JPS6033807A - 継目無管の製造方法及び穿孔機 - Google Patents
継目無管の製造方法及び穿孔機Info
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- JPS6033807A JPS6033807A JP14396183A JP14396183A JPS6033807A JP S6033807 A JPS6033807 A JP S6033807A JP 14396183 A JP14396183 A JP 14396183A JP 14396183 A JP14396183 A JP 14396183A JP S6033807 A JPS6033807 A JP S6033807A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B19/00—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work
- B21B19/02—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work the axes of the rollers being arranged essentially diagonally to the axis of the work, e.g. "cross" tube-rolling ; Diescher mills, Stiefel disc piercers or Stiefel rotary piercers
- B21B19/04—Rolling basic material of solid, i.e. non-hollow, structure; Piercing, e.g. rotary piercing mills
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は継目無管の製造方法及びその実施に使用する穿
孔機に関し、具体的には傾斜ロール穿孔機を利用する所
謂マンネスマン方式の継目無管の製造方法において、そ
の偏肉率を従来方法に比して低減し得る製造方法及びそ
の実施に使用する穿孔機を提案するものである。
孔機に関し、具体的には傾斜ロール穿孔機を利用する所
謂マンネスマン方式の継目無管の製造方法において、そ
の偏肉率を従来方法に比して低減し得る製造方法及びそ
の実施に使用する穿孔機を提案するものである。
所謂マンネスマン方式による継目無鋼管の製造方法は、
先ず、加熱炉にて所要の温度迄加熱されたビレツトを穿
孔機(ピアサ−)に通し、その中心部に穿孔してホロー
シェルを得、必要があればホローシェルを第2穿孔機(
エロンゲータ)に通し、拡径、薄肉化のための処理を施
した後、ホローシェルをプラグミル・マンドレルミル等
の延伸圧延機にて延伸圧延し、リーラ、サイプにて磨管
。
先ず、加熱炉にて所要の温度迄加熱されたビレツトを穿
孔機(ピアサ−)に通し、その中心部に穿孔してホロー
シェルを得、必要があればホローシェルを第2穿孔機(
エロンゲータ)に通し、拡径、薄肉化のための処理を施
した後、ホローシェルをプラグミル・マンドレルミル等
の延伸圧延機にて延伸圧延し、リーラ、サイプにて磨管
。
形状修正及びサイジングを行ない、精整工程を経て継目
無鋼管を得ることとしている。
無鋼管を得ることとしている。
しかしながら、上述の様なマンネスマン方式による継目
無鋼管の製造方法においては、穿孔中にビレットに振動
が発生する為、ビレットのパスセンタとプラグの軸心線
とがずれ、この結果偏心性偏肉の発生をきたす。
無鋼管の製造方法においては、穿孔中にビレットに振動
が発生する為、ビレットのパスセンタとプラグの軸心線
とがずれ、この結果偏心性偏肉の発生をきたす。
しかも、このような穿孔機で生じる偏心性偏肉はプラグ
ミル、リーラ、サイプ等の各圧延機にて次第にその偏肉
率を減じられるものの完全に消滅せしめることは不可能
であり、最終成品に迄残存してその品質を劣化するので
、継目無鋼管の品質上その偏肉率を各圧延機にて改善可
能な程度にまで低減することが重要である。
ミル、リーラ、サイプ等の各圧延機にて次第にその偏肉
率を減じられるものの完全に消滅せしめることは不可能
であり、最終成品に迄残存してその品質を劣化するので
、継目無鋼管の品質上その偏肉率を各圧延機にて改善可
能な程度にまで低減することが重要である。
この為、従来の穿孔機はビレットが振動した場合でも、
そのパスセンタに、プラグの軸心線を追随せしめるべく
、例えば、第1図に示す様に傾斜圧延ロール17!、1
rにより螺進移動せしめられるビレットBのパスセンタ
に一致せしめたプラグ20基端面中央に形成した連結孔
2a内にマンドレルバ−3の先端に設けた凸状連結部材
3aを遊挿し、−そのクリアランスの範囲内にてプラグ
2に自由度を持たせる構成として、プラグ2の調心作用
により螺進移動中にビレットBに振動が発生し、た場合
でもビレットBのパスセンタに対してプラグ2の軸心線
を追随せしめることができるようにして偏肉率を低減せ
んとするものであった。
そのパスセンタに、プラグの軸心線を追随せしめるべく
、例えば、第1図に示す様に傾斜圧延ロール17!、1
rにより螺進移動せしめられるビレットBのパスセンタ
に一致せしめたプラグ20基端面中央に形成した連結孔
2a内にマンドレルバ−3の先端に設けた凸状連結部材
3aを遊挿し、−そのクリアランスの範囲内にてプラグ
2に自由度を持たせる構成として、プラグ2の調心作用
により螺進移動中にビレットBに振動が発生し、た場合
でもビレットBのパスセンタに対してプラグ2の軸心線
を追随せしめることができるようにして偏肉率を低減せ
んとするものであった。
しかしながら、上述の如き従来の穿孔機においては、穿
孔中にクリアランスが一定量に固定されているため、例
えば、ビレットBの長手方向中央部の偏肉率の低減を目
的として、クリアランスを比較的大きく選定する場合に
は、中央部の偏肉は低減できるものの、ビレットBの噛
込時及び灰抜は時にはプラグ2の揺動量が大きくなるた
め、場合によってはその軸心線がパスセンタに対して大
きく傾斜し、ホローシェルHの先端部及び後端部の偏肉
率を悪化させる。この結果最終工程において当該部分を
切り捨てる必要があり、歩留りが悪くなるという欠点が
あった。
孔中にクリアランスが一定量に固定されているため、例
えば、ビレットBの長手方向中央部の偏肉率の低減を目
的として、クリアランスを比較的大きく選定する場合に
は、中央部の偏肉は低減できるものの、ビレットBの噛
込時及び灰抜は時にはプラグ2の揺動量が大きくなるた
め、場合によってはその軸心線がパスセンタに対して大
きく傾斜し、ホローシェルHの先端部及び後端部の偏肉
率を悪化させる。この結果最終工程において当該部分を
切り捨てる必要があり、歩留りが悪くなるという欠点が
あった。
一方、上述の場合に比し、クリアランスを比較的小さく
選定するときは、ホローシェルHの先。
選定するときは、ホローシェルHの先。
後端部の偏肉率は低減できるものの中央部の偏肉率が悪
化し、成品そのものが実用に供し得ない。
化し、成品そのものが実用に供し得ない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、マン
ドレルバ−の先端に備えた連結部材とプラグとの連結の
態様を両者により形成されるクリアランスが可変となる
ものとし、また、該クリアランスを穿孔の進行状態に応
じて変化せしめることとして、偏肉率を従来方法に比し
て低減し得る継目無管の製造方法及びその実施に使用す
る穿孔機を提供することを目的とする。
ドレルバ−の先端に備えた連結部材とプラグとの連結の
態様を両者により形成されるクリアランスが可変となる
ものとし、また、該クリアランスを穿孔の進行状態に応
じて変化せしめることとして、偏肉率を従来方法に比し
て低減し得る継目無管の製造方法及びその実施に使用す
る穿孔機を提供することを目的とする。
本発明に係る継目無管の製造方法は、傾斜圧延ロールに
て被圧延材をその軸心線方向に螺進移動させつつ中心部
に、マンドレルバ−に連結されたプラグを貫入せしめて
被圧延材を穿孔する継目無管の製造方法において、前記
プラグの基端面に穿った連結孔に遊挿され、該連結孔と
の間に形成するクリアランスをその進出退入により可変
とした連結部材をマンドレルバ−の先端に摺嵌し、穿孔
の進行状態に応じて該連結部材を進退せしめることを特
徴とする。
て被圧延材をその軸心線方向に螺進移動させつつ中心部
に、マンドレルバ−に連結されたプラグを貫入せしめて
被圧延材を穿孔する継目無管の製造方法において、前記
プラグの基端面に穿った連結孔に遊挿され、該連結孔と
の間に形成するクリアランスをその進出退入により可変
とした連結部材をマンドレルバ−の先端に摺嵌し、穿孔
の進行状態に応じて該連結部材を進退せしめることを特
徴とする。
即ち、第2図に示す様にプラグ2oの基端面中火にその
先端側に向けて縮径してなる適法の連結孔21を形成し
、また、マンドレルバ−30に進出退入可能に摺嵌され
た連結部材35を連結孔21と同一のテーバにて先端側
に縮径してなる円錐体状として、この連結部材35を連
結孔21内に遊挿する。
先端側に向けて縮径してなる適法の連結孔21を形成し
、また、マンドレルバ−30に進出退入可能に摺嵌され
た連結部材35を連結孔21と同一のテーバにて先端側
に縮径してなる円錐体状として、この連結部材35を連
結孔21内に遊挿する。
一方、穿孔進行状態、つまりビレットHの先端面から貫
入したプラグ20の先端面の貫入位置を検知する。そし
て、該貫入位置がビレッl−Bの先。
入したプラグ20の先端面の貫入位置を検知する。そし
て、該貫入位置がビレッl−Bの先。
後端近傍位置にある場合は連結部材35と連結孔21と
の間に形成するクリアランスが小さくなる様、換言すれ
ば連結部材35の連結孔21に対する挿入量を大きく、
一方、貫入位置がビレッ)Bの中間部にあるときはクリ
アランスが大きくなる様、換言すれば前記挿入量を小さ
くすることにょリビレソトBの軸長方向の全長に亘り、
従来方法に比して偏肉率を低減せんとするものである。
の間に形成するクリアランスが小さくなる様、換言すれ
ば連結部材35の連結孔21に対する挿入量を大きく、
一方、貫入位置がビレッ)Bの中間部にあるときはクリ
アランスが大きくなる様、換言すれば前記挿入量を小さ
くすることにょリビレソトBの軸長方向の全長に亘り、
従来方法に比して偏肉率を低減せんとするものである。
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述する
。第3図は本発明方法の実施に使用する穿孔機Aの略示
正面図、第4図はその平面断面図である。
。第3図は本発明方法の実施に使用する穿孔機Aの略示
正面図、第4図はその平面断面図である。
図示しない加熱炉にて所要の温度まで加熱されたビレッ
トBはその穿孔先端面にセンタ穴加工を施された後、穿
孔機Aに通される。穿孔機Aは軸長方向の中間に直径が
最大となるゴージ部11を備え、また、このゴージ部1
1の両側に夫々端末側に向かうに従い直径が漸減されて
円錐台形をなす入口面12.出口面13を備え、ビレソ
)Bを螺進移動せしめる一対の圧延ロール11 It
、llrと、全体として砲弾形状をなす穿孔用のプラグ
20と、穿孔中にビレットBからプラグ20に与えられ
るスラスト力を支承する管状のマンドレルバ−30と、
ビレットBのパスセンタの上下に対設され、ビレットB
の上下方向への変位を規制するガイドシュー6からなっ
ている。
トBはその穿孔先端面にセンタ穴加工を施された後、穿
孔機Aに通される。穿孔機Aは軸長方向の中間に直径が
最大となるゴージ部11を備え、また、このゴージ部1
1の両側に夫々端末側に向かうに従い直径が漸減されて
円錐台形をなす入口面12.出口面13を備え、ビレソ
)Bを螺進移動せしめる一対の圧延ロール11 It
、llrと、全体として砲弾形状をなす穿孔用のプラグ
20と、穿孔中にビレットBからプラグ20に与えられ
るスラスト力を支承する管状のマンドレルバ−30と、
ビレットBのパスセンタの上下に対設され、ビレットB
の上下方向への変位を規制するガイドシュー6からなっ
ている。
両ff[ロール111 、IlrはビレットBのパスセ
ンタの両側に夫々平面視では両軸心線が平行となるよう
に、また、正面視ではパスセンタに対し一方の入口面1
2が上側を向き、他方のそれは下側を向くように夫々所
要角度傾斜せしめて配設されている。
ンタの両側に夫々平面視では両軸心線が平行となるよう
に、また、正面視ではパスセンタに対し一方の入口面1
2が上側を向き、他方のそれは下側を向くように夫々所
要角度傾斜せしめて配設されている。
一方、プラグ20の基端面ばプラグ20の軸心線に対し
て垂直な面に形成してあり、その中央にはプラグ20の
先端側に向けて縮径してなる遡源の連結孔21が形成さ
れている。マンドレルバ−30の本体31は管状をなし
、その基端側は図示しないスラストブロックに連結され
ており、プラグ20がビレットBより受けるスラスト力
を支承するようにしてあり、中途にはバーステープイア
が配設されており、マンドレルバ−30の撓み及び回転
を防止している。
て垂直な面に形成してあり、その中央にはプラグ20の
先端側に向けて縮径してなる遡源の連結孔21が形成さ
れている。マンドレルバ−30の本体31は管状をなし
、その基端側は図示しないスラストブロックに連結され
ており、プラグ20がビレットBより受けるスラスト力
を支承するようにしてあり、中途にはバーステープイア
が配設されており、マンドレルバ−30の撓み及び回転
を防止している。
本体31の先端には有底筒状の案内筒32がその底面外
側に形成された連結ボス部32aをこれに嵌合して溶接
固着されている。案内筒32の底部から先端開口側に適
長離隔した位置には、その底部に穴34aを形成された
有底筒状の゛ストッパ34がその開口部を先端側に向け
て、案内筒32に同心的に内嵌固着されている。ストッ
パ34の先端側には前記連結孔21と同様のテーバを形
成された円錐体状先端部を備え、また、その基端側が案
内筒32の内径と同径の円柱状に形成された連結部材3
5が摺嵌されている。
側に形成された連結ボス部32aをこれに嵌合して溶接
固着されている。案内筒32の底部から先端開口側に適
長離隔した位置には、その底部に穴34aを形成された
有底筒状の゛ストッパ34がその開口部を先端側に向け
て、案内筒32に同心的に内嵌固着されている。ストッ
パ34の先端側には前記連結孔21と同様のテーバを形
成された円錐体状先端部を備え、また、その基端側が案
内筒32の内径と同径の円柱状に形成された連結部材3
5が摺嵌されている。
連結部材35の基端面中央には長手方向寸法の略半分に
到る深さのロッド挿入口35aが形成されており、この
挿入口35aの内奥部は小径としである。
到る深さのロッド挿入口35aが形成されており、この
挿入口35aの内奥部は小径としである。
また、連結部材35の円柱部の中央部には適長分だけの
逃げ部35bが形成されており、摺動時の摩擦を低減し
ている。
逃げ部35bが形成されており、摺動時の摩擦を低減し
ている。
一方、ストソバ34の基端側には油圧ピストン33が油
密に嵌合されており、油圧ピストン33と案内筒32の
内奥部とで単動油圧シリンダを構成している。油圧ピス
トン33と案内筒32の内奥部との間の油室は油圧制御
回路38を介して図示しない圧油供給源に接続されてお
り、この油室への圧油供給によって油圧ピストン33に
同心固着したロッド33aを進出せしめる。ロッド33
aは前記穴34aを挿通してロッド挿入口35aの先端
小径部に遊挿又は螺着・ピン結合等適宜手段により固着
されている。
密に嵌合されており、油圧ピストン33と案内筒32の
内奥部とで単動油圧シリンダを構成している。油圧ピス
トン33と案内筒32の内奥部との間の油室は油圧制御
回路38を介して図示しない圧油供給源に接続されてお
り、この油室への圧油供給によって油圧ピストン33に
同心固着したロッド33aを進出せしめる。ロッド33
aは前記穴34aを挿通してロッド挿入口35aの先端
小径部に遊挿又は螺着・ピン結合等適宜手段により固着
されている。
ストッパ34の底面〜ロッド挿入口35aの大径部と小
径部との境界段部間にはロッド33aを囲繞するコイル
バネ36が張設されており、連結部材35をストッパ3
4側へ牽引付勢するようになっている。
径部との境界段部間にはロッド33aを囲繞するコイル
バネ36が張設されており、連結部材35をストッパ3
4側へ牽引付勢するようになっている。
斯かる機構にあっては、ロッド33aに連結された連結
部材35は圧油供給源から圧力制御回路38を介して案
内筒32内の油室に圧油が供給されると先端側へ進出せ
しめられ、また、油圧が開放されるとコイルバネ36に
より基端側へ退入せしめられる。
部材35は圧油供給源から圧力制御回路38を介して案
内筒32内の油室に圧油が供給されると先端側へ進出せ
しめられ、また、油圧が開放されるとコイルバネ36に
より基端側へ退入せしめられる。
また、案内筒32のボス部32a中心から案内筒32の
側壁には冷却水給排孔39a及び39bが形成されてお
り、案内筒32内の油圧ピストン33〜ストッパ34間
の空間40に連通している。冷却水給孔39aは本体3
1内を挿通した冷却水供給管31aに連なり、該冷却管
31aは図示しない冷却水供給源に連なっている。冷却
水供給源から供給される冷却水は空間40内を通流して
その近傍を冷却し、本体31内に冷却水排孔39bを通
って排出される。なお、穴34a、ストッパ34の外周
及び油圧ピストン33の外周にはシール部材が介装され
ており、空間4oを水密状態にしている。
側壁には冷却水給排孔39a及び39bが形成されてお
り、案内筒32内の油圧ピストン33〜ストッパ34間
の空間40に連通している。冷却水給孔39aは本体3
1内を挿通した冷却水供給管31aに連なり、該冷却管
31aは図示しない冷却水供給源に連なっている。冷却
水供給源から供給される冷却水は空間40内を通流して
その近傍を冷却し、本体31内に冷却水排孔39bを通
って排出される。なお、穴34a、ストッパ34の外周
及び油圧ピストン33の外周にはシール部材が介装され
ており、空間4oを水密状態にしている。
ロール11L11rの入側におけるビレットBの移動域
の上方にはビレットBの通過を検出するHMD41が設
置されており、ビレッ)Bの先端検知信号を計数開始信
号としてプリセットカウンタ43に入力する。また、図
示しない出側搬送系のローラにはロークリエンコーダ4
2が取付られており、該ローラにより移動せしめられる
ビレットB(又はホローシェルH)の移動量に応じた数
だけのパルスを発し、これをプリセットカウンタ43に
計数対象として入力する。
の上方にはビレットBの通過を検出するHMD41が設
置されており、ビレッ)Bの先端検知信号を計数開始信
号としてプリセットカウンタ43に入力する。また、図
示しない出側搬送系のローラにはロークリエンコーダ4
2が取付られており、該ローラにより移動せしめられる
ビレットB(又はホローシェルH)の移動量に応じた数
だけのパルスを発し、これをプリセットカウンタ43に
計数対象として入力する。
なお穿孔開始当初は、ロッド33a、連結部材35を圧
油にて進出せしめ連結部材35と連結孔21との間のク
リアランスを小さく設定しておく。そして、プリセット
カウンタ43は■MD 41からビレット先端検知信号
が入力されると、ロータリエンコーダ41の出力パルス
の計数を開始し、プラグ20のビレットBに対する貫入
位置を計数する。そして、該貫入位置がビレッ)Bの先
端から適長進入した位置となった時点で、計数値がプリ
セットカウンタ43に予め設定した値になるとプリセッ
トカウンタ43は圧力制御回路38に対して所定信号を
発し、油圧ピストン33への油圧の付与を解除する。従
って、連結部材35はコイルバネ36により基端側に牽
引されてストッパ34に当接し、その先端部と連結孔2
1との間のクリアランスを増大する。このようにしてク
リアランスが大きい状態での穿孔が進行し、プラグ20
の貫入位置がビレソI−B(7)後端に近い位置になっ
た時点で、計数値がプリセットカウンタ43に予め設定
された値になると、プリセットカウンタ43は圧力制御
回路38に対して所定信号を発し、油圧ピストン33へ
の油圧の付与を再開し、連結部材35を進出せしめてク
リアランスを縮小する。そして、このクリアランスにて
ビレットBの後端部の穿孔を行ない穿孔が終了するとプ
リセットカウンタ43はHMD41によるビレット後端
末検知信号等を利用してリセフトされる。
油にて進出せしめ連結部材35と連結孔21との間のク
リアランスを小さく設定しておく。そして、プリセット
カウンタ43は■MD 41からビレット先端検知信号
が入力されると、ロータリエンコーダ41の出力パルス
の計数を開始し、プラグ20のビレットBに対する貫入
位置を計数する。そして、該貫入位置がビレッ)Bの先
端から適長進入した位置となった時点で、計数値がプリ
セットカウンタ43に予め設定した値になるとプリセッ
トカウンタ43は圧力制御回路38に対して所定信号を
発し、油圧ピストン33への油圧の付与を解除する。従
って、連結部材35はコイルバネ36により基端側に牽
引されてストッパ34に当接し、その先端部と連結孔2
1との間のクリアランスを増大する。このようにしてク
リアランスが大きい状態での穿孔が進行し、プラグ20
の貫入位置がビレソI−B(7)後端に近い位置になっ
た時点で、計数値がプリセットカウンタ43に予め設定
された値になると、プリセットカウンタ43は圧力制御
回路38に対して所定信号を発し、油圧ピストン33へ
の油圧の付与を再開し、連結部材35を進出せしめてク
リアランスを縮小する。そして、このクリアランスにて
ビレットBの後端部の穿孔を行ない穿孔が終了するとプ
リセットカウンタ43はHMD41によるビレット後端
末検知信号等を利用してリセフトされる。
以上のようにして本発明においては、連結部材35と連
結孔21との間に形成されるクリアランスをビレソ)H
の先端部及び後端部の穿孔時に小さく、また、その中間
部において大きくするのでビレットBの先、後端におい
てはプラグ20の揺動量が少なくなり、これに起因する
先、後端部の偏肉率の悪化を防止でき、また、中間部に
おいてはプラグ20に充分な調心作用が得られるので、
ホローシェルHの全長に亘って従来方法に比して偏肉率
を低減できる。
結孔21との間に形成されるクリアランスをビレソ)H
の先端部及び後端部の穿孔時に小さく、また、その中間
部において大きくするのでビレットBの先、後端におい
てはプラグ20の揺動量が少なくなり、これに起因する
先、後端部の偏肉率の悪化を防止でき、また、中間部に
おいてはプラグ20に充分な調心作用が得られるので、
ホローシェルHの全長に亘って従来方法に比して偏肉率
を低減できる。
次に、本発明の効果を明らかにする。第5図は本発明方
法による偏肉率(図中破線で示す)と従来方法による偏
肉率(図中実線で示す)とを対比して示すグラフであり
、縦軸は偏肉率〔%〕を横軸はホローシェルHの先端か
らの距離(’m)を夫々表わしている。
法による偏肉率(図中破線で示す)と従来方法による偏
肉率(図中実線で示す)とを対比して示すグラフであり
、縦軸は偏肉率〔%〕を横軸はホローシェルHの先端か
らの距離(’m)を夫々表わしている。
なお、供試材は下記のものを用いた。
材質:炭素鋼
ビレット寸法:187φX 4320 Jホローシェル
寸法:186φx20t x 112007!また、穿
孔機仕様は下記の通りである。
寸法:186φx20t x 112007!また、穿
孔機仕様は下記の通りである。
プラグ寸法:141φ
穿孔速度=83011■/秒
従来方法における
クリアランス:31(全長に亘り一定)本発明方法にお
ける クリアランス:ビレットBの先、後端部1.5+nビレ
ツトBの中間部4.511 グラフから読取れるように、本発明による場合はホロー
シェルHの略全長に亘り、従来方法に比して偏肉率が数
ポイント改善されている。
ける クリアランス:ビレットBの先、後端部1.5+nビレ
ツトBの中間部4.511 グラフから読取れるように、本発明による場合はホロー
シェルHの略全長に亘り、従来方法に比して偏肉率が数
ポイント改善されている。
なお、上述の実施例では連結部材35を油圧駆動したが
、水圧、空圧によって駆動することとしてもよいことは
勿論である。また、連結部材35を案内筒32から螺条
送りにより進退させてクリアランスを調整するものとし
てもよい。
、水圧、空圧によって駆動することとしてもよいことは
勿論である。また、連結部材35を案内筒32から螺条
送りにより進退させてクリアランスを調整するものとし
てもよい。
また、第6図に示すようにピストン50の背面側の空間
51に所定圧の油、水、空気等を供給管52を介して供
給し、その圧力により連結部材35′を進出せしめ、ま
た、その圧力を減少せしめて、押バネ36′の付勢力に
より連結部材35′を退入せしめ、そのクリアランスを
調整するものとしてもよい。
51に所定圧の油、水、空気等を供給管52を介して供
給し、その圧力により連結部材35′を進出せしめ、ま
た、その圧力を減少せしめて、押バネ36′の付勢力に
より連結部材35′を退入せしめ、そのクリアランスを
調整するものとしてもよい。
なお、上述の実施例では連結孔の形状及び連結部材の先
端部の形状を共に先端側に縮径してなるものとしたが、
連結孔の形状を真直なものとし、連結部材の形状を先端
側に縮径してなるものとしてもよく、また、逆に連結孔
を縮径してなるものとし、連結部材の先端を真直なもの
としてもよい。
端部の形状を共に先端側に縮径してなるものとしたが、
連結孔の形状を真直なものとし、連結部材の形状を先端
側に縮径してなるものとしてもよく、また、逆に連結孔
を縮径してなるものとし、連結部材の先端を真直なもの
としてもよい。
以上詳述した如く本発明は継目無管の全長に亘り、従来
方法に比してその偏肉率を低減でき、成品の品質向上が
図れる等、本発明は優れた効果を奏する。
方法に比してその偏肉率を低減でき、成品の品質向上が
図れる等、本発明は優れた効果を奏する。
なお、本発明は上述の20一ル板状ガイドシユー型穿孔
機に限らず、周知の種々穿孔機等、他の傾斜圧延機を使
用する場合にも適用できる。
機に限らず、周知の種々穿孔機等、他の傾斜圧延機を使
用する場合にも適用できる。
第1図は従来方法の実施状態を示す平面断面図、第2図
は本発明の原理説明図、第3図は本発明に使用する穿孔
機の略示正面図、第4図はその平面断面図、第5図は偏
肉率の比較を示すグラフ、第6図は他のクリアランス調
整機構を示す平面断面図である。 111、.11r・・・圧延ロール 20・・・プラグ
21・・・連結孔 30・・・マンドレルバ−32・
・・案内筒 33・・・油圧ピストン35・・・連結部
材 36・・・コイルバネ 41・・・HMD 42・
・・ロータリエンコーダ 43・・・プリセットカウン
タ A・・・穿孔機 B・・・ビレ7ト H−・ボロー
シェル 特 許 出願人 住友金属工業株式会社代理人 弁理士
河 野 登 夫
は本発明の原理説明図、第3図は本発明に使用する穿孔
機の略示正面図、第4図はその平面断面図、第5図は偏
肉率の比較を示すグラフ、第6図は他のクリアランス調
整機構を示す平面断面図である。 111、.11r・・・圧延ロール 20・・・プラグ
21・・・連結孔 30・・・マンドレルバ−32・
・・案内筒 33・・・油圧ピストン35・・・連結部
材 36・・・コイルバネ 41・・・HMD 42・
・・ロータリエンコーダ 43・・・プリセットカウン
タ A・・・穿孔機 B・・・ビレ7ト H−・ボロー
シェル 特 許 出願人 住友金属工業株式会社代理人 弁理士
河 野 登 夫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、傾斜圧延ロールにて被圧延材をその軸心線方向に螺
進移動させつつ中心部に、マンドレルバ−に連結された
プラグを貫入せしめて被圧延材を穿孔する継目無管の製
造方法において、前記プラグの基端面に穿った連結孔に
遊挿され、該連結孔との間に形成するクリアランスをそ
の進出退入により可変とした連結部材をマンドレルバ−
の先端に摺嵌し、穿孔の進行状態に応じて該連結部材を
進退せしめることを特徴とする継目無管の製造方法。 2、傾斜圧延ロールにて被圧延材をその軸心線方向に螺
進移動させつつ中心部に、マンドレルバ−に連結された
プラグを貫入せしめて被圧延材を穿孔する穿孔機におい
て、 マンドレルバ−の先端に進出退入自在に摺嵌してあり、
また、前記プラグの基端面に穿った連結孔に遊挿し、そ
の進出退入により連結孔との間に形成するクリアランス
を可変とした連結部材と、穿孔の進行状態を検知する検
知器とを具備し、該検知器の検知結果に基づき前記連結
部材の進退量を制御すべく構成したことを特徴とする穿
孔機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14396183A JPS6033807A (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | 継目無管の製造方法及び穿孔機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14396183A JPS6033807A (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | 継目無管の製造方法及び穿孔機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6033807A true JPS6033807A (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=15351074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14396183A Pending JPS6033807A (ja) | 1983-08-06 | 1983-08-06 | 継目無管の製造方法及び穿孔機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6033807A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4928507A (en) * | 1984-09-01 | 1990-05-29 | Kocks Technik Gmbh & Co. | Methods and apparatus for manufacturing seamless tube |
-
1983
- 1983-08-06 JP JP14396183A patent/JPS6033807A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4928507A (en) * | 1984-09-01 | 1990-05-29 | Kocks Technik Gmbh & Co. | Methods and apparatus for manufacturing seamless tube |
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