JPS6033827Y2 - 魚網の浮子取付部 - Google Patents
魚網の浮子取付部Info
- Publication number
- JPS6033827Y2 JPS6033827Y2 JP5294080U JP5294080U JPS6033827Y2 JP S6033827 Y2 JPS6033827 Y2 JP S6033827Y2 JP 5294080 U JP5294080 U JP 5294080U JP 5294080 U JP5294080 U JP 5294080U JP S6033827 Y2 JPS6033827 Y2 JP S6033827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper edge
- float
- sewn
- net
- attachment part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば曳網などの魚網にあって、その袖網上端
縁に、多数の浮子を取付けることによって当該魚網に所
要の浮力を与えるようにした浮子取付部の改良に関する
。
縁に、多数の浮子を取付けることによって当該魚網に所
要の浮力を与えるようにした浮子取付部の改良に関する
。
従来この種の取付部は第1図に示すように、曳網等にお
ける袖網aの上端縁a′に直接浮子す。
ける袖網aの上端縁a′に直接浮子す。
b′・・・・・・を繋留しようとすると、袖網aの網糸
Cか細く弱いので、すぐに浮子す、b’・・・・・・の
取付箇所が損傷してしまうことから、先ず上端縁a′に
比較的太く強度をもった連結網dを連結糸eにより継合
し、さらにこの連結網dの上端縁d′に添って、ワイヤ
ーロープfの貫通された多数の浮子す。
Cか細く弱いので、すぐに浮子す、b’・・・・・・の
取付箇所が損傷してしまうことから、先ず上端縁a′に
比較的太く強度をもった連結網dを連結糸eにより継合
し、さらにこの連結網dの上端縁d′に添って、ワイヤ
ーロープfの貫通された多数の浮子す。
b′・・・・・・を配し、このワイヤーロープfを止糸
りによって、連結網dの上端縁d′に繋留するようにし
ていた。
りによって、連結網dの上端縁d′に繋留するようにし
ていた。
このためその製作作業工程が繁雑で、作業性が悪いだけ
でなく、耐久性の点でも止糸りの損傷や連結糸e1袖網
aの上端縁a′などの損傷が早くて満足すべき結果が得
られず、また作業内容がどうしても手作業に頼らざるを
得ないため、その省力化ができないので製品も高価とな
る欠陥があった。
でなく、耐久性の点でも止糸りの損傷や連結糸e1袖網
aの上端縁a′などの損傷が早くて満足すべき結果が得
られず、また作業内容がどうしても手作業に頼らざるを
得ないため、その省力化ができないので製品も高価とな
る欠陥があった。
本考案はこのような難点を解消しようとするもので、こ
れを図示の実施例によって詳記すれば、網本体1の上端
縁2には、先ず比較的薄手の当接布地帯3,3と、厚手
の外接布地帯4,4とからなる布地帯5,5を、表裏か
ら押当して、布地帯5.5を上端縁2にミシンなどによ
り縫糸6によって縫着して重積接合部7を形成するので
ある。
れを図示の実施例によって詳記すれば、網本体1の上端
縁2には、先ず比較的薄手の当接布地帯3,3と、厚手
の外接布地帯4,4とからなる布地帯5,5を、表裏か
ら押当して、布地帯5.5を上端縁2にミシンなどによ
り縫糸6によって縫着して重積接合部7を形成するので
ある。
そしてこの縫着に際し、第3図に示す通り当接布地帯3
,3と外接布地帯4,4との間に、布地片を回向したル
ープ8.訃・・・・・の開放基端を挟入してミシンがけ
を行なうことにより、当接ループ8、訃・・・・・を所
望間隔だけ離間させて、上端縁2から突設するのである
。
,3と外接布地帯4,4との間に、布地片を回向したル
ープ8.訃・・・・・の開放基端を挟入してミシンがけ
を行なうことにより、当接ループ8、訃・・・・・を所
望間隔だけ離間させて、上端縁2から突設するのである
。
さらに本考案では、上記のようにして形成した重積接合
部7に、ループ8,8・・・・・・間にあって浮子9,
9・・・・・・の取付紐10.10を縫着するのである
が、図示の実施例では取付紐10.10の両端を、第4
図のように外接布地帯4,4の外側に接合して縫糸11
によりミシンがけして止着しており、もちろんこの際取
付紐10.10を浮子9.9の貫通孔12に貫通させる
のであって、同紐10.10には布地の帯を使用するの
がよい。
部7に、ループ8,8・・・・・・間にあって浮子9,
9・・・・・・の取付紐10.10を縫着するのである
が、図示の実施例では取付紐10.10の両端を、第4
図のように外接布地帯4,4の外側に接合して縫糸11
によりミシンがけして止着しており、もちろんこの際取
付紐10.10を浮子9.9の貫通孔12に貫通させる
のであって、同紐10.10には布地の帯を使用するの
がよい。
次にワイヤなどによるロープ13は、その両端を網本体
1の両端角部その他の所望箇所に連結することになるが
、当該ロープ13は、前記したループ8,8・・・・・
・と浮子9,9・・・・・・の貫通孔12に貫通させる
のである。
1の両端角部その他の所望箇所に連結することになるが
、当該ロープ13は、前記したループ8,8・・・・・
・と浮子9,9・・・・・・の貫通孔12に貫通させる
のである。
本考案は上記実施例によって具現される通り、網本体1
の上端縁2に表裏からの布地帯5,5が押当縫着されて
いるから、かくして形成された重積接合部7の強度は充
分に大となり、外力によっても損傷し難いため網本体1
か細い網糸で編成されていても、これを損傷する虞れな
く、シかも同接合部7の縫製にはミシンがけが可能であ
るため、その製作工程も簡易迅速に実施できることにな
る。
の上端縁2に表裏からの布地帯5,5が押当縫着されて
いるから、かくして形成された重積接合部7の強度は充
分に大となり、外力によっても損傷し難いため網本体1
か細い網糸で編成されていても、これを損傷する虞れな
く、シかも同接合部7の縫製にはミシンがけが可能であ
るため、その製作工程も簡易迅速に実施できることにな
る。
そして上記重積接合部7にループ8,8・・・・・・と
取付紐10.10が縫着されるから、両者の取付強度も
極めて大となり、ロープ13は浮子9,9・・・・・・
の貫通孔12だけでなくループ8,8・・・・・・にも
挿通されているから、浮子9,9・・・・・・は外力に
対し揺動を阻止され安定するから、曳網等を所望の形態
に保持し、不本意な変形を伴うことがないので効率のよ
い魚獲を期待できる。
取付紐10.10が縫着されるから、両者の取付強度も
極めて大となり、ロープ13は浮子9,9・・・・・・
の貫通孔12だけでなくループ8,8・・・・・・にも
挿通されているから、浮子9,9・・・・・・は外力に
対し揺動を阻止され安定するから、曳網等を所望の形態
に保持し、不本意な変形を伴うことがないので効率のよ
い魚獲を期待できる。
第1図は従来の曳網における袖網の浮子取付部を示した
平面図、第2図は本案に係る浮子取付部の部分平面図、
第3図は第2図の■−■線縦断拡大断面図、第4図は同
取付紐縫着近傍の一部を切欠した斜視図である。 1・・・・・・網本体、2・・・・・・上端縁、5・・
・・・・布地帯、6・・・・・・縫糸、7・・・・・・
重積接合部、8・・・・・・ループ、9・・・・・・浮
子、10・・・・・・取付紐、11・・・・・・縫糸、
12・・・・・・貫通孔、13・・・・・・ロープ。
平面図、第2図は本案に係る浮子取付部の部分平面図、
第3図は第2図の■−■線縦断拡大断面図、第4図は同
取付紐縫着近傍の一部を切欠した斜視図である。 1・・・・・・網本体、2・・・・・・上端縁、5・・
・・・・布地帯、6・・・・・・縫糸、7・・・・・・
重積接合部、8・・・・・・ループ、9・・・・・・浮
子、10・・・・・・取付紐、11・・・・・・縫糸、
12・・・・・・貫通孔、13・・・・・・ロープ。
Claims (1)
- 網本体の上端縁には表裏から布地帯を押当して、当該布
地帯を上端縁に縫着することにより重積接合部を形成す
ると共に、当該重積接合部に所望間隔だけ離間してルー
プを縫着突設し、さらに同接合部のループ間にあって、
両端を縫着した取付紐を浮子の貫通孔に挿通して、当該
浮子を上端縁に沿って所望数隣設させ、こられ浮子の貫
通孔に挿通したロープは、前記ループにも挿通してなる
魚網の浮子取付部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5294080U JPS6033827Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 魚網の浮子取付部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5294080U JPS6033827Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 魚網の浮子取付部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56153181U JPS56153181U (ja) | 1981-11-16 |
JPS6033827Y2 true JPS6033827Y2 (ja) | 1985-10-08 |
Family
ID=29647768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5294080U Expired JPS6033827Y2 (ja) | 1980-04-18 | 1980-04-18 | 魚網の浮子取付部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033827Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-18 JP JP5294080U patent/JPS6033827Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56153181U (ja) | 1981-11-16 |
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