JPS6033989B2 - 電子制御式燃料噴射装置の安全装置 - Google Patents

電子制御式燃料噴射装置の安全装置

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JPS6033989B2
JPS6033989B2 JP52025076A JP2507677A JPS6033989B2 JP S6033989 B2 JPS6033989 B2 JP S6033989B2 JP 52025076 A JP52025076 A JP 52025076A JP 2507677 A JP2507677 A JP 2507677A JP S6033989 B2 JPS6033989 B2 JP S6033989B2
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JP
Japan
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pulse signal
time width
circuit
pulse
output
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JP52025076A
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JPS53110724A (en
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晋 原田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子制御式燃料噴射装置の安全装置に関し、殊
に制御回路あるいはセンサ等システムに異常があった場
合に電磁噴射弁の吹き放しを防止しさらに低速走行を可
能にするためのものである。
電子制御式燃料噴射装置において回路あるいはセンサ等
システム的に異常があった場合(非常に少し、確率では
あるが)電磁噴射弁が非常に長い間ONあるいはONし
続ける可能性を有しており通常走行時には燃料が濃すぎ
て失火しエンジンが停止しその時点でキースィッチをO
FFすれば問題ないが異常状態のままで長い間クランキ
ングを続けたりキースィッチをON状態(すなわち装置
へ電源を供給し続ける)にしたままであると燃料が気筒
内に多量に噴出される恐れがある。
一方、キースィッチをOFFすれば安全であるが、その
場合車は走行不能となり牽引して貰う必要があり、又他
の車廟がない場所等では問題である。本発明は上記の欠
点に鑑み、上記制御回路あるいはセンサ等のシステムの
異常時には、別途所定時間幅のパルス信号を用いて電磁
噴射弁を駆動して最小限の走行を可能にできる電子制御
式燃料噴射装置の安全装置の提供を目的とするものであ
る。
そのため本発明では、エンジンの運転状態に応じた要求
燃料量に相当する時間幅のパルス信号を演算する演算部
と、この演算部のパルス信号に応じて、電磁噴射弁を駆
動する出力段とを備えた電子制御式燃料噴射装置におい
て、前記演算部とは独立に設けられ、最小限のエンジン
動作を可能にする所定時間幅のパルス信号を発生するパ
ルス発生手段と、前記演算部のパルス信号の時間幅が通
常とりえる値より大きな所定値を越えるか杏かによって
前記演算部の異常を判定する判定手段とLこの判定手段
が前記演算部の異常を判定したとき、前記演算部のパル
ス信号を阻止して前記演算部の動作を無効化し、それに
代えて前記パルス発生手段のパルス信号を前記出力段に
供給する制御手段とを備えたことを特徴とする。
以下本発明を図面に示す一実施例について説明する。
全体構成を示す第1図において、1は機関の回転信号を
パルス信号で検出するためのィグニッションコィルの一
次側端子、2は前記パルス信号を誤動作防止のために波
形整形する波形整形回路、3は分周回路で、機関1回転
当りの各気筒の燃料噴射回数に対応した分周比が選定さ
れている。4は演算回路で、分周回路3からの機関回転
数に反比例した時間幅の回転信号と吸入空気量計5から
の吸入空気量に応じた信号とによって「機関の吸入空気
量を機関回転数で割算した時間幅t,のパルス信号T,
を生ずる。
したがってこの時間幅りま、1つの気筒に1行程で吸い
こまれた空気量に比例する。なお前記波形整形回路2で
は予め設定された一定時間幅肌のパルス信号TMを発生
するようにしてあり、パルス信号TMとパルス信号T,
とのAND論理によって、t,はtM以上にならないよ
うに構成されている。6は乗算回路で、前記演算回路4
から出力されるパルス信号T,のパルス時間幅りこ、機
関の冷却水温、吸入空気温等を検出する運転状態検出手
段7からの各種信号を菜算してパルス時間幅らのパルス
信号T2を出力する。
8は電圧補正回路で、前記乗算回路6からのパルス信号
T2を入力しており、電磁噴射弁1 1による燃料噴射
量が電源電圧によって変化するのを補正するため、電源
電圧に応じたパルス時間幅らのパルス信号T3を出力す
る。9はOR回路で、前記演算回路4、前言己乗算回路
6、及び前記電圧補正回路8からのパルス信号T,,T
2,T3の時間幅加算をして、パルス時間幅(t,十ら
+ら)のパルス信号Tを出力回路10もこ供給し、各気
筒同時噴射用に接続された電磁噴射弁11を開弁作動さ
せる。
上記構成は公知であり、演算回路4および乗算回路6は
例えば特開昭49−67016号公報に記載された時間
幅可変のマルチパイプレータとして構成される。
そして乗算回路6のマルチパイプレータは前記乗算回路
4からのパルス信号T,のパルス時間幅ちの間充電され
るコンデンサを有し、その充電終了後の放電持続時間に
等しいパルス時間幅らのパルス信号T2を生ずるもので
あり、充電時に外部回路から流れ込む電流が大きいほど
パルス時間幅ら‘ま大きくなり、かつ放電時に外部回路
から流れ込む電流が大きいほどパルス時間幅いま大きく
なるように構成されている。更に第1図においてOR回
路9のパルス信号のON信号により再トリガ可能な公知
の単安定マルチパイプレータ20をトリガし、この単安
定マルチパイプレータ20の出力パルス時間幅を設定時
間に(たとえば0.5〜lsec)に設定し、次に前記
OR回路9のON信号の時間と単安定マルチパイプレー
タ20のON時間とをDフリツプフロップで構成される
時間幅比較器21で比較しOR回路9のON信号の時間
幅(つまり噴射時間幅)が単安定マルチパイプレータ)
20の出力時間幅より長い場合システムに異常があると
判定し比較器21の出力が反転しゲート回路22が作動
しOR回路9の出力を停止する。
一方前記分周回路3の出力で単安定マルチパイプレータ
23をトリガし単安定マルチパイプレータ23の出力時
間幅を所定の時間(エンジンの運転状態に関係のない一
定値)に設定した値(たとえば2.5〜5肌sec)を
ゲート回路22により出力回路1川こ供給し電磁噴射弁
11を駆動する。以上の構成によりシステムの異常等に
より電磁噴射弁竃1が長時間燃料を噴射しつづける危険
を防止するとともに燃料は一定量噴射されるようにした
ことによりアクセルを操作すれば低速走行を可能にする
ものである。次に本発明の主要部の回路構成を第2図に
示しその動作を説明する。
OR回路9のON信号の出力で公知の第1の単安定マル
チパイプレータ20をトリガし、次に単安定マルチパイ
プレータ20の出力信号(設定時間幅)とOR回路9の
ON信号とをそれぞれ時間幅比較器21をなすDフリツ
プフロツプ(テキサスインストルメントネレSN747
4相当)のD端子、CLOCK端子にそれぞれ導入する
とDフリップフロツプの出力QはOR回路9のON信号
の時間幅が単安定マルチパイプレータ20の出力信号で
決まる設定時間幅以下であれば「0」レベル「設定時間
幅以上で「1」レベルとなる。そしてこのDフリツプフ
ロツプの出力が「1」レベルのときはOR回路9のON
信号が異常に長い場合でありシステム的に異常であると
判定しゲート回路22の抵抗R.を介してトランジスタ
Tr,を○NしOR回賂9の出力を出力回路1 01こ
導くことをストップする。一方分周回路3の出力により
第2の単安定マルチパイプレータ23をトリガし、単安
定マルチパイプレータ23の出力時間幅を設定時間幅2
.5〜5msecに設定する。この単安定マルチノゞィ
ブレ−夕23の出力パルスは機関の回転に同期して出力
される。比較器21をなすDフリツプフロツプの出力Q
が「0」レベルのときはトランジスタTr2はOFFの
ためパルス時間幅Tr3はONし第2の単安定マルチパ
イプレータ23の出力は出力回路1川こ導かれないがシ
ステム的に異常がある「1」レベルのときはトランジス
タTr2は○NしトランジスタTr3はOFFするため
単安定マルチパイプレータ23の出力が出力回路1川こ
導かれパワートランジスタTr4を駆動し電磁噴射弁1
1は2.5〜5肌secに設定されたパルス時間幅にみ
合った燃料を気筒内に供給する。以上のように本発明で
は、燃料噴射制御システムの少なくとも演算部の異常時
には、別途パルス発生手段による所定時間幅のパルス信
号を用いて電磁噴射弁を駆動するようにしており、最小
限の走行を可能として修理工場等までの移動を可能にで
きるという効果がある。なお本発明においては上記実施
例では噴射パルス時間幅つまりON信号の時間幅が設定
時間以上に達したときに異常と判定したが前記噴射パル
ス信号のOFF信号の周期が設定時間幅以上に達した時
点で異常と判定する構成とすることも可能であり、また
各回路も上記実施例に限定されることなく種々の構成と
することができることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すブロックダイアフラム
、第2図は第1図に示した主要回路部の電気回路図であ
る。 9・・…・OR回路、10・・…・出力回路、il…・
・・電磁噴射弁、20および23・・・・・・単安定マ
ルチパイプレータ、21・・・・・・時間幅比較器、2
2・・・・・・ゲート回路。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの運転状態に応じた要求燃料量に相当する
    時間幅のパルス信号を演算する演算部と、この演算部の
    パルス信号に応じて電磁噴射弁を駆動する出力段とを備
    えた電子制御式燃料噴射装置において、 前記演算部と
    は独立に設けられ、最小限のエンジン動作を可能にする
    所定時間幅のパルス信号を発生するパルス発生手段と、
    前記演算部のパルス信号の時間幅が通常とりえる値よ
    り大きな所定値を越えるか否かによつて前記演算部の異
    常を判定する判定手段と、 この判定手段が前記演算部
    の異常を判定したとき、前記演算部のパルス信号を阻止
    して前記演算部の動作を無効化し、それに代えて前記パ
    ルス発生手段のパルス信号を前記出力段に供給する制御
    手段とを備えた、ことを特徴とする電子制御式燃料噴射
    装置の安全装置。
JP52025076A 1977-03-08 1977-03-08 電子制御式燃料噴射装置の安全装置 Expired JPS6033989B2 (ja)

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JPS53110724A JPS53110724A (en) 1978-09-27
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JPS5820948A (ja) * 1981-07-29 1983-02-07 Mikuni Kogyo Co Ltd 内燃機関の燃料供給装置
JPS5820951A (ja) * 1981-07-31 1983-02-07 Hitachi Ltd エンジン制御装置のバツクアツプ方式
JPS5853666A (ja) * 1981-09-25 1983-03-30 Japan Electronic Control Syst Co Ltd 電子制御気化器の制御装置
JPS5898638A (ja) * 1981-12-09 1983-06-11 Hitachi Ltd 燃料制御装置
JPS6193254A (ja) * 1984-10-12 1986-05-12 Kubota Ltd 運転異常時のエンジン保護装置

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