面4′をブレーキバンドの圧接面に形威
されている。
たブレーキドラムは、第1図のように同時に原動軸の回
転を巻取軸に伝達するクラッチドラムを兼用しており、
ドラム主体1′の内周面2′をクラッチバンドの圧接面
またドラム外周面4′をブレーキバンドの圧接面に形威
されている。
しかしながらこの形式のドラムは、内外両周面が摺擦さ
れ発熱度が高く、特に内周面の摺擦による発熱は、周囲
及び−側を囲まれたドラム主体の内部の空気が、ドラム
主体の外部と対流することが少いためドラム主体の内部
にこもるので、ドラム全体の放熱性が悪く、パケット作
業のように長時間にわたってクラッチおよびブレーキ作
動を繰り返す連続運転を行うような場合は、ドラム主体
の過熱によりクラッチおよびブレーキバンドのライニン
グの層積を招き、ブレーキ性能の低下を生ずる不利があ
る。
れ発熱度が高く、特に内周面の摺擦による発熱は、周囲
及び−側を囲まれたドラム主体の内部の空気が、ドラム
主体の外部と対流することが少いためドラム主体の内部
にこもるので、ドラム全体の放熱性が悪く、パケット作
業のように長時間にわたってクラッチおよびブレーキ作
動を繰り返す連続運転を行うような場合は、ドラム主体
の過熱によりクラッチおよびブレーキバンドのライニン
グの層積を招き、ブレーキ性能の低下を生ずる不利があ
る。
この考案は、上記の点を考慮して放熱性の向上を図った
ものであって、この考案の実施例を第2.3図について
説明すると、1は図示しないウィンチドラム等に連設さ
れたドラム主体であって、内周面2をクラッチバンドの
圧接面に形成するとともに、外周面中央部には、等間隔
に立設したアーム3・・・を介してリム4を設け、リム
4の外周面をブレーキバンドの圧接面に形威し、アーム
3・・・間は空気の通路となっている。
ものであって、この考案の実施例を第2.3図について
説明すると、1は図示しないウィンチドラム等に連設さ
れたドラム主体であって、内周面2をクラッチバンドの
圧接面に形成するとともに、外周面中央部には、等間隔
に立設したアーム3・・・を介してリム4を設け、リム
4の外周面をブレーキバンドの圧接面に形威し、アーム
3・・・間は空気の通路となっている。
そしてアーム3・・・間に設けた空気通路に強制的に通
風を行うために、ドラム主体1の外周面両側部には、左
・右傾きを異ならしめて略等間隔に突設した多数の空気
案内羽根5・・・、5・・・を並設した構造となってい
る。
風を行うために、ドラム主体1の外周面両側部には、左
・右傾きを異ならしめて略等間隔に突設した多数の空気
案内羽根5・・・、5・・・を並設した構造となってい
る。
この考案は上記の構造となっているためドラム主体1の
回転により空気案内羽根5・・・、5・・・を介してア
ーム3・・・間の空気通路に空気が呼び込まれこの空気
はドラム主体1の一側面からアーム3・・・間に形成さ
れる空気通路を通って他側面へと強制的に通風が行われ
るから、この空気によってドラム主体1を冷却するので
、冷却効果が極めて大でドラム主体が過熱されることが
なく、ドラム主体の過熱によるライニング損傷或はブレ
ーキ、クラッチ性能の低下を防止できるという効果を有
する。
回転により空気案内羽根5・・・、5・・・を介してア
ーム3・・・間の空気通路に空気が呼び込まれこの空気
はドラム主体1の一側面からアーム3・・・間に形成さ
れる空気通路を通って他側面へと強制的に通風が行われ
るから、この空気によってドラム主体1を冷却するので
、冷却効果が極めて大でドラム主体が過熱されることが
なく、ドラム主体の過熱によるライニング損傷或はブレ
ーキ、クラッチ性能の低下を防止できるという効果を有
する。
第1図は従来のクラッチ・ブレーキドラムの要部縦断側
面図、第2図はこの考案の要部縦断側面図、第3図は第
2図の平面図である。 1・・・・・・ドラム主体、3・・・・・・アーム、4
・・・・・・リム、5・・・・・・空気案内羽根。
面図、第2図はこの考案の要部縦断側面図、第3図は第
2図の平面図である。 1・・・・・・ドラム主体、3・・・・・・アーム、4
・・・・・・リム、5・・・・・・空気案内羽根。
Claims (1)
- ドラム主体1の内周面2をクラッチバンドの圧接面に形
威し、外周面中央部にはアーム3・・・を介してリム4
を設け、アーム3・・・間に空気通路を形成すると共に
リム4の外周面をブレーキバンドの圧接面に形威し、さ
らにドラム主体外周面両側部には左・右の傾きを異なら
しめ、略等間隔に突設した多数の空気案内羽根5・・・
、5・・・を並設したことを特徴とするクラッチ・ブレ
ーキドラムの冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14495279U JPS603403Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | クラッチ・ブレ−キドラムの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14495279U JPS603403Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | クラッチ・ブレ−キドラムの冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5662439U JPS5662439U (ja) | 1981-05-26 |
JPS603403Y2 true JPS603403Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29376138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14495279U Expired JPS603403Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | クラッチ・ブレ−キドラムの冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603403Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-22 JP JP14495279U patent/JPS603403Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5662439U (ja) | 1981-05-26 |
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